2025.03.18

●当面の間【3/18~未定】休業致します

えー、何時もお世話になっております。
武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

本日は表題通りの御案内「今日から暫くの間、休業致します」

原因は建物の躯体トラブル。
元々が老朽物件で彼方此方にガタが来ていたのですが、致命的な瑕疵が発生。
営業を続けるのに難しい状況となってしまいました。
そんな訳で苦渋の決断、本日より暫くお店を閉める事となりました。

類似の事例は過去何度かありましたが、何れも軽度の不具合。
3~10日程度で復旧/営業再開する事が出来ました。
ただ今回は工務店さん入れての大掛かりか補修が必要みたく。
しかもトラブル発生したのが一昨日なものでして、業者の手配からスタート。
今んトコ、営業再開の目途は全く立っておりません。

御迷惑を御掛けしますが、宜しくお願い致します。

 

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2025.03.12

●「五竜の受難」

えー、昨晩「第八次白馬遠征」から帰東。
今夜からオシゴト再開の武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

所処で今冬の白馬は此処30年程の中でも最も降雪量の多いシーズン。
近年の暖冬小雪続きに頭を痛めていたスキー場としては「恵みの雪」なのですが、余りにも雪大杉だと「福転じて災いと成す」。
今回の遠征はそんな「雪害」にモロにぶち当たった二日間でした。

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遠征初日、3月10日(月)。
今季数える程しか当たってないブルーバード「突き抜ける様な快晴」。
でもキャビンの営業開始時刻はとっくの昔に過ぎてます。
嗚呼、こんな「The day」に限って…、
「テレキャビンは安全確認の為、営業開始が遅れる見込みです」。

馴染みのキャビンスタッフさんからの身内情報によると、山頂へ送電線を繋いでる電柱が傾斜し停電の危険性が有るとの話。
想定以上の積雪量+春の陽気で雪の表層が動き電柱を圧迫。
アル3乗車場付近と林道に立ってる2本が可也ヤバイらしく、パトさんと専門家が状況確認/安全確保に向かっているとの事です。

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こー云うやつです。
電柱が倒れ送電線が切れればゴンドラもアルプス平の各リフトも「漏れなく停止」。
ゴンドラに関して燃料で鈍行運転可能なものの、チェアリフトは宙吊りの計。
パトさんのロープ救助を待つ以外、如何しよーもありません。
(※.索道の動力源は電気です)

結局テレキャビンは定刻の3時間以上遅れ、11ː25に運行開始。
但し安全確保の為、ダイナミック~ウッディは終日クローズ。
下山コースの閉鎖が解除されたのは、翌日(3月11日)の正午になりました。

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遠征二日日、3月11日(火)。
前日のテレキャビンに続き、この日の受難はスカイ‐4。
「11ː30で営業終了、運休のお知らせ」。

原因はコレ(↓)です。

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エキスパートのクラック。
最大傾斜部に「深く」「長い」横皺が2本入っています。
直近三日間の高温続きに加えこの日は雨で、危険度は増大。
全層雪崩が発生すれば流れ落ちて来たデブリで、スカイ4支柱倒壊の恐れもあります。

それにエキスパートには「前科」があるのです…。

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2021/22シーズンのエキスパートでは全層雪崩が発生。

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しかも雪崩の起きた時期(2022年3月14日)がモロ被り。
そりゃゲレンデ運営も慎重にならざるを得ませんよねぇ…。

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前回の雪崩は夜間に起こったので、人的被害の無かったのが不幸中の幸い。
また、エキスパート下部でデブリは止まり、とおみまで流れ込んで来ませんでした。
しかし今季は積雪量が段違い、状況を考える致し方無い判断だと思われます。

尚、身内情報だとスカイ4の営業休止は3/15(土)まで確定。
運休期間中のとおみゲレンデはエキスパート側が大幅にセパレート。
稼働索道は日中/ナイター共に、とおみ1/とおみ2となります。
以降は天候や斜面状況等を見て営業再開/運休延長の判断をするとの事でした。

と、二日続けて索道トラブルのイレギュラー続き。
記録的な大雪が齎した雪害「五竜の受難」でした、とさ。

 

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2025.03.09

●今週の【3/9(日)~3/11(火)】の営業案内と定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で今週の営業案内&オヤスミ案内。

※3/9(日)は22ː30までの時短営業となります。
※3/10(月)~3/11(火)は連休となります。

御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
m(__)mペコリ。

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2025.03.08

●2024/25.二十五滑目「丸沼」

えー、月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミの瓦礫坂の酒場。
今週も例に由ってのスノーライフで御座います。
予定では白馬遠征に向かう心算も、雨予報☂でキャンセル。
日帰りの主戦エリア、越後湯沢の各ゲレンデも同様に降雨っぽく回避。

そんな訳で「雨」と「風」を避けて思案苦慮のゲレンデチョイス。
向かったのは2022年12月以来.2シーズン振りとなる「丸沼」です。

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10ː35、ゲレンデとーちゃく。
この日(3/3)の片品村は予報通りの大雪、未明から早朝に掛けての積雪は約20㎝。
国道120号も白根温泉から先は一気に雪量増加、一面の銀世界となっていました。

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10ː55、先ずはゴンドラで山頂に向かいます。
交走式じゃ無く循環式ですけど、名称は「日光白根山ロープウェー」。

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日光白根山は雲の中、山容のカケラも望めません。
標高2000mのゲレンデトップでもマイナ3~4℃程度、湿度も高く緩い冷え込み。

取敢えず主要コースのコンディションを様子見。
しらね~からくら~ローズ~バイオレットを経て第5に向かいます。

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まるで湯沢の里山みたいなモッサリ雪。
水上沼田エリアでは最も標高の高い丸沼ですが、重く湿ったウェットスノー。
緩斜面で積雪抵抗が大きいと、板が全然走りません。
ローズ中部のヘアピンまでは「真っ直ぐ」滑り降りるだけでした。

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11ː15、やっばりメインはココ。
第5でバイオレットとローズ下を回します。

742mの距離を3分10秒で結ぶ高速デチャッタヴルペア。
運行速度約14㎞、搬器の射出間隔5秒とずば抜けた機動力/輸送力を誇ります。

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ローズもモサモサ。

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バイオレットもモサモサ。
今シーズンの記録的大雪は水上沼田エリアでも同様らしく、バイオレットは明らかに斜度が緩くなっていました。

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取敢えずこの辺を攻めますか。
バイオレット/ローズ共に、コースサイドはオフピステのコンデション。
特にローズの樹林帯側は脇パウが食べ残しだらけです。

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ナチュラルバーンを新雪喰い。
しかし「斜度不足でスキー走んない」「雪も重くてスキー走んない」。
ノートラに板を進めても新雪を踏み固めるだけで浮遊感皆無。
あんまり楽しく無いパウ滑でした。

7本回した後にゴンドラを挟み、ブルーに向かいました。

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12ː25、珍しく第4でブルー回し。
直近のスノーライフはモサグサ雪ばかりで、やや雑な滑りが続いてます。
そんな訳で滑りのメカニズム調整、緩斜面でバリトレを重ねます。

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ブルーは「プライベートゲレンデ状態」。
40分程回しましたが、その間殆ど貸し切り。
スロープに残るシュプールも自分の滑走ラインだけでした。

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13ː05、再び第5へ。
気温はマイナ5℃程度も吹き下ろしの風が強くなり、体感温度は大幅に低下。
「こりゃゴンドラ回しと併用かな~」なーんて思ってたら…。
その矢先、打つ手を塞がれてしまいました。

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「山頂付近強風の為、ロープウェー減速運転中」のアナウンス。
見るからに鈍行運転のゴンドラに乗る気はなれず、第5回し継続。

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試しに1本挟んでみて、意外と良かったのがグリーン。
バイオレットに較べモサ感が少なく、下地に板を噛ませ易い。
以降、バイオとグリーンをランダム回し。

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たまーにゴンドラ挟みます。
しかし10㎞/hの減速運行、これじゃクワッド以下の速度です。
下山コースも15分の乗車時間に見合ったスペックは無く(半分以上が廊下)、この日のゴンドラ乗車は4本に止まりました。

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それにしても今日の丸沼は「見事な程に空いてます」。
平日でもそれなり混雑するバイオレットですらこの過疎っ振り。
第5を回すゲストも数える程、乗車待ち皆無のスルーゲート状態でした。

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何だかんだでモサグサの腐れ雪も楽しくなって来ました。
御覧の様に終日の曇天コンデションでしたが、視界がクリアだったのが救い。
まぁそれなりに充実したアクティビティでした。

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・滑走本数/35本 (第5×26 第3×5 ロープウェー×4)
・滑走距離/41.32km ・滑走時間/1:26:29
・高度下降累計7480m・平均速度/28.8kph ・最高速度/50.7kph

この日はバスツアー使ってのアクセス、ゲレンデ滞在時間は実質5時間。
それでこんだけ回せれば充分です。

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15ː45、ラス1本。
北西の空には薄青空が覗く様になって来ました。

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雲の切れ間には武尊のネコ耳も望めます。
左が中ノ岳、右が最高峰の沖武尊。

で、この30分後に地団駄を踏む事になるのです…。

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16ː15、ゲレンデ営業終了時刻を見計らった様に、
「晴れました」。

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澄んだ青空から燦々と降り注ぐ陽射し。
スキーを終えた後になって、絶好のスキー日和に恵まれ(?)ました。
「何の嫌がらせだ、コレは…💀」。

と、こんな感じの三月初滑、雛祭りin丸沼高原。
「開業50周年」おめでとうございました、とさ。

 

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2025.03.07

●令和七年.東京「初飲み」

えー、今週月曜日はお店定休日=スノーライフの日。
例に由ってのハードワークなアクティビティを終え、20時杉に自宅帰投。
風呂と晩酌を済ませ床に就こうかと思ったのですが、意外と身心共に余力残し。
だったら折角のオヤスミ、軽く寝酒を飲りに出掛けて参りました。

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伺ったのは初見のお店、まぁ多少の縁はありますけどね。
そんな訳での「2025年.東京初飲み」なのでした。

 

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2025.03.06

●本日の【3/6(木)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。

でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)あります。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまに(?)あります。

そんな訳で本日の営業案内で御座います

※.3月6日(木)は開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)

理由はまぁ…、お察しの通りです⛄。

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2025.03.05

●2024/25.二十四滑目「石打丸山」

えー、武蔵野口の場末のバァの定休日は月曜日、それ以外は商いの日です。

しかし先週は二月最終週の事。
「2月中にもう1回くらいは滑りに行きたいなぁ…」
なーんて疼き出すスキー虫には抗えず、2/27は「お店入りの前に軽い運動」決行。
シーズン中に何度かやる、日帰りスキーライフ→オシゴトの基地外狂行軍です。

そんな訳での二月最終滑エントリー。
向かったゲレンデは湯沢エリアのホームゲレンデ、石打丸山で御座います。

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815、中央口とーちゃく。
この日の石打は「午前/曇りのち晴れ、午後/晴れ」の予報。
好天狙いの強行スノーライフだったのですが、そんな目論見は大外れ。

どんよりと薄暗い灰鼠の空から降り敷く雪、そしてゲレンデ中腹部に籠るガス。
気温も2~3℃と高く、今日は視界不良下のアクティビティとなりそうです

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8ː30、アクティビティスタート。
「雪」だか「霙」だか「雨」だか解んない、ビミョーな「モノ」が降っています。
こんな日はフード付きデチャッタヴルが有難い。

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オープニングは何時も通り、銀座からダイナミックへ。
バーンは放射冷却のカケラも感じられない緩い下地に、湿った新雪が5~10㎝堆積。
例に由っての「モッサリ湯沢雪」コンデション、板の走りはイマ2~イマ3。

しかも銀座からして濃霧状態、フラットライトで目視利き辛い…。

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9ː10、山頂ゲレンデ営業開始。
うーん、何も見えん…。
(※注.この日は晴れ予報です)

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リフトから魚沼盆地を見返ると、其処はホワイトアウトの世界。
眼下には越後三山~巻機山~谷川連峰のパノラマが一望の元に見晴らせました。
(※注.心の眼で見ています…)

「にっちもさっちもひとみちゃん」の白闇に支配された朝イチの山頂ゲレンデ。
3本回すもガス引きの気配は無く撤収、視界を求めて標高を下げるのですが…。

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パラ尾根~グリーンですらこの有様。
(※注.この日は晴れ予報です)

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ダイナミックまで下りて、やっと滑走可能なコンデション。
板の引っ掛かるザク雪ですが「見えるだけマシ」です。

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10ː15、ハツカ石に移動。
今んトコ、ガス掛って無いのは「ハツカ石」「観光口」「サンライズ下部」のみ。
よーするにゲレンデボトム以外、使い物にならないのでした。

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少し青空が覗けたりしますが、それもほんのひと時。

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11ː10、山頂ゲレンデはやっとガスが引きました。

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荒れてますが未だ回せるレベルです。
踏まれて固められた雪と削られ盛られた雪が混在、モッサモサのグッサグサで雪面コンタクトが不均一。
前半スキッド/短く強いエッジングは/体幹を保ち腰.膝.足首の吸収動作を意識。
八割速度域のショートターンで回してました。

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正午を過ぎると天候も高曇りで安定。
魚沼盆地が望める様になって来ました。

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しかし山頂ゲレンデは混雑開始。
一般ゲストの皆様は「腐れ悪雪」に悪戦苦闘。
「斜向」に「転倒」に「急停止」に「減速不能」にと挙動不審な滑りの方が多く、車間距離を長めに取らざるを得ません。
このバーンコンディションで滑走ライン不如意なのは辛い…。

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そんな訳で比較的空いている大丸へ避難。
山頂に較べると荒れも少なく、ターン中~後半はカービングで削った滑り可能。
R深めに取ったミドルが気持ち良く決まりました。

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以降、大丸/ダイナミック/ハツカ石をザッピング。
今日の石打は何処滑ってもモサモサのナチュラルバーン。
次第に滑りも腐れ雪にアジャスト「何だか楽しくなって来たゾ♪」。

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14ː30、遅蒔き乍ら「やっと晴れ模様」。

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瞬く間に天候V字回復、好天に好転。
「遅い、遅い、遅過ぎる…」。

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バーンはモサグサ雪がクラスト化。
滑走ノイズの大きいラフなコンデションとなって来ましたが、高温なのが幸い。
しっかり踏み込んでエッジ噛まして行けば蹴散らして行けるレベル。
何よりこれだけ雪面状況が目視出来れば、クラストでも難度は大幅に下がるのです。

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クラスト粉砕「ロングターン回し♬」。
谷回り長めに取ってスキーを走らせ、スビートと重心移動のタイミングを調整。
切り替えはダイレクトに次のターンへ移行、外向とやや低めのポジションを意識。
この日はこの5本が一番楽しかったなぁ。

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1550、最後は大丸で3本〆。
この日はオシゴトの都合上、17時までに湯沢駅に戻らねばなりません。
もーちょい回したい気持ちを抑え、16時に板仕舞い。
ギア片してシャトルバス→新幹線乗車、20時からオシゴトに入るのでした。

おしまい。

 

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2025.03.04

●2024/25.二十三滑目「ハンタマ」

えー、、先週の火曜日はお店入りの前に「軽い運動」。
シーズン中に何度かやる、日帰りスキーライフ後のオシゴト強行軍です。

そんな訳で丁度一週間前の滑走記エントリー。
向かったゲレンデはスコッチエッグ、ハンタマ塩原で御座います。

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10ː50、アクティビティスタート。
スノキャスさんの予報通りスーパーファインの青空☀、そして何より「無風」。
兎角「吹き上げ爆風」に祟られる事の多い2月のハンタマ。
一番の大敵、那須颪も凪いて、100点満点の気象コンディション。
基地外なスケジュール組んでやって来た甲斐がありました。

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ゴンドラ乗車。
愛機(ディナ/Master-SL)のトップシートが映える「Heavenly Blue」の深く澄んだ空。
背後に望めるのは栃木百名山の一.前黒山。

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ゴンドラより望むマディソン。

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同、ウォール。
下半分が「真っ平」のハンタマ、この2コースが主戦コースとなります。

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11ː05、先ずはウォール。
人工雪ベースのバーンは「カチッ」と締まり抜群のグリップ、雪面タッチ。
コース荒れも少なく、フラットを維持したピステは絶好の「Carvingバーン」です。

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三連休明けの平日火曜日、思ってた以上にゲレンデはガラガラ。
コース幅を目一杯に取ったロングターンで回せました。

兎角天候に恵まれない事の多い今季のスノーライフ。
終日ピーカンの好天日に当たったのは2月初めてです。

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エナメル彩の青空に映える、キリンさん(スティックガン)とトップオブ霧氷。

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白樺~♪ 青空~♪ 南風~♬。
(※.スキーヤー的観点だと、南風だけは要りません)

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続いてマディソン。
こっちもしっかりとしたパック、ゴキゲンなバーンコンディション。
ウォールに較べコース幅が広く、後半の緩みも少な目、でもって数える程の人影。
滑走ラインを自由に取った高速ミドル~ロングで「ビシバシ」攻められました。

以降、ウォール/マディソンをランダムに取るローテーション。

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時折気分転換、ゴンドラや第5を回しますが、

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アクティビティの大半は第3回し。
固定循環式にしては運行速度早め(約7㎞)、混雑も無くストレスフリーです。

13時を過ぎると削られたザラメ雪が層となって浅い吹き溜まり、エッジの引っ掛かり易いコンデションとなって参りました。
それでも下地は捉えられ許容範囲の荒れ、板の走りも悪くありませんでした。

で、この日は日光~帝釈山脈/南会津~大佐飛山地の山景パノラマも絶好調。
以下、アクティビティの合間のヤマコレ集で御座います。

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日光連山。
左より最高峰の男体山/女峰山/太郎山の日光三山。
右奥に冠雪が目立つのは、関東以北の国内最高峰、日光白根山。

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ズームにて、前女峰/女峰山/帝釈山の険峻群。

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太郎山の右奥に聳える溶岩ドーム(日光白根山)。
この一週間後にはあそこの裏側(丸沼)で滑ってるのでした。

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帝釈山脈からは、岩屏風の山容が目を惹く大嵐山。

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南会津のランドマーク.七ヶ岳。

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北東には中級山群からなる大佐飛山地の南端部。
左より日留賀岳/鹿又岳/男鹿岳。

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15ː50、〆。
この日は今季初めてとなる、ツアーバス使ってのアクセス。
滑走時間は実質約5時間と短いので、休み無しの「ぶっ通し」アクティビティ。
31本/約30㎞の滑走スタッツ、滑りの調子も良く充実満足の一日でした。
(この4時間後のオシゴトが待っている事を除いては…)

と、こんな感じの半日ハンタマ滑走記。
因みにこの翌々日、石打丸山で同じ事(日帰りスキー&オシゴト)をしているのでした。
おしまい。

 

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2025.03.03

●嫌がらせ (Weather harassment)

えー、本日は五節句の一「上巳」。
緋毛氈に内裏雛を段飾り、節句の桃花や左近右近の風流を愛でる。
所謂「雛祭り」の日で御座います。

でもってそんな歳時記とは無関係に、月曜日は定休日の武蔵野口の場末のバァ。
冬場のオヤスミは全てスノーライフに全振りの私め。
「赤」では無く「白」のスロープにて、「雛」ならぬ「雪」祭りに興じておりました。

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今日の片品村は予報通りの大雪。
しかも標高の割には湿って重たい雪、まぁ雨じゃ無いだけ良しとしますか。

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午後に入ると強風でゴンドラは減速運転。
モサグサの荒れたバーンでしたが、ガスが掛って無いので視界は良好。
大雪/強風の悪コンデションの割には楽しめた一日でした。

ただ、コレ(↓)はないよなぁ…。

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16ː15、アクティビティ終了すると同時に、
「晴れました」。

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ゲレンデ営業終了の時刻を見計らった様に「広がる青空」「降り注ぐ陽射し」。
「何の嫌がらせだ、コレは…💀」。

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そんな訳で今日のゲレンデは、今季で開場50周年となる丸沼高原でした。
滑走記は亦後日にDemo。

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2025.03.02

●2024/25.二十二滑目「白馬五竜&47」

えー、もう二週間前のハナシですが、遅蒔き乍らの滑走記up。
先々週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
今回の白馬遠征は大型寒波襲来のタイミングとバッティング。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっていました。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征三日日.2月19日(水)の滑走記になりまする。

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7ː15、とおみ着/定点観測。
多分(つーか確実に)今日もテスト入るので、ゆっくり目のゲレンデイン。
ガスに覆われた沢の上部から「パーン」と発破の音が聞こえて来ました。

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雪は思ってたほど乗ってません。
山麓部で約10㎝程度の新雪堆積、予報よりは大分少な目です。

マテリアルを「パウ板にするか」「スラ板にするか」微妙な積雪量。
シアンクレールの結果、後者をチョイスする事に致しました。

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今日もとおみからスタート。
「やぁ、おはよう」と声を掛けて来たのは「TEAM RESCUE」の御主人。
五竜で滑ってると何処や彼処かで知り合いに出会います。

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8ː00「業務連絡、トップ15番」。
とおみゲレンデを1本回し、いいもりへGo。

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810、コスモ乗車。
「おっ、ストレートウイスキーにピステン入ってる」。
圧雪車の故障で、此処数日ナチュラルバーン状態だったコス4からの各コース。
ピステンプーリー、やっと直ったみたいです。

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それじゃ早速パウGet。
放射冷却で「カチン」と締まった圧雪上に約10㎝のシャローパウ。
ノートラックに板を走らせている分には心地良い新雪フィーリングも、二層の雪質が乖離して交わらず「フワッ」と「ガリッ」が混在するコンデション。
アイシーな下地にスキッドする事も屡々でした。

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それでも裾広がりのコースボトムにはノートララインがタダ残り。

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ポールバーンもイイぞっ。
斜度の緩い後半は減速気味も、タテ目/ルーズ目のパウダーターンが気持ちイイっ。

線下/ポールバーン/丸山を各2本づつ回し、至福の「朝Pow」「浅Pow」タイム終了。
ゴンドラ搬器が流れ出したのを確認し、キャビン駅舎に向かいました。

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9ː15、グランプリへ。
キャビン駅舎に着くと、意外やゴンドラ待ちは無くスンナリ乗車。
如何やら今日はゲストの出が少ないみたく。

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サイドカントリーには20~25㎝のドライスノーがON。
パウキチ達が狂喜乱舞、雪煙と歓喜の雄叫びを上げてのPowder-carnival。

こっちはスラ板なのでターゲットはグランプリのシャローパウ。
一枚バーンにはピステ上に約10㎝の新雪が乗り、SL機には丁度良い積雪量。
ルーズに浮遊感を楽しむも良し、下地にエッジ噛ましてスプレー上げるも良し。
至福のブレックファーストタイムは約1時間続きました。

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こっちは「Powワーク」。
大雪の影響でアル2は運休、パトさんと索道さんが線下の除雪に四苦八苦中。

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公式で積雪量「5m超え」の続くアルプス平。
因みにこの時期の平均値は2m後半、3m超えたら大雪の当たり年。
ブナ疎林帯脇の沢もすっかり雪に埋没、フラットスロープと化しています。

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10時を回ると風が強くなって来ました。
昨日の爆風祭よりマシなものの体感気温は「寒い」から「冷たい」を経て「痛い」に。
一番美味しい時間帯は堪能した事だし、一旦下山する事に致しました。

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いいもりには未だ食べ残しの脇パウ有り。
7本回してほぼ完食、少し早めの休憩取ります。

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11ː00、とおみゲレンデより望むダイナミック。
ダイナミックは夜圧雪の深雪コンデション…つーか殆どオフピステ状態。
この時間になると「モッサモサ」「グッサグサ」の修羅バーンと化していました。
遠見から遠目に見ても、動いている豆粒は無く「みんな止まってます…」。

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11ː55、ヨンナナ移動。
R1は「ややモサ」レベルの軽微な荒れ。
ゲストの姿も数える程、これなら高速ミドル~ロングで回せるコンデションです。

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R1ボトムも絶好調。
動線的に回すゲストが少ないので、殆ど荒れ無しのフラットバーンを維持。
Line-8使って「ボトム専回し」する程でした。

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正午を回ると嬉しい誤算。
終日曇り/雪の予報に反して青空が覗き始めました。

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以後、御覧の様に晴れ基調のスキー日和に。

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東面には荒倉山(砂鉢山)と虫倉山も望める様になりました。

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さて、何処に居るでしょう。
Line-8では今シーズン初のカモシカちゃん発見。

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最後はいいもり、楽~に丸山回し×5で〆
この日は遠征最終日、帰路の都合上15時半での板納め。
この後は松本でアフタースキー、食って飲んでの遠征打ち上げ(↓)に向かうのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/02/post-e775e6.html

と、こんな感じの第七次白馬遠征.3days。
次回の白馬雪旅は二週空けての3/10~12を予定しています。
おしまい。

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2025.03.01

●創業「寛永元年」

えー、本日より月替わり弥生。
「季春」の異名通り、此処数日のトーキョーはまるで桜の頃を思わせる暖かさ。
梅の季節も桃の季節も一足飛び、春うららのポカポカ陽気で御座います。

そんな陽春の候のウィークエンド、武蔵野口の場末の酒場は通常通りの商い。
月末週末の昨夜の商いは流石にソコソコ忙しく、今日は少し早めのお店入り。
仕込みやら仕入れやら、看板出しの支度に取り掛かるのでした。

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所処で中野の丸井さんでは今日から新規テナントがオープン。
昨日、前を通り掛かった際に知ったのですが、そのお店ってのが…、

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びっくりドンキー、まさかの「四方」さんです。

赤坂で飲食店を営んでいる(た)方なら、知らない人は居ない「四方酒店」。
嘗てみすじ通りでお店やってた頃、大変お世話になりました。
あとはもう無くなっちゃったけど、吉池さんなんかもありましたね。
嗚呼、何か懐かしいなぁ…。

折角なのでお店を覗こうかと思ったものの、時間が押しており今日は断念。
またの機会にする事と致しました。

そんな訳で豈図らんや、「武蔵野の地」で「赤坂」との邂逅なのでした。
とさ。

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2025.02.27

●「Refresh?」「Wacky?」

えー、一昨日に引き続き、本日もオシゴト前に「軽い運動」をしてからのお店入り。
そんな訳で通時より1時間遅れ、20時からの商い開始です。

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5ː10起床、軽い運動に向かいます。

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8ː30、軽い運動開始。

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軽い運動中(午前)。

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軽い運動中(午後)。

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16ː30、軽い運動終了。
この3時間半後にオシゴト開始の基地外スケジュール。
「ハッピーワーク」の後には「ハードワーク」が待っているのでした。

まぁ毎冬何度もやってる事なので、もう慣れっこですけどね。

 

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2025.02.26

●2024/25.二十一滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征二日日.2月18日(火)の滑走記になりまする。

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6:50、エスカル坂は除雪で寄せられた「雪の大谷」。
昨日は村ベースでも日中降雪15~20㎝、プラス夜間降雪訳20㎝。
雪壁の高さは約2.5m、横を流れる犬川は深雪に埋もれて暗渠と化していました。

この日は何時もより遅めのゲレンデイン、キャビン駅待機も無し。
どーせテストスキーでゴンドラの営業開始は大幅に遅れるでしょうしね。

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7ː50、とおみゲレンデからスタート。
身内情報で今日のテストは3本、キャビン運行開始は9時半~10時頃の見込み。

朝イチのとおみは「コキュコキュ」と雪鳴きするコットンスノーも斜度不足で板走らず。
2本回して「飽~きた」ので、いいもり道場に向かいました。

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8ː20、丁度コス4が動き始めた時刻にいいもり着。
線下は一面の新雪バーン、パウキチ達には垂涎の面ツルが広がっています。

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早速スプレー上げての「パウ祭」開幕。
こんな日(ゴンドラ営業大幅遅延日)はいいもりパウを狙うに限る。

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この日はパウ板使う予定も取り止め、スラ板でのパウ喰い。
圧雪車の故障で直近の数日、ピステンの入ってないコス4からの各コース。
多分、単日の降雪だとリセットには至らず「底付きガコガコ」と予測。
だったら脇パウの新雪喰った方が良いや、とのマテリアルチョイスです。

右側のサニーから丸山の脇パウを頂いた後は、ポールバーンのシャローパウ喰い。
SL機には丁度良い新雪量(7~10㎝)で、美味しいブレックファーストタイムでした。

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しかも時折青空も覗けます。
雪良し/天気良し/滑りの調子も良し。
今日の午前中は「いいもり専」でも良いかなぁ、と思わせる良コンディションでした。

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9ː10、キャビンの様子を見に、一旦とおみゲレンデに戻ります。
未だ搬器が射出されていない(=営業開始は当分先)にも関わらず、駅舎にはパウキチ達が長い列を成しています。
今から30分~1時間並ぶ気にはなれず、いいもりへ蜻蛉返り。

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9ː40、「そろそろ営業開始かな」と読んで行列参加。
この5分後にキャビン運行スタート、待ち時間は15分程でした。

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1005、キャビン乗車。
終日の「雪/曇り予報」に反して、青空の広がっているグランプリ。

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蒼天の空に舞い散る粉雪。
此処一ヶ月「大雪」か「豪雪」か「爆雪」か「濃霧」の日ばかりに当たってる白馬遠征。
ゲレンデトップのブルーバードって、思い出せない位久し振りです。

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グランプリでは既にパウ祭開催中。
アル3側も何時もよりオフピステを多く残しています。

テクニカルや線下/樹林帯の非圧雪エリアには30㎝のディープパウ。
グランプリの脇パウでも10㎝超の新雪が乗っていました。

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パウ祭ゾーンの「パフパフ」とは対照的に、中央の一枚バーンは「ガリガリ」。
この日のアルプス平は予報通りの強風🌀が荒ぶっています。
オンピステに乗った雪は根こそぎ飛ばされて下地が露出。
地吹雪で叩かれたバーンは、ラギッドでアイシーなウインドパックになってました。

10時時点でアル1は運休、アル3/アル2も約5㎞(通常は約7㎞)の減速運転。
体感気温気温はマイナ12~13℃、この気象状況で鈍行運転のリフト乗車は辛い…。

5本回すと「暖を求めて」一旦下山、珈琲タイムを挟んで47に向かいました。

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12ː00、R1は大して風立ってません。
爆風祭なのはグランプリとパノラマだけらしく。
先程の晴れ間は何処へやら、予定通りの天候下降線。

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13時頃からガスって来ましたが、滑走には支障無いレベル。
多少の荒れはあるものの、R1のコンディションは良好。
下地のガリ感や吹き溜まりのモサ感は無く、雪面コンタクトも安定しています。

以降R1専のアクティビティ、14時半の△バスでいいもりに戻りました

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足元と雪面のクリアランスは30㎝。
今夜は20㎝積もるとの予報、下手すると明日のLine-Cは営業遅れるかも…。
(思ってたほどの積雪は無く、無事通常営業でした)

記録的豪雪に恵まれ、そして苛まれている今季の白馬。
各スキー場共、雪大杉で線下の安全確保に四苦八苦されています。
基本的にリフトの線下は重機が入れないので、100%人力での除雪。
パトさんと索道さんにとっては仕事量「三倍増し」のシーズンです。

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ミノスの1階は塹壕掘って入口確保。
ゴンドラ降場側のトーチカ(入口)は雪大杉で放棄されていました。

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Alps360の1階は完全に埋没。
右奥に塹壕掘って辛うじての入口確保、もう殆ど「雪のトーチカ」です。

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タクガ沢の堰堤も埋まりかけです。

結局この日も主戦コースのグランプリは5本しか回さず。
コスモ(15本)とLine-C(11本)をメインに取ったアクティビティでした。
三日目につづく。

 

 

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2025.02.25

●Refresh(?)

えー、本日はオシゴト前に「軽い運動」をしてからのお店入り。
そんな訳で通時より1時間遅れ、20時からの商い開始です。

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軽い運動開始。

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軽い運動中。

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軽い運動中。

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軽い運動終了、この4時間後にお店入り。

果たして身体も心もリフレッシュ、英気を養って(?)のオシゴト開始。
ただ「睡眠3時間の寝不足」と「たっぷり溜まった疲労」がその代償ですが…。

因みにこのルーティン、明後日木曜日も続き〼。

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2025.02.24

●2024/25.二十滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征初日.2月17日(月)の滑走記になりまする。

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6ː50、ゲレンデイン。
「晴れてるっ☀」
今回の白馬遠征は「雨水寒波」の真っ只中、三日間何れも大雪❄❄❄予報。
そんな予報に反して淡青の広がるの冬晴れ。
でもって「太陽の西.月の東」がお出迎えです。

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東の空からはサンライズ。

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西の空にはムーンセット。
若しかして今日は「大当り🎯」の日かも♪。

しかしそんな期待は、例に由って「糠喜び」となるのでした。

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7時半過ぎると次第に雲に覆われ出す空。
キャビン営業時刻には予報通りの曇天模様になってしまいました。

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8ː25「業務連絡、トップ93番」。
グランプリはブルーグレーの白黒写真、今季はこんな天気ばっかに当たるなぁ…。

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ガスこそ無いものの、コントラストの利かないフラットライト。
鼠色の暗~い曇空、雪面状況の目視がし辛いコンデションです。

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Landing…も、
「今日の朝イチグランプリは難イ…」
大雪(立春寒波)と大雪(雨水寒波)の狭間で、直近の降雪が無い白馬地方。
しかも先週の「爆風祭」でウインドパックされたバーンはアイシー&雪玉ゴロゴロ。

ハードパックな高速仕様の上にラギッドなピステ、そしてフラットライト。
雪面コンタクトとスピードコントロールに手を焼くコンデションでした。

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でもって2本目に「宙ぶらりんの刑」。
プチトラブルが有ったのか、アル3が10分停止の罰ゲーム。
うーん、幸先の悪いオープニングだ事…。

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気分転換にアル2乗車。
本来なら隣のアル4が運行しているのですが、大雪で安全確保が出来ずに運休。
代替でアル2が動いているのでした。

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何時も見慣れたグランプリも、

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反対側からの眺めは何だか新鮮。
アル4からだとアル2の搬器が邪魔して、バーンの全容が見難いのです。

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9時を回ると「ドッカン大雪」スタート。
うーん、本降りになるのは午後からの予報だったんだけどなぁ…。
陽の射さない曇天空に加え、吹雪で視界は更に悪化。
今日はグランプリの日じゃ無いらしく、5本回した所処で早期撤収。

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9ː10、ヨンナナ移動。
R1も同様のコンデションですが、廊下を挟んでるのと後半斜度が緩むので攻め易い。
標高下がった分雪も止み、視界もクリアでした。

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10時頃から爆雪スタート。
午前中はこのまま47籠りっ切り、専らLine-CとLine-8でR1を回していました。

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12ː10、いいもり道場。
基本的に何時も空いているいいもりですが、普段にも増して「過疎って」ます。
その原因はコレ(↓)なのでした。

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座礁中のピステンプーリー。
いいもりの圧雪車が故障中、コスモ4側のフィールドは全て非圧雪状態。
ストレートウイスキーの荒れ具合から、2~3日前からだと思われます。

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注意喚起のインフォ板。
何れもボコボコのナチュラルバーン、そりゃ一般ゲストが敬遠する訳です。

でもこのトラブルのお陰で「美味しい思い」が出来るのでした。

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回すゲストが居ないので、朝方から積もった新雪がストレージ状態。
浅いトコで5~6㎝、深いトコで10㎝強の堆雪、しかも殆ど手付かずです。

そんな訳で比較的荒れの軽微なポールバーンでシャローパウ喰い。
下地の凸凹も柔らかく吸収出来るレベル、「プチPow祭」が楽しめました。

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13ː55、再びグランプリ…も。
吹雪とガスで「何~んにも見えません」。

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「ガスに強い子」47も御覧の通り。
ただ最低限の視界は確保、中速域のショート~ミドルなら充分回せるレベルです。
結局この日一番回したのはLine-C(13本)、次いでコス4(11本)。
ホームコースのグランプリはコンデション的に敬遠、8本回すに止まりました。

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今回遠征でヘビロテしたトライアングル△シャトルバス。
天気悪くて冷え込み厳しい日は、リフトよりもコレ使った方が楽。
Line8→LineC→LineEを乗り継いで五竜側に戻るより、移動時間も圧倒的に早い。
この日は2回/三日間で6回利用と、殆ど「索道扱い」でした(笑)。

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いいもり道場も結構ガスってます。
ポールバーンのPowも粗方食い尽くしたので、サニー丸山の脇パウ狙い。
6本回して〆と致しました。

二日目に続く。

 

 

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2025.02.23

●販売速報【2025.雨水版】

えー、此処武蔵野口では雨水を迎えても冷え込み厳しい日々。
寒威が峠を越すのは、あと数日を待たねばならぬみたいです。

そんな訳で瓦礫坂の場末の酒場、今年最初の「販売速報」。
2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
  ウイスキーの水割り (水割りはカクテルです)
   ‥~‥~‥~ 相変わらずの三強 ~‥~‥~‥
  ジン.フィーズ (東京會舘式含ム) 
  ハイランド.クーラー
  ボッチ.ボール
  ギムレット.ハイボール
  ゴッドファーザー
  ブラッディ.メアリ (バノックバーン含む)
  マイ.タイ

・ショートの部
  マティーニ
  スモーキーマティーニ
  ギムレット
  ホワイトレディ
    ‥~‥~‥~ 上位戦線異常有り ~‥~‥~‥
  マンハッタン(陥落)
  スプリング.フィーリング(立春~春分の頃は毎年固め打ち)
  ダークラム.ダイキリ(冬場は急上昇)
  サイドカー 
  アレキサンダー(例のアレキサンダー含む)
  サイレント.サード
  アラウンド.ザ.ワールド
  ジャックローズ&ニューヨーク&ブランデーサワー(生ザクロ版は終わりました)

・ホットカクテルの部

  ホット.バター.ド.ラム&カウ (レシピ変更、焼いてます)
  アイリッシュ&ゲーリックコーヒー
  トディー.シリーズ(ウイスキー/ブランデー/カルバドス)

今冬は寒波到来の多いトーキョー、Hotカクテルが例年より好調。
特にホットバター系が人気、良く出ています。

■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アイラ全般  
  グレンアラヒ12年&15年
  サントリー季 (ハイボール専)
  グレンキース(ほぼハイボール専)
  余市 (NV+蒸留所限定合算)
  宮城峡 (NV+蒸留所限定合算)
  タリスカー.ダークストーム (冬のタリスカー)
  グレンドロナック12年
  モートラック12年
  アバフェルディ12年

・フツーのウイスキーの部/主にカクテルベース 
  
グレングラント10年
  タリスカー10年
  マッカラン12年
  ラガヴーリン8年
  フェイマスグラウス.ネイキッド
  ジョニ黒
  ブレット.ライ
  ワイルドターキー12年
  ジェムソン

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。

以上、こんな所処にて。
次回の月報は4月下旬、GW前の頃になると思います。
擱筆。

 

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2025.02.22

●三連休~月末の【2/22~2/28】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。

でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)あります。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまに(?)あります。

そんな訳で以下、三連休から月末に掛けての営業案内になります。

2/22(土) 通常営業
2/23(日) 通常営業
2/24(月) 臨時営業
2/25(火) ※開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)
2/26(水) 通常営業
2/27(木) ※開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)
2/28(金) 通常営業

三連休はフツーに営業+、珍しく定休の月曜日も営業致します。
その代わり、火曜日と木曜日の看板出しが1時間程遅れます。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

理由はまぁ…お察し下さい⛄。

 

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●パトさんの背中

えー、本日はお店のオーナメント(内装)、模様替えに就いてのオハナシ。
でもって季節柄、やっぱりスキー絡みのオハナシでもあったり致します。

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2024/25シーズン、白馬五竜&47のポスター。
五竜と云えばテストスキー、テストスキーと云えばパトロールスタッフ。
そんな訳で今季の主役はパトさんなのでした。

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五竜パトさんの戦闘服は、クラシカルでいて威厳を感じさせるユニフォーム。
赤黒ツートンウェアの肩と胸には、パトロールの矜持を示す白十字。
ゲレンデを巡回する背中からは、遠目からでも強いオーラが漂っています。

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で、例年より少し遅くなりましたが、ウチのお店にも今季のポスターを貼付。
先日の第七次白馬遠征の際、エスカルさんで貰って参りました。

嘗て3シーズンに亘り、雪山就労生活で一冬を過ごした白馬五竜スキー場。
当店は東京唯一の白馬五竜「公認アンテナショップBar」でもあるのでした。

 

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2025.02.21

●サヨナラ「PARCO」

えー、今週月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜47.3days。
三日間の滑走本数118本/滑走距離164㎞と、例に由っての基地外スノーライフ。
流石に昨日は疲労困憊の五肢滅裂でオシゴトこなすのが精一杯。
二次元日誌をupする余力は残っていませんでした。

所処で遠征最終日、白馬からの帰途は大糸線で松本経由/あずさで新宿へ。
アルピコさんと新幹線使って長野経由で帰った方が楽だし早いのですが、やっぱり松本市と長野市じゃ「スキーの後のお楽しみ(=飲み食い)」のオプションが段違い。

それに今回が2月最後の信州スキー遠征。
今月末で閉館するあの施設に、最後のお別れをしなきゃいけませんしね。

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18ː10、そんな訳で松本駅とーちゃく。
構内には惜別の横断幕「松本PARCO 40年間ありがとう」

流行/文化/情報の発信地として松本市民に愛されてきた松本パルコ。
しかしショッピングがオンライン主流になった事や、長期不況(消費力低下)や人口減少(市場縮小)等、百貨店や大型商業施設にとっては運営の継続が厳しい御時勢です。
そんな時代の趨勢には抗えず、40年の歴史に幕を下ろす事となりました。

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ネオンの灯っているPARCOを見るのもこれが最後です。
一年を通じてスキーにトレランにマラソンにと、数多訪れている松本。
地元民の方々ほど思い入れは無いパルコですが、当たり前にあった「町のランドマーク」が消えてしまうのは矢張り寂しいものです。

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折角なので最後のPARCO利用。
遠征打ち上げは1階のテナント(みよ田さん)で蕎麦飲み。
メニューはわさび菜/野沢菜天ぷら/馬刺し+赤星2本、かけで〆でした。

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でもって二軒目「松本夜の部.メインディッシュ」。
駒ヶ岳DS(シェリー)/ネゴシアンのカリラ/ブリティッシュマーチ。

2時間2軒勝負の慌ただしい「松本飲み」を終え、急ぎ駅に戻ります。

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それにつけても恨めしく思うのは、最終あずさの時刻の早さよ。
終電(あずさ60号)は松本発20:10、せめてあと30分遅ければなぁ…。

と、こんな感じの第七次白馬遠征.後記。
サヨナラ「PARCO」、とさ。

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2025.02.17

●今週の【2/17(月)~2/19(水)】定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳でのインフォメーション、今週のオヤスミ案内です。

※2/17(月)~2/19(水)は三連休となります。

今月二発目の大型寒波襲来にて、明日~明後日の白馬は「POW祭」気配濃厚。
狙うは面ツルのオフピステ「第七次白馬遠征」に出掛けて参ります。

 

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2025.02.16

●本日の【2/16(日)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)ありまする。
そんな訳で本日、2月16日(日)の営業案内。

※ 入店ラスト21時半/ラストオーダー22時/クローズ22時半となります。

「第七次白馬遠征」の為、今夜は早仕舞いとなります。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
<(_ _)> ペコリ

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2025.02.15

●余り物の愛

えー、昨日はウレシハズカシ「Valentine-day」。
親愛のシルシを「贈った人」「貰った人」はSweetで睦まじい一日を。
「贈らなかった人」「貰えなかった人」もBitterで静穏な一日を過ごされた事でしょう。

でもって武蔵野口の場末の酒場も、昨夜はちょっぴり「バレンタイン仕様」。
お通しにお出ししているチャームをチョコレートにしていました。

金曜日と云う事もあり多めに購入したものの、商い自体は「中の上」程度の忙しさ。
用意していたチョコが少し余ってしまいました。

そんな訳で…、

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今宵のチャームも引き続きチョコレート。
ま、大して有難くも無い「余り物の愛」。
Sweetに味わうも良し、Bitterに味わうも良し、と云う事で。

 

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2025.02.14

●「春嵐」「春RUN」「春覧」

えー、昨日のトーキョーは春嵐の「爆風祭」。
都心では7~10m/sの北西風が荒び、瞬間最大風速は16m/sを記録。
至る所処で「自転車」や「鉢植え」や「看板」が横倒しになっておりました。

そんな春荒の昼最中、家の近所をランニングしていた私め。
尤もスノーシーズン中は「スキー専」のアクティビティで「走活ライフ」はお休み中。
軽~く汗を流す程度のピクニックランで御座います。

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デイリーランのホームコース、新宿新都心。
新宿公園の土手縁では紅白の寒梅が花盛りを迎えています。

で、その横では、

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河津桜が綻び始めていました。
毎年、2月下旬~3月初旬に見頃を迎える都庁裏の河津桜並木。
満開になるとこんな感じです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/03/post-54ac2e.html

冬場は「雪景色=スキーライフ」一色の二次元日誌。
たまには立春ぽいエントリーを試みた次第でした、とさ。

 

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2025.02.13

●COCK 10ozOLD(GRACE)

えー、先月は浅草の創吉さんにグラスの仕入れ。
タンブラーの欠品補充に伺ったのですが、例に由っての物欲発生。
予定外のモノを二客購入して参りました。

で、いきなりですが今を遡る事18年前。
2007年2月3日にエントリーしたポストの写真です(↓)。

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赤坂時代に使ってた「M's DECO」のCOCKグラス。
つっても購入したのは18年前の古都。
両方共、とっくの昔に「パリーン」しちゃって鬼籍入りです。

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そんな訳で久し振りの「コケコッコー🐔」。
因みに一客でも三客でも無く、「二客」買い揃えた理由はと申しmust。

「庭には二羽鶏がいる」からなのでした。
チャンチャン。

 

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2025.02.12

●2024/25.十九滑目「石打丸山」

えー、一昨日2月10日は月曜日にてオシゴトオヤスミの日。
この日は日帰り遠征にて湯沢エリアの主戦ゲレンデ、石打丸山に逝って参りました。
そんな訳で例に由っての滑走記で御座います。

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725、越後湯沢駅とーちゃく。
今季より駅東口にはウインターシーズンの「新兵器」が登場。
各ゲレンデ行のシャトルバスを案内するデジタルビジョンが設置されています。
流石湯沢町、県内屈指の豊かな財政力を背景に惜しみない設備投資。

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埋もれた駅に々と降り続く雪。
白馬程では無いにせよ、今冬の湯沢は近年例を見ない記録的な大雪。
昨夜~今朝に掛けて山麓部でも約20㎝の積雪。
雪に強い在来線(上越線)が終日運休とのインフォメーションが流れていました。

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755、中央口とーちゃく。
こっちも大雪の影響でリフトの営業開始が遅れるとのアナウンス。
サンライズの搬器は流れていますが、上部の除雪と安全確認には時間が掛かりそう。

この日の石打、スノキャス予報では前夜の積雪/5㎝、当日午前中の積雪/5㎝程度。
多少の積雪は有るものの、ソコソコ締まったオンピステを期待しての来訪でした。
しかし実際の降雪量は予報の「遥か斜め上↗↗↗」のドッカン豪雪。
目当てのグルームバーンは深~い雪の底に沈んでいます。

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サンライズEXは定刻通り(8ː30)に営業開始。
しかしその他のリフトは観光3(大丸)/観光2(銀座)/チロルが営業見合わ中。
そしてまさかの観光1(ダイナミック)も動いておらず、銀座~サンライズラインでEX回しするしかありませんが、この積雪量だと「斜度不足で板走んない…」。

因みにバーンコンディションは「非圧雪(20㎝超)」「夜圧雪(10~15㎝)」「朝圧雪(2~3㎝)」が混在、しかも薄ガスとゴーグルに付着するボタ雪でバーン状況の目視が不能と云うカオスな状況でした。

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2本目からは観光1が動き始めました。
ダイナミックをチョイスするも上記理由で、圧雪/非圧雪の境目が全く見えません。
ピステンのレーン幅を確認しつつのスクーリング滑が精一杯。

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9ː25、中央高速が営業開始。
しかし山頂高速は未だ止まったまま、選択肢はパラ尾根か大丸の二択。

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大丸のファーストトラックを頂きます。
圧雪上に7~8㎝の新雪が積もったコンディション。
湿重な湯沢雪ですが、面ツルに板を走らせている分には心地良い浮遊感です。
未だ観光1(左上)は未だ動いておらず、中央高速で大丸を回すと云う非効率…。

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9ː40、山頂高速が営業開始。
列を成していたゲストは15人程度「これなら3本は持つかなぁ~」。
なーんて希望的観測も空しく、山頂ゲレンデの賞味期限は僅か2本。

重く湿った「湯沢雪」は、数本踏まれただけで荒れ進行。
瞬く間にモサグサのナチュラルバーンと化してしまいました。

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でもってこの日の石打は、ウィークエンド並みの大賑わい。

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まぁ、平日つっても飛び石四連休の中日ですからね。
特に中国人のインバウンドと休みに入った学生さんの姿を多く目にしました。

山頂を回した後は銀座/ダイナミック/サンライズ/ハツカ石とザッピング。
しかし何処を滑っても…、
「モサモサ」の「グサグサ」の腐れ雪です。

「うーん、全く楽しく無い…」。

で、止めを刺したのがコレ(↓)。

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ガスガス爆発。
11時を回ると山頂付近の濃霧がゲレンデ中腹まで勢力範囲を拡大。
視界が利くのはハツカ石下部/観光口下部/サンライズ下部のボトムエリアのみ。

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人混みと腐れ雪と視界不良のトリプルコンボ。
「何処滑っても」「何やっても」得るものは一つもありません。
積もる雪に正比例してフラストレーションが溜まる一方です。

そんな訳で…、

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「まさかの半日スキー」。
正午にゲレンデ撤収、湯沢駅で蕎麦食って野沢菜買って帰りました。
まぁ長いシーズン、こんな日もたまには有りますわね。
おしまい。

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2025.02.11

●2024/25.十八滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の水曜日(2/5)から「怒涛の爆雪週間」となった白馬村。
ハクババレーの各ゲレンデも1~2mの新雪が積もり、八方と五竜は数十年振りの積雪量「5m」超えとなりました。

そんな記録的豪雪の始まる前、先週の火曜日は2月4日。
私めは「第六次白馬遠征」二日目、五竜&47で滑っておりました。
そんな訳で一週間遅れでの滑走記エントリーで御座います。

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700、ゲレンデイン。
早朝のとおみゲレンデは-4℃と程好い冷え込み、雪無し/風無しの澄んだ大気。
しかしアルプス平には腰の重そうな濃霧が「どっしり」と居座っています。
うーん、グランプリは昨日に引き続いて「ガス祭」の悪寒…。

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東南の空からは朝陽が覗き、

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小谷方面には薄青空も見られるんですけどね…。

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圧雪と非圧雪の端境。
とおみゲレンデにはピステ上に数ミリのトッピングスノー。
昨夜~今朝に掛けては思ってた程降ってません。

この日(2/5)から今冬最強の「大型寒波」襲来の白馬地方。
本格的な降雪は午後から始まるとの予報です。

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8ː25「業務連絡、トップ6番」。
朝イチのグランプリは予想通りのガス祭も、ホワイトアウトと云う程では無し。
極不良の視界も平衡感覚は失われず、三半規管は健在(苦笑)。
そして何より「雪❄が良い」

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2本目「今日は意外と楽しいゾ♡」。
この日のグランプリは約5㎝のドライスノーがトッピングしたコンディション。
ソフト&フロートなシャローパウタッチが気持ちイイっ♬。

こんな日は内傾角とかフルカービングは完全放棄、新雪フィーリングを楽しむに限る。
ターン前半はスキッド入れて新雪を撒き散らし、ストレートラインのルーズ滑。
後半は短く強いエッジングで下地を削り、スプレー舞い上げてのカービング。

スラ板だとコレくらい(5~10㎝)がPow滑に丁度良い積雪量。
グルーム/パウダーの美味しいトコ取りの滑りが楽しめました。

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アルプス平では軽く乾いた粉雪が降り続いてます。
気温はマイナ5~6℃、そして何より無風のコンデションなので体感気温も同程度。
ハイシーズンの冷え込みとしては許容範囲、特に寒さも感じませんでした。

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たまーに視界の開ける時間帯も有ります。

(楽しいぞっ)

良雪の恩恵か、それとも昨夕のバリトレ反復練習が利いたのか、前日の絶不調モードからは脱出。
但し新雪の気持ち良さに感けて「サボった滑り」してると、悪いクセ(特に苦手の右ターン)が顔を覗かせるので「油断禁物」「緊褌一番」。

1時間半回した所処で面ツルは粗方食い尽くされ、バーンは次第にモサ化。
一番美味しいハッピーアワーは堪能した事だし、一旦グランプリを離れました。

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9ː55、いいもり道場。
ゲレンデボトムでは未だ青空が覗き、

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陽光の射す時間もありました。
上は「モサモサ(雪)」の「ガスガス(霧)」だし、暫くはココで回そっと。

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昨日に引き続き、ポールバーンを主戦に取ります。
削られた雪が吹き溜まりを形成、プラス所々で割れも散見。
滑走ノイズが大きく、雪面コンタクトの安定しないコンディションです。

1時間程いいもりを回した後、47へ向かいました。

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1110、47。
R1も吹き溜まりで荒れたモサ雪、しかもゲストが多く滑走ラインが取り辛い。
スキーヤーズライトのコースサイドにラインを絞り、小回り特講。

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何時もながら47は外人さん比率が高い。
写ってるのは9割方インバウンドゲスト、言語比は「英語5ː中国語3ː日本語1ːその他1」。

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R1ボトムはアイシーでガリッとしたコンデション。
動線的に回すゲストが少ないのでバーンはフラットを維持、意外と楽しました。

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13ː15、再びグランプリ。
バーンは期待していた「プチリセット」に至らず、モサ雪の上に2~3㎝乗ってる程度。
しかも朝イチに較べガスは濃化、このナチュラルバーンコンディションで雪面情報が目で拾えないのは厳チイ…。

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47もガスが深くなって来ました。
今日はもう上「投了」だな。

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ゲレンデトップがこんな感じなので、必然的にとおみゲレンデの混雑は増します。
うーん、こんなトコで回したく無い…。

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お隣のいいもり6は安定の過疎っ振り。
コース自体はフラットバーンで程好い中斜面、荒れも少ないのですが…。
だって回すリフトが「長い」「遅い」なんだもん。

因みにとおみ側からいいもり6に滑り込み、テレキャビン駅上の林道からとおみに戻れば「スカイ4でいいもり6を回す」事が出来ます。
効率は悪いですがとおみゲレンデの混雑を避け、快適に回す裏技です。

ラストはとおみ/いいもり6でバリトリして終了。
この日は帰途の都合上、15時半での早仕舞いです。

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15ː35、国道では除雪車と排雪車がフル稼働中。
今夜から5~6日続く豪雪を前に、道路脇の雪山を雪捨て場に廃棄中。
しかしこの数時間後には道路も歩道も「雪ドッサリ」。
「毎朝」「毎昼」「毎夜」除雪の日々が続く白馬村なのでした。

と、こんな感じの「第六次白馬遠征」滑走記。
次回の遠征は2月17日からの予定です、おしまい。

 

 

 

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2025.02.08

●来週の【2/10(月)】オヤスミ案内

えー、「逃げる二月」も@云う間の一週間経過。
月曜日を休めたら四連休となるウィークエンドの始まりです。
でもって来週末で今月も折り返し、気付けば三月を迎えてそうな悪寒。
やっぱり年初めの1~3月は時間が1.5倍速で流れているみたく。

そんな訳で武蔵野口の場末のバァ、来週の店休日御案内。
オヤスミは定休日の月曜日、2月10日のみで御座います。

来週は白馬遠征「Bye-week」なので通時通りの営業。
但し若しかすると週ナカで一日、営業時間の微変があるかもしれません。

そんな訳で宜しくお願い致します。

 

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2025.02.07

●2024/25.十七滑目「白馬五竜&47」

えー、今週月~火曜日は「第六次白馬遠征」。
そんな訳で例に由っての滑走記エントリー。
遠征初日は2月3日のアクティビティで御座います。

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6ː55、立春の朝にゲレンデイン。
高曇りの空には雪/風/ガス無し、気温は0℃と緩~い冷え込み。
白馬の天候はこの日より下り坂、2/4~2/9は今季一番の寒波襲来との予報。
「嵐(豪雪)の前の静けさ」を感じさせる、穏やかな朝でした。

※実際、予想以上の爆雪でこの三日間(2/4~6)の積雪量は70㎝オーバー。
 雪大杉でリフト動かせない等、スゴイ事になってるみたく。

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パトさんものんびりと御出勤。
氷に岩に山にのクライマー、@DE氏。

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続いてレッドブル副隊長、@抹茶氏。

早朝時点では澄んだ空だったアルプス平。
しかし7時半頃からガスが掛り始め「嫌~な予感」がして参りました。

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8ː25「業務連絡、トップ34番」。
朝イチ到着のグランプリは籠った濃霧が引き始め、

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視界はクリア、絶好の朝イチコンデションに。

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リフトから見返ると、神城の里は雲の底。
波頭立ち、荒ぶる時化の海が広がっています。

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Landing。
見るからに硬めのバーンは予想以上の高速ハードパック。
アイシーな雪面タッチと板の加速に身体が置いて行かれ気味、スピードコントロールに手を焼くコンデションです。

そして…。
先程のクリアな視界は何処へやら、コースの下半分はガスが覆い始めていました。

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「うーん、何も見えん…」
アル3乗車2本目、グランプリの下半分はガスの完全支配下。

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2本目は雲海とガスに向かって突っ込みます。
これじゃ攻めるに攻められず、マージン取った速度域でのミドル回し。
で、この辺から滑りの調子が変テコになって来ました。

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以降、ガスは籠ったり切れたりの繰り返し。
時折キレーに抜けたりするのですが…、

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それも束の間。
特に中盤から下が酷く、クリアな視界は殆ど望めません。

グランプリ最大の弱点は、兎に角「ガスに弱い事」。
天狗岳~犬川源頭の深い沢に滞留した濃霧が流れ込む何時ものパターンです。

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それでもゲレンデトップ部「だけ」は視界の利く時間帯多し。
八ヶ岳方面には雄大な「sea ​​of ​​clouds」、雲海も八ヶ岳の形をしています(笑)。

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暫く粘ってみるも、ガスの勢力範囲はJOJOに拡大。
「うーん、こりゃキレーに抜ける見込みは無いな…」。
そんな訳でグランプリは1時間で切り上げ、47に向かいます。

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9ː40、R1。
コーデュロイが削られてモサッとした吹き溜まりとアイシーな下地が混在。
雪面コンタクトが安定しない荒れたコンデションですが、まぁ見えるだけマシ。

因みにパノラマから47全域は視界良好。
要するにガスってるのはグランプリだけなのでした。

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暖かい気候の影響で、標高1100m付近から雪質が一変。
R1ボトムは腐れ雪、水溶き片栗粉がダマ化して層になってます。

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10ː40、ミノス(ゴンドラ山頂駅)で休憩。
1階のアプローチは雪に埋没、日本陸軍の塹壕状態です。
しかも明日(2/4)からの5日間で積雪量は2m超えの予報。
果たして来週はどーなってるんてだろ?。

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正午前には小雪がチラ付き始めました。
因みにこの日のLine-Cは「日本で一番遅いクワッドリフト」。
平日としては珍しく余剰搬器を全て回しての営業で、リフト待ち自体は3~5分程度。
しかし乗車場でリフトを止めるゲストが続出、「止まる」「低速運行」「動く」「止まる」「定刻運行」の繰り返し。
巡航速度(約11㎞)で動いてる時間は殆どありませんでした。

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1205、グランプリ帰投、も…。
滑りの方は相変わらず調子上がらず。
しかもチラホラ舞う粉雪にブルーグレーの曇り空で、視界はフラットライト。
削られた湿雪がモサモサと吹き溜まり、荒れたバーンが追い打ちを掛けます。

「今日のグランプリ~ダイナミックは本当にムズい…」

そんな訳で遁走 戦略的撤退。
いいもりゲレンデに向かいます。

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12ː20、いいもりポールバーン。
とおみ2より下は水溶き片栗粉、引っ掛かる/沈むのモッサリ雪。
でもバーン状況が目視出来るだけマシ、兎に角滑りの調子取り戻さなきゃ。

暫くコス4回ししてランチレスト、その後は再び47へ向かいました。

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1420、47から五竜へは△シャトルバス利用。
悪天日のゲレンデボトム移動はこれ使うに限ります。
(尚、バスのメーカーは「ランドローバー」ではありません)

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ラストはとおみゲレンデといいもり6回し。
楽しく滑るのは一旦封印、ストックを正対平行に持ってのバリトレ。
腰と肩の平行ラインを保ちローテーションと内傾矯正、股関節を使っての外足荷重を再確認、後半の緩斜パートでは内足リフト。
地味な反復作業が利いたのか、翌日の滑りは多少持ち直しました。

と、こんな感じの遠征初日アクティビティ。
二日目に続き〼。

 

 

 

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2025.02.05

●「残り豆」に「残り福」

えー、昨夜白馬から帰東、本日よりオシゴト再開の武蔵野口のバァ。
来週は白馬遠征(臨休)無しなので、暫くは通時シフトでの商いで御座います。

所処で一昨日は2月3日の事。
中野坂上はウチのご近所、宝仙寺さんでは「節分追儺会」が開催。
祭事の最後には盛大に豆撒きが行われました。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/02/post-346f32.html

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そんな訳での「鬼払い」。
頂いた節分豆が結構残っているので、引き続きお通しで出しています。
扨、「残り豆に福」は有るかな?。

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2025.02.04

●「第六次白馬遠征」

えー、表題通りのスノーリゾート 荒行合宿を終え、只今帰投した23時杉。
風呂上り、寝酒のウヰスキーを飲りつつのエントリーで御座います。

今回の遠征、滑りの内容はトップフォームに程遠い「イマ三」の出来。
特に初日はシーズン中に1~2度ある「不調のツボ」にどっぷり嵌った感じ。
それでも二日目には多少は持ち直し、悪い也の滑りは出来た…かな?。

所処で昨日/今日の白馬五竜、お天気の方は如何だったかと申しmust。

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ガスに苛また二日間でした…。
ま、それでもドライスノーのシャローパウを鱈腹喰ったし、

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冬山の朝イチならではの絶景view、

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壮大な雲海パノラマも望めのたので、ギリギリ「及第点」てなトコで。

そんな訳で日付変更線ギリギリのエントリー。
滑走記は亦後日にDemo。

 

 

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2025.02.03

●今週の【2/3(月)~2/4(火)】定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳でのインフォメーション、今週のオヤスミ案内です。

※2/3(月)~2/4(火)は連休となります。

例に由ってのスノーライフは「立春の日」に「冬真っ只中」の白馬に出掛けて参ります。
因みにに今週の白馬五竜の天気予報はと申しmust。

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水木金と「Pow祭」開催予定です。
こりゃ、今週中の積雪量4mオーバーは確定だな…。

と云う訳で御迷惑を御掛けしますが宜しくお願い致します 。
_(._.)_ペコリ。

 

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2025.02.02

●立春節分

「鬼は外~」 「福は内~」


えー、本日は立春節分。

豆を撒いて鬼や邪気を祓い、玄関や室内を散らかす日です。

所処で散らかした後は、当然掃除をせねばなりません。

しかしながら「豆」と云うものは丸っこい形をしております。

従い撒いた豆は至る場所へ転がっていきます。

「リビングボードやソファーの下」「下駄箱の奥」「廊下や階段の隅」etc…。

そうなると、日頃掃除が等閑になっている所処にも手を入れねばなりません。

結果「家の中」は節分前日より綺麗になっております。

と云う訳で「掃除はマメにしましょう」、と云うオハナシでした。

チャンチャン。

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私め自宅のお隣、中野坂上の宝仙寺さんでは恒例の「節分会」が開催。
今年は雨天の為、僧兵行列は中止になったみたいです。
過去何度もエントリーしている催事なので、今回は写真一枚のみで割愛。
大体毎年こんな感じ(↓)です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/02/post-118cfb.html

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そんな訳で今宵のお通しは、節分会で頂いた(ばら撒かれた)南京豆。
果たして「炒り豆に花が咲く」商いになるの…かな?。

 

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2025.02.01

●2024/25.十五滑目「白馬五竜」

えー、本日より月替わり如月。
年明けから温暖な日が続いているトーキョーですが、立春を前にしての寒波到来。
明日の節分は今冬一番の冷え込みになるとの予報です。
なーんて時候の挨拶もソコソコに、今日のエントリーも例に由ってのスキー話。

と云う訳で先週は第五次白馬遠征2日目、1月21日(火)の滑走記。
今季節目の「15」滑目は、五竜での「10」滑目で御座います。

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6ː55、ゲレンデイン/キャビン駅待機。
朝圧雪を終えたピステンプーリーが、入れ違いで車庫に戻って行きました。

この日は昨日に較べ「キン」と冷えた、ハイシーズンらしい白馬の朝。
とおみゲレンデではスノーマシンがフル稼働していました。

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黎明の空を「パシャリ📷」しているパトさんを「パシャリ📷」。
今日、ブログ当番の隊員さんかしら?。

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昨日と同じ風景(その1)、有明の空に浮かぶ残月。
有明の 明るく見えし 浮きの月 暁ばかり 嬉きものはなし。

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昨日と同じ風景(その2)、神城の里山より出ずる朝陽。
冬はあけぼの。
やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。

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昨日と同じ風景(その3)、朝イチキャビン.五竜オールスターズ。
以上、人工降雪機が動いてた以外は全く昨朝のデジャ.ヴ。
殆ど間違い探しのレベルです。

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8ː15、キャビン乗車。
此処6日間、目立った降雪が無い白馬村。
雪質の悪化(硬化)が心配でしたが、其処は五竜圧雪職人の「神業オペレーション」。
今朝の圧雪はティラー(ミル)を深めに掘ったみたく、バーンはソフトタッチのコーデュロイにリセット。
とおみゲレンデには気持ち良さげなシュプールが刻まれていました。

※注.この日は1/21、一昨日の1/30はドッカン爆雪で明後日からも大雪の予報です。

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昨日と同じ風景(その4)、「業務連絡、トップ29番」。
口明けの朝イチグランプリ、搬器№以外はこれまた昨日のデジャ.ヴ。

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で、御約束の朝イチグランプリ、

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今朝は何時もと趣を変えて、

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横メの構図で、

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四連写。
降雪不足の心配も何のその、グランプリのコンデションは良さそうです。

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昨日と同じ風景(その5)、白馬三山は眺望利かず。
晴れ模様の青空ですが、唐松も鑓も杓子も白馬も雲の中。

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昨日と同じじゃ無い風景。
層雲の切れ間より辛うじて覗く武田菱、しかしそれも早朝の30分だけ。
9時以降は厚雲に隠れ、山容を現す事は有りませんでした。

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Landing。
前日同様、降雪不足の影響でバーンは「カッチリ」締まったコーデュロイ。
雪日照りの影響からか、所々でレーン段差や轍跡も見られます。

それでも直近の天候推移でを考えると「良く仕上げてくれた方」。
現状出来うる限り最上のコンデション、五竜の圧雪職人さんには只々感謝です。

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昨日と同じ風景(その6)。
コーデュロイのカーペット刻まれるCarvingの軌跡。

グランプリは昨日同様、ハードパックの高速コーデュロイ。
それでもアイシーな硬さは感じられない圧雪オペレーション、絶妙の攪拌具合です。
グリップ/コンタクト共、充分に担保されたパーンでした。

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9ː10、地蔵ノ頭に沈む「残んの月」。
因みにこの6時間半後、

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地蔵の頭に沈む「太陽」を目にするのでした。
よーするに「朝イチ(Moonset)」から「ラスイチ(Sunset)」まで滑って訳です。

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この日のグランプリは混み出すのが早い。
トップギアの高速ロングで回せたのは40~50分。
9時半を過ぎると滑走ラインを取るのも難しくなって来ました。
うーん、朝イチのキャビンにはそれ程行列出来てなかったんだけどなぁ…。

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10ː00、そんな訳でグランプリは1時間半/12本で切り上げ。
混雑を避け47に向かいます、が...。

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通せん坊… Σ(゚д゚lll)ガーン
47はLine-Cが故障で終日運休、それに伴いLine-Eもとばっちりで営業休止。
五竜から47に滑り込む事は出来ませーん。
(Line-Cは翌日も運休、営業再開したのは1/23の午後でした)

この時点で漸くグランプリの混雑理由が判明。
五竜のゲストは閉じ込められ、47のゲストが五竜に移動して来たんですね。

週末並みのグランプリを回す気にはなれず、一旦下山。
いいもり道場に向かうと致しました。

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Dカーブ付近ではパトさんが怪我人の搬送中。
Line-C運休のイレギュラー+スピードの出易い(暴走し易い)バーンコンディション。
そんな外的要因が重なってか、この日は滑走中の事故が多発。
午前中だけでアキヤボートの出動を3度も目にしました。

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10ː15、いいもり道場は線下大町側が「大当たり」。
ギャップの無いグルーミングに程好い湿り気を伴った雪、そして予想通り過疎ってます。

因みに正式のコース名は「DISCOVERY」、3年前までは「ストレートウイスキー」。
しかしそんな長ったらしい名称を使うゲストは過去現在殆ど居らず、大体「コス4の左側」とか「コス4の圧雪側」とか呼ばれています。

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入りがコンケーブ、中間部がむくりと片斜を伴ったコンベックス。
しかも斜面構成に緩みが少なく、スペック以上にテクニカルなバーンです。

安全策取って、前半スキッド入れつつスピードコントロールしてのショート回し。
此処を速度域上限のロングターンで回すには、私めの方がスペック不足です。

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ポールバーン側も良いコンデションですが、

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今日は線下大町側の日。
それにしても今シーズンのいいもりゲレンデは本当に「平和」。
理由は「迷惑な方々=ギセンの基礎屋」が居ないからです。

「全日本スキー技術選手権大会.甲信越ブロック予選」が頻繫に行われるいいもり。
1月中旬頃からトレーニングと試滑を兼ねて、大会参加者が大挙来場されます。
それは別段構わないのですが「セパレートされていない一般バーンを」「大勢で屯って」「コース幅目一杯にかっ飛ばして」「一人づつビデオ撮り」されるのは迷惑以外の何物でもありません。
コースを占有するならお金払ってバーン借し切って下さいな、てな感じです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/01/post-e62f20.html

で、幸いな事に今年の甲信越大会は戸隠で開催。
お陰で頭の痛い基礎屋の姿は殆ど見られないのでした。

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索道小ネタ集.いいもりコスモ4篇。
今シーズンから吹き流しが新調されてました。

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11時半を回ると太陽が隠れ、日陰に入る時間が長くなって来ました。
コスモ4を14本回した所処で時計は12時前。
ランチタイムの閑散刻を狙って「グランプリRETURN」です。

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12:10、混雑は解消してませんでした…。
これじゃ滑走ラインも儘なりません。

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そんな時にはココ。
グランプリの端っこ、アル2/4沿いのラインでショートターン回し。
スキーヤーズライトはノリ面なので左側からの滑走者だけを注意していれば、スピードレンジ上げて攻めた滑り出来るのです。
しかし暫くするとこのラインも混雑で使えなくなってしまいました。

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索道小ネタ集.アル3篇。
5番と8番の風速計が新調されていました。
因みに正式名称は「風杯型風速計(ロビンソン風速計)」。

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13時頃からやっとゲストが少なくなり、

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天候も晴れ基調となって参りました。
こーなると「止めるに止められない」グランプリ回し。
昨日同様昼食を取るタイミングを失してしまいます。

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高速ロング「ブン回しタイム」。
結局朝イチの時間より多く回したアフタヌーングランプリ。
14本をカウントした所処で「やっと飯」です。

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14ː00、ランチレストは20分。
昼食…と云うより単なる栄養補給、もう殆ど「合宿」のノリ。

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14ː35、三たびグランプリ。
アル3の営業終了までラスト1時間、7~8本は回せるかな。

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しかし相変わらずの混雑具合にゲンナリ。
コース荒れと気温低下によるバーン氷化でコンディションは悪化。
コントロール不如意なゲストも多く、マージン取った中速域での小回りが精一杯です。

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でもって15時を回ると天候急変。
日中の晴れ間は何処へやら、一気にブルーグレーの曇天模様に。
チラホラと舞っていた粉雪は、何時の間にか本降りとなって参りました。

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15ː35、ラスト1時間半は楽~にとおみ回し。
ノンストックのバリトリ×8本で〆。

と、こんな感じの「第五次白馬遠征」最終日アクティビティ。
この日は久し振りに滑走距離60㎞オーバー、イレギュラー的混雑の割にはガッツリと滑り込んだ一日でした。
おしまい。

 

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2025.01.31

●何だ神田の「神保町」

えー、つい数日前に新年を迎えたと思ってたら、@云う間の睦月晦日。
毎年の事乍ら、年明けから春先迄の月日が過ぎるは早いもの。
「一月は往ぬる」「二月は逃げる」「三月は去る」の諺通りで御座います。
なーんて云ってるうちに「光陰矢の如し」な一年の上四半期。
気付けば梅が散り冬が去り、桜の季節を迎えているんでしょうね。

所処で本日は所用有りて「千代に八千代に」千代田区へ。
中野坂上から地下鉄2本乗り継ぎ、訪れた街は神保町です。

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都営新宿線の駅ホームは、壁一面が本棚の背表紙を表現したタイル。
「本の街」に相応しいモチーフとデザインです。

で、果たして何用で神保町に足を運んだのかと申しますと、以下五択クイズ。
①カレーを食べに行った。
②トンカツを食べに行った。
③古書店巡りに行った。
④スキーショップ巡りに行った。
⑤書泉ブックマートのグラビアイベントに行った。

古書店巡りが好きな私めとして、④は有りっちゃ有り。
しかしオシゴトの都合上、今日の神保町滞在は上限1時間半。
残念ながら「書架の海」を回遊している時間は有りません。

そんな訳で実質、答えは「一択」なのでした。

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石井スポーツ.コンペ館。

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カンダハー.本店/ウェア店/アウトレット店。
探し物は見つかりませんでしたが、スキーアイテムを物色するのは楽しいもの。
でも「スキーショップの街.神田」と云えども、レーシングギアを取り扱っている店は少ないんですよね…。

でもってこれからお店入り、オシゴトの支度に取り掛かります。
今宵は月末週末の書き入れ時、果たして商いの客入りや如何に?。
てな訳で一月最後のエントリーでしたとさ。

 

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2025.01.30

●2024/25.十四滑目「白馬五竜&47」

えー、大分遅れてのエントリーですが、先週は「第五次白馬遠征」の滑走記。
ゲレンデは例に由って昔の仕事場、白馬五竜での2days。
そんな訳で遠征初日、1月20日(月)のアクティビティで御座います。

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6ː45、ゲレンデイン/とおみゲレンデは静かな朝。
情緒的な表現ではなく、スノーマシンが稼働してないので「本当に静か」なのです。
言い換えると「降雪機が回せない=暖かい朝」でもあるのでした。

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朝靄の底に眠る白馬盆地は、宛ら墨絵の世界。
岩戸山を前衛に左に焼山、右は小谷山地の稜線。

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天狗の空に浮かぶ有明の月。

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朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 白馬の里に積もる白雪
中潮の残月には雨の海/嵐の大洋の陰影も望めました。

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東雲の空より出ずる暁光。
紫昏の影に覆われていた雪の底にサンピラーが射し、暖色を帯びた朝が訪れました。

なーんてやってると、1時間強の待機時間は@云う間に過ぎていくのです。

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気付くとキャビン駅舎には何時もの面々が勢揃い。
雲こそ多いものの、青空広がり陽光の注ぐスキー日和。
この日は「曇り時々晴れ」の予報でしたが、こんな外れ方なら大歓迎です。

8時15分にキャビンは定刻運行、一発目の搬器に乗り込みグランプリへ向かいました。

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8ː25、「業務連絡、トップ86番」。
中層の空には風が立っているらしく、ダイナミックに動く雲。

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リフトから振り返ると東南方面には雲の絨毯。
善光寺平は雲の底、そして上信国境稜線には雲海が広がっています。

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特に浅間山~八ヶ岳~南ア方面は深く広い雲海原。

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で、毎度毎度の御約束、

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無人の朝イチグランプリ、

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貸切タイムの三連写。
最初の1本は「コレ、全部オレのモノ」です。

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パノラマも良さげなコンディション。
しかし白馬三山と五龍岳は層雲に覆われ、山姿を望めない朝でした。

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最初の一本「頂きまーす♬」。
「カチッ」と締まったパックに薄皮一枚の粉雪ファンデーション。
直近5日間の白馬は纏まった降雪が無く、ややアイシーなコンディションです。
それでも雪玉や割れは殆ど見られず、エッジグリップ/雪面コンタクトは抜群。
フラットに均されたピステは絶好の高速バーン仕様となっていました。

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ワイドバーンには気持ち良さげなカービングシュプールが刻まれていきます。
1本目/2本目はコンディション確認がてら、ミドルターンでの7割滑。
3本目からスピードレンジを上げての「高速ロング祭」スタートです。

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朝イチ早々、パトさんのお世話になるゲスト。
高速仕様のパックに+ゴキゲンな冬晴れのコンディション。
ついつい自分のレベルを超えたオーバースピードで滑っちゃいがちです。
この日の朝も「行先は板に聞いてくれ」的な滑走者(特にスキーヤー)が散見。
スピードがアンコントーラブルな滑りは「滑走」では無く「暴走」なのです。

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時間を追うに雲は切れ、陽光徨めくスキー日和に。
兎角「豪雪」「爆雪」と「ガス」に当たる事の多い今シーズンの白馬遠征。
晴れた日の朝イチグランプリは12月初旬以来、一ヶ月半振りです。

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これぞ朝イチグランプリの真骨頂♪。
「楽しい♪」「気持ち良い♫」「止められない♬」。

2時間/16本回した所処で一旦河岸替え、47へ向かいます。

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10ː35、R1もグランプリに負けず劣らずのウルトラコンディション。
「From降車場 to乗車場」ノンストップでLine-Cを回します。

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でも今日のメインはこっち、47のアーデルボーデン「R2」。
パウ日以外は回すゲストが少なく、バーン荒れも殆ど有りません。
3ターンでの一気下り、ハイスピードでのロングターンが気持ち良く決まりました。

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南沢ノ頭(通称1450)より、御約束フォト。
お昼前になると、やっと武田さんが御出座しになりました。

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千切れ流れる層雲から姿を現す、武田菱と龍の頂。
Line-Cを8本回した所処で12時半。
「お昼過ぎ」の「お昼空き」を狙ってグランプリに戻ります。

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12ː40、ランチタイムのグランプリはスーパー過疎♡。
バーンの荒れは軽微、まだまだ高速ロングで回せるコンディション。
しかも滑走者が少ないので、スピードレンジ/滑走ライン/ターンサイズ自由自在の
「遣りたい放題」。
そんな訳で昼イチグランプリ「ブン回しタイム」スタートです。

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しかし「これじゃ、止めるに止められない…」。
ゲストが増えてきたら切り上げる算段も、ずーっと続くガラガラの時間。
うーん、昼食取る時間を完全に見失った…。

12本回した所処で14時過ぎ、やっと遅蒔き乍らのランチレストに向かいました。

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14ː15、エスカルテラスではインバウンドゲストが宴会タイム。
空になった「缶ビール」「缶チューハイ」「缶ハイボール」がテーブルに山積みです。

因みに飛び交う言語は「英語/5 中国語/2 日本語/1 その他言語/1」でした。

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14ː45、アル3回し、レイトアフタヌーンの部スタート。
グランプリの下半分は既に日影化、サボった滑りしてると板が叩かれます。

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上半分は未だ日向。
斜陽で陰影が付き、バーンの荒れ具合が良く解ります。

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14ː50、しかし日向を保っていたのはこの時間まで。

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20分後には紫昏のカーテンに覆われてしまいます。
日影に入ったバーンは荒れとクラストで滑走ノイズの大きいコンディション。
雪面コンタクトを保つのが精一杯、山回りで落とされ気味の滑りとなってしまいました。

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15ː25、地蔵の肩に沈む夕日。
アル3が営業を終えた後はコスモを6本 スカイを7本回して〆。
明日は終日の晴れ予報で、天候的にはスキー日和の一日となりそうです。
でも6日連続での雪日照り、ゲレンデコンディションの方がチト心配だな…。

※因みに1/29~1/30に掛けての白馬は「災害級豪雪.リターンズ」。
  五竜アルプス平では1mを超える積雪でゲレンデの安全確保が難しいと判断。
  ゴンドラと上部リフトが営業を取り止めると云う、トンデモな爆雪でした。
つづく。

 

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2025.01.29

●苦情ネギ

えー、此処十日ばかり暖かい日が続いている「トーキョーの冬」。
まぁそれでも冬は冬、お鍋なぞの美味しい季節で御座います。

と云う訳で今宵の夕餉は「水炊き」。
お豆腐にエノキに水菜に白菜、それと動物性蛋白質にかしわ。
おっと、コレを忘れちゃイケマセン。

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九条ネギ。
鄙びた洛外民とは云え、一応ミヤコ人の私め。
やっぱり葱は九条ネギじゃ無くっちゃね。

因みに年中出回っている葱ですが、食材としての旬は冬場です。

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しかしよく見ると、葉身が変色しています。
「あちゃー、ちゃんと選別して買っときゃ良かった…」。

そんな訳でコレがホントの「苦情ネギ」。
お後が宜しい様で、チャンチャン。

 

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2025.01.28

●2024/25.十六滑目「石打丸山」

えー、本日は昨日ログの続きみたいなもの。

月曜日はオシゴトオヤスミにて、例に由ってのスキーライフ。
今週は白馬遠征Bye-weekで日帰りスキー、向かうゲレンデは石打丸山です。
しかし目を覚ましたのは予定より3時間半遅れの8時30分。
「やってしまた、痛恨のお寝坊さん…」

急ぎ新幹線とバスの時刻表を調べ直し出立も、ゲレンデに着いたのは正午前。
そんな訳でアフタヌーンのみの「半日スキー」滑走記で御座います。

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12ː00、アクティビティスタート。
今季3度目の石打滑ですが、過去二回のサンライズEXは何れもゴンドラのみの運用。
やっとチェアが掛って本来の「コンボリフト」仕様になっていました。

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そんな訳で今季初めてのチェアリフト乗車。
ゴンドラを使うと乗降車場でスキーの着脱するのが面倒。
やっぱり板履いたまま乗れるチェアの方が有難いのです。

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ゲレンデボトムの日中気温は約5℃、「暖かい」を通り越して「暑い」。
で、バーンコンデションは銀座~サンライズラインも、

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ダイナミックも既に「ザブザブ」の「グサグサ」。
削られたザラメの層が下地に分厚く乗る、融雪×湿雪×重雪のサブマリンスノー。
まぁ到着したのが正午だから仕方ありません。

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マトモな雪を求めて山頂に向かいます。
中央高速Tより望む湯沢の温泉街、背後には里山を前衛に谷川連峰主脈。
この角度からだと万太郎山が映えて望めます。

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パラ尾根は結構良さそう。
でも此処は山頂からの下山路、「回す」コースじゃないんですよね。

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大丸はザラメ層も乗っておらず、荒れも少なめ。
ゲレンデボトム~ミドルに較べると雪質もドライに変わり、結構イイ感じ。
如何やら今日は「グリーンより上」が主戦エリアかな。

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12ː40、山頂とーちゃく。
銀座エリアから遠目に見ても、コース荒れの目立っていた山頂ゲレンデ。
果たしてコンディションは如何に?。

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案の定それなりにボコボコ。
浅い起伏が不規則に形成、中途半端な荒れ具合。
その上挙動不審なゲストが多く、ロングターンで回すには厳しいコンデションです。
ま、それでも山麓部に較べると雪質は良く、融雪ザラメもありません。

上の急斜部はリフト沿いのラインを短いエッジングでのショート。
踊り場からボトムの緩斜面はカービング利かせてのミドルで回しました。

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今日は山景眺望が絶好調。
気温の割に湿度は低く清澄な大気。
上越国境稜線~越後三山~守門岳のワイドパノラマがクリアに望めました。

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ランチタイムの時間帯でも結構な賑わいです。
13時半を回ると太陽が雲に隠れ日陰化、バーンも少しカリッとして来ます。
9本回した所処で河岸替え、ハツカ石に向かいました。

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13ː50、ハツカ石はザブザブの融雪ザラメ。
「やっぱり今日は標高下げるとダメだな…」。
ハイシーズンに春雪のトレーニングなんぞしたく無く、3本回して撤収。

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続いて大丸へ。
14時を過ぎると、雲に隠れていた太陽が再び姿を現しました。
終日「曇り/時々晴れ」だったこの日の天気予報、良い方向に外れてくれました。
この時間帯の大丸はまだ日向、影がスロープを覆うまでロングターンで回します。

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15:25、再び山頂ゲレンデ。
こっちは既に完全日陰化、コース荒れに加えクラスト化。
雪面コンタクトの難しいテクニカルなコンディションになって来ました。

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守門岳の左裾奥には栗ヶ岳(左)と五泉白山(右)が望めます。
丁度新潟県のヘソ(中央部)に座する山、この辺りまでが越後山脈の狭義山域。

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130㎞の北方彼方には飯豊山地も望めました。 
石打から飯豊山が見えるのはシーズン中数える程、大気の澄んだ晴日だけです。
白妙に輝く主稜線は、左より大日岳~御西岳~飯豊本峰。

4本回したところ16時、山頂Qは営業終了。
標高を一段下げ、再び大丸に向かいます。

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夜の帳が下り~て、街に灯~が点る♬。
ナイター照明が点灯、ブルーグレーのスロープに光が射しました。

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これ位の照射でも「有る」と「無し」じゃ大違い。
バーン情報が目視で拾え、滑り易さが格段に上がります。

ラスト1時間は大丸でショートターン特講、7本回して〆と致しました。

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17ː10、「コレ、ちゃんと全員乗れるの?」。
リゾートセンター前では、湯沢駅行のシャトルバス乗り場に長蛇の列、
行列に日本人の姿は少なく、大半はインバウンドのゲストです。
でも白馬に較べるとそれ程「異国感」がありません。
理由は「殆どがアジア圏の方々」だからです。

スキー/スノボを目的に日本に来られる欧米ゲストは殆どが「JAPOW狙い」。
ドライスノーが売りの北海道や白馬.野沢などに向かわれます。
従い湿重雪の湯沢エリアは白人さんの選択肢に無く、レジャー/リゾート目的の東アジアゲストを中心とした構成になるのてした。
因みにこの日の言語比率は「中国語/6 日本語/3 その他言語/1」てな具合。
春節の大型連休が始まった事も有り「チャイナタウン」と化していました。

と、こんな感じの一月最終滑、惰眠の所為で不完全燃焼の一日でしたとさ。
おしまい。

 

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2025.01.27

●I messed up

惰眠の長いトンネルを抜けると、朝の8時半だった。
頭の中が真っ白になった。

えー、本日はオシゴトオヤスミで日帰りスキーライフ。
始発の上越新幹線にて雪国へ、今日のゲレンデは石打丸山で御座います。
駄餓死仮死…。

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あーぁ、やっちゃった💀…。
目が覚めたのは起床時刻の3時間半後、まさかの「お寝坊さん」…。
急ぎ新幹線とシャトルバスの時刻表を調べて出立。
ゲレンデに着いたのは正午前、実質「半日スキー」となってしまいました。

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しかも、

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こんな日に限って、

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お天気が良かったりするものです。
朝イチの一番美味しい時間を逸し、既にバーンは荒れと融雪でザブザブ雪。
思いっきり「不完全燃焼」のスノーライフとなってしまいました。

ま、それでも滑走本数41本/滑走距離35㎞。
フツーの人々の一日分以上は回してたんですけどね。

そんな訳で痛恨の「一月最終滑」でした、とさ。

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2025.01.26

●暇なので忙しい日曜日

えー、一週間の中で一番暇な日曜日の商いを終え、只今帰宅。
晩酌を飲りつつ、日付変更線前のエントリーで御座います。

所処で今更乍らですが、月曜日が定休日の武蔵野口の場末のバァ。
基本的に日曜日はフツーに商いしております(※スキーシーズンを除く)。

まぁ算盤勘定的には閑散日の日曜をオヤスミにした方が得策。
しかしそうしない理由ってのは以下の通りです。

①赤坂時代のゲストで、土日しかお越しになれない方々の為。
②平日休んだ方が何処に出掛けても空いてる為。
③暇な日じゃないと出来ない雑事を片付ける為。

個人的には②(特に冬場、土日の混雑したゲレンデは避けたい)。
お店的には③の理由が大きく、平時じゃ出来無い仕事を片付けるのに重宝する日曜。
てな訳で今宵も暇にかまけて細々とした雑務に勤しんでおりました。

・営業管理データと帳簿の整理、あと在庫の確認。
・バックバーの酒棚(正確に云うと本棚)の修繕。
・普段は手の届かない什器周りのお掃除。

しかし来客の無い事を前提にしての諸々作業。
うーん、果たしてコレは「正しい営業」なのか否なのか…。

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でもって包丁とアイスピックのメンテナンス。
営業中に研ぎ物なんて、日曜日じゃなきゃ出来ませんからね。
因みに商いの実入りの方ですが…、まぁお察し下さい

そんな訳で明日は定休日、石打丸山へ滑りに逝って来ます。

 

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2025.01.25

●2024/25.十三滑目「白馬五竜&47」

えー、例に由ってスノーシーズンは目眩くSKI-MADの日々。
月×8~9日ペースで雪山に出掛けている場末の酒場の主で御座います。
そんな訳で先週の「第四次白馬遠征」五竜&47.3daysの滑走記up。

遠征最終日は1/16(木)のエントリーになりまする

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6ː00、起床の気象。
「塩の道」の歩道は大人の背丈程ある「雪壁バリケード」。
昨日からの豪雪は落ち着いたものの、未だ降り止む気配はありません。

スノキャス予報だと今日は晴れる筈なんですけどね…。

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6ː55、ゲレンデイン。
例に由ってのキャビン駅待機、しかし今朝のパトさんは何か慌ただしそう。

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チケセンの元同僚から情報入手、理由判明。
今シーズン1.2の「ドッカン振り」となった昨日の災害級爆雪。
その影響で今朝もテストスキー(アバランチコントロール)、しかも3本。
「キャビンの営業開始は多分9時半~10時頃になるよ」との事です。

所処で7時半になっても降り止まぬ雪「今日、ホントに晴れるの?」。

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7ː55、仕方無いのでスカイ4からのオープニング。
昨日「たっぷり」積もった雪で、とおみゲレンデはアルプス平並みの良雪質。
しかし如何せん緩斜面、3本回して「もう飽きた…」。

キャビンの運行開始に色目を使いつつのアクティビティも、これじゃ時間の無駄。
スカイ4を後にしていいもりに向かいました

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8ː30、コス4でいいもり道場回し。
で、この選択が大当たり。

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ポールバーン。

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線下大町側(DISCOVERY)。
しっかりパックされたバーンは昨日の大雪が利いて適度にソフトな雪面タッチ。
グリップ/コンタクト/スキーの走り、何れも抜群のコンディションです。

両コースを交互に回し5本、キャビンの搬器が流れ出したので駅舎に戻りました。

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9ː00、駅舎には既に60~70人の行列、皆さん殆どがパウキチです。
キャビンの営業開始は思っていたより早く、約1時間遅れでのスタートとなりました。

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9ː30、グランプリはブルーグレーの世界も視界はクリア。
オンピステは5㎝程度の新雪、オフピステは昨日の残り福がドッサリ。
今日はスラ板なので圧雪バーン狙いです。

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オープニング早々、お困りなインバウンド。
6番線下の非圧雪エリアで転倒、スキー板が外れて行方知れず。
40分程の捜索を経て、何とか発見出来たみたいです。

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一枚バーンにはピステ上に5㎝程度のドライスノーがトッピング。
前日が50~60㎝の豪雪だったので、ヤワくて脆いパックかと思いきや、意外としっかり固めのグルーミング。
ルーズにスキッド入れてソフトな新雪タッチを楽しむも良し。
ガッチリ荷重してフルカービング噛ますも良し。
絶好の高速ロング回しコンディションの朝イチグランプリでした。

所処でこの日は、Powder‐dayのグランプリ「あるある」。
パウキチさんたちはオフピステの面ツルがターゲット。
サイドカントリーやテクニカルに向かわれ、ゲストが程好く分散。
一枚バーンを回すゲストは少なく、フラットコンデションは意外と長持ちしました。

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線下ではパトさんがオシゴト中。
記録的な大雪となった今シーズン前半戦の白馬。
防護マットの巻き直しも例年の倍以上の回数となっている事でしょう。
因みに青いヘルメットはレッドブル副隊長。

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10ː20、小一時間もするとオンピステも混み合って参りました。
回すラインが取り辛くなり、12本回した所処で河岸替え。
パノから47に向かいました、

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10ː50、R1。
ソコソコ混み合っていますが、これなら許容範囲内。
何よりグランプリに較べ陽射しが入り、雪面情報が目視で拾い易い。
マージン取った速度域でのミドル~ショートターンならストレス無く回せました。

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12ː00、4本回して最後はR1ボトムまでダウンヒル。
ゴンドラ/リフト3本乗り継ぐのも面倒なので。△バス乗ってエスカルに帰投。
ランチタイムに入り、空いてる(であろう)グランプリに向かいます。

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12ː25、グランプリは相変わらずの「白夜の森」。
如何やらスノキャス予報(晴れ)は大外れ。
今季の白馬遠征はこんな日ばっかりに当たってます。

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所処が13時前になると次第に雲が切れ始め、

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瞬く間に晴れ基調になって来ました。
うーん、こうなるのが4時間遅い。

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完全に抜けたっ♡。
天候良化/ゲストは数える程/バーンコンディションも上々。
時間帯的にはランチレストを取る頃ですが、こーなると止めるに止められない。
飯食ってるバヤイじゃ無く、遮二無二グランプリを回します。

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「THIS IS GRAND‐PRIX ♪♪♪」
スタート時刻が遅れた事とゲストがオフピステに分散した事で、この時間帯になってもバーンの荒れは軽微。
午後イチグランプリは絶好の「ロングターン祭」タイムとなりました。

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13ː50、下山/やっと飯。
とおみゲレンデも青空広がるスキー日和に。
キッズや初心者さんの楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。
(※.但し殆ど英語)

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14ː35、戦線再開/レイトアフタヌーン.グランプリの部。
日が落ちるのが早いこの時期、30分待たずにグランプリは日陰化。

遠征最終日のこの日は15時半のゲレンデ撤収。
グランプリ×3、コス4×2、スカ4×1を回して〆と致しました。

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最後の最後になって、雲間より覗き見えた武田菱。
今シーズンは大雪か豪雪か爆雪に当たる事の多い白馬遠征。
武田さんの御尊顔を拝するのも久し振りです。

と、こんな感じの第四次白馬遠征.3days。
半日だけでしたが、やっと(一ヶ月振り)冬晴れの五竜に当たった最終日でした、とさ。
おしまい。

 

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2025.01.24

●来週のオヤスミ案内

えー、スキーシーズン中はお店の営業日が「冬型シフト」に変更。
月曜の定休日に加え「雪曜日」がオヤスミ。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で来週の定休日インフォメーションになりまする。

※1/27(月)がオヤスミとなります。

来週は定休日(月曜日)のみのオヤスミ、臨休(雪曜日)はありません。
てな訳で宜しくお願い致します。

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2025.01.23

●2024/25.十二滑目「白馬五竜」

えー、今週の火~水曜日は「第五次白馬遠征」in五竜47。
両日共に冬晴れの好天に恵まれ、Happy&Gratificationの二日間でした。

でもその前に1/14~16「第四次白馬遠征」3daysの滑走記が未だ停頓中。
滑走ペースに滑走記upが追い付いておりません。
そんな訳で先週.1月15日の滑走記エントリーで御座います。

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6ː00、起床の気象。
うわぁ(驚)
ドッカドッカと「降ってる降ってる」

ワッサワッサと「積もってる積もってる」。

前夜の降雪予報は山麓で10~15㎝/ゲレンデトップで20㎝。
それがこの積雪量、村ベースでも30㎝を越えるドッカン雪。
「塩の道」は「深雪の道」へと姿を変えていました。

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県の除雪車作業が終わった後も、瞬く間に道路に積もる雪。
宿泊施設などの除雪グレーダがフル稼働中です。

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エスカル坂ではスタックして身動きの取れないツアーバス。
最大傾斜部(レディダイアナ~アベスト)に辿り着く前にこの有様。
大雪時に「チェーン無」でココを上るってのが無謀です。

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7ː00、ゲレンデイン。
とおみゲレンデの積雪はエスカルの基壇を50㎝以上超えてます。
今季は記録的な大雪に恵まれた(苛まれた)白馬地方。
そして一晩の積雪量としては、この日が今冬1~2の爆雪でした。

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前夜の積雪はゲレンデボトムでも30㎝オーバー。
最早「恵みの雪」を通り越して「雪害」レベル。
「こりゃ、テストスキーでゴンドラ動くのソートー遅れるな…」

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五竜クイズ/さて、此処は何処でしょう。
何時ものルーティン(キャビン待機)には向かわず、エスカル内でのんびり待機。

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そんな間にパウ板を調達。
今日はELANのRipstick、ツリーラン狙いでステアリングの利く171-94をチョイス。
しかしこの判断を後から大後悔するのでした…。

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8ː00、スカイ4からスタート。
いいもりパウを狙って、1本目からコスモ4に向かいますが…。
「辿り着けませんでした💀…」

経由路のパウダースノーコース(オンピステ)が膝高の積雪でオフピステ状態。
15度程度のスロープでは斜度不足で板ストップ、スキー履いたままでのラッセル行軍。
キャビン駅下のルートで何とかとおみゲレンデに戻ります。
滑り降りりゃ1分の距離を10分以上歩いての「荒行オープニング」でした。

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9ː15、とおみゲレンデを何本か回した後、やっといいもりへ。
スノボの滑走跡(つーかラッセル跡)を辿ってコスモ4に到着。

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いいもりではコスモの両サイドで、

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既にパウ祭開催中。

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コス4線下両サイドは、いいもりの「パウ食い」スポット。
コーススペック(Max30°/Av20°)以上にしっかりした急斜は深雪滑にBEST。
何より勾配の緩まない斜面構成なので、板の止まる心配が無いのです。

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ターゲットは大町側(DISCOVERY)。
何本か喰われた後ですが、ドロップインすると膝上ズッポのディープスノー。
元々がオンピステなので底付きの心配も有りません。
残っている面ツルに板を走らせフッカフカのスノーサーフィン。
特に下半分は線下側にノートラが多く残っており、朝イチPowを存分に楽しめました。

4本回した所処で10時前、そろそろキャビンが動く頃と読んで駅舎に向かいました。

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9ː55、既に50~60人のパウキチ雪猿が列を成しています。
読みはバッチリ、この15分後/約2時間遅れでキャビンが営業を開始しました。

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10ː25、グランプリ到着。
濃霧の割に視界は利いており、ガス祭の心配は無さそうで一安心。
で、ゲレンデコンディションですが…、

「圧雪バーンが既に非圧雪⛄」

ピステン(?)上には「膝ズッポ」の新雪、少なく見積もっても30㎝は乗ってます。
1本目は一枚バーンのど真ん中を切り裂きます、が…。

「パウ過ぎてスキーが走らない悲劇💀

雪が深過ぎてスピードに乗れず、直滑降で止まらずに滑り降りるのが精一杯。
1本回しただけで太腿パンパン、パウ板履いててもこの有様です。

「もっと太くて長い板を選んどきゃ良かった…」

そしてゲレンデのあちこちでは阿鼻叫喚の地獄絵図。
「パウ祭.番外編」が開催されていました。

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キャビン駅からグランプリの合流地点が最初のトラップ。
深雪エリアに入って「沈む」「止まる」「転ぶ」「埋もれる」死屍累々。

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そして「誰も動けなくなった…」。
スキーもスノボも雪底に埋没、足を動かす事すら出来ません。

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こっちも悲惨。
パノラマからの合流路、通称「魔のトライアングル」。
此処のトラバースは中間部だけが非圧雪でしかも緩斜面。
深雪時にココを低速横断すると、絶対こうなっちゃいます。

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見えてるゲストは全員「止まってる」か「転んでる」か「沈んでる」。
若しくは板外して「歩いてる」。
しかし非圧雪エリアをブーツでラッセルすると「腰まで埋まります」。

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嗚呼「パウ祭」ならぬ「パウ地獄」。
オープニングから数本回して、やっと滑走跡が目立ち始めたグランプリ。
雪深過ぎてノートラックにスキーを進めると、斜度不足/積雪抵抗で超低速滑。
踏まれた後を滑った方が板が走って快適、と云うトンデモなコンディションでした。

あーぁ、コレならもっと太くて長いファット選んどきゃ良かった…。

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パウの日位にしか乗らないアル4。
サイドカントリーもソコソコ踏まれて来たので滑走跡泥棒。
法政小屋側のオフピステとノリ面遊びに向かいます。

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しかしアル2が凄い事になっている。
まぁココは通年運休、精々GW位しか動かさないので良いんですけどね。

パウ祭り9本回して一旦下山/ランチレスト。
午後にもう一回上りましたが、流石にもう食い尽くされた後の残飯状態。
雪自体が湿雪なので踏み固められるのも早く、モサグサとしたナチュラルバーンと化していました。

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そんな訳で14時からはスカ4回し。
グランプリは上記の通り、いいもりコスモも恐らく同様かもっと惨い状態。
47に出張る気合と体力と無く、以降は「とおみ専」のアクティビティ。

緩斜面+ゲストの多さでとおみゲレンデはデラ掛り、すっかりフラットバーン化。
ノーストックでバリエーショントレーニングやってました。

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16ː15、何だ神田でナイターの灯が点るまで滑ってました。

と、こんな感じの第四次白馬遠征.二日目。
結局パウ喰ってて一番楽しかったのは朝イチのいいもり、と云うオチでした。
遠征最終日につづく。

 

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2025.01.22

●アル3偏愛主義(第五次白馬遠征)

えー、「第五次白馬遠征」2daysを終え、只今帰投した23時過ぎ。
今回の遠征もゲレンデは嘗てのオシゴト場、五竜&47。
二日間共に冬晴れの青空に恵まれ、充実度の高いスノーライフを過ごせました。

Dsc0338186
1月21日、「業務連絡、トップ86番」。
口明けの朝イチグランプリから始まり、

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「地蔵の肩に沈む夕日」。
営業時間目一杯回した初日。

Dsc03433_20250122235601
1月22日、「業務連絡、トップ29番」。
これまた口明けの朝イチグランプリから始まり、

Dsc03501_20250122235601
「地蔵の肩に沈む夕日」。
これまた営業時間目一杯回した最終日。
因みに二日間のアクティビティ.スタッツは以下の通りです。

Screenshot-20250122-at-232441-garmin-con
・1月21日/晴れ
・ゲレンデ滞在時間/8:04:16 ・滑走時間/1:37:23
・滑走距離/54.35km ・滑走本数/52本 ・高度下降累計14776m
・平均滑走速度/34.6km ・最高速度/69.29km

Screenshot-20250122-at-232557-garmin-con

・1月22日/晴れのち曇り
・ゲレンデ滞在時間/8:02:22 ・滑走時間/1:47:15

・滑走距離/60.17km ・滑走本数/60本 ・高度下降累計17107m
・平均滑走速度/34.1km ・最高速度/71.7km

滑走グラフを見ても解る様、一日の大半をグランプリで回した二日間。
初日/二日目共にアル3(アルプス第3ペア)を回した本数は34本づつ、計68本。
乗車時間は約6分ですから、白馬滞在中35時間のうち6時間半を「アル3のチェア」で過ごしていた事になります。

尤も過去数年の五竜アクティビティで、一日当たりのアル3乗車本数は平均23~25本。
今回が特に偏っていると云う訳ではなく、普段より一寸多いくらいです。
(パトブロの抹茶さん曰く、白馬三大「アル3を回している男」との事。)

そんな訳で何時も乍らのグランプリ/アル3偏愛主義。
因みにシーズン通してだと、一冬のうち「約三日間」アル3に乗っているのでした。

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2025.01.21

●2024/25.十一滑目「白馬五竜&47」

えー、年明けからの年始営業を終え、商いも閑散期に入った一月中旬。
漸く溜まっていた滑走記をアップする暇も出来て参りました。

そんな訳で本日は1月14日~16日の「第四次白馬遠征」スノーライフ。
ホームゲレンデ「五竜47」3days、初日の滑走記で御座います。

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7ː15、神城の里山から出ずる朝陽。
例に由っての朝イチキャビン待機、1月14日の夜明けにオハヨウゴザイマス。

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しかしゲレンデ方面、地蔵平の空にはどんよりとした薄靄が掛っています。
まぁこれ位のガスなら滑走に支障は無いでしょう。

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とおみゲレンデには見るからに美味しそうなピンストライプ。
もーちょい斜度あれば、スカイ4の朝イチ回しでも良いんですけどね。

定刻通り8:15にキャビンの営業開始、一発目の搬器に乗り込みます。

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8:25「業務連絡、トップ50番」。
オープニングタイムのグランプリはモノトーンの世界。
視界は利くもののフラットライト気味。

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アル3一番乗り、朝イチグランプリ貸切ターイム。
でも今日は「独り占め」じゃ無く「二人占め」。
五竜オールスターズの筆頭とまさかのペア乗車です(笑)。

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巻層雲のカーテン越しに注ぐ僅かな陽光は、まるで「白夜」の朝みたく。

この日のグランプリはピステ上に約5㎝の新雪が乗ったバーンコンディション。
ソフトタッチの表雪はフワッとしたフィーリングです。
雪自体は白馬としてはやや重も、ノートラックに板を走らすと心地良い雪面タッチ。
エッジングの度に雪煙が「ブオッ」と舞い上がりました。

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9時半を回ると多少混み出して来ました。
混雑度合は未だ軽微なものの、乗った雪が踏まれてモサモサとして参りました。
「一番美味しい時間帯は喰ったし、もうイイかな」。

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と云う訳で、12本回した所処で一旦下山。
ダイナミックはドフラット、グリップ/板走り共に抜群。
ゴンドラでダイナミック~とおみ2を回すのも有り、と思わせる位でした。

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とおみ2から下はクリアな視界。
上信国境方面には青空も覗いています。

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10ː00、いいもり道場へ。

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で、この日のいいもりが、

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想像以上のグッドコンディション。

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特にコスモの大町側(DISCOVERY)。
序盤はコンケーブ/中盤は片斜のむくり形状/後半はフラットも緩まない傾斜、とテクニカルな急斜バーンですが雪質が良く絶好の雪面コンタクト&グリッピング。
前半にスキッド入れてスピードコントロールしてのミドル~ショートターン回し。

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ポールバーン(DISCOVERY SPORT)も抜群のコンディション。
こっちはクローチングで入ってロングターン回し。
「こりゃ、今日はいいもりの日だな♫」

以降午前中はいいもりに籠りっ切り。
結果的にアル3(15本)よりコス4(17本)を多く回す、珍しい一日でした。

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12ː10、グランプリは相変わらず白夜の世界。
湿雪が踏まれ更にモサグサ化、しかもフラットライトで雪面状況が目視し辛い。
回せなくもありませんが、快適には程遠いコンデションです。
3本回して再びいいもりに戻り、頃合いな時間でランチレスト。

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13ː30、ランチ後は47へ。
ややモサのコンディションも、グランプリより荒れは少なく抑え込めるレベル。
R1を1時間回してラストはいいもりととおみゲレンデで〆。

と、こんな感じの五竜3days.初日。
バーン状況/天候/滑りの内容、何れも「可も無く不可も無く」と云った一日でした。
つづく。

 

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2025.01.20

●頭文字D

えー、遅蒔き乍らの年末年始休暇(その2)で本日から三連休の瓦礫坂のBar。
スキー遠征は明日明後日の二日間で、オヤスミ初日の今日は東京在住。
でもって夕刻から令和七年「初飲み」に出掛けて参りました。

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ロマンスカーに乗って向かった先はココ。
秋名の峠…では無く片瀬江ノ島。

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銀座777からお付き合いの「変態Bar」です。
因みに今宵のメニューはホットカクテル4連発。
ホット.ブランデー.トディー/ホット.バター.ド.ラム/グロッグ/ブランデー.エッグノッグ。
でした。

そんな訳でこれより夜間移動、第五次白馬遠征に逝ってきまーす。

 

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●2024/25.十滑目「石打丸山」

えー、年明けからの年始営業を終え、商い閑散期に入った一月中旬。
漸く溜まっていた滑走記をアップする暇も出来て参りました。

そんな訳で本日は1月6日のDAY-SKI.スノーライフ。
ゲレンデは今季2度目となる石打丸山で御座います。

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8ː00、石打丸山.中央口とーちゃく。
この日の天気は曇り時々晴れ、午後に入ると雲量が多くなり下降線の予報。
朝イチの時点では澄んだ青空が広がっていました。

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サンライズEXより出ずるサンライズ。

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サンライズEXはゴンドラのみの運行。
本来はゴンドラ1基+チェア3基の搬器列で運行されるコンボリフト。
前回もそうでしたが、今季から平日はこの運用方式になってるみたいです。

リゾートセンターで着替えを済ませ、8時半からアクティビティスタート。

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8ː40、オープニングは何時ものコースチョイス、銀座から、

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ダイナミックへ。
湯沢/南魚沼エリアも大雪に恵まれた今季のシーズン序盤。
しかし積雪量は多いものの低標高の悲しさ、ゲレンデミドル~ボトムは日中の融雪が夜間に凍りアイシーなコンディションでした。

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銀座をもう1本回して大丸から山頂へ。
で、この時点で身体の調子がアヤシイ(後述)…。

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9ː10、山頂Q乗車。
一枚バーンには気持ち良さげなシュプールラインが次々に刻まれて行きます。

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山頂Qより望む、上越国境稜線のパノラマ。
左手前の飯士山を前衛に、柄沢山~米子頭山~巻機山~越後三山。
フレームの外には浅草岳と守門岳も見晴らせました。

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同、谷川連峰のパノラマ。
手前の稜線は馬蹄形後半パート、奥には主脈縦走の山々。

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マッキーは例年にも増して深い白妙。

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谷川双耳峰も深雪に覆われています。

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魚沼盆地へドロップイン。
山頂は流石に雪質良、コキュコキュと雪鳴きのする粉雪グルーミング。
しかしソフトなパックで賞味期限は短く、瞬く間に荒れて参りました。

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9時半を回ると層雲が空を覆い始め、予報通りの雲行きに。
それでも青空が完全に隠れる事は無く、終日陽射しの届く天候を保ってくれました。

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9ː45、やっぱり山頂ゲレンデは荒れるのが早い。
5本回した所処で賞味期限切れで一旦下山。
パラ尾根~グリーン~銀座~ダイナミックのロングランに向かいます。

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10ː05、サンライズは思いの外リフト待ちの行列。
この日はお隣のGALA湯沢が強風で営業中止、振替で多くのゲストが石打に流れて来ました。
コンボリフトは前述の通りチェアリフト間引きで「非.コンボ」の運行。
10人乗りとは云え搬器間隔は45秒、そりゃ直ぐに乗車行列が出来ますわね。

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1030、続いてハツカ石へ。
年々圧雪幅が狭くなるハツカ石スーパー、でも雪質はまずまず。

で、この時間になると危惧していた「体調不調が完全に表面化💀」
此処数日風邪の初期症状で体調イマイチだったのが更に悪化傾向。
身体は重いは、関節ギシギシするは、集中力は散漫だわ。
疲労の蓄積具合も加速度付けて進行、うーん今日は早仕舞いかな…。

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そんな訳で騙し騙しのアクティビティ継続。
日中の主戦ゲレンデを中斜面のハツカ石に取り、中速域でのトレーニング。
ブーツバックルの上2つを解放、基本姿勢とポジション確認のバリトリ滑。

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体調良化の見込みは無く、最後の方は更に軟弱なコースチョイス。
中央高速T使って、パラ沢~グリーン~中央斜回し。

早く切り上げようと思いつつ、ダラダラと滑って16時に板仕舞い。
結局41本回してました、とさ。
おしまい。

 

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2025.01.19

●今週の【1/20(月)~1/22(水)】定休日

えー、スキーシーズン中はお店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
「月曜日+雪曜日」が定休日の武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳での今週の店休案内.インフォメーション。

※1/20(月)~1/22(水)はオヤスミとなります。

年末年始にオシゴトしていた分、先週と今週は三連休を頂いています。
そんな訳で宜しくお願い致します _(._.)_ペコリ。

 

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2025.01.18

●2024/25.九滑目「戸隠」

えー、本日は遅れ馳せ乍ら「2025年.事始め」のエントリー。

大晦日/元日の二日間は例によっての年跨ぎスノーライフ。
1月1日は毎年恒例、戸隠での初滑りをして参りました。
そんな訳での「令和七年.滑り初め」、滑走記で御座います。

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8ː55、宿の都合上、ちょい遅めのゲレンデ入り。
怪無山の稜線から出ずる令和七年「初日の出」。
群青の影に覆われたスロープに新春の曙光が注ぎ始めました。

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2025年.1st‐run。
正面に戸隠屏風を眺めつつの「初滑り」Landing。

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1本目/2本目はしらかばで足慣らし。
前夜に約5㎝の雪が降り、ピステンは新雪由来の程好いソフトさを持ったコンタクト。
フラットにグルーミングされたバーンはグリップ/板の走り共に絶好調です。

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そして3本目は「崖」へ。

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チャンピオン。
最大斜度31°/ 平均斜度28°、戸隠の誇る急斜面1枚バーン。
此方もコキュコキュと雪鳴きする上質のドライスノー。
流石「魔法の粉雪」戸隠、昨日滑った白馬と比べても格段上の雪質です。

各2本づつ回した所処で、第3が多少混み出し3~4分のリフト待ち。
一旦越水エリアを離れ、瑪瑙エリアに向かいました。

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9ː50、第6Q下車、取敢えず御約束の一写。
瑪瑙山頂より望む飯縄山。

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西岳~表山~高妻山の戸隠連峰ワイドパノラマ。
瑪瑙山からは昨日滑っていた白馬五竜のゲレンデも望めました(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/01/post-a0b608.html

しかし標高2000m付近には所々に雲が掛り、クリアな見晴らしとは参らず。
それでもこの雲量なら、午後には切れてくれるかな?。

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メノウコースは中~緩斜面構成の快適なロングコース。
早い時間帯は空いている瑪瑙エリアの各コース。
カービング利かせたミドル~ロングターンで気持ち良く回せました。

Dsc03112
続いてしゃくなげへ。
こっちはピステ上に4~5㎝の新雪が乗ったコンデション。
それでも雪質は軽く、トップからしっかりターンを入れてのカービング。
踏まれてモサっとした雪を蹴散らして行けました。

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戸隠索道小ネタ.その①。
今季から第5の握索機が新しくなっていました。
コバルトブルーのローラーって珍しいカラーリングです。

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戸隠索道小ネタ.その②。
第3の握索機も新調、こっちはノーマルの白いローラー。

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10ː35、久し振りに中社ゲレンデへ。
パラダイス(オンピステ)に入る心算が、間違ってグランド(オフピステ)へ。
乗ってる雪は軽いものの、底付きガッコンガッコン。

因みにこれが2015年以来、9年振りの「中社滑」。
中社エリアは土/日/祝限定のオープンなので、滅多に滑る機会が無いのでした。

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本当に「無人」の中社ゲレンデ.ボトム。
他のスキー場に較べ圧倒的に上級者比の高い戸隠、中社の緩斜面を回すゲストは皆無です。
山麓には戸隠中社の民宿.旅館街、ゲレンデから徒歩圏内で温泉と蕎麦屋有り。

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でもってアクセスリフトが「長~くて」「遅~い」第2ペア。
中社エリアに入ったのは結局コレ1本だけでした。

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再び越水エリア回し、オフピステのアドベンチャーへ。
この日の戸隠は高妻が非圧雪、シルバーがコース規制。
そーなるとオンピステは「チャンピオン/しらかば」の二択になってしまいます。
以前みたいにアドベンチャーの右半分と高妻には圧雪入れて欲しいなぁ。

この後、正午前になると吹き上げの風が強く立ち始め、体感温度が急激に低下。
強風の影響の少ない瑪瑙エリアに移動します。

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12時を回ると北信五岳を覆っていた層雲が引き始めます。
雲に隠れていた高妻山もその雄姿を現しました。

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続てい黒姫山。

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頚城の山々も少し望める様になって来ました。
メノウを4本/しゃくなげを3本回して越水エリアに戻ります。

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チャンピオンは若干荒れて来ました。
徐々に日陰に入りバーンも硬化、こーなると私めの足前では厳チイ…。

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そんな訳で安全策、しらかばをメインに回します。
今年の元日は思っていたよりゲストの入りが少ない戸隠。
各コースとも然程荒れは進まず、良コンディションを保っていました。

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13ː30、やっと飯。
シャルマンの軒端には「殺人兵器」がお出迎え。
落ちて来たのが刺さったら間違い無く死ぬな、こりゃ。

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14ː30、戦線再開、ラスト1時間半は「楽にスキー」。
主戦ゲレンデを緩斜面のメノウと中斜面のしゃくなげに取ります。
疲れも溜まって来たので基礎トレやバリトリをメインにした滑り。
ターン前半.ニュートラルからの重心移動を意識(特に腰と膝の返し)したトレーニングに費やしていました。

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第5より望む高妻山。
ソリッドでエッジの利いた山容、やっぱり高妻はカックイイ。

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第3より望む黒姫、左奥には妙高のツインカルデラ。
この日は斑尾山が望めず終い。
残念ながら北信五岳コンプリートとは参りませんでした。

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16ː00、ラスト1本。
此処半月は滑走日が悉く大雪に当たり「パウダー」ばかり食っていたアクティビティ。
久し振りにカチッと締まったパックバーンを堪能、しかも上質の戸隠粉雪です。
「いゃあ、今日は充実した一日だった♫」

と、こんな感じの令和七年.元日の滑り初めでした。
おしまい。

 

 

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2025.01.17

●第四次白馬遠征

えー、少し遅めの年末年始休暇(分割/その1)を頂いての白馬雪旅。
三日間の五竜遠征を終え、本日からオシゴト再開です。

今回の遠征は今シーズン初の「三連滑」。
日平均45本/50㎞を数えたハードなスノーライフで身体はガタガタのヘロヘロ。
それでも三日間ガッツリのアクティビティ。
ハイシーズンに入り、スキー仕様の体躯も出来上がりつつある所処です。

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今季の白馬は本当に雪多い。
1月16日の積雪量、五竜アルプス平では395㎝。
あとちょいで4mに届こうかと云う勢いです。

但し今日から暫くの間、纏まった降雪は無い見込み。
2~3月は例年並みor暖かいとの長期予報です。
果たして4mを超える日は来るのかな?。

そんな訳でオシゴト逝って来ます。

 

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2025.01.14

●第一次年始休暇/第四次白馬遠征

えー、北安は白い朝の底からオハヨウゴザイマス。

既述ですが今日から明後日まで(1/14~17)、武蔵野口の場末のバァは三連休。
年末年始を真面目にオシゴトしていた分の代替休暇.その①を頂いてます。

そんな訳で御留意の程を。

 

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2025.01.13

●睦びの月

えー、年末年始の九連休明けの三連休も本日が末日。
世間一般の方々からすれば「あーあ、正月気分もこれで本当にお終いかぁ...」
てな心持ちでしょうか。

因みに年末年始を(ほぼ)通しで商いしていた私めからすると、
「嗚呼、年末年始のロングラン営業もやっと最終日」とほっと一息。
連休明けの明日より、少し遅めの年末年始休暇(三連休)を頂きます。

なーんてエントリーとは全く関係無いですが、今日の夕方Photo。
オシゴトに向かう薄暮刻の一コマです。

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あづまの東より出る圓月。
満月未満のお月さまですが、綺麗に望めたもので撮ってみた次第でした。
はい。

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2025.01.11

●三連休~小正月の【1/11(土)~1/16(木)】営業日と定休日

えー、スキーシーズンに入り、お店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
定休日が「月曜日+雪曜日」となった武蔵野口の場末の酒場で御座います。

そんな訳でのオヤスミ案内.インフォメーション。
今週から来週に掛けての営業日と定休日になりまする。

1/11(土) 通常営業
1/12(日) 通常営業

1/13(月) 時短営業(18:00~22:30)
1/14(火) オヤスミ
1/15(水) オヤスミ
1/16(木) オヤスミ
1/17(金) 通常営業

来週は三連休/ハッピーマンデーの絡みで変則営業。
本来なら定休日の月曜日は短い時間ですがお店開けてます。

でもって三連休明けから、遅蒔きながらの「New Year holidays」。
年末年始を真面目にオシゴトしていた分の代替休暇。
来週と再来週に分割して、各三連休づつ頂きます。

そんな訳で宜しくお願い致します _(._.)_ペコリ。

 

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2025.01.10

●「元日」より顧みる「大晦日」

えー、何だか思惟的な含蓄を含んでそうな本日の表題。
しかし甚深な意味合いは全く無く、そのまんま言葉通りの内容だったり致します。

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2025年.1月1日は戸隠にて年迎えの私め。
年初めに相応しい冬晴れに恵まれての初滑りで御座います。

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ゲレンデトップより望む、北アルプスの大パノラマ。

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一夜山の左奥には遠見尾根~天狗尾根の稜線。
そして山腹に広がるゲレンデが白馬五竜、昨日(大晦日)はあそこで滑ってました。

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ズームで見るとこんな感じ。
そんな訳で例に由ってのスキーマッド的迎春風景。
「元日より顧みる大晦日」なのでした、とさ。

 

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2025.01.09

●交通封鎖(※中野区中央2丁目/1月9日 14~15時頃)

えー、今週より仕事始め、松の内も昨日で明け「正月呆け」も一区切り。
と思ってたら今週末からは成人の日絡みの三連休。
もう暫くの間、新春気分のユル~い心持ちは続くのかも知れませんね。

そんなON/OFFスイッチの狭間のミッドウィーク、私めはお昼過ぎより「アイロン掛け」。
つってもアイテムは「ワイシャツ」や「スラックス」ぢゃ御座いません。

スノーマッドがアイロンと云えば「WAXING」。
来週の「第四次白馬遠征」に向けて、愛機の手入れをしておりました。

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中野坂上某マンション.冬の風物詩(?)、通路の一時封鎖。
今日はワックス入れだけじゃ無く、エッジも研磨しての「フルチューン」。
明鏡止水の境地で「心」と「スキー」の刃を研いでいた昼最中でした。
とさ。

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2025.01.07

●通常運行

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス八日目。
なーんてお決まりの端書きも今日が最後。

昨日は仕事始め、でもって明日は松の内の明け。
迎春気分に正月呆けも此処までで御座います。

そんな訳でウチの商いも「年末年始ダイヤ」終了。
今宵より通常の営業時間になっております。

では改めて「本年も宜しくお願い致します」ペコリ。

 

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2025.01.06

●仕事始めの日、湯沢始め

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス六日目。

9連休の年末年始休暇も@云う間の「光陰如箭 」。
世間一般、常識的なお勤めの方々は本日より仕事始め。
皆様「重い足取り」「暗い心持ち」で、すし詰めの満員電車に揺られている事でしょう。

そんな新春.初仕事の日に反して、武蔵野口の場末のバァは定休日の月曜日。
5日振りのスノーライフは始発の上越新幹線にて一路雪国へ。
湯沢/南魚沼エリアの主戦ゲレンデ、石打丸山へ逝って参りました。

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今日はお隣のGALA湯沢が強風の為、終日営業休止。
振替客の多くが石打に来られた為、ウィークディとしては結構な賑わいでした。

皆さんが仕事始めの日にスノーリゾートってのは自由業ならではの特権。
ま、一般の方々に先駆けて1月2日からオシゴトしていた御褒美、と云う事で。

 

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2025.01.05

●2024/25.八滑目「白馬五竜&47」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス五日目。
年始休みも本日が最終日、明日からは平熱の日常が訪れる年明けです。
ま、ウチは1月2日から仕事始め、とっくに日常に戻ってるんですけどね。

所処で大晦日/元日の二日間は例によっての年跨ぎ信州遠征。
12月31日は嘗ての職場、白馬五竜で滑っておりました。
そんな訳での「令和六年.滑り納め」、滑走記で御座います。

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5ː30、白馬入り。
前日の冬晴れは何処へやら、大晦日未明からドッカンドッカン降り出した大雪。
スノキャス予報では午後に入ると更に降り足強くなるとの事。
日中だけで30㎝以上積もるとの予報です。

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6ː40、ゲレンデイン。
ワイドバーンに敷き詰められたコーデュロイカーペットがお出迎え。
年末年始のとおみゲレンデはサンライズ営業、7時からのゲレンデオープン。

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とおみゲレンデには特に執着無し、ゆっくりとゲレンデイン。
スカイ4前には既に5~6名の先着ゲストが陣取っておられました。

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7ː00、2024年「最後の一日」スタート。
新品の圧雪バーンは気持ち良いソフトタッチも湿雪で板走りはイマイチ。
あとLED照明は陰影が平べったくで雪面の目視がし難い…。

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曇天の灰空に覗く2024年「ラス日の出」。
大晦日の白馬、日照時間はこの4分間だけでした。

サンライズ営業はフィーリングの確認&身体を解す程度で充分。
3本回してサンライズ切り上げ、キャビン駅舎に向かいます。

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720、例に由っての朝イチキャビン待機。
因みに大晦日の五竜、営業時間前のゴンドラ行列は100~150名程度。
今シーズンは件の大雪で村内県内のスキー場は何れもフル滑走可。
ゲストの分散が掛かった所為か、朝イチのゴンドラ待ちは昨年の1/2程度でした。

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8ː15、キャビン乗車。
ルビコンから望むグランプリ、如何やらガス祭りは避けられそうで一安心。
(※.以下、暫く白黒写真が続きます)

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8ː25「業務連絡、トップ51番」。
最低限の視界は利くものの、やっぱり薄靄でフラットライトのグランプリ。
放射冷却で氷化したピステンに5㎝程度の湿雪が乗る二層構造。
モサッとした積雪が下地に交わらず、スキーの挙動が決まらない難しいコンデション。
とても高速ロングで回せるコンデションじゃありません。

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しかも2本目からガスが濃くなって参りました。
今日は気温高いし(マイナ1~2℃)風無いし、こりゃ回復の見込み薄だな…。

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ガスとドカ雪のコラボで視界不良はどんどん惨くなって来ます。
遂に12番から降車場が見えなくなってしまった(アル3の鉄塔は13本です)…。

如何やら今日はグランプリの日じゃ無いらしく。

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9ː25、そんな訳でいいもり道場へ。
前回の白馬遠征では未だクローズ中、今季初のいいもり滑です。

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ゲレンデボトムでもドカ雪です。
しかもゴーグルに付着して視界を遮るボタ雪、レンズにワイパーが欲しいくらい。
ゲレンデトップとは別の意味で「視界不如意」なのでした。

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10ː40、47に向かうと地吹雪🌀がお出迎え。
おいおい、今日はドコ滑りゃイイの?。

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北斜面なのでガスは籠り難く、視界はまずまず。
モサグサ雪なのは諦めて、暫くR1で回そっと。

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12ː10、久し振りのカラー写真。
エスカルに帰投しランチレスト。
予報通り、午後に入ると雪の降り足が増して来ました。

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13ː00、戦線復帰。
午後のグランプリは拡散波動砲的豪雪。
気温もマイナ6~7℃に急低下、その分雪も軽くなりました。

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踏まれたモサバーンの上に15㎝くらい乗ってます。
で、視界不良+冷え込みが嫌われてか、大晦日とは思えない過疎っ振りのグランプリ。
ワイドバーンの上半分は「面ツル」のノートラックがタダ残りです。

そんな訳でまさかの「POW祭り.午後の部」開幕。

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しかしこの爆雪はビギナー~中級者には厳しいコンデション。
「見辛い」「雪深い」「板止まる」の三重苦。
写真の皆さん、殆ど動いてません。

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写真の皆さん、全員「止まってる」か「座ってる」です。

この日の午後はグランプリ専、パウ喰いオンリーのアクティビティ。
しかし15時を過ぎると流石に食い荒らされて、モサグサのナチュラルバーン化。
体力を要するタフなコンデションとなって参りました。

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撤収。
明日もあるので16時に早めの板仕舞い、白馬を後にして戸隠に向かいました。

と、結局モサ雪とパウばかり滑っていた大晦日。
此処半月、カチッと締まったピステとは無縁なスノーライフばかりです。
そんな訳で「明日はパックバーン滑りたいなぁ」と念じつつの移動なのでた、とさ。

元日の戸隠につづく。

 

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2025.01.04

●お年玉

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目。

年明けは例年通り一昨日(1/2)から仕事始めの武蔵野口の場末のバァ。
でもって昨日より店先で「新春.お年玉フェア」やってます。

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捨てる神あれば拾う神あり。
余り物には福がある。

そんな訳での「Take this free」、空箱フェア。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/09/post-ff06e7.html
御入り用の方は御自由にお持帰り下さい。

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2025.01.03

●初詣「未遂」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目.その弐。

大晦日~元日は毎年恒例の信州遠征、新年初滑りは戸隠。
折角なので「早めに板仕舞いして、中社に初詣しようかな」
なーんて思いつつのスキーライフで御座います。

しかし毎年毎年「朝イチ~夕刻」までガッツリと雪猿タイム。
結局今年もお参りする時間は取れませんでした。

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そんな訳での「バス詣」。
アルピコさんの車窓より戸隠中社にペコリ。
「今年も良い年でありますように」、でした。

 

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●「まめに暮らせる」様に

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目。

2025年の「注ぎ始め」はアベラワー12年(ノンチル)、「作り始め」はジン&トニック。
昨夜の仕事始めは「忙し過ぎず」「暇過ぎず」と、まぁ頃合いな商いの入りでした。

でもってオシゴト終えてのオツカレ麦酒。
アテはお正月の為に取っておいた「コレ」で御座います。

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黒豆の蜜煮。
一人暮らしなので流石におせちを拵えたりはしませんが、其処はお正月。
新年ぽい摘みで晩酌するのも宜しいものでして。

因みにモノはミヤコ竹屋町、はらだくん謹製。
ノイリーさんの紹介で木屋町の忘吾に伺ったのが確かミレニアムの頃。
彼是四半世紀のお付き合いになる、腕利きの料理人さんです。

 

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2025.01.02

●「滑り納め」「滑り初め」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス二日目.その弐。
本日より仕事始めの武蔵野口の酒場の主で御座います。

所処で大晦日~元日は毎年恒例、信州遠征に出掛けていた私め。
そんな訳で新年のエントリーらしく、雪国の迎春フォトを幾つかup。
ゲレンデの「年越し」「年迎え」風景になりまする。

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2024年.大晦日のゲレンデは白馬五竜。
エスカルプラザでは門松がお出迎え。

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スカイ4より望む暁光。
2024年「ラス日の出」です。

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大晦日の白馬は朝から晩までこんな感じ。
ドッカンドッカン降り続く豪雪と濃ガスで、ゲレンデ全域が視界不良の一日でした。

でもって日付が変わっての年替わり。

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2025年.元日のゲレンデは戸隠。
ゲストハウス岩戸では戸隠神社の注連縄がお出迎え。

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第3Qより望む暁光。
2025年「初日の出」です。

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元日の戸隠は終日こんな感じ。
雲こそ多いものの、天気予報の斜め上をいく好天の一日。
冬晴れスキー日和の下「魔法の粉雪」を思う存分楽しめました。

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迎春仕様の方向幕(ロールサイン)、アルピコさんも芸が細かい。

因みにこの二日間で滑った本数は79本/滑走距離は102㎞。
歳が歳(55歳)なので30~40代の頃には及びませんが、それでもタイト&タフ&クレイジーなスノーライフ。
流石に今夜のオシゴトは定時で終わってほしいなぁ…。

滑走記は亦後日にDemo。

 

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●仕事始め

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス二日目。
大晦日~元日は毎年恒例の白馬/戸隠遠征を終え、昨夜帰投致しました。

疲労困憊の身体にビシバシと鞭打って今朝は早起き。
箱根駅伝と大学ラグビー準決勝の観戦を終え、そろそろお店入りの時刻。
たとう紙の紙紐を解き、お正月用の仕事着を取り出します。

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そんな訳で「令和七年.初仕事」、本日から松の内までは和装営業。
袖底にグラス引っ掛けて「パリーン」しない様に気を付けよっと。

 

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2025.01.01

●令和七年「賀正」


        謹賀新年

   謹んで新春のお慶びを申し上げます。

   良き新年をお迎えのことと存じます。
   旧年中は並々ならぬ御厚情を賜り、
   厚く御礼申し上げます。
   本年も宜しく御願い申し上げます。

                TRIPLE-SEC 店主敬白 


えー、アケマシテオメデトウゴザイマス。

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令和七年.年始の御挨拶は信州の銀世界から「ハッピーニューイヤー」。
大晦日の「2024.滑り納め」はホームゲレンデの白馬五竜。
元日の「2025.初滑り」は毎年恒例の戸隠。
「年越し」も「年明け」も例に由ってのスノーマッドな日々で御座います。

そんな訳(?)で、本年も宜しくお願い致します。

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2024.12.31

●販売速報【2024.冬至版】

えー、日付が変わり12月31日未明、令和六年の大晦日。
今年最後のの商いを終え、信州へ雪旅中の私めで御座います。
取敢えず「大晦日」と「元日」は人並みにオヤスミ取ってのスノーライフ。
但し帰東翌日の1月2日から「仕事始め」の武蔵野口の場末のバァでして。

そんな訳で年の瀬〆のエントリーは、2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」。
武蔵野口の場末の酒場「販売速報」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが。

因みに2024年.作り納めのカクテルは「ホット.バター.ド.ラム」
注ぎ納めのウイスキーは「キルケラン12年」でした。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
  ウイスキーの水割り (水割りはカクテルです)
  ピケピケ (生ザクロ)
   ‥~‥~‥~定番三強+季節モノ~‥~‥~‥
  ジン.フィーズ
  ジン.フィーズ(東京會舘式) 
  バイオレット.フィーズ
  ギムレットハイボール
  ハイランド.クーラー
  クロンダイク.クーラー
  ブラッディ.マリー
  カシス鳥龍
  オールド.ファッションド
  ボッチボール
  マイ.タイ
  アメリカーノ

・ショートの部
  マティーニ
  スモーキー.マティーニ
  マンハッタン (少しレシピ改良)
  ジャックローズ (※生ザクロ版)
  ニューヨーク (※生ザクロ版)
  ザクロのウイスキーサワー 
    ‥~‥~‥~ 定番三強+ザクロ三強 ~‥~‥~‥ 
  ギムレット
  ギムレット(昭和50年代版)
  サイドカー 
  ダイキリ(ダークラム.冬版)
  ミリオネア
  スプリングフィーリング
  アラウンド.ザ.ワールド
  ゴールデンドリーム
  アレキサンダーと例のアレキサンダー
  ホワイトレディ
  ル.ロワイヤル
  シャンゼリゼ
  アフターオール

・ホットカクテルの部 (まだ出揃っていませんがそれなりに人気)
  アイリッシュ&ゲーリックコーヒー
  ウイスキーのお湯割り
  トディー.シリーズ(ウイスキー/ブランデー/カルバドス)
  ホット.バター.ド.ラム&カウ
 

■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アイラ全般
  グレンモーレンジ.TOKYO
  サントリー季 (ハイボール専)  
  余市 (NV+蒸留所限定合算)
  宮城峡 (NV+蒸留所限定合算)
  タリスカー.ダークストーム (そんな季節です)  
  モートラック12年 
  アバフェルディ12年
  アラン.シェリーカスク

・フツーのウイスキーの部(主にカクテルベース)
  グレングラント10年 (サイレントサード等)
  タリスカー10年 (ゲーリックコーヒー等)
  マッカラン12年 (ロプロイ)
  アードベッグ5年 (スモーキーマティーニ)
  フェイマスグラウス.ネイキッド (ロブロイ等)
  ブレッドバーボン (バーボン/ライベース全般)
  ブレット.ライ (バーボン/ライベース全般)
  ワイルドターキー12年 (マンハッタン等)
  ジョニ黒/現行&1970年代 (ホットウイスキー等)

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。

以上、こんな所処にて。
次回の月報は2月下旬、雨水の頃になると思います。

そんな訳で皆様、良いお年をお迎え下さいませ。

 

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2024.12.30

●小晦日~仕事納め~

えー、本日は小晦日。
令和六年の年越しカウントダウンも「マジック2」で御座います。
今回の年末年始年は暦の巡りもあり、9連休の長期休暇が多いらしく。
皆様に於かれましては「帰省に」「旅行に」、既に東京を立たれた方も多い事でしょう。

そんな長期休暇とは無縁な武蔵野口の場末のバァも、今宵が年内の「仕事納め」。
尚今日は年末シフト営業、22時での閉店となりますので御了承の程を。

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シュンシュン💭
弊店「冬の風物詩」、加湿器(三代目)も先週からスタンバイ。
(※電気ポットではありません、加湿器です(↓))。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/12/post-00d039.html

と云う訳でこれよりお店入り、年内〆のオシゴトに入ると致しますかね。
それでは皆様、良いお年を。

 

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2024.12.29

●2024/25.七滑目「石打丸山」

えー、今週は三週間振りに白馬に出掛けなかったスノーライフ。
それでも雪山行脚に穴を空ける事は無く、月曜日の定休日は雪曜日。
湯沢エリアは日帰りスキーのホームゲレンデ、石打丸山に逝って参りました。

そんな訳で12月23日は今シーズンの初石打.滑走記で御座います。

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7:25、湯沢駅とーちゃく。
この日の気懸りは「風🌀」、スノキャス予報では終日強風の湯沢エリア。
特に午前中は25~30km/hの暴風予報となっています。

そんな理由もあって標高の高い「かぐら」を外し、里山ゲレンデの石打をチョイス。
因みにかぐら行きのシャトルバス乗り場では「本日は強風の為、みつまたゲレンデのみの営業となっています」のアナウンスが流れていました。

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750、中央口とーちゃく。
取敢えず板デポ、何処のスキー場でもやる事は同じです。

風は立っているものの、山麓ベースではリフト運行に支障が出る程じゃ無し。
これなら最悪でも大丸とパラは回せるかな、と少し一安心。
あとは「頼むから山頂リフト、動いてくれ(祈)~」。

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8:30、アクティビティスタート。
今季初の石打滑、最初に乗ったゴンドラ№は①番。
一番乗車の1番搬器、まぁ何にせよ「1」ってのは縁起の良いモノでして。

尚、この日から下山コース(サンライズライン)がOPENしていました。

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オープニングは銀座~サンライズライン。
オンピステ上には約15㎝の新雪が乗るも「如何にも湯沢」と云った湿雪パウ。
銀座ゲレンデでは斜度不足、モサモサとした積雪抵抗でスキーが全然走りません。
うーん、急斜パートのダイナミック/デビルダウンが滑走不可なのが痛い…。

しかも横殴りの大雪と薄靄で極.視界不良のコンディション。
「白(雪面)×白(吹雪)×白(靄)」のフィルターが掛り、雪面情報が目視不能。
「夏道のクニックで弾き飛ばされるは」「圧雪/非圧雪の端境に突っ込むは」散々なオープニングでした。

観光3が動き出したのを見計らって大丸/山頂に向かいます。

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山頂クワッドが準備中なので、大丸を2本摘まみ食い。
ノートラックがタダ残り、板も銀座より走る。
意外と美味しかった大丸Powでした。

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9ː30、ボチボチ山頂Qが動き出す頃かな?。
ヘヴィユーズのゲレンデなので、大体のリフト遅延/運行時間は読めるのです。
狙い通り、10分程度の待機で営業開始となりました。

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山頂回し、スタート。
風が強いのが幸いして靄は籠らず、ゲレンデミドルに較べ視界はクリア。
寒さもまぁ許容範囲(-3~4℃+強風で体感気温マイナ7℃)です。

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で、ちょぴり重めの湯沢雪ですが、

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皆さん「Pow祭り」を楽しんでおられます。
低標高(920m)とは云え流石にゲレンデトップ、山麓部に較べりゃ雪が軽い。
オンピステのノートララインに板を走らすとスキーの走り/抜けもまずまず。
石打としてはドライなパウダーコンデションでした。

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オンピステの面ツルが完売すると、次の狙いはこっち。
線下のオフピステエリア、膝高ズッポのディープスノーを頂きます。

スラ板だともーちょい苦戦するかと思いましたが、意外と御し易く楽しい。
先週の五竜遠征がドカ雪続きで、2日間丸々の「パウ祭り」。
お陰でこのコンデションには直ぐにアジャスト出来たのでした。

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11ː15、ハツカ石に移動。
標高の下がった分、湿雪傾向が増して「重い」「抜けない」「沈む」の三重苦。
オンピステ側(右)もオフピステ側(左)もモサグサで、あんまり楽しくありません。
4本回して山頂ゲレンデに戻りました。

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しかしまぁ、

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今日はホントに、

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ドカドカ良く降る事。
この日は日中だけで20㎝位は積もったんじゃ無いでしょうか。

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中央口ベースでも「膝下ズボッ」、昨夜~今日だけでこれだけ積もってます。
白馬程じゃありませんが、シーズンスタートから大雪に恵まれた石打丸山。
この翌日には積雪量が例年の倍近くの180㎝超えとなりました。

12月下旬でこれだけ雪が多い湯沢/南魚沼は、2013/14シーズン以来。
此処15年でも特筆すべき大雪のシーズンインです。

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13ː00、ランチを済ませアクティビティ再開。
冷え込みと風が嫌われて、山頂を回すゲストは時間を追う毎に減少。
初~中級者の皆さんはパラ沢/大丸/銀座に退避されたみたいです。

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相変わらずの大雪ドッカドッカ。
山頂ゲレンデと大丸の「プチリセット状態」は午後になっても継続中。
日中になって冷え込みが増してきたので、モサグサ化も然程進みませんでした。

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15時を過ぎると降雪は収まり視界もクリアに。
分厚い層雲の隙間から飯士山と舞子ゲレンデが覗ける様になって来ました。

午後は山頂のオンピステと大丸のオフピステを主戦に取るローテーション。

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15ː30、ガスガスフルフルガスワンダフル♬
しかし視界の利く時間は僅30分、再びガスに覆われちゃいました。
ボチボチ疲れも溜まってきたし「まぁコレが頃合いかな」。
16時に大丸から中央口に下山、そのままアクティビティ終了と致しました。

と、こんな感じの2024/25シーズン「ファースト石打(解る人には解る小ネタ)」。
湯沢エリアとしてはまずまず軽めの雪質で、ほぼ終日のパウ祭でした。

しかし前回の白馬でも同様のコンディション、新雪喰いも食傷気味です。
そろそろカチッと締まったパックバーンを「ギュインギュイン」削りたいなぁ。

そんな訳で年末年始は大晦日/五竜、元日/戸隠の信州遠征です。
おしまい。

 

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2024.12.28

●続.迎春の支度

えー、真夜中の瓦礫坂の底よりコンバンワ。
金曜日の商いを終え、日付が変わった12月28日(土)未明は「オシゴト後のオシゴト」。
年神様のお迎えに注連縄と注連飾を奉祀っておりました。

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此処から先は天岩戸。
天照さんが引き籠った高天原は太陽神を失った「晦冥の世界」。
ウチの商いは夜の水商売なので、お日様とは無縁な「宵闇の世界」。
常世と俗世を隔てる注連縄で御座います。

「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」

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本来これは神棚用の小振りな注連縄。
でもウチの軒庇には店名由来のミニチュアコアントローがずらりと鎮座。

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でもって松尾大社さんの「販酒御守」を奉っておりまする。
そんな訳でウチの軒下は云わば酒場の宮形、神棚用の注連縄でモンダイ無い訳です。

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注連飾りは栂ノ尾さん。
武蔵野の地でも鳥獣戯画の注連飾を入手出来る昨今御時勢。
高山さんも手広く商いされてますね。

と云う訳で、武蔵野口の場末のバァ「続.迎春支度」。
年内の商いも、残す所処あと3日で御座います。

 

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2024.12.27

●年末年始の営業案内(確定版)

えー、令和六年もカウントダウン.マジック5。
「も~ いつつ寝ると~ お正月~♬で」御座います。

そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、年の瀬インフォメーション。
年末年始の営業ダイヤが確定しましたので、御報告させて頂きます。

12/28(土)   通常営業
12/29(日) この日まで通常営業

12/30() 時短営業 (18時OPEN~22時CLOSED)
12/31() オヤスミ
01/01() オヤスミ

01/02() 
年始ダイヤ営業 (※ 18時OPEN~23時入店ラスト)
01/03(金) 年始ダイヤ営業 (※ 18時OPEN~23時入店ラスト)
01/04(土) 
年始ダイヤ営業 (※ 18時OPEN~23時入店ラスト)
01/05(日) 
年始ダイヤ営業 (※ 18時OPEN~23時入店ラスト)
01/06(月) 定休日
01/07(火) この日から通常シフト営業


年始ダイヤ(1/2~1/5)の営業時間は18時オープン。
23時以降、来客が途切れた時点でクローズとなります。
尚、コスプレ営業(笑)は松の内までの予定。

あと1月の3~4週目辺りで年末年始休暇の代替を頂きます。
と云う訳で宜しくお願い致します。

 

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2024.12.26

●迎春の支度

えー、今し方「Xmas‐night」のオシゴトを終えた丙夜刻。
来年の年神様をお迎えする「迎春の支度」に取り掛かっておりまする。

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間口柱に門松と輪宝。
松飾りは左右一対の若松、関東式の飾り方。
流石に赤坂時代みたく、ミヤコ式の根引松では御座いません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/post-9263.html

輪飾りは本来水回り場所に奉るものですが、最近は玄関に飾る事も多いらしく。
まぁウチは飲み屋の水商売、お店全体が「水回り」みたいなもの。
従い玄関に奉っても、あながち間違いでは無いのです。

尚、注連飾と注連縄は明後日(12/28)辺りに飾り付けをしようかと。
そんな訳で令和六年も残す所処、あと6日です。

 

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2024.12.25

●2024/25.六滑目「白馬五竜&47」

えー、まぁ取敢えずは「メリークリスマス」の12月25日。

師走の繁盛期でソコソコ忙しいワークライフ(酒場の主)。
師走としては記録的な大雪でソコソコ以上に忙しいライフワーク(スキー)。
果たして悠長に二次元日誌を更新している暇もありません。

そんな公私共に「超多忙」な年の瀬でして、遅れ馳せ乍らの滑走記エントリー。
先週12/16(月)~17(火)、激Pow狙っての第二次白馬遠征.2days。
二日目のゲレンデも五竜&47で御座います。

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6ː50、ゲレンデイン。
前日に引き続き今朝も爆雪の白馬…つーか、昨日より雪の降り足がスゴい。

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この日の白馬は早朝時点でマイナ2~3℃程度の冷え込み。
今季二回目の白馬遠征/6日目のスキーで、ボチボチと冬山の気温に身体が順応。
ゲレンデではこれ位の気温だと「暖かく」感じます。

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一瞬覗いた12月17日の朝。
この日の日照時間は5分程度でした(笑)。

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7ː40、気付けば何時もの面々。
駅舎には「五竜オールスターズ」5人衆、つーかそれ以外のゲストは見当たりません。
因みに村外/県外から出張ってる莫迦は私めだけです。

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8ː15、キャビン乗車。
車窓の右手には「沈黙のいいもりゲレンデ」。
積雪量は充分ですが「人手不足」と「ヤル気が無い運営」で未だクローズ状態。
(12/20にミルキー、12/26にコスモが営業を開始します)

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8ː25「業務連絡、45番」。
圧雪部は10~15㎝、非圧雪部はプラス昨日の残り物が乗った新雪コンデション。
この面ツルバーン、今んトコ「全部オレのモノ」です。

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「魔のトライアングル」も全部オレのモノ。
但し今日は「パウ板」では無く「スラ板」でのアクティビティ。
サイドカントリーはターゲット外、主戦コースはワイドバーン狙いです。

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でもって今日の朝イチも、

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パウキチ達が狂喜乱舞の、

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パウ祭り、絶賛開催中。
昨日より積雪量は少ないものの、雪自体は今朝の方がドライ。
オンピステでも脛高のシャローパウが乗り、まるで羽毛の海を揺蕩う様な浮遊感。
それでいてしっかり噛ますと下地にグリップの届くコンデション。
スラ板には丁度良い深さの「パウ祭りシチュエーション」です。

ヤバい、ヤバい、楽し過ぎて「ヤバ過ぎるっ」。

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でもって衰え知らず、ドッカンドッカン降り続く豪雪。

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しかもこの日は珍しく過疎ってます。
大雪とゲストの少なさが幸いして「プチリセット」状態の続くグランプリ。
特にアル2サイドは手付かずのラインが多く残り、ロングランのパウダータイム。

良コンディションは11時を回っても保たれ、午前中だけでアル3回し20本を数えました。

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1300、ランチ後にやっと47へ。
Line-Cの防護ネットには堆く積もった「ジブリのロボット兵」。

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ハイシーズンでもコレだけ積もっている日は少ないです。
「おいおい、今はホントに12月中旬かっ(喜♪)」

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R1も結構良いコンデションですが…。
コレならグランプリの「食べ残しPow」を漁ってた方が面白い。
4本回してアルプス平に戻りました。

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そんな訳で、この日は徹頭徹尾「アル3回し」。
午後に入ると雪の降り足は落ち着き、チラホラと粉雪舞うコンデション。

そしてご覧の様に、

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殆ど誰も滑ってません。
この時期はインバウンドゲストも少なく、また都会からのバスツアーもありません。
地元のゲストは美味しい時間(午前中)だけ回して帰られるので、午後のゲレンデは「スーパー過疎」になるのでした。

アル2沿い+アル3側のラインも食べ残し+リセットだらけのグッドコンディション。
猿の様にグランプリを回し続け、

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15ː40、ラストまでキッキリ滑り切りました。
この日グランプリを回した本数は29本、まぁ何時も通りの「アル3偏愛主義」です。

と、こんな感じの第二次白馬遠征.Pow祭2days。
年内の滑走予定はあと2日、石打を挟んで大晦日は再び五竜。
年明けは毎年恒例の「戸隠」で新年初滑りです。
おしまい。


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2024.12.24

●「私が私にくれたもの 白いボアのスノーブーツ♪」

えー、今夜は「Silent night♪, Holy night ♬」なクリスマスイヴ。
お子様はサンタさんを待ち焦がれ、カレシカノジョはイチャラヴ♥。
そして独り身の善男善女は「早く今日、終わってくれー」と悶絶する聖夜で御座います。

所処でクリスマスと云えば「プレゼント」。
しかし此処数年、贈り物をするステディなぞ不在の私め。
その代わりに「自分で自分にプレゼント」なぞをしております。
「1年間がんばった自分へのご褒美♥」なーんて定型文はキモチワルくて 耽美過ぎて好きじゃありませんが、師走は飲み屋にとって多忙な繁盛期。
何かニンジンぶら下げとかないと、オシゴトのモチベーションもupしないのでして。

因みに購入する「アイテム」自体は毎年一緒。
「クリスマス」→「サンタクロース」→「靴下」→「靴」
そんな四段変格活用で「フットギア」を購入しているのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/12/post-d8483b.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2020/12/post-c26816.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/12/post-3d74fc.html

で、今年「ポチッ」としたシューズはと申しmust。

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・ザ.ブリッジ(ノーブランド)のスノーブー
昨冬まで使ってたSALOMON/NYTRO GTXが耐用年数オーバーで鬼籍入り。
スキー
遠征用の新しいスノーブーツを探してると、雪国在住の知己が「コレ、安くて暖かくて滑らなくてイイよ」と勧めてくれたモノです。

ノーブランドの量販品で5000円以下の低価格品。
「果たして品質はどーかいな?」。
なんて不安もありましたが、国内屈指の豪雪地帯住人のお奨め。
ダメ元で購入した次第なのでした。

既に白馬遠征と湯沢遠征で使用していますが、値段の割にクオリティは高いです。
アッパーのPU革は雪解溜りでも水漏れの心配無し、バッチリの撥水性/防水性
寒冷下の保温性も充分、−5℃程度の気温なら足裏の暖かさを保ってくれます。
雪道道中の歩行性能も、深く細かく施されたアウトソールラグが地面をグリップ。
「カチコチ」「ツルツル」の氷結路でもない限り、積雪時の防滑性も問題無しです。

欠点としては踝から上のフィット感がややルーズ。
あとミッドソールの厚みやクション性が低く、ペタペタとした歩行感。
ドロップ高ももう少しが欲しいトコですが、その辺はインソール入れて調整。
まぁ値段を考える仕方無いレベル、総じて及第点以上のお買い得靴でした。

尚、本日の表題は「JITTERIN'JINN」の名曲に因んだものにて。

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●2024/25.五滑目「白馬五竜&47」

えー、師走の繁盛期でまぁソコソコ忙しいワークライフ(酒場の主)。
えー、師走としては記録的な大雪でソコソコ以上に忙しいライフワーク(スキー)。
公私共に「超多忙」な年末最中、悠長に二次元日誌をupしている暇も有馬戦。

そんな訳で遅れ馳せ乍ら、先週12/16(月)~17(火)の滑走記エントリー。
第二次白馬遠征2days.初日、ゲレンデは五竜&47で御座います。

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6ː30「ドッカン豪雪❄」
前夜から降り続く雪は警報レベル、山麓ベースでも約20㎝の積雪となった白馬村。
山頂(アルプス平)の積雪量は「50㎝」とのインフォです。

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そんな極上の新雪を狙ってパウキチたちが長蛇の列。
しかしこの降雪量だとテストスキーは必至、営業開始はどれ位遅れるかなぁ…。

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エスカルの屋根より、ほんの少し覗いた朝日。
1時間遅れは覚悟しての待機でしたが、ゴンドラ搬器が流れ出したのは8時前。
意外な事にキャビンの営業開始はほぼ定刻通り(8ː17)でした。

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8ː30「業務連絡、トッブ104番」。
福岡からお越しの先着3名様はダイナミック~エキスパートの面ツルパウに直行。
トコロテン方式でのアル3一番乗りです。

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今日の板はコレ。
500マイルで調達「NORDICA/ENFORCER UNLIMITED 104」。
こんな日にスラ板履くなんて莫迦な事はやってられません。

そんな訳で朝イチのグランプリでは「Powder carnival」の開幕。
「ウヒョー♡」「ヒャッホー♬」「Wow!!!」
至る所処から歓喜の雄叫びが聞こえて参りました。

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「パウ祭り❄」

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「パウ祭り❄❄」

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「パウ祭りっ☃☃☃」

流石にこの時期は村内県内のゲスト(=ソコソコ以上の足前)が殆ど。
パウ地獄に嵌る方は殆ど無く、スプレー上げてのパウ祭りを楽しんでおられました。

この日のグランプリは夜圧雪、オンピステですら膝下ズッポ(約20㎝)の積雪量。
「圧雪バーンが既に非圧雪です」。
雪が深過ぎてグランプリやテクニカルでは斜度不足、スピードに乗り切れない悲劇。
うーん、初っ端から太股の乳酸パンパン…。

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そんな訳で早々にダイナミック~エキスパートへ。
ダイナミックも膝上ズッポのDeep‐Snow、これ位の斜度が丁度良いっ♪。

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エキスパートっ!!。
結構喰われてますが食べ残しラインも有り、まだまだ楽しめます。
因みにココで今シーズンの「スノーナビ」さん.初掲載となりました。

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9ː10、再びグランプリ。
攻めるのはパノラマ側から10番への沢落ち~疎林帯~5番からの線下。
それに12番から9番への線下ストレートライン~5番線下。
グランプリのサイドカントリーでも比較的斜度の強いラインを選びます。

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続いてアル2沿いのライン。
アル3から少し扱がなきゃ行けないので食べ残し多し。
ノートラのフィールドを喰いつつ、ノリ面での地形遊び。

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アル3の線下では「パウ地獄💀」発生。
被害者はいいもり日章旗(Hakuba Snow School)の方、外れて無くした板を発掘中。
こんな状態が30分以上続いていると…、

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正義の味方、五竜のパトさん(新人さん御一行)。
人海戦術でヘルプ作業、如何やら板は見つかったみたいです。

サイドカントリーのパウも粗方食べ尽く、ブレックファーストタイム終了。
河岸を変え、47へと向かいました。

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11ː20、今季初のR2、も…。
流石にこの時間、新雪は完売御礼の残飯状態。
ナチュラルバーンを通り越し、コブが形成され始めていました。

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12ː00、こんな日はコレ使って移動するに限る。
47⇔いいもり⇔エスカルを結ぶシャトルバス「トライアングルバス」。
特に濃霧や強風/降雨の日、ゴンドラ/リフト3本乗り継いで五竜に戻るより全然楽。
時刻表を覚えておくと結構便利な「アシ」なのです。

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午後はスラ板に履き替え、専らR1チョイス。
グランプリに較べるとモサ感も少なく、スラ板でも抑え込めるレベルの荒れ。
スキッド主体のルーズ目なミドル~ショートで回してました。

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ラストは今季初のとおみ回しで〆。
前回来た時は下山コースのみのOPENで動いてなかったスカイ4。
疲労の溜まったレイトタイム、基礎トレするには丁度な楽チンバーンです
日没の早いこの時期は16時での営業終了、キッチリラスまで回し切りました。

と、こんな感じの第二次白馬遠征.初日編。
パウ祭りは翌日も続くのでした、つづく。

 

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2024.12.23

●新雪三昧 (遠い街のどこかで…)

えー、本日は月曜日にてお店定休の「雪曜日」。
スノーシーズン中のオヤスミは全て雪山遠征に充てている私めで御座います。

そんな訳で今日のゲレンデは、

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石打丸山でした。
でもってホントに、

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終日の「雪曜日☃」でした。
恐らく日中だけで20㎝以上積もったんじゃ無いでしょうか。
ドッカドッカと降り続く豪雪でオフピステはお昼過ぎまでハーフリセット状態。
「やや重」の湯沢Powderではありましたが、鱈腹「新雪喰い」を楽しんで参りました。

と云う訳で「プレ」クリスマスイヴ.のホワイトサーカス。
尚、本日の表題は故.ミポリンのXmas songに因んだものにて。

 

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2024.12.21

●2024/25.四滑目「白馬五竜&47」

えー、もう先々週のハナシですが、12/9~10日は第一次白馬遠征。
ハード&タイトな滑走スケジュールと、本職(飲み屋)の多忙期が重なる師走の月中。
悠長に二次元日誌をエントリーしてる暇も御座いません。

そんな訳での遠征二日目、遅れ馳せながらの滑走記で御座います。

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630、黎明の底に眠る神城の里。
日の出刻が近づくにつれ、山入端は暖色を帯びた色合いに変わって来ました。

冬山の天気は油断禁物も、如何やら予報通りピーカン気配濃厚♬。
宿に戻って朝食を取り出陣でーす。

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7:05、エスカルより出ずる暁光。
例に由って7時前からキャビン駅待機。

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わーい、二日連チャンで「白馬晴れー」の「Hakuba Valley」
貸切だったキャビン駅には次々と雪猿たちが集結、気付くと…

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8:00、オープニングタイムには約200名の長蛇の列。
昨日は「Pow祭」、今日は「Carving祭」の気配。

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8ː15、今日も元気にキャビン一番乗り。
車窓よりミカエルとおみゲレンデと飯田の里、遠望には浅間山と四阿山。

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8ː25「業務連絡、初乗り2番」。
あれっ?、こんなオープニングアナウンスは初めて(通常は「トップ2番」)。
今朝のアル3業務連絡は新しいスタッフさんかな?。

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でもって、

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至福の7分間、グランプリ貸切タイム。

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無人のワイドバーンとワイドパノラマを独占。
コレだからアル3一番乗りは止められないのです。

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白馬三山のパノラマも独り占め。

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11番と12番の間から撮る武田さん、五龍岳も独り占め。
昨日は分厚い層雲に覆われていた白馬連峰の山々も、この日はクリアに望めました。

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バージンストライプのワイドバーンにLanding♬。
直近数日の大雪で「コキュコキュ」と雪鳴きのする天然雪100%ピステン。
但し過度なエッジングをすると足場の崩れるセンシティブなバーンコンデション。
ややタテ目のロングターンでスピードを殺さない滑りを心掛けました。

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昨日より圧雪レーンは広がったものの、ハイシーズンに較べると2/3程のバーン幅。
9時を待たずにピンストライプは売り切れ、ソフト過ぎる雪質が故に荒れるのも早い。

10本回して河岸替え、47へ向かいます。

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パノラマゲレンデより望む頸城と戸隠の山々。
標高2000m付近には傘雲が掛り、山景展望はイマイチ。

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9ː45、47.R1より望む最低鞍部。

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今日もR1はイイぞっ!。
北斜面の恩恵でグランプリに較べカチッと締まったバーン。
コース荒れも進まず気持ち良いミドルターンがビシバシ決まります。

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そんな訳で午前中は「R1」専で回します。
8本回して12時前、一旦五竜側に戻る事に致しました。

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12ː00、この時間帯から空には雲が立ち始めます。
予報通り午後からは曇り空、天候下降線の気配。

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白馬連峰方面には、どんよりとした鼠灰雲が覆い出しています。

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それでも東南方面は未だ青空広がる好天模様を維持。
モサグサ化が嫌われてか、グランプリは過疎っています。

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ランチ後は再び47を回し、ラスト30分はパノを回して〆。
この時期は日陰に入るのが早く、ややバンピーなコンデションに。

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14ː55、撤収。
今シーズン初の2日続けてのアクティビティ、疲労の溜りもあり早めの板仕舞い。
シーズンイン直後の時期、やっぱりガッツリ滑るには未だ程遠い身体の仕上がりです。

と、こんな感じの2024/25.初白馬遠征in五竜2daysでした。
おしまい。

 

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2024.12.20

●Christmas edition

えー、師走の日々が過ぎ往くのは早いもので令和6年も残す所処12日。
あと5日もするとジングルベルベル🔔「Xmas🎄」で御座います。

しかし、この手のイヴェントは「しれっ」とスルーする武蔵野口の場末のバァ。
樅の木や赤白緑のトリコロールカラーで店内を飾り付ける事も無ければ、BGMにクリスマスソングにを流す事も致しません。
それにウチの所在地(瓦礫坂)自体が「年がら年中」クリスマスイルミネーションみたいな電飾モールをチカチカ✨させていますしね。

でも今年の降誕祭は趣旨替え…つーか何と無くの思い付き。
店先のディスプレイバレルに、ちょこっとXmasぽい飾り付けをしてみる事に致しました。

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Before。

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After。
え、何も変わって無いし、全然クリスマスぽくなってないって?。
否々、そんな事はありません。
一番前に置いているボトルをよーく見て下さい。

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KILCHOMAN/Machir Bay「Christmas edition」。
2020年に販売された、キルホーマンのカスクストレングス.クリスマスエディション。
Xmas-limitedの商品らしく、ラベルにはサンタの帽子をかぶった羊が描かれています。

そんな訳で今夜から12月25日までの限定オーナメント。
でも、果たしてコレに気付いてくれる人は居るのかしら?。

 

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2024.12.19

●年末年始の営業案内(暫定版)

えー、師走も折り返し過ぎ、巷では「忘年会ピーク」の頃。
気付けばXmasも終え、家々の軒先には門松や注連縄やら迎春の装い。
令和六年もカウントダウンを迎える年の瀬になっている事でしょう。

そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、年末年始の営業スケジュール。
概ね運行ダイヤ確定、取敢えず暫定版(仮)として御報告させて頂きます。

12/28(土)   通常営業
12/29(日) この日まで通常営業

12/30() 時短営業(少し早めに店仕舞いします)
12/31() オヤスミ
01/01() オヤスミ

01/02() 営業(年始ダイヤ)
01/03(金) 営業(年始ダイヤ)
01/04(土) 営業(年始ダイヤ)
01/05(日) 営業(年始ダイヤ)
01/06(月) 定休日
01/07(火) この日より通常営業

例年通り、仕事納めは小晦日、仕事始めは三が日の二日目から。
年明け一週目~二週目は定休日(月曜日)以外、お店開けてます。

尚、営業時刻等の詳細に就いては、亦後日に御報告致します。
てな訳で宜しくお願い致します。

 

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2024.12.17

●第二次白馬遠征

えー、今週のスノートリップは二週続けての白馬遠征In五竜。
直近の天気予報(ドッカン豪雪)を見て、新雪喰いの狙い撃ちで御座います。

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初日は積雪量50㎝
「激pow」の「Deep‐Pow」。

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二日目は積雪量15㎝。
Shallow ‐Pow」の「軽pow」。

しかし二日間の「パウ祭」で脚と腰が「乳酸祭」。
特に普段のオンピステとは違い、大腿四頭筋がピキパキ悲鳴を上げてます。
うーん、明日ちゃんとオシゴト出来るのかしら…。

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2024.12.15

●2024/25.三滑目「白馬五竜&47」

えー、先週12/9(月)~12/10(火)は「雪の日(笑)」にて臨時祝日、オシゴトオヤスミ。
今季初の白馬遠征.2daysに逝って参りました。
向かったゲレンデは私めのホームゲレンデ「五竜&47」。
嘗て世捨て人をやってた頃、冬季就労生活を過ごした旧.職場でも御座います。

折角の白馬遠征、ホントなら2~3泊したい所処も、未だシーズンイン直後。
スキー用の体躯が出来ておらず、連チャンで滑るのは2日が精一杯。
それに一応生業が酒場の主、この時期はオシゴト繫盛期ですからね。

そんな訳での滑走記で御座います。

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6:30、白馬入り、現地とーちゃく。
「うぉぉ、雪ドッサリ⛄」。
直近四日間振り続けた大雪で山麓ベースでもこの雪量。

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ハイシーズンを思わせる風景のとおみゲレンデ。
どー見ても滑走可能な積雪量ですが...、

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スカイ4は雪に埋もれています⤵。
五竜の冬籠りスタッフ(所謂冬バイト)が入山するのは、毎年12/20前後。
雪量は充分なのに、人手不足で「動かせないリフト」「開けられないコース」なのでした。

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7:00、例に由っての特捜最前線。
この場所で朝イチ待機していると「五竜来たー」て実感が湧いてきます。

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12月9日の朝にグッモーニン☀。
紫昏に覆われていた夜の底に陽が射し、暖色を帯びた朝が訪れました。

予報通りの冬晴れ快晴、この時点で「絶好のスキー日和」確定♡。

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朝陽を浴び、綺羅めく✨白銀のスロープ。
とおみゲレンデはセンターに圧雪車3レーン分のピステンが入ってます。
こりゃ若しかすると「今日、下山コースOPENするかも?」。

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このinfoボード見るのも久し振り。
山麓ベースの気温は早朝時点でマイナ3~4℃。
ハイシーズンなら何てコト無い冷え込みですが、何せシーズンイン直後。
身体が冬仕様に切り替わっておらず、結構寒く感じます。

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7:55、おいおい、今日は平日だよ。
前夜に積った20㎝オーバーの新雪目当て、キャビン駅には続々とパウキチが集結。
ゴンドラ営業時刻には200名を超える行列となりました。

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8:15、一発目の搬器に乗り込みグランプリへGo!。
10分間の空中散歩は宛ら「お花見」キャビン。
澄み切った青空をバックに満開の銀花を咲き誇らせるブナの森。
ゴンドラの車窓には青白ツートンの世界、見事なコントラストが広がっていました。

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アルプス平とーちゃく。
「コキュコキュ」と雪鳴きのするコットンフィールドがお出迎え。
天然雪ならではのデリケート&ソフトな雪面タッチが溜まらないっ♡。

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8:25「業務連絡、トップ36番」。
やっぱりこのアナウンス聞かないと、五竜に来た実感が湧きません。
「アル3キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「グランプリキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

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「青い♪」「白い♪」「眩チイ♬」
この日のグランプリは、

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逆モヒカン(凹)の圧雪オペレーション。
アル3側とアル2.4側は雪量不足、未だピステン入れられず。
ハイシーズンに較べると1/3程度のバーン幅です。

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それでも垂涎のコーデュロイストライプ。
今んトコ「コレ、全部オレのものっ♡」

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2024/25シーズン.初グランプリ「Landing!!!」。
直近連日の大雪でデリケート&ソフトな雪面タッチ、そして抜群のグリッピング。
「ブヴォォン」とコーデュロイを切り割く足裏感覚は鳥肌モノです。

但しヤワ雪が故にエッジが嚙み過ぎ、スキーの走りもやや鈍い。
個人的にはもーちょい「カチッ」としたバーンの方が好みなのですが、12月初旬としては近年稀に見る雪量とコンディション。
コレに文句云ってたらバチが当たります。

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スタートから数本はやや正対を意識したミドル回し。
夏道や地形起伏のギャップ箇所を情報収集。
バーンのスクーリングを兼ねて、ターンサイズ/スピードレンジを抑えての7割滑。

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この日のメインバーンは、大雪後のグランプリ「有る有る」。
ゲストの大半は「Pow喰い」狙いで、線下やテクニカルのオフピステに集中。
オンピステを回すゲストは少なく、フラットコンデションは意外と長持ちしました。

しかしコースが狭いのと脆い雪質で、グランプリとしてはイマイチのコンディション。
もーちょいカチッとしたバーンを回したいなぁ。

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9:30、そんな訳で早めに河岸替え。
パノラマ~R8からR1に向かいます。

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R1は予想以上に良コンディション。
47側でも殆どのゲストがPow狙いでR2/R3をチョイス、R1は混雑少なめ。
北斜面の恩恵でグランプリに較べパックも硬く、足場が崩れる事もありません。
フルカービングでのミドル~ロングターンが気持ち良く決まりました。

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LINE-Cのブナ林帯は霧氷群のアーケード。

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冬山ならでは、青白ツートンの「Cool‐beauty」なコントラスト。

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ブナの開花は4月から5月。
しかし春の花期に先んじて、真冬にはフロストの白銀花を開かせるのです。

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R1はボトムまでしっかり圧雪。
ゴンドラ乗り場までしっかり雪付いてます。

午前中はR1でカービングタイムを堪能。
お昼過ぎに一旦グランプリに帰投、何本がアル3を回そうと思ってたら、

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12:30、下山コースが開放される寸前じゃありませんか♡。
グランプリに戻って来たタイミングと「ドンピシャ」♬。
勿論こんなの逃すテは無し。
2024/25シーズン、下山コースの1stトラックを頂きます。

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因みに下山コースオープンのテープカットはレッドブル副隊長。
手には「非圧雪」「超上級者専用」のinfoボード。

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ダイナミックは「膝下ズッポ」の超ディープな激Pow。
スラ板では減速せずに滑り降りるのが精一杯。
パウ板ボーダーや太板スキーヤーに面白い様にパスされてしまいました。
(ダイナミックの面ツルは10分持たず、早々に売り切れました)

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隠れた良コース、とおみ2。
フルカービングには御誂え向きの手頃な中斜面。
堰堤からキレーにピステン入っており、キレキレのターン面白い様に決まります。
此処だけ回したいが為、思わずもう1本キャビン回ししてしまいました。

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ランチ後もR1を主戦バーンに取ります。
荒れも進んで来たのでアタッキングな滑りは封印。
専ら低速でのプルーク/パラで基本ポジション/重心位置/外足荷重と云ったバリトレに費やしていました。

結局この日はグランプリより47を回している本数が多い一日。
アル3偏愛主義の私めとしては珍しいアクティビティでした、とさ。
つづく。

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2024.12.13

●来週の【12/16(月)~12/17(火)】定休日

えー、スキーシーズンに入り、お店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
定休日が「月曜日+雪曜日」となった武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で来週の定休日、インフォメーションになりまする。

12月15日(日) 都合により早仕舞い、22時クローズ。
12月16日(月) 定休日
12月17日(火) 雪曜日にて臨時休業

Pow食いで「第二次白馬遠征」五竜2daysに逝って参ります。

 

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2024.12.12

●バタバタ走るよバタコさん

えー、気付けば師走も早や中盤戦突入。
令和六年もカウントダウン「マジック20」となりました。

所処で節季も大雪を過ぎた頃から、やおら冷え込み増して来た此処武蔵野の地。
そんな季節の折節、ウチのお店もボチボチと冬支度。
昨夜はオシゴト終えた後、ホットカクテルの仕込みに取り掛かっておりました。

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バター「コネコネ」下拵え。
てな訳で本日よりホット.バター.ド.ラム(&カウ)、始めました。
来週からはアイリッシュ&ゲーリックコーヒー(正調版)もリリースの予定です。

尚本日の表題は「師走」と「バター」を掛け、アンパンマンのOPに因んだものにて。

 

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2024.12.11

●2024/25.二滑目「かぐら」

えー、先週月曜日(12/2)は上越新幹線にて「Go to snow」。
2024/25WINTER、屋外ゲレンテの初滑り「かぐら」に行って参りました。

思い起こせば6月5日の「月山.FINAL」からシーズンオフに突入。
「ロードを走り」「山を駆け」、来るべき冬に向けてのオフトレを続けて来た6ヶ月間。
長~い雌伏の期間を経て、待ちに待ったシーズンインです。

「今年の冬が始まったヨ❅」。

そんな訳で2024/25.スキーマッドな日々も本格的にスタート。
今シーズンは何日滑りに行けるかしら?(最低ノルマは50日でーす)。

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6:00、東京駅.上越新幹線ホーム。
寝不足の早朝起床、スキーとピステバック担いで此処に来るのも久し振り。
シーズンイン直後の平日と云う事もあり、湯沢へ向かう雪猿の姿は1~2名程です。

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト第一便は約15名。
東京と湯沢、朝の気温は大して変わらず冷え込みは感じません。

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8:00、みつまたステーションとーちゃく。
「あれっ、意外と人居ない」。
一便のロープウエイに乗り込んだゲストは約30名程度でした。

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202425シーズン、かぐらのトピックス。
遂に日券が「ICカード」になりました。
尤もゲートが設置されているのは、みつまたロープウェーの山麓駅と山頂駅だけ。
他のリフト乗車時は今まで通り「スルーゲート」です。

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みつまたゲレンデは雲一つ無いアクリルブルーの空♪。
この5日前(11/27)に今シーズンの営業を開始したかぐらですが、オープン以降「曇り/ガス/強風」を繰り返す毎日。
今日が今季初の冬晴れのスキー日和、「The-day」となりました。

雪が無いのでみつまた→かぐらエリアへはリフト2本とゴンドラ乗り継いでの登行。
滑走具(板)はスキーキャリーサービスに預け、かぐらゴンドラで受け取ります。
(みつまたゲレンデ/下山コース/テクニカル/ジャイアントは12/7にOPENしています)

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みつまた1高乗車。
9月にサマーゲレンデ(ピスラボ)滑って以来、2ヶ月半振りのリフト乗車。

ロープウェーから1高への連絡路は「カチコチ」の氷結スロープで転倒者が続出。
スキーを履く前にすっ転ぶなんて、シーズンインからして早々の災難ですね。

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ブーもスキーも履かず、足宙ぶらりんの図。
うーん、足元が軽くて何か落ち着かない…。

因みにボトムスは今季からのニューウェア、Schoffelのオーストラリア.アルペンモデル。

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1高からみつまた2ロマへ。
こっちもトラップ満載の氷結歩道、トレッキングシューズ履いて来て正解です。

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2ロマより望むかぐらゲレンデ。

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かぐらゴンドラ前で板を受け取り、ゴンドラ乗車。
車内でブーツ装着とレイヤーの調整。
ゲレンデが近づくにつれ、次第にテンションも上がって⤴参りました(ワクワク)。

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9:00、かぐら1高乗車。
「うひょー、気分爽快っ!!」
「White&Blue」のクール&ビューティーなコントラストがお出迎え♬。
かぐらエリアも予報通りのドピーカンです

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メインゲレンデに地表露出は見られないものの、

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スキーヤーズライト2/3が非圧雪、レフト側1/が圧雪。
まぁ雪少ないんでしょーがありません。

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Landing!!!。
逸る気持ちを宥め抑えて、スタートはプルーフファーレン~ボーゲンから入ります。
人工雪のコースメイクも、多少乗っている天然雪の恩恵でソコソコソフトな雪面タッチ。

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急斜パートに入ると「ジャガイモ大豊作」。
それでも手に負えない程のカチコチ氷塊では無く、雪面コンタクトは担保。
角付けからしっかりカマして行けば、充分にエッジは噛んでくれました。

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シーズンFirst-runを終え、見返りパチリ📷。
「ぱっと見」はフラットバーンもうねりやむくり、地形起伏のオンパレード。
雪面コンタクトに手を焼くテクニカルなコンデションでした。

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青空と白銀のバーンに一層映える、愛機ディナのトップシート。

この日は滑走勘を取り戻す作業がメイン。
オープニングの2時間はひたすらプルークボーゲンで基礎トレに励みます。
基本ポジション/外足荷重/体軸の重心位置を確認しての低速滑(特に上体と足首の角度と膝のゆとりを意識)。
意識的にニュートラルを長めに取り、切り替えで腰を回し過ぎない。
慣れてきたら膝下→股関節を使っての角付け、外足の荷重圧を強め雪面を削り込む様なエッジング。

2時間程してプルークから低速パラに移行。
ターン前半にスキーを外にズラし左右の重心位置を確認。
徐々に速度域を上げて行き、中速パラレル→緩斜面カービングへ。

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守門岳~越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマ展望も見事。

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平標/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川双耳峰と連なる、谷川岳主脈。

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一ノ倉岳/茂倉山~武能岳~笠ヶ岳~朝日岳~七ツ小屋山と連なる馬蹄形の稜線。
右奥には日光連山、左奥には燧ケ岳の山影も望めます。

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小レスト中に一写、越後三山と巻機山もクリアに望めました。
この日は6~8本毎に10分程度の小休憩を挟むも、ほぼ通しでアクティビティ継続。
残存体力は考えてずに午前中集中型の滑走スケジュールです。

その理由は後程。

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11時を回ると融雪が進行、バーン荒れも目立つ様になって来ました。
最高気温は10℃程度も、強い陽射しで体感はそれ以上に感じるポカポカ陽気。
アンダーウェア+ミドラーのレイヤーで充分な好天でした。

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12:50、やっと休憩。
今日のランチレストはピステンプーリーの上。
天気の良い日は屋外でピクニックランチに限ります。

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13:20、戦線再開。
日照時間の短いこの時期、13時半を回るとメインゲレンデは次第に日陰化。
コース荒れに加えザク化+クラスト進行で、タフなコンデションになって来ました。

しかもシーズンイン直後で「スキー体躯」が出来ておらず、疲労の蓄積が早い。
20本回した辺りから広背筋と腰がピキピキ、前傾姿勢を保つのだけでも厳チイ…。

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15:00、結局営業ラストまで滑ってました。
最後の1時間は無理せず、再び基礎トレ(プルーク&低速パラ)に移行。
シーズンインとしては先ず先ずの感触を掴めた一日でした。

因みにこの日のGPSスタッツは以下の通り。
・滑走本数/かぐらメインゲレンデ×27本
・実質滑走時間/1ː51ː58
・総滑走距離/45.15㎞ 
・獲得標高(下降)/9716m

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15:10、撤収。
今季の屋外ゲレンデ初滑りは基礎トレ中心のメニュー。
ま、シーズンイン期には滑りのアラを洗い出して修正、そして課題の抽出。
ベースを固めとかないと、悪い癖残ったままハイシーズンに入ちゃいますからね。

と云う訳で「2024/25.WINTER」本格的なシーズンイン。
これから6月までは「スキー時々オシゴト」「オシゴト時々スキー」。
タイト&タフ&ハード、そして至福の日々が続くのでした。

 

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2024.12.10

●第一次白馬遠征

えー、只今「第一次白馬遠征」daysより帰投。
シーズンイン直後で「テク」も「身駆」も出来上がってない中、朝イチから猿の様に滑り続けていた二日間でした。

今回は曇/大雪と曇/大雪の「狭間の晴れ日」を狙い撃ちしての急遽遠征決行。
そんな強行軍の甲斐あってお天気は予報通りの快晴×2。
白馬Blueと白馬Whiteに恵まれた「白馬晴れー」の「HAKUBA VALLEY」でした。

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12/9(月)「業務連絡、トップ28番」。
2024/25シーズンも相変わらずのルーティン、お決まりの朝イチ朝駆け。
口開けのアル3チェアとオープニンググランプリは私のモノ。

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手付かずのバージンストライプにLanding♬
コーデュロイを切り裂く足裏感覚がエクスタシィィッ‼。

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澄んだ淡青に煌めき映える霧氷がキレイだな♡。
ラインCのブナ林さん、今季は折れずに頑張ってね。

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12/10(火)「業務連絡、初乗り2番」。
あれ、こんなアナウンスは初めて。
新しいアル3のスタッフさんかな?。

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貸切のホワイトカーペトにLanding♬。
食い付くエッジ、唸るサイドカーヴ、そして官能的な加速が超キモチイイッ‼

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今日は武田さんも御機嫌麗しゅう。
11番と12番の間から撮る五龍岳、五竜の中でも屈指のテクニカルな五龍岳構図です。

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そんな訳でのマイホームゲレンデ「白馬五竜」。
もっとも折からの急遽豪雪でコースメンテナンスが行き届かず。
今回遠征、朝イチグランプリ以外は専ら47メインで回したました、とさ。

滑走記は亦後日にDemo。

 

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2024.12.07

●来週の【12/9(月)~12/10(火)】定休日

えー、雪のシーズンに入り、お店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
「定休日は不定休」となった武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で来週の定休日、インフォメーションになりまする。

12月08日(日) 都合により早仕舞い、22時クローズ。
12月09日(月) 定休日
12月10日(火) 臨時休業

だってコレなんだもん↓。

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白馬に寒波がやって来たっ💙。

木曜日から日曜日に掛けての大雪で、白馬の各ゲレンデも大幅に滑走エリアが増加。
私めのホームコース五竜も「グランプリOPEN」、47に至っては何と「全面滑走可」。

しかも週明け月曜~火曜日は寒波も過ぎ去り「冬晴れのスキー日和」。
こんな絶好のコンデション、逃すテはありません。

そんな訳で2024/25.WINTER、最初の白馬遠征に逝って参ります。


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2024.12.06

●Look back「2024.November」

えー、サボリにサボウルを続けていた武蔵野口のバア.二次元日誌。
師走に入り漸く「平常運転.再開(の兆し)」で御座います。
今年は何故だかキーボードを打つのに気乗りのしない残暑~晩秋の頃。
気付けば約三ヶ月の間、ほぼ「放ったらかし」にしていた弊ブログなのでした。

そんな訳で休眠期間中、陽の目を見ずに溜め込んでいたスナップ集を纏めてUp。
「Remember November」、2024年11月の回想録になりまする。

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愛宕さんと北嵯峨田園、そして例のヤツら。
11月18日~21日はお店臨休、実家の諸事情にてミヤコ帰京しておりました。

因みにウチの近所はミヤコでも屈指の紅葉名勝所処「嵐山」。
錦秋最盛には未だ早いにも関わらず「天龍寺」「渡月橋」「長辻通」「中之島公園」周辺はスーパーオーバーツーリズム状態。
通勤時間の新宿駅並みの人口密度で、とても近寄れたモンじゃありません

そんな訳で日中の空いた時間、デイリーランのコースは釈迦堂~大覚寺~広沢池の北嵯峨エリアをチョイス。
基本的にシーズン問わず、丸太町通の北側に観光客の姿は殆ど見られないのでした。

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広沢池。
今年の紅葉はイマイチの彩、まぁこんだけ夏が暑くで長けりゃ色付く前に茶色くなっちゃいますね。
因みに池東岸はヤヤコシイ方々(某教団)が買収して立ち入り禁止です。

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ジョギング序でに嵯峨天皇陵へ墓参り。

諡号が示す通り、同地にとって嵯峨天皇は大恩人。
皇子の頃から嵯峨野一帯は御領地であり、即位後には離宮.嵯峨院を造営。
御上になられても度々行幸、譲位後は仙洞とし移り住まれました。
その後の嵯峨院は大覚寺となり、淳和.宇多.後嵯峨.後宇多.後醍醐天皇ら所縁の門跡として歴史の表舞台にも度々登場します。
後嵯峨院の御代以降、大覚寺の寺運は衰えますが、天龍寺.臨川寺.宝幢寺などの足利禅刹による洛外の宗教衛星都市「嵯峨嵐山」隆盛の礎となりました。

また嵯峨天皇は「嵯峨」のみならず、「ミヤコ=京都」にとっても大恩人。
平城上皇が旧都平城京への遷都と復位重祚を目論んだ「薬子の変」を鎮圧。
桓武さんが「万代宮」と定めた平安宮を、実質的に「恒久の都」としたのが嵯峨天皇なのです。
若し嵯峨さんが平城さんとの政変に敗れていたなら...。
現在の京都は1200年のミヤコどころか「大津」「飛鳥藤原」「恭仁」「長岡」的な存在。
下手すりゃ今でも「山背」と呼ばれていたかもしれません。

そんな訳で「嵯峨」と「ミヤコ」の大恩人に感佩の念を表し、帰京の折には必ず墓参する私めなのでした。

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参道より望む大覚寺/広沢池と北嵯峨風致地区。

因みに「嵯峨野」の古来からの定義は、大覚寺/化野を北西端として東は双ヶ岡、南は梅津辺りまでの広大な区域の総称。
これら一帯全てが「野は嵯峨野 さらなり」。
田畑と竹林と原野の広がる鄙風情なのでした。

応時の嵯峨野(つっても60年くらい前までなのですが)を偲ばせる呼称は、近年/現在になっても幾つか残ってます。
常磐(太秦)にある高校が「嵯峨野高校」だったり、帷子ノ辻近くの小学校が「嵯峨野小学校」だったり、嵐電有栖川駅の旧駅名が「嵯峨野」だったりする事からも嘗ての「野」の広さが思い起こせます。

しかしその原風景は宅地造成や都市開発により削り取られ、今となっては風致地区の一帯のみに辛うじてその姿を留めているだけ。
北嵯峨の住宅地も昔は殆ど田畑、此処20年で3~4倍に増えました。
谷崎の言葉を借りるならば嵯峨野は「年々奥に追い詰められて」いるのです。

要約、現在の「嵯峨野」とは、往時の「奥嵯峨」と「北嵯峨の一部」に過ぎないのでした。

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天龍寺.車両参道。
帰京最終日(11月21日)はチャリンコ🚴で嵐山方面を椛狩り。
9時頃なら未だ観光混雑の始まる前、それ程人混みもありません。

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天龍寺塔頭.永明院と嵐山。

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参道を左に折れ、

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天龍寺塔頭.宝厳院を二写。

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松籟庵より、大堰の紅葉。

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小倉山の中腹より、渡月橋と洛西を望む。

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亀山公園展望台より。
川岸の建物は旧嵐峡館(現星のや)、山腹には大悲閣.観音堂。

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ズームにて一写。
渡月橋を渡り、これから彼方側に向かいます。

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渡月橋より、嵐山の紅葉。

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渡月橋南岸にて、千鳥ヶ淵の投影。

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旧舟曳路を伝い、

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舟曳路のどんつきが、旧嵐峡館さん(現星のや)。

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嵐山からチャリで15分、鳥居元へ。

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一の鳥居と平野屋さん。

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最後はココ。
ウチの学区住所は鹿王町、地名元ネタの「鹿王院」です。
因みに住居表示だは「嵯峨北堀町」、若しかすると寺掘の外側だったのかもね。 

と、こんな感じのLook back「2024.November」。
メモワール三部作の終で御座いました、とさ。





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2024.12.05

●Look back「2024.October」

えー、サボリにサボウルを続けていた武蔵野口のバア.二次元日誌。
師走に入り漸く「平常運転.再開(の兆し)」で御座います。
今年は何故だかキーボードを打つのに気乗りのしない残暑~晩秋の頃。
気付けば約三ヶ月の間、ほぼ「放ったらかし」にしていた弊ブログなのでした。

そんな訳で休眠期間中、陽の目を見ずに溜め込んでいたスナップ集を纏めてUp。
「Remember October」、2024年10月の回想録になりまする。

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10月5~6日は一年振りの北海道旅路。
初日はオシゴト(仕入れ)も兼ねて、新千歳から余市蒸留所に直行。

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蒸留所正門から左手に進み、ニッカ沼を通り過ぎます。
因みに仙台宮城峡蒸留所にあるのは「ニッカ池(↓)」。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/07/post-ca5fd7.html

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駐車場口からディスティラリーショップへ。
取敢えずお目当てのモノは予定本数(+α)購入出来て一安心。
売店のレジはインバウンドゲストで長蛇の列でした。

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札幌夜の部.メインディッシュは「南3西3」の5階。
痛飲したい所処ですが翌日は走活ライフ、5杯飲って余力残しで撤収。
(※此方のマスターはサブ2.5ランナー、私の永遠のライヴァルです)

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翌日は札幌マラソン。
二年連続2回目の参戦、去年同様今年もイイ天気過ぎて署い…。

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でも札幌マラソンに出走するのは「今年で最後」。
今回よりエコ的観念(人件費節減?)から、紙コップでの給水が廃止。
マイボトル持ってウォータータンクからセルフ給水のレースとなりました。
給水の度に立ち止まって水汲んで、ってどー考えてもルール改悪です。

この大会の参加賞(ロンT)、デザイン良くてお気に入りだったんだけどなぁ。

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レース後は札幌ビール園へ「羊をめぐる冒険」。
遠足は家に帰るまでが遠足。
マラソン大会は「打ち上げ麦酒」と「温泉入る」までがマラソン大会なのです。

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ビール園のジンギスカン鍋は北海道の形をしています。
工場直送のドラフトをグビグビ飲りつつラムに齧り付く、ビールと肉の無限ループ。
レース前より+4㎏、体重増えちゃいました。

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苗穂駅前の蔵ノ湯♨で「身体の汗」と「羊の肉臭」を洗い流しリフレッシュ。
湯地で気分はさっぱり、サウナで体重3㎏落して(計+1㎏)ボディもすっきり。

尚、今回の道央トラベル、最後の最後にとんでもないイレギュラー。
函館線の上り線で信号設備のトラブルが発生し札幌→手稲間で運転見合わせ。
約40分の遅延で新千歳に着いたのが20時47分、飛行機のフライト時刻は21時。
「うーん、どー考えても間に合わん…」と、この時点で一日延泊を覚悟です。
それでもダメ元でチェックインカウンターに向かうと、事情を御存知な係員の方がサブゲートより誘導。
「兎に角走って下さい(急)!!!」。
何とか滑り込みセーフ、搭乗機のタラップを通過したのが20時55分。
旅路の余情もへったくれも無い、冷や汗タラタラ💦の帰路となりました。

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10月12日は葛飾区荒川河川敷、堀切水辺公園へ。
札幌マラソンから中五日、東京30Kに参戦。

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お約束、スカイツリーを📷パシャ。

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フツーの大会に較べ、明らかに「ガチ」な雰囲気。
これから訪れるマラソンシーズン本番に向け、トレーニング的意味合いの強い大会。
イヴェント的華やかさやファンラン的気楽さはカケラもありません。
私めにとりましても「つくばマラソン」に向けての叩き台レースです。

しかしこの日の東京も相変わらずの厳しい残暑。
スタート時点で気温20度越えとロング走には厳しい暑さです。
気象条件を考慮してサブ3ペースから少し設定を下げ、余裕持ちのペース選択。
3時間15分(フルマラソン換算)のペースメーカーに付く事に致しました。

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フィニッシュ。
スタートから25㎞まではペースメーカーの集団でコバンザメ。
しかし流石に「㎞/4:37」設定では楽過ぎ、トレーニングにもなりません。

な訳でラスト5㎞は集団を抜け出し、㎞/4:10~15にペースアップ。
30Kを2:16:33(㎞/4:32)のスタッツ。
時期と天候と仕上がり具合を考えりゃ、まぁまぁのスコアです。
今秋本線レースの「つくばマラソン」サブ3に向けて視界は良好、の筈でした…。

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レース後は鶯谷の「萩の湯」さんへ。
前回の東京30Kでも利用、近場で昼間からやってる銭湯は此処くらいです。
銭湯離れした広さと充実した設備、とても良いお風呂屋さんでした。

尚このレース後、股関節に少し違和感が発生。
日常生活には支障無いものの、高負荷のトレーニングをすると少し痛みが出て来ます。
トレーナーに調べて貰うと予想通りの「疲労骨折...」。

結局この後の「手賀沼エコ」「坂東将門」「上尾シティ」、そして「つくば」。
今秋の出走予定レースは全て「キャンセル」となりました、とさ。

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所処で何故か吉祥寺に出向く事の多かった今年の10月。

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目的地は紀伊国屋吉祥寺店。
所在地は吉祥寺本町ですが、雰囲気的には(価格帯的にも)三鷹色が強いです。

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でもって目的のモノはコレ。
昨日ログに既述ですが、都内で9~10月にザクロを販売しているのは紀伊国屋さんだけ。
9月は南青山の本店で購入していましたが「アウェイ感が強い」上に「遠い…」。
そんな訳で10月からは仕入れ先を吉祥寺店にチェンジしたのでした。
(※11月以降はアメ横や大手の果実店にも入荷しています)

と、こんな感じのLook back「2024.October」。
November篇に続きます。


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2024.12.04

●Look back「2024.September」

えー、サボリにサボウルを続けていた武蔵野口のバア.二次元日誌。
師走に入り漸く「平常運転.再開(の兆し)」で御座います。
今年は何故だかキーボードを打つのに気乗りのしない残暑~晩秋の頃。
気付けば約三ヶ月の間、ほぼ「放ったらかし」にしていた弊ブログなのでした。

そんな訳で休眠期間中、陽の目を見ずに溜め込んでいたスナップ集を纏めてUp。
「Remember September」、2024年9月の回想録になりまする。

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9月15~17日は三泊四日でミヤコ上洛。
今年の下半期は実家で面倒な用事 諸々の所用が山積み。
「月イチ」ペースでに自宅(嵯峨野)に帰省しておりました。

取敢えず新幹線乗車で鈍った身体を解すべく、家の近所をランニング。

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地元のホームコース、嵐山~松尾橋から北嵯峨方面に走を進めます。
嵐山東公園.サイクリングロードより望む霊峰愛宕。

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渡月橋からの西望、小倉山(亀山)と愛宕山。

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同、反対側は如意ケ嶽(大文字)より連なる東山。

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同、北東に比叡山~回峰行道~横高山/水井山と連なる北比叡山地。

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北嵯峨は児神社にて、広沢池と遍照寺山。
この日のRun-photo📷、テーマは「ミヤコ盆地を取り囲む山々」。

因みにこの帰京四日間、京都市の最高気温は34.6→34.5→36.4→36.5℃。
秋のお彼岸を前にして、連日猛暑日の続くミヤコ盆地で御座いました。

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帰京二日目、嵐山から阪急乗って大山崎へ。
西国街道をてくてくと南進、ココまでは京都府乙国郡大山崎町。

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ココから先は大阪府三島郡島本町。
山城国東山城国の旧国境、今ではそのまま「京都府/大阪府」の県境になります。

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山崎蒸留所を素通り。
現在蒸留所見学は完全予約制、申し込み開始.即「全埋まり」です。

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水無瀬神宮にとーちゃく。
後鳥羽院の離宮の一つ、水無瀬殿の跡に建立された上皇由来の神霊宮。
祭神は勿論後鳥羽さん、次いで明治期に土御門さんと順徳さんも合祀。

よーするに「配流三帝」を祀る(慰する)敗者の神宮なのでした。

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境内には「所狭し」と飾られた風鈴と風車。
あれ、何かイベント事でもやってるのかな?。

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「『招福の風』~風鈴と風車の広場~」なんて催しが行われていました。

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目的はコレ「水無瀬の名水」。
此方の源頭は京都西山.天王山水系の井戸水。
同社から徒歩5分の山崎蒸留所もマザーウォーター(仕込み水)は同じ伏流。
と云う訳でお店の山崎用「水割りスペシャル」を汲みに来たのでした(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/06/post-3371fe.html

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帰京三日目、自宅よりミヤコの月。
そー云えば今夜は
「中秋の名月」
ミヤコで
十五夜の月を愛でるのは2008以来、16年振りの古都で御座います(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-5d2c.html

折角なので家の近所の観月名所へチャリンコ行脚。
平安の御代、大宮人も愛でたであろう名月風流に向かいました。

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渡月橋より望月。
くまなき月の渡るに似る(亀山院)。

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広沢池より望月。
廣澤の 池に宿れる月影や 昔をてらす鏡なるらん(後鳥羽院)。

因みに日本の三大名月鑑賞地は「大沢池」「広沢池」「猿沢池」の三沢。
この後大覚寺(大沢池)に向かおうとしたら、満月は分厚い鉛雲に「雲隠れ」。
望月は諦め、そのまま帰途に着きましたとさ。

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ウレシハズカシ「原宿キッス」。
何故か表参道に足を運ぶ事の多かった今年の9月。

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しかし街を歩いてて落ち着かない、つーか…、

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「アウェイ感」全開。
ヤングでナウい(死語)オサレな街は苦手なのでした…。

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目的地は紀伊国屋さん南青山本店、でもって目的物はコレ(↓)。

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お店で使うザクロ(カルフォルニア産)。
私め存知の限り、都内で9~10月にザクロを取り扱ってるのは紀伊国屋さんだけ。
伊勢丹も三越も成城石井も全滅、そんな訳で止むを得ずの原宿行脚なのでした。

尚、11月以降はアメ横や大手の果実店にも入荷しています。

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長月最後の日曜日、9月29日は湯沢へスキーライフ。
勿論雪なぞは有ろう筈も無く、ピスラボのスノーマットゲレンデ。
雪上のスキーとは似て異なる滑走フィーリングですが、やっぱり板履いてゲレンデを滑り降りるのは楽しいもの。
まぁ来たるべき2024/25シーズンに向けての予行演習みたいなものですね。

と、こんな感じのLook back「2024.September」。
October&November篇に続きます。

 

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2024.12.02

●「冬の始まり」「年の終わり」

えー、本日は定休日の月曜日にてオシゴトオヤスミの武蔵野口の場末のバァ。
先週より今季のSNOW-SEASON「IN」した私め。
今日は屋外ゲレンデ初滑り、早朝より「かぐら詣」に出掛けて参りました。

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今日の湯沢町は終日の冬晴れ快晴、絶好のスキー日和♬。
ボコボコ(夏道出捲り)、ガタガタ(ジャガイモ大豊作)の人工雪バーン。
でも青空の下でのスノーライフはやっぱり「楽しいね♪」。

睡眠時間2時間半での長駆移動、でもってOPEN~CLOSEDフルタイム滑走。
しかもシーズンイン期で「滑るアシ」「滑る身体」も未だ出来ておりません。
19時過ぎに帰宅するも残存体力は「empty」。
「ボロボロ」の「へロへロ」で搾りカスすりゃ残っていません。

で、風呂入って、おツカレ麦酒🍺飲って。
気付くと何故かコンナ所処に居るのでした。

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西麻布某所…。
彼是四半世紀のお付き合い、私めが東京で一番お世話になっている酒場。
スケジュール的に今日を逃すと、今年訪れるチャンスはもう有りません。

そんな訳での「日清サラダ油セット(暮れ~の元気な御挨拶~♪)」。
疲れた身体と予後不良の脚に鞭打って、2024年の飲み納めに伺った次第なのでした。
とさ。


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2024.12.01

●2024/25.プレ初滑り「狭山」

えー、本日より月替わり師走。
記録的に「暑く」「長い」暖秋で季節感のカケラも無い令和六年の神無月/霜月でしたが、此処数日の朝晩は漸く晩秋らしい冷え込み。
やっとこさ季節の移ろいが感じられる武蔵野となって参りました。

所処で本格的な冬の到来に先駆けて、私めは一足先に「冬の入り」。
先週月曜日は「2024/25.WINTER」シーズンイン。
狭山スキー場へ「プレ初滑り」に逝って参りました。

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13:40、西武球場前駅とーちゃく。
シーズンイン前に1~2回、この時期にだけ訪れる駅。
昨シーズンの初滑りはハンタマ使ったので、二年振りの「狭山来訪」です。

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徒歩3分でゲレンデ 建屋に到着。
今日は午後券(14~21時券)使用、リフト券は¥3000也。

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14:15、アクティビティスタート。
リフト…じゃ無くてコンベア乗車、「板着脱」に「遅い」に「座れない」。
やっぱり以前のシングルリフトの方が良かったなぁ…。

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山頂(笑)が見えて来ました。
因みに「狭山」の標高ピークは475m、山名標や三角点は有りません。

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「ガチャッ♥」。
ブーツをビンに嵌める感触も久し振り。
因みに雪上でスキーを履くのは6月の月山以来、約5ヶ月半振り。
ピスラボ(サマーゲレンデ)入れると9月のかぐら以来、約2ヶ月振り。

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2024/25シーズン.1stラン、ドロップイン♬
滑り出しが最大斜度(15度)部分、そこから100m位は10°前後の斜面構成。
下半分は「ほぼフラット」な緩斜面の一枚バーンです。

ザブザブのザラメ人工雪、緩い斜度、短い滑走距離…、
でもそんなのは置いといて。
「やっぱりスキーは楽しいねっ♥」

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1時間×7本を1セットに10~15分の小レスト。
この日のテーマは前後のポジション/外足荷重と重心位置の確認。
ズラし主体での角付け~荷重、スキーのラディウスに逆らわない滑りを心掛けました。

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17時を過ぎ、日没を過ぎると外は真っ暗。
一応コレは「ナイタースキー」になるのかな?。

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夜に入り気温が下がってくると、雪が降って来ました(笑)。

後半は疲れてきたので4~5本毎に休憩入れてのアクティビティ。
約5時間半回した所処で「もー飽きた」、板仕舞いする事に致しました。

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19:50、撤収。
ガーミンくん確認すると滑った本数は34本。
滑走1本当り¥88、まぁリフ券のモトは充分に取ったかな。
折角の休日なので帰宅後は代々木上原の酒場へ飲みに出掛けたのでした。

そんな訳で6ヶ月振りの滑走記エントリー、「2024/25.WINTER」の開幕。
明日は月曜日にてオシゴトオヤスミ。
ゲレンデ「シーズンイン」はかぐらへ滑りに逝って参ります。

 

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2024.11.26

●「御所観楓」「上七軒観楓」

えー、先週はミヤコ帰京三日目、水曜日の事。

この日は朝から府庁前右手の白ビルへ。
所用を片付けた後は進々堂で朝食を済ませ、洛西嵯峨野へ帰途。
物の序でに御所と北野へに足を延ばしました。

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仙洞御所より望む学習院跡。

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一條邸跡より望む乾御門、でもって「御所の細道」。

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帰り掛けの駄賃は上七軒、

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七本松五辻の翔鸞公園。
猫の額程度の公園ですがココの紅葉は毎年見事、外れか無いんですよね。

そんな訳で今回帰京の数少ない洛中行脚.スナップ集でしたとさ。

 

 

 

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2024.11.22

●「894にもどす」MHz

えー、四日間のミヤコ帰京を終えて昨夕東下。
昨日より営業再開している武蔵野口の飲み屋の主で御座います。

所処で今回の上洛も所用諸々での帰京。
夜の洛中に出掛ける暇は余り無く、その殆どを洛外嵯峨野で過ごしておりました。

まぁそれでも朝方~日中の用事を片付けると、午後はそれなりに「御手隙」。
と云う訳で日中時間の空いた際は家の近所をランニング。
オーバーツーリズムで阿鼻叫喚鬼畜混雑の嵐山界隈は避け、比較的観光客の少ない北嵯峨周辺を走っておりました。

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因みにアクティビティのBGMは「α-STATION/FM KYOTO」。
パーソナリティの「京ことば」を聴きながらのデイリーランなのでした。

尚本日の表題は「遣唐使廃止の年号」と「FM京都の周波数」の語呂合わせに因んだものにて。

 

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2024.11.20

●「Members only」

えー、一昨日より諸事情でミヤコ上洛中の私め。
本日の洛外嵯峨野は秋晴れのポカポカ陽気に恵まれた一日でした。

所処で今回の帰京は色々と時間縛りの多い三泊四日。
好き勝手にほっつき歩く訳にも行かず、ミヤコ.夜の部(飲んだり食ったり)も控え目に過ごしてます。

ま、それでも空いた時間の隙間を縫っての洛中行脚。
一昨日は祇園繩手の某所(↓)で軽く飲っておりました。

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何時の間にか会員制になってました(笑)。
まぁ祇園町では良くあるブラフ、取敢えずは外人さん対策みたいです。

所処で私めは「Executive」 じゃ無いけどイイのかな?。

 

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2024.11.19

●虹のミヤコへ

えー、昨日より諸事情でミヤコ帰京中の私め。
洛外は鄙びた嵯峨野の地よりオハヨウゴザイマス。

今朝の嵯峨嵐山は初冬の冷え込み。
晴れ間の見える空からは虞美人草宜しく「狐の嫁入り」が濡っておりまする。

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雛びた京をいやが上に寂びよと降る糠雨が 七彩の橋を空に見せた。
そんな糠雨のお陰で「狐の御祝儀」。
ミヤコの虹を愛でるなんて何十年振りですかね。

尚本日の表題は、高野寛の往年のヒットナンバーに因んだものにて。

 

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2024.11.18

●今週の【11/18(月)~11/20(水)】オヤスミ案内

えー、先週オヤスミ取って片付ける筈だった所用がイレギュラーで先送り。
定休日の月曜とくっつけて、今週頂く事となりました。

従いまして上記三日間はオヤスミと成増。

そんな訳で只今上洛中の昼下がり。
のぞみちゃん車中からのエントリーでした。

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2024.11.12

●オヤスミ予定の変更

えー、今月から真面目に二次元日誌再開の心算でしたが、2ヶ月以上続いた「サボり癖」はそう簡単に治らず。
相変わらず開店休業状態の続いている弊ブログで御座います。

そんな訳で本日はオヤスミ予定変更の御案内。
御来店のゲストには口頭でお伝えしていましたが、今週は諸々の所用で帰京する筈でした。
しかしイレギュラー発生でオヤスミは一週間先送り。

×11/11(月)~11/14(木) 臨時休業
    ↓
11/17(日)~11/21(木)中で3~4日の臨時休業

上記の様に変更となります。
と云う訳で御了承の程を m(__)mペコリ。

 

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2024.11.01

●販売速報【2024.霜降版】

えー、本日より月替わり月。
今日のお題は2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」。
武蔵野口の場末の酒場「販売速報」で御座います。

まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
  モヒート(※ 10月末で終わりました)
   ‥~‥~‥~ 二強+季節モノ ~‥~‥~‥
  ピケピケ(生ザクロ)
  ジン.フィーズ(東京會館式含ム)
  ウイスキーの水割り
  ネグローニ
  オールド.ファッションド
  ゴッドファーザー
  スロージン.フィーズ
  ボッチボール
  ハイランド.クーラー
  クロンダイク.クーラー
  マイタイ

・ショートの部
  マティーニ(小豆島.新漬けオリーブ入りました)
  スモーキー.マティーニ
  エスプレッソ.マティーニ(要望多いので始めました)
  マンハッタン
  ロプ.ロイ
  ホワイトレディ
  ジャック.ローズ(生ザクロ)
  ニューヨーク(生ザクロ)
  ザクロのブランデー.サワー(生ザクロ)
  サイドカー  
  ゴールデン.ドリーム
  ル・ロワイヤル(マイブーム)
  アレキサンダー(例のヤツと合算)
  アラウンド.ザ.ワールド
  サイレント.サード
  ミリオネア
  ハンター(チェリーマニエ版)
  チェリーブロッサム(同上)

9月からカルフォルニア産ザクロ入荷、ビシバシ出ています。
秋物ではラ.フランスもボチボチ始めています。
ミント物は先月で終了、モヒート/ミントジュレップは来年の5月までお休みです。


■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アイラ全般
  サントリー季(ハイボール専)   
  宮城峡NV
  白州NV
  余市.蒸留所限定ボトル(三種合算)
  宮城峡.蒸留所限定ボトル(三種合算)
  モートラック12年
  ドロナック.ピーテッド
  アバフェルディ12年

・フツーのウイスキーの部/カクテルベース含む
  グレングラント10年
  タリスカー10年
  マッカラン12年
  フェイマスグラウス.ネイキッドモルト
  ブレット.ライ
  ブレットバーボン
  ワイルドターキー12年

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。

以上、こんな所処にて。
次回の月報は12月下旬、ジングルベルベルの頃になると思います。
擱筆。

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2024.10.31

●神無月晦日

えー、今月二回目のエントリーはオヒサシ鰤の三週間振りの月末Up。
すっかりおサボりが定着している弊ブログで御座います。

私事ではありますが、今年の10月は神も仏もありゃしない「天中殺」。
「神無月」の異称通り、碌な事の無い一ヶ月でした。

そんな訳でやっとの事で月替わりの厄払い。
八百万の神々も出雲から戻って来られるので気分一新。
武蔵野口の場末の酒場の二次元日誌も、本日より平常運転に戻す事と致します。

 

 

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2024.10.05

●今週の【10/5~6】オヤスミ案内

えー、水無月最初の二次元日誌更新は半月鰤のエントリー。
鹿品柄「オシゴトのハナシ」では無く「オヤスミのインフォメーション」です。

※10/5(土)~10/6(日)は連休となります。

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「Love Is The Mystery~♬」
そんな訳で北ウイングからのエントリー。
これより新千歳までフライト、明日は札幌マラソンです。

 

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2024.09.15

●今週の【9/15~17】定休日

えー、今週来週と三連休の続く長月の暦。
ウチも定休日(月曜日)と抱き合わせで連休を戴く事に致しました。

※9/15(日)~9/17(火)は三連休となります。

そんな訳で御了承の程を。

 

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2024.09.10

●シャンパン風呂

えー、昨日は月曜日にてオシゴトオヤスミの定休日。
江ノ島で「シャンパン風呂」に入って参りました。

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因みに昨夜のメニューは以下の通り。
オールドファッションド/60~70年代のウイスキー×3(ストラスアイラ/グレンアルビン/JW.ダント)カンパリソーダ/オリンピック/マティーニ。

ま、解る人には解る、と云う事で。

 

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2024.09.06

●♺ (recycle)

えー、台風一過後の月替わり、9月に入りやおら初秋気配の漂い始めた武蔵野の地。
未だ日中の残暑は厳しいものの、熱帯夜の寝苦しさは次第に薄らぎつつあります。

でもって今週のウィークエンドは久し振りに雨に祟られない金~土曜日。
予報でも台風やゲリラ豪雨の心配は無さそうなので、昨日から「青空市&夜空市」を開催する事に致しました。

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お店ではゴミ扱いとして捨てていたウイスキーの空箱。
でも中には欲しい方も居るらしく、昨年から一定数溜め込んでフェア開催(FREE)。
「ご自由にお持ち帰りください」やってるのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-b453d0.html

但し在庫(?)が無くなり次第終了、あと雨が降ると取り止めとなります。

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