2023.03.28
2023.03.27
●断末魔
えー、北安は白馬神城の里よりコンバンワ。
今日明日と「第十次白馬遠征」2daysの私め、珍しく現地からのエントリーです。
二週間振りに訪れた白馬五竜は、加速度付けて「冬の終わり」進行中。
特に山麓部(とおみゲレンデ)は、想像の斜め上を行く惨い状況となっておりました。
クソ恐ろしい勢いで融雪進行…。
エスカルのテラスにも、キャビン駅舎にも、板履いたまま滑り着く事は出来ません。
「白と茶」のハーフ&ハーフ、「土と雪」のアンシンメトリー。
雪の乗ってる部分も薄皮一枚、この雪量で良く圧雪入れてるもんだ(感嘆)…。
アルプス平からの下山路も可也危険な状況。
ダイナミックは島拡大、「石」と「土」のスラロームコース。
ウッディは文字通り「小枝」と「葉っぱ」散乱、+石コロ地雷。
とおみゲレンデは…チーン(お察し下さい)。
うーん、下手すると下山コースは今週末では「詰み」かも。
あ、でもグランプリ/パノラマ/R1/R2/R8はまだ暫くは大丈夫です。
2023.03.26
●来週の【3/27~3/28】定休日
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で今週のオヤスミは以下の通りです。
※3/27(月)~28日(火)は連休となります。
スノーマッドにとって今冬の暖冬小雪は2016/17シーズン以来の悪夢。
白馬の各ゲレンデも、4月を待たずに「青息吐息」の惨い状況となっております。
嗚呼、今シーズンの白馬遠征も今回を入れてあと2~3回かなぁ…
尚、それに伴い本日3/26(日)は22:30までの時短営業となります。
御迷惑をお掛けしますが御了承の程を。
2023.03.25
●2023/24WINTER「NEW GEAR」
えー、本日は3/17ログの続篇…、つーか本篇となるエントリー。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/03/post-587f48.html
先々週はオシゴト終えた深更刻、晩酌を飲りつつ楽天さんで「ポチッ🔘」。
サイズ的にも金額的にも「大きいお買い物」をしてしまいました。
でもって荷物が届いたのが8日前の事、以下本題で御座います。
DYNASTAR/SPEED OMEGLASS MASTER SL
(LIMITED EDTION CLEMENT NOEL OLYMPIC GAMES)
・SIZE/168㎝ ・SIDECUT/122-68-104 ・RADIUS/13m
昨年のニューモデル試乗会(戸隠/八方)で一等気に入った板。
マスターズ仕様の2ndスラローム機とは云え、身の締まった赤身肉のフィーリング。
「流石ディナスター」と云った秀逸な出来のスキーです。
ディナらしからぬ(?)軽量なスキーウェイトから取り回しは容易。
それに反して滑走時の安定感は抜群、68㎝のセンター幅が80㎝に感じる程です。
本分の「キレキレ」小回りは勿論の事、中~大回りまで対応可。
ラディウスの縛りはFĪSモデルより穏便、ターンサイズの融通幅も広い。
際立った(解り易い)特徴は無いものの、真面目で硬派なブランドの真価発揮。
強い板でありながら素性は素直でマイルドな乗り味です。
レースでの使用は扨置き、ゲレンデユーズとして考えれば欠点らしい欠点は無し。
ゲタき履板じゃないので、コブでの使用もイケそうです。
強いて挙げるなら「スシャシャシャ…」と独特の滑走音が好みの別れる所処でしょうか。
トップシートのカラーリングは「2022.Beijing」のリミテッドエディション。
SLゴールドメダリスト、クレモント.ノエルのシグニチャーモデルです。
ディナスターと云えば、数年前ならブラルドーネやジュリアン.リゼルー。
大昔だとオーモットやラッセ.チュース、ジラルデリの名が思い出されます。
そー云えば岡部哲也も晩年に数シーズン履いてたっけ。
今季のWCアルペンシーンではジノ.カビーゼルが過去最高の成績。
GS/SG共に第1シードに定着しています。
トマス.サラも安定の中位力でコツコツとポイント、何とかSLの第1シードを死守。
しかしトップレーサーのノエルが思いもよらぬ不調。
シュラドミングでは優勝を飾ったものの、DNFが5回と出入りの激しい出来。
シーズン終盤にはトップシードから陥落してしまいました。
ビンディングは「Look/SPX 12 KONECT」。
齢も齢なので非.R22プレート搭載のコネクトチョイスに致しました。
ウエイトは約3200g「嗚呼、ゲタ履いてないスキーは軽いなぁ」。
でも前回ディナ買った際も、購入時のビンはSPX12。
結局翌シーズンにプレート(R18)履かせたんですよね…。
所処で何故、この時期に今季モデルを購入したのかと申しmust。
理由は「ロシアのウクライナ進攻のとばっちりです」。
北欧の政情不安定な現在、ヨーロッパのスキー製造工場では戦争の影響により生産計画が慢性的に遅延/減産。
今季からスキーギアの値段が爆上がりしましたが、来季も同様かそれ以上との話。
情報筋に由ると来季のハイエンドモデル板は価格が20万近くになるとの見込みです。
元々タマ数の少ないディナスター、上位機種は旧モデル市場で拾える事も稀。
実質的には1年型落ちでも今季/来季と大幅なブラッシュアップはありません。
流通相場のマイナ5万(12万)のSALE価格なら、間違い無く「買い」なのでした。
そんな訳での来季の愛機、明後日からの五竜遠征で「初デート」して参ります。
しかし出荷状態そのままの未チューンなので、軽くお見合いレベルのランデ.ヴー。
そのまま500マイルさんにプレチューン出して半年間の養生。
本格的なお付き合いは来シーズン、2023/24.WINTERからとなりまする。
2023.03.24
●2022/23.三十一滑目「五竜&47」
えー、先週3/14(火)~15(水)は「第九次白馬遠征」in五竜&47。
例年なら冬の寒さが和らぎ初め、春の気配が覗き出す三月中旬の白馬。
しかし記録的な暖冬小雪の今シーズン、既に春の勢いが圧倒。
つーか麗春の候を一足飛び、GW並みの陽気が続く日々です。
そんな訳で今回の遠征も二日間通しで、「青と白」の煌めく二色刷り。
快晴に恵まれ、暑さと日焼けと融雪に苛まれた二日目の滑走記で御座います。
6:50、ゲレンテイン。
今朝もアクリルブルーの煌めく空がお出迎え。
この日(3/15)の白馬村は最高気温15℃の予報。
明け方の時点で3~4℃と、四月中旬並みの暖かさです。
好天の高温続き、ゲレンテのダメージは回復不可能な状態。
ホワイトコーデュロイもパイル生地が破れて「古着状態」です…。
早朝のキャビン駅舎に見慣れない方々。
今年の技選11位の人と昨年引退した八方SSの人、あと技選女子2名とカメラマン。
フォルクルチームの撮影で五竜に来られたらしく、7時半にゴンドラ乗車。
一般ゲストに先駆けてアルプス平に向かわれました。
嗚呼、ハイシーズンは遠くなりにけり…。
キャビンは営業開始10分前でこの過疎っ振り。
しかもスキーヤー/ボーダーよりアルパインさんの方が多い朝でした。
8:25、グランプリも突き抜ける様な快晴。
ヌルい大気に澄み渡った空。
朝イチからして冷え込みゼロの陽気も、湿度は低くカラッとしています。
高温の割にはクリアな展望、三月としては見事なパノラマです。
春霞の向こうには上信国境の山々。
志賀高原~四阿山~浅間山、美ヶ原や八ヶ岳.南アルプスがくっきりと望めました。
この日のグランプリはオープニングタイムからして「シャラシャラ」。
降り注ぐ陽射しと5℃前後の暖かさで、朝イチの時点で緩んだバーンです。
ヤワくグリッピーな雪質も、却ってスピードコントロールの利くコンディション。
ルーズ目のカービングが気持ち良く決まりました。
9:25、1時間/7本回して「一番美味しい時間帯」を満喫。
この日は早めに朝イチグランプリを切り上げ。
未だ荒れていないグルームバーンを狙いに行きます。
ダイナミック。
アーリータイムのダイナミックはフラットを維持した良コンディション。
板が沈み気味もトップの抜けは良好、急斜面ならではの加速感が楽しめました。
とおみ2。
此処まで下りてくるとザラメ層が厚いものの、荒れてないので下地はしっかりキャッチ。
縦の部分を多目に取りに後半にエッジング/反動を使っての切り替え。
ルーズなカービングも気持ち良いスキーの走りでした。
頚城と戸隠の山々も見事な見晴らし。
アル3を1時間回して47へ向かいます。
11:20、R1はグサグサ雪も許容範囲の荒れ具合。
下地さえ捉えられれば、ゲタ履きSL板は春の悪雪に強いのです。
今日はR1を主戦に取ります。
荒れたバーンを蹴散らしつつ/いなしつつ、ショート~縦メのミドルターン中心。
バランスを崩さない様、前後のポジショニングを意識した8割滑。
8本回して13時前、グランプリに戻りました。
北方に望む「八方尾根スキー場」。
学生時代に一冬を過ごして以来のヘビィユーズゲレンデ。
しかし近年はコースメンテの手抜きとリフトの間引き営業が惨く、足が遠のくばかり。
今シーズンに至っては、未だ一度も滑りに行ってません。
取敢えずセントラルとたてっこの圧雪をちゃんとして下さいな。
東方正面には「戸隠スキー場」。
此方もヘビィユーズのお気に入りゲレンデですが、今季は未来訪。
シーズン券持ちだと、如何してもゲレンデ一極集中(五竜)になってしまいます。
いゃあ、今日も暑いなぁ。
山麓の最高気温は予報を上回る16℃、アルプス平でも10℃オーバー。
この日は朝からミドラー滑、結局ジャケットを着ない一日でした。
午後からはコブ遊び開始。
線下のコブは掘れやリズムが不規則、斜度の割にムズい。
スクールさんもコブレッスン(自主トレ)中。
線下のコブでは苦戦されていました。
14ː30、ジリジリと雪を焼く 解かす灼熱光線。
西日になっても陽射し/暑さは大して変わらず。
グランプリはすっかりとナチュラルバーン化。
板は完全に沈んでしまいますが、ギリギリ下地の捉えられる荒れ具合。
安全マージン取っての8割速度域なら大回りで回せるレベルです。
コントレイルとサンシャインビームの飛び交う夕暮れ。
16時までキッチリ「アル3回し」してアクテビティ終了。
今回で四週間続けての白馬ツアーも、翌週はBye-weakで遠征小休止。
二週空いた次の遠征(3月最終週)、果たして雪はどれ程減っているのでしょう。
私めの見立てでは4月9日辺りで下山コース(とおみゲレンデ)クローズと推察。
今季の白馬は「ゴン下の季節」が早く訪れそうです。
おしまい。
2023.03.23
●最後のデート
えー、昨日は春分の日明けのウィークディ、空いてるゲレンデを狙ってのスノーライフ。
今回の遠征先は1ヶ月振りに「五竜&47」以外でのアクティビティ。
無名峰のコブ目当てで「川場」に逝って参りました。
そして4年間付き合った彼女と「最後のデート」で御座います。
BLiZZARD/SRC WC-PISTON
ブリザードの2nd.SL機、2017/18シーズンのモデル。
翌季の2018/19シーズンにフルモデルチェンジとなったSRCですが、スリーサイズの変わった後継機種(FIREBIRD)よりもこっちの方が凡庸性が高く乗り味も好み。
旧モデル市場を探しまくって売れ残りを発見、2019年に買戻し購入したのでした(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/12/post-b2352a.html
以降4年間、ハイシーズン(12~3月)のオンピステ用として愛用。
約125日の蜜月を重ねました。
しかしボチボチとコブ遊びの時期が到来、来週からは春コブ板にマテリアルチェンジ。
そして来シーズンからの新しい愛機は既に購入済です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/03/post-1eeeb8.html
と云う訳で昨日は惜別の想いを込めた、最後のランデ.ヴー。
そして2015年から続いていた「BLIZZARD」遍歴も取敢えず一旦終了。
2023/24.WINTERからのステディは8年振りの「DYNASTAR」です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2012/06/201213-55ab.html
2023.03.22
●本日の【3/22(水)】営業案内
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまにありまする。
そんな訳で本日3月22日は看板出しが1時間分遅れ。
20時からの営業となりますので御了承下さい。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
2023.03.21
●桜狩りジョグ「春分の日」
えー、本日は節季「春分」。
お寺さんや和菓子屋さんや田舎のおじいちゃんおばあちゃん的に云うなれば「お彼岸の中日」で御座います。
しかし祝日のトーキョーはどんよりとした灰雲の覆う空。
それでも雨の心配は無いですし、気温も程々、花粉も程々。
考え様によっちゃ、お出掛けするには丁度良い「花曇り」で御座います。
そんな昼最中、私めは日課のデイリーラン。
折角の花見頃の時節、今日のランニングコースは近場の桜名所を繋いで「観桜ジョッグ」する事に致しました。
と、こんな感じのジョギングコース「桜狩り」。
あづまの桜は今週末が見頃最盛も、開花の進行に伴って天候は下降線。
ウィークエンドは残念ながら「花散らしの雨」となりそうです。
因みに私めのお花見スケジュールは以下の通り。
・4月初~中旬/越後湯沢 (ソメイヨシノ オオヤマザクラ シダレザクラ)
・4月中~下旬/白馬 (ソメイヨシノ オオヤマザクラ ベニヤエザクラ)
・GW中/山形県西川町 (ソメイヨシノ サトザクラ ヤマザクラ)
・6月上旬/月山 (ミネザクラ)
スノーシーズンも佳境に差し掛かり、滑走前線も次第に北へ。
雪を求めてゲレンデを北上する結果、桜前線を追いかけて行く事になるのでした。
おしまい。
2023.03.20
●Redecorate
えー、スノーシーズンはスキーネタばかりな「武蔵野口の場末のバァ」二次元日誌。
毎冬の事乍ら、何のブログだか解らないエントリー内容となっております。
そんな訳で心を入れ替え(?)、本日はお店のオハナシ。
今日は平時より2時間程早めのお店入り、店内店外の模様替えに勤しんでおりました。
ウチの店先のディスプレイバレル。
開店して半年後に設置も、樽の飾り付けは殆ど変えていません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/09/post-8c647e.html
と云う訳で脱マンネリズム、イメチェンしてみる事に致しました。
KILCHOMAN。
ウチで一番売れているウイスキー…と云う訳じゃないですが、五指には入る上位人気のディスティラリー。
選んだ理由はディスプレイするのに好都合、安定のダンピーボトル。
少し派手目な色調も屋外オーナメントとしては丁度良いカラフルさです。
Whisk-eさん、こんだけ宣伝してるんだから何か協賛品送って下さいな。
思い切ってバックバーのボトル陳列も全取っかえ。
最近「アイラ偏重」から脱却しつつある場末のバァ。
スペイサイド/ハイランドのキャラ立ちしたウイスキーが増えて来てます。
てな感じのOUTSIDE/INSIDEの模様替え。
尤も「Redecorate」と云うよりは「Change of pace(気分転換)」かも。
2023.03.19
●2022/23.三十滑目「五竜&47」
えー、先週3/14(火)~15(水)は「第九次白馬遠征」in五竜&47。
そんな訳で例に由っての滑走記.初日篇で御座います。
桜坂はアスファルトの夏道がコンニチハ。
一週間振りに訪れた五竜、山麓部は恐ろしい勢いで融雪が進行。
とおみゲレンデのスカ4側でも地表露出が目立ち始めていました。
アルプス平の雪量も270㎝→230㎝に。
うーん、1日×5㎝強で雪が減ってる…。
「STOP! 快晴」 とお願いしたくなる今季の白馬。
しかし今日も三月下旬の陽気、明日は四月並みの高温との予報です。
1439Pの肩に浮かぶ有明の月。
2ヶ月前はテレキャビン山頂駅に望めていた残月。
今では飯田の城跡に沈む季節になりました。
8:15、キャビン乗車。
丁度一年前のこの日、全層雪崩を起こしたエキスパート。
今年はシーズン中盤に圧雪を入れた甲斐があり、無事に「3.14」を迎えました。
8:25「業務連絡、トップ43番」。
ミドル~ボトム部はクリアに視界の利くグランプリですが、
中盤から上はガス籠り。
まぁコレ位なら、暫くすると引いてくれるでしょう。
緩い冷え込みとは云え、其処は標高1500m超のアルプス平。
放射冷却で氷化したバーン + 雪玉とクラックの散見する荒れたピステン。
それで視界不如意ですから、高速ロングにはリスキーなコンディション。
圧雪車一本分のレーンを取り、ショート~ミドル回しせざるを得ませんでした。
スクールさんも手を焼くコンディション。
アイシーバーンにラギッドな雪面コンタクト、外足の捉えが疎かになる事も屡々。
ガスはキレーに引いてくれました。
しかし荒れた圧雪バーンが嫌われてか、朝イチのグランプリを回すゲストは僅か。
もう少しデラ掛かるのを待つとして、一旦47へ向かいました。
9:30、Line-CよりMICHAEL白馬村。
山麓の雪はすっかりと融け、ブラウン/アンバー/オリーヴの色調。
嗚呼、白馬村も春の風景だなぁ…。
白馬連峰はスペクトラムブルーのスカイライン。
気付けば上空を漂っていた雲も消え、ピーカンの春スキー日和に。
否々、Line-C降場の雪入れ用です。
白馬エリアでも屈指の長期営業期間を誇るラインC。
でも乗車場/降車場に雪が無いとリフト動かせませんからね。
雪はCLOSEDしたアドベンチャーコースから採掘しています。
所処でアドベンチャーはいいもりゲレンデの管轄、勝手に雪出して大丈夫(笑)?。
10ː50、グランプリ復帰。
上半分の荒れは程々で締まった下地、雪地感も良好ですが、
下半分はモッサモサのザックザク。
低速だと引っ掛かる/詰まる/沈むの三重苦。
妖怪さん(イタツカミ)が出現しないのだけが救いでした。
12ː00、とおみ2から下は雪の砂浜。
春スキーならではの「ザラメ‐Pow」、ザブザブの浮遊感が楽しめました(苦笑)。
雪~が融けて 川~になって 流れていきます~♬。
姫川に合流する犬川に流れ込むタクガ沢(ヤヤコシイ…)。
水路の流勢は激しく、飛沫音が「バッシャバッシャ💦」。
嗚呼、冬が融けて流れて去って行く…。
エスカルで小レスト入れて再びグランプリへ。
春の重馬場雪は広背筋と腰に掛かる負担がハイシーズンの1.5倍増し、
適度に休憩入れないと身体が持ちません。
午後からはコブ遊び開始。
線下のコブはリズム/ピッチ共に不規則でムズい。
融雪で軟雪化、クッション利いて意外とアタックし易い。
但しこの日の時点でコブにはブッシュが散見。
次回訪れる頃(3月最終週)には、もー使えないだろうな…。
14ː30、レイトアフタヌーン.グランプリはこんな感じ。
ナチュラルバーン化してますが、まだ高速ロングで回せるレベル。
クラスト(日影)入ったらお手上げなので、ラスト1時間は大回りメイン。
時折コブ。
9番鉄塔から斜めに伸びるライン、堀りは深いものの縦長で均一なピッチ。
グランプリのコブは此処が一番攻め易かったです。
16ː00、ラスイチは47.R1をダウンヒル。
叩き割った硬煎餅を撒き散らしたバキバキバーン。
滑走音は「ジャッジャッ」でも無く「ズザザザ」でも無く「ガキゴキバキ」。
アル1.アル3は16時で営業終了/とおみは砂浜の冥界/いいもりは死亡。
そんな訳で最後の1本は47に流れ込み、ユークリッドで〆。
16ː15のシャトルバスで五竜に戻るのがこの時期のお約束です。
16ː20、△バスの車窓より眺むいいもりゲレンデ。
ゲレンテ…と云うより、最早単なる山肌。
3/13を以てコスモ4、そして3/18を以て全リフトの営業を終了したいいもり。
私め存知の限り、これ程シーズンクローズの早いいいもりは初めてです。
と、こんな感じの滑走記。
今季節目の「30滑目」で御座いましたとさ、つづく。
2023.03.18
●2022/23.二十九滑目「五竜&47」
えー、先週3/6~3/8は「第八次白馬遠征」3daysの最終日。
この日は今シーズンの五竜&47、節目となる「20滑目」。
全滑走日が29日ですから、可也偏ったゲレンデチョイスです。
まぁシーズン券持ってると、こーなってしまうのは致し方無い所処。
そんな訳での3月8日(水)滑走記、大分遅れてのエントリーで御座います。
7:00、ゲレンテイン。
三日連続の冬晴れ、山麓の気温は5~6℃とポカポカ陽気。
今年の白馬、3月は降雪の見込み「全くありませーん…⤵」。
8:25「業務連絡、トップ5番」。
上信国境のパノラマは淡い霞と深い靄に覆われ「春の夜の夢」。
朝方より初夏を思わせる強い陽射し。
「暑い」「眩しい」そして「痛い」。
朝イチのアイシーなザラメは朝陽に照らされ「ガリガリ」と云う程では無し。
ハードパックなものの、意外とエッジの入り易いコンディション。
寧ろ雪玉やレーン段差など、圧雪荒れの方に手を焼いたオープニングタイムでした。
霞のヴェールを纏い、幽玄に佇む五龍岳。
青白コントラストのスカイラインとは異なり、コレはコレで宜しい山景。
10:00、河岸替え/47へ。
カチッと締まったザラメパックは荒れも少なく、ゲストの姿も疎ら。
今日のR1はカナリ良いぞっ。
こんな過疎の日はR1回しに限る。
頃合いの斜度が続くロングコース、攻めるも良し、クルージングにも良し。
11:00、ラスト1時間はグランプリ。
四方八方に拡散するサンピラー。
この日(3/8)の白馬村は17.1℃と今冬の最高気温を更新。
幸いな事にゲレンデトップでは雲が多く、太陽の隠れている時間が殆ど。
程好く風もそよぎ、体感的にはそれ程暑さを感じませんでした。
撤収。
この日は午前中に板仕舞い/帰投、19時から武蔵野の地でオシゴトです。
今年はこのパターンが多い白馬遠征最終日でしたとさ。
2023.03.17
2023.03.16
●Blanc et Bleu
えー、気付けば弥生も折り返し。
此処トーキョーでは、連日春本番の陽気が続いております。
一昨日は観測史上最速タイで、桜の開花宣言が発表されました。
例年この時節は「去り行く冬」と「訪れる春」の鬩ぎ合い。
寒暖の落ち着かない、三寒四温の時期で御座います。
しかしそんな諺も、「何処吹く風」の「東風吹かば」。
今年に限っては寒さのぶり返す心配もなさそうです。
所処で昨日/一昨日は例に由ってのスノーライフ「第九次白馬遠征」。
国内屈指の豪雪地帯、北安の晩冬(初春)は如何なっているのかと申しますと。
と、二日続けてのSuper-fine。
特に昨日は山麓の最高気温16.1℃、GW思わせる暑さでした。
しかしコレだけ晴れると、アクティビティ的には天気良過ぎて天気悪い。
「ガリガリ」に始まり「シャラシャラ」を経て「ザブザブ」、そして「バキバキ」。
時間帯に応じて雪質コンディションは刻一刻と変化。
その都度滑りのアジャストを強いられる、テクニカルな「春の雪」でした。
因みに何故表題がフランス語なのかと申しmust。
答え合わせは亦後日にDemo。
2023.03.15
●2022/23.二十八滑目「五竜&47」
えー、此処数日間は「溜まりに溜まった」滑走記をまとめてUp。
殆ど白馬五竜のCМサイト化している、瓦礫坂のバァの二次元日誌です。
そんな訳で先週の「第八次白馬遠征」、二日目のアクティビティになりまする。
7:05、ゲレンデイン/キャビン待機。
とおみゲレンデではグラニュー糖が大量生産中。
昼を待たずにザブザブの「ザラメPow」が楽しめ(?)そう…。
平日なのに行列長いなぁ。
キャビンの営業開始を待つ雪猿は70~80人。
内訳はスノボ/40、スキー/10、Jr/20、アルパイン/10。
ゲストの構成比もすっかりと「春のそれ」です。
8:15、キャビン乗車。
営業開始待ちの間に気温はグングン上昇、山麓では3~4℃に。
ジャケットはピステバックに片して、二日続けてのミドラー滑となりました。
8:25「業務連絡、トップ39番」。
昨日も今日も明日も、アクリル板を張った様なクリアブルーの青空。
色彩構成比は7:3。
コバルトブルーとシルバーホワイトの2色刷り。
春霞が掛かりファジーな展望、八ヶ岳や南アルプスは朧な稜線を浮かばせています。
嗚呼、すっかりと春の風趣だなぁ。
今日のポールバーンはGSセット。
昨日(SL)よりセパレート幅取ってます(=グランプリは狭くなってます)。
バーンコンデションは昨日同様。
センター~アル3側は雪玉と轍跡が目立ち、コンタクトの覚束なさそうなコンデション。
比較的圧雪状況の良いアル2サイドをミドル~ショートターンで回す事に。
気温の上昇が却って幸い(?)、バーンの緩みが早くグリップは担保されていました。
9:40、コース狭くなってるので混雑度合は必然的にup。
もう少し粘ろうか悩みましたが、一旦下山して小休止。
ダイナミックを境に雪質は一変、ヘビー&ウェットな湿潤ザラメ。
それでもこの時間帯はフラットを維持しており、意外と与し易いコンディション。
単体で回すリフトがあれば、もう何本か滑ってみたいと思う程でした。
10ː15、ヨンナナR1。
アルプス平より標高は下がるものの、北斜面の恩恵。
しっかり締まったザラメの下地、雪面コンタクト/グリップ共に良好です。
エナメルの青空に映える五龍岳。
G4~G5の岩稜帯がエグいですね。
12ː20、昨日と同じローテーション。
正午にJr撤収/セパレート解除、当然狙いはココ。
ポールセットのライン意外は朝イチ状態をストレージしたフラットコンデションです。
この日の午後は8割方、このラインで回していました。
13ː40、エスカルテラスで青空ランチ。
燦々と注ぐ陽射しが肌に刺さり痛い。
最早春スキーを通り越してGW並みの陽気です。
食後の運動もグランプリ。
写真に写ってる人の数17、うち動いてる人は3。
これで日影入ったら如何なるのか…。
遮二無二グランプリを回しを続けます。
とおみは「ザラメの砂浜」、いいもりは「ブッシュPowのハザード祭」。
ゲレンデボトムが全く使い物にならず、殆どゲレンデトップに籠りっ切りの2日間。
昨日今日でアル3回しは71本(36本/35本)を数えました。
15ː50、日影化/怪獣バキバキ出現。
このまま下山、てっしゅー。
と、こんな感じの遠征二日目。
♨上がりの夕餉は麦酒と汁なし担々麵の美味しい夜でしたとさ。
つづく。
2023.03.14
●2022/23.二十七滑目「五竜&47」
えー、冬場は只でさえスキーネタばかりの弊ブログ。
その上、此処数日間は「溜まりに溜まった」滑走記をまとめてUp。
殆ど白馬五竜のコマーシャルサイトと化しておりまする。
と云う訳で本日は先週3/6(月)~3/8(水)の「第八次白馬遠征」。
初日のアクティビティで御座います。
6:55、ゲレンテイン。
一週間振りに訪れたとおみゲレンデは目に見えて積雪量減少。
気温も3~4℃と生暖かく、スノーマシンも稼働出来ません。
これ程小雪の冬は直近だと2019/20シーズン以来。
特にゲレンデボトムの雪不足は深刻。
ナイター/サンライズ営業は春分の日辺りで「詰み」となりそうです。
キャビン行列にもアルパインゲストの姿が目立つ様になって来ました。
今日から三日間は標高1600mオーバーでも晴れ予報。
天気の崩れる気配は少なく、絶好の冬山登山日和が続きます。
8:25「業務連絡、トップ34番」。
今日/明日/明後日と、アル3口開け三連チャン。
ポールバーンはセパレート。
いいもり小谷側は雪不足でセット不能、とおみ2は平日運休。
そんな訳でグランプリしかポール立てられないのでした。
しかしグランプリにJrが上がって来るのが、例年より半月以上早い…。
Landing。
雪日照り+日中融雪/夜間氷結の繰り返しで、流石のグランプリも荒れたピステン。
特にセンターからアル3側は雪玉と轍跡が目立ちます。
比較的コンデションの良いアル2サイドを滑走ラインに取り、デラ掛かるまではミドル~ショートターンで回すオープニングタイムでした。
ポールバーンからは「パン」「パン」と小気味良いスラロームサウンド。
ポールを叩く乾いた音が響いています。
今日はSLセット、セパレート幅は狭めでした。
10:00、1時間半/13本回して朝イチグランプリ終了。
今日はショートターン、調子良かったなぁ~。
とおみゲレンデは10時過ぎで「ザックザク」。
ハイシーズンは快適にカービングの決まる「とおみ2」も、板の沈むサブマリンスノー。
落差を取って/後半エッジングのルーズな滑りで遣り過します。
10:50、北斜面の47.R-1はカチッと締まってイイ感じ。
下地が硬いので荒れもそれ程進んでいません。
過疎ってるので速度域/ターンサイズ/滑走ラインも自由自在。
ゲストの多いR1よりこっちの方が快適、珍しいR2メインで回す47でした。
12:05、おっと時間だ。
とある理由で急ぎグランプリに戻ります。
とある理由 (Jr撤収、セパレート解除)。
ポールバーンはSLの滑走ライン以外、手付かずのピステン残し。
此処を頂かないテはありません。
そんな訳で午後イチグランプリは、アル2サイドを狙い撃ち。
13:40、お腹空いたので一時撤収。
でもってランチ取った後は、
レイトアフタヌーン.グランプリ。
荒れたバーンを大回り、この時間帯の高速ロングが結構楽しいのです。
でもって困っている(止まってる)方々も多数。
ボコボコでガタガタのプチクラスト‐コンデション、皆さんゴン下しましょうね。
15:50、ラストは47へ。
武田菱の頂に掛かる層雲がまるで噴煙みたく(※.五龍岳は火山じゃありません)。
16:05、誰も居ないヨンナナパーク。
47のリフトはゴンドラとラインE以外営業終了、ゲレンデはほぼ無人の貸切状態。
16:15の△シャトルで五竜に戻ります。
「いいもり終了」のお知らせ (Ω\ζ°)チーン…。
いいもりゲレンテのコス4周辺は末期的状況。
地表露出だらけのハザード祭り、積雪量が少なく圧雪も入れられません。
うーん、こりゃ持ってあと数日だな…。
(※コスモ4は3月12日を以て今季の営業を終了しました)
2022/23シーズン最後のコス4乗車、そして最後のいいもり滑。
嗚呼、今冬のいいもりは寿命短かったなぁ…。
と、こんな感じの遠征初日でした。
つづく。
2023.03.13
●2022/23.二十六滑目「白馬五竜」
えー、先々週は2/27~3/1「第七次白馬遠征」三日目の滑走記。
今回のエントリーもコメント少な目の簡易版で御座います。
6:10、あけまして3月。
紅緋に染まるの東雲の空、今日も絶好のスキー日和です。
7:00、3月初滑のゲレンテイン。
早朝時点で山頂の気温は0℃、今日も暖かい 暑い一日となりそう。
下地はガリガリの硬ザラメ、すっかりと春のバーン。
うーむ、コンディション的には3月中旬レベルです…。
五竜オールスターズと天狗岳。
なーんて「📷パシャパシャ」してると、1時間以上の待機時間も早く過ぎて行くものです。
8:15、キャビン乗車。
今季初めてカモシカちゃんに遭遇も、カメラには収められませんでした(残念)。
ランディング。
如何にも春スキー的な硬い下地も、バーンは既に緩み始め。
ハードパックな割にはグリップは生きており、エッジの噛むコンデションでした。
ハイシーズンに較べると、シュプールラインも太めの浅め。
フルカービングで攻めるにはギリギリのバーンコンデションでした。
9:30、あらら、意外と早く混んで来ました。
しかしラギッドなコンディションが嫌われてか、初心者さんは早々にパノラマへ退避。
以降、グランプリは空いてる時間が続きました。
SUNSUNと降り注ぐ陽光。
ようこそ、日焼けサロン「グランプリ」へ。
しかしボチボチ雪降ってくれないと、4月以降がヤバいです(深刻…)。
午前中はバーン荒れも許容範囲。
この日は午前中で撤収、ひたすらグランプリ専で回します。
パノラマから漂着して来たハノジペンギン。
自力でグランプリを降りられず、パトさんのロープ補助で何とかアル3へ。
これからは生態域(パノラマ/とおみゲレンデ)を外れちゃダメだよ。
「HAKUBAVALLEY」雁行図。
パノラマゲレンテの北側には「10」あるハクババレー.ゲレンデのうち「7つ」が視野に収められます。
五竜~47.R-8~左手前の尾根は八方/リーゼン。
正面の逆三角形が岩岳サウス、正面奥には栂池、白乗、コルチナ。
12:00、ラスト1本滑って下山。
13時には白馬を発ち東京帰投、7時間後にはオシゴトが待ってます…。
この日のスタッツ。
「うーん、五竜&47にはリフト1本しかないのか…」。
午前中のみのアクティビティな事もあり、とおみ/いいもり/47はスルー。
ひたすら「アル3回し」「グランプリ専」の半日でした。
おしまい。
2023.03.12
●2022/23.二十五滑目「五竜&47」
えー、先週は2/27~3/1の「第七次白馬遠征」二日目の滑走記。
しかしこの日で今季「16滑目」となる白馬五竜&47。
シーズン半ばにして、粗方のコメントは書き尽くしてしまいました。
そんな訳で今回の滑走記はコメ少な目のスナップ集と云う事で。
朝イチグランプリ
「業務連絡、トップ35番」。
しかし此処んトコの雪日照り続きで、
1st-run、Landing。
下地は硬めのガリバーンで「やや荒れ」コンデションも、ワイドバーンはフラットを維持。
毎度の事ながら五竜の圧雪職人さんには感謝です。
シュプールラインもハイシーズンに較べると太目。
フルカービングには手強いコンディション、苦労の跡が窺えます。
10:00、いいもり道場。
この時間帯の山麓は融雪進行、程良くシャバってます。
ポールバーンはGSとSLの2本セット、コース幅が狭くなってました。
10:55、ヨンナナへGo。
正面には頚城山々、稜線のスカイラインが見事。
12:10、武田菱と大仏様(※五龍岳は山岳信仰の霊山ではありません)。
Line-Eより、遠見尾根.全景。
左より地蔵ノ頭~小遠見~中遠見~大遠見~西遠見~白岳を経て五龍岳。
12:35、グランプリ回し、昼の部開始。
昨日に較べ融雪進行早め、今日はこの時点でザブって来ました。
しかし暖かいを通り越して「暑い」、そして陽射しが「痛い」…。
この日の長野県各地は、昨日に引き続き今冬最高気温を記録。
白馬でも日中Max13.4℃と、4月並みの陽気となりました。
14:25、とおみゲレンデはザブチッチ。
白馬産の良質グラニュー糖が大量生産されていました。
「ガリガリ」から「グサグサ」「ザクザク」を経て「バキバキ」へ。
15:50、日向を求めてパノラマ~R8~R1の長駆ダウンヒル。
16:40、照明の灯るとおみゲレンデで〆。
以上、こんな感じの「2月〆滑」。
翌日は遠征最終日の「3月初滑」となるのでした、つづく。
2023.03.11
●来週の【3/14~3/15】定休日
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で来週のオヤスミは以下の通りです。
※3/14(火)~15日(水)は連休となります。
尚、それに伴い3/13(月)は22:30までの時短営業となります。
御迷惑をお掛けしますが御了承の程を。
2023.03.10
●2022/23.二十四滑目「白馬五竜」
えー、昨年12月よりスキーシーズン「IN」してから早や3ヶ月。
今季のスノーマッドな日々も例年通り順調に進捗。
今日(3/10)の時点で滑走日数29日、首都圏在住の身としては良く滑ってる方です。
しかし冬場は「スキーライフの合間にオシゴト」「オシゴトの合間にスキーライフ」で多忙を極める酒場の主。
冬場の休日は全て雪山行脚に充てており、二次元日誌を綴っている暇もありません。
果たしてこの時期になるとエントリー更新も滞り気味となってしまうのでした。
そんな訳で先週は月跨ぎ、2/27~3/1の「第七次白馬遠征」。
遅れ馳せながら、漸くの滑走記エントリーで御座います。
6:55、ゲレンテイン。
キャビン駅舎より東雲に望む旭日。
日の出もすっかりと早くなっちゃいました。
予報通り、突き抜ける様な快晴♪ (コレ、三日間続きます)。
放射冷却でキンと冷え込んだ朝でしたが、陽が射すに従い寒さは緩んで来ました。
融けるぅ~(´;ω;`)。
第1の傍らに佇む雪だるま⛄、果たしてこの子の寿命は何時まで?。
この日(2/27)は県内各地で今冬の最高気温を記録、3月下旬~4月並みの暖かさとなった長野県。
白馬村でも日中の気温は8℃と、すっかり春スキーの陽気でした。
(※.翌日に今冬の最高気温は更に上書きされます)
700m先の山頂駅(標高1516m)もくっきりと見渡せます。
キャビンは定刻通りの営業開始、勇躍一発目の搬器に乗り込みます。
蒼天と白銀のツートンカラーは、冬山最強のCool&Beautyなコントラスト。
無人の朝イチグランプリには「BRILLIANT」な光景が広がっていました。
棚引く層雲に頂を覗かせる、四阿山と浅間山。
あと1時間早かったら、雲海が見れたかもね。
Landing!!。
前々日に多少の降雪があったものの、春のバーンを完全リセットするには至らず。
ピステンの下地には、放射冷却でカチコチに氷化したアイシーバーン。
薄皮コーデュロイが削られると、エッジの入り難いコンデションに変化していきました。
8:50、月曜日にしてはゲストの出足も早め。
アイシーなスピードバーンなので、混雑してくると安全マージン取ってのミドル回し。
時間を追う毎にピステンが削られ下地にザラメが堆積。
キョロキョロとスキーの挙動が不安定なコンディションになって来ました。
10:00、混雑を避けていいもりへ。
ゲレンデボトムは融雪が進み、程良くシャバってイイ感じ。
10時以降は暫くコス4回し。
DEFENDER/ポールバーン共に、やや引っ掛かる雪なもののコンデション良。
早い時間帯なのでコース荒れもそれ程進んでいませんでした。
12:10、再びグランプリ。
陽射しは強いものの然程の気温上昇は見られず、氷点下前後を推移。
下地のアイシーなガリ感は相変わらずです。
12時半を回ると、やっとイイ感じに。
カッチリと締まりつつも程良く緩んだバーンはコンタクト/エッジの噛みも良好。
昼食時なのでゲストも激減、コース幅目一杯に使っての高速ロング回しです。
朝イチの数本を除くと、この時間帯がこの日のグランプリ「プライムタイム」でした。
この日は山景眺望も絶好調。
白馬連峰~頚城山塊~戸隠連峰~飯綱連峰~、
志賀高原~四阿山~浅間山~八ヶ岳~南アルプス。
フルスクリーンのワイドパノラマ、上信国境の名峰群が一望の元に見晴らせました。
そして戸隠西岳と一夜山の遥か彼方には、越後三山が望めました。
アルプス平から120㎞先、余程クリアに晴れ湿度が低くないと見られません。
ズームにて。
中央右最奥の冠雪した頂は越後駒、左奥は中ノ岳かな。
ガラ空きのグランプリを回してると、何時もの如くランチを取るタイミングを喪失。
14時過ぎになって漸く下山、エスカルで昼食取ってグランプリに戻ります。
15:20、ラスト1時間もアル3回し。
この時期になると日照時間も長くなり、グランプリの日陰化も遅くなって来ました。
多少クラストっぽくなって来ましたが、まだ高速ロングで回せるレベルです。
15ː45、徐々に日陰化、そしてクラスト化進行。
ポジネガのコントラスト差が大きく、日向から日影に入ると一瞬視界を奪われてしまいます。
アキヤボート出動…。
この時間帯のダイナミック~ウッディは、ビギナーには荷の重いコンディション。
初心者の皆さん、ちゃんとゴン下しましょうね。
15ː50、地蔵の頭に沈む2月27日。
グランプリは完全日陰化、こーなると投了。
最後はスカ4で5~6本トレーニング滑、〆と致しました。
あ、そー云えば今日は47に行かなかったな。
つづく。
2023.03.09
2023.03.04
2023.03.03
●「桃ノ節句」ニ「梅花」「桜花」ヲ愛デル
えー、本日は五節句の一「上巳」。
緋毛氈の段飾りに内裏雛を奉り、節句の花や左近右近の風流を愛でる。
所謂「雛祭り」の日で御座います。
そんな時宜に相応しく「桃花風流」と洒落込みたい所処も、此処は大都会東京都。
家の近所に桃の木なぞ植わってる訳ありません。
と云う訳で節句遊びの代替え季花ⒶとⒷ。
日課のジョギングがてら、梅と桜を愛でる事に致しました。
新宿中央公園.運動広場の脇の梅林。
白梅/紅梅ともに未だチラホラ咲き、見頃はもうちょい先です。
白梅は見頃なのも1本ありました。
しかし新都心の高層ビル群を行き交う人々は、梅花に全く目も呉れず。
だって道を挟んだ正面の土手が…。
コレですから🌸。
都庁の裏手には、毎年2月下旬頃から見頃となる河津の桜群。
今年は例年にも増して開花が早く、既に満開となっていました。
第一本庁舎と河津桜。
あの7階には百合の花が咲いてます(苦笑)。
早過ぎる早咲きの桜。
てな訳で、ココの法面は「春の季花(梅↔桜)」開花の逆転現象。
梅より桜が先に見頃を迎えるつーのも、季節感を無視したオハナシです。
おまけ一写。
明後日開催の東京マラソン、スタート地点では設営資材の搬入が始まっていました。
と云う訳でジョギング序での「梅狩り」「桜狩り」。
歳時記をちょい先取りした風流でした、とさ。
2023.03.02
●2022/23.二十三滑目「五竜&47」
えー、遅れ馳せながら先週2/20(月)~21(火)の「第六次白馬遠征」滑走記。
此処んトコ滑走日数過多で、エントリーが全然追いついておりません。
そんな訳で遠征二日目2/21のアクティビティはスプレー舞うパウダーDay。
ゲレンデは例に由っての五竜&47で御座います。
6:50、犬川沿いにエスカル坂を遡上。
前日未明から続く大雪、積雪量は二日間で約50㎝。
それでもハイシーズンの白馬としては特筆に値する豪雪では無し。
主立った国道/県道は、早朝の時点で見事に圧雪 除雪されていました。
7:10、ゲレンテイン/キャビン待機。
キャビン山麓駅には早々に営業遅延のアナウンスボード。
直近の天候推移と昨夜の降雪量からして、1時間遅れ(9:15)ってトコでしょう。
つー事はこれから2時間、駅舎で待機です…。
有明刻のゲレンデは未だ眠りの中。
ブルーグレーの帳に覆われたとおみゲレンデは沈黙の世界。
日中の喧騒が噓の様な静けさです。
ゲレンデは眠りから覚め、日常の時間が動き始めました。
索道さんの朝は除雪から始まります。
8:00、パトさん巡回2本目。
矢張り積雪量が約30㎝超えると、1発じゃ収まらないみたく。
雪崩切りやサイドカントリーの安全点検に大忙しです。
8:40、気付けばキャビン駅舎には長蛇の列。
スキーヤーもボーダーも新雪板を持ったゲストが大半。
狙いは当然「パウ祭」です。
祭参戦「やる気満々」。
この日の愛機はロシのSoul7(172㎝)。
今日は樹林帯をオフピステ攻めたいので、短めのパウ板をチョイスです。
テレキャビンは約40分遅れの8:55に営業開始。
予想してたより少し早めのスタートとなりました。
9:05「業務連絡、トップ99番」。
半月前のデジャ.ヴ、またお前か(↓)…。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/02/post-0415b8.html
と云う訳で以下、アル3一番乗りの特権。
7分間の朝イチグランプリ「貸切タイム」です。
垂涎の面ツル、恍惚のノートラック♡。
でも今日の狙いはこっち(圧雪バーン)じゃありません。
こっち♬。
沢~疎林帯~クニックを経て、線下に落とし込み。
アル3側サイドカントリーの新雪食い「鉄板コース」です。
非圧雪部で膝高に積もった新雪はハイシーズンならではのドライ&ライトな上質パウ。
ノートラックのオフピステは、雪の波間を泳いでいる様な浮遊感です。
斜め吹き降ろしの風が強いものの、視界/滑走には影響無し。
但しオープニングから暫くの間、アル1は運行見合わせ中でした。
そんな訳で以下、パウ祭の様子。
モーニンググランプリでは右で左で「雪宴」が開かれておりました。
何て楽しいパウ祭りっ♡。
「ウヒョー」「ヒャッホー」「チョーヤバッ」「××〇√☆☆∥♬」。
あちこちから「歓声」「奇声」の飛び交うモーニングタイムです。
しかしディープパウの日には「新雪」「深雪」の悲喜交々。
歓喜疾走するパウキチの傍らで、途方に暮れている方々も多数おられました。
これは「パウ困り」。
キャビン連絡路とテクニカル、圧雪/非圧雪の境に突っ込み立ち往生 座り往生。
これは「パウ止まり」。
例のトラバース地雷群、此処を低速で滑ってるとこーなります。
これは「パウ落し」。
無くしたモノは財布なのかゴーグルなのか、或いはスマホなのか。
何れにせよ、落し物にビーコンは付いてないのです…。
曇り基調だった空模様も次第に良化。
雲間より青空が覗き、薄日射す好天となって参りました。
但し風の弱まる気配も無く、アルプス平の各リフトは時折減速運転となりました。
これは「ガス」では無く「地吹雪」。
飛雪+強風で積もった雪が舞い上がり、レースカーテンの様に空を覆っています。
ま、滑走に支障が出る程ではありませんでした(注.この時点では)。
アル3側のオフピステは殆ど完食。
沢からの線下ラインを3本/ブナ林帯を1本/テクニカルを1本を満喫。
やっぱり短めの板はステアリングが利いて樹林帯向き、172㎝を選んで正解でした。
折角なのでワイドバーンのオンピステも3本回します。
ゲスト皆様の狙いはオフピステの新雪食い、従い不人気エリアの圧雪バーンは殆ど荒れてません。
ピステ上には5㎝程度の新雪が乗り、ソフトタッチの心地良い雪面コンタクト。
太板でルーズ&テールな大回り、カービングとはまた違った楽しさです。
10ː10、河岸替えでアル4乗車。
アル3偏愛主義の私め、アル4に乗るのは今季初めてです。
魅惑のコットンフィールドが広がっています。
尤もコチラは「ロープの向こう側」、皆さんコース外滑走はしない様に。
アル2側の尾根~法面には食い残しが結構残ってます。
この辺狙いで暫くアル4回し。
地蔵の下にも食い残し多。
祭のカーテンコールはまだまだ続いてます。
地蔵ケルンも面ツルバーン。
因みにゲレンテトップの「アルプス平」と云う呼び名は五竜スキー場に由る俗称。
スキー場開業以前からこの一帯は「地蔵平」と呼ばれていました。
10ː55、いゃあ、鱈腹食った。
アル4で尾根側のオフピを4本回し、約2時間のPowder-carnivalも終幕。
霧氷満開のブナ林銀花を愛でつつ、ダイナミックを下山。
エキスパートはコブラインが出来掛かっています。
それでも底付きは無く、クッション良好な凸凹バーンでした。
エスカルで小休止を入れ、太板からスラ板にマテリアルチェンジ。
再びグランプリに向かいました、が…。
ガスとブリザードの有難く無いコラボがお出迎え。
気温はマイナ10℃程度と許容範囲内も、強風に叩かれ体感ではマイナ15℃。
まぁ昨日と今日は予報でこれ位の冷え込みは覚悟。
極寒仕様のフル装備レイヤリングでしたので、耐え切れる寒さでした。
しかし視界が利かないのは困りモノ。
陽光が射しているのにスロープは白闇。
コレは晴れてるの?、それとも曇ってるの?。
上がこう(ガス)なると、必然的にゲストはとおみゲレンデに集中。
まぁ「前コ〇ナ紀」の全盛期に較べりゃ、カワイイ混雑振りです。
ラストの1時間は47へ。
R1は尾根地形で風の通り道、ガスは切れ視界良好。
良雪が故、踏まれて荒れたモサ感も無く充分に回せるレベルです。
お花見しつつのR1回し。
Line-C線下のブナ林も六花満開。
と、こんな感じのパウダーカーニバル。
個人的には今シーズン「BEST」の新雪コンディションでした。
おしまい。
2023.03.01
2023.02.26
●2022/23.二十二滑目「五竜&47」
えー、先週月~火曜日は二週間振りの白馬遠征。
ゲレンデは例に由っての五竜&47で滑って参りました。
そんな訳で毎度毎度の滑走記、初日2/20(月)のアクティビティ。
あ、因みに今日2月26日は「雪の日(長野県制定)」で御座います。
6:50、ゲレンテイン/定点観測。
エキスパートより上部には腰の重そうな濃霧がどっしりと滞留。
うーん、この様子だとアルプス平は「ガス祭」っぽいな(鬱)…。
遠征初日(2/20)の白馬は早朝でも-1~-2℃程度の緩い冷え込み。
この気温ではスノーマシンも稼働出来ず、散雪音の響かない静かな朝でした。
「雨降って地固まる(凍る)」の図。
前日(2/19)は「土砂降り☂」の雨だった白馬山麓部。
ゲレンデボトムのダメージは深刻で、積もった雪の下には氷化した下地が覗いてます。
前夜から降り続く雪は予報より多めの積雪(山頂で約20㎝)。
急遽テストが入り、テレキャビンは15分程遅れての営業開始となりました。
ゴントラを降りると其処は白闇だった。
朝の底は真っ白だった。
あっちゃー、予想通りのホワイトアウト。
視界不如意の五里霧中、しかも結構な積雪量で雪面抵抗も大きい。
「手探り」「足探り」の低速滑でアル3へ向かいます。
8:40「業務連絡、トップ109番」。
グランプリは圧雪バーンに踝上の積雪、心地良い新雪タッチのフィーリング。
しかし如何ともし難い視界不良、平衡感覚と滑走方向が辛うじて保てる状態です。
うーん、雪がソコソコ良いだけに、尚更濃霧が恨めしい…。
辛うじて人影らしきものが見える様になって来ました。
シャローPowの浮遊感+下地のレスポンスも良好。
寒さがそれ程厳しく無いのも幸い、最低限の視野さえ保てれば楽しく滑れるコンディションです。
結局、なんだかんだ云って1時間半程回してました。
でもこの積雪量だったら、太板チョイスの方が良かったかな…。
10:05、一旦下山。
ダイナミックまで下りてくると漸くマトモな視界になって来ました。
コス4大町側(DISCOVERY)は至る箇所にハリネズミ。
2月中旬と云うのに、雪が少なく圧雪が入れられません。
只でさえテクニカルなバーンの上、氷結(ガリガリ)と湿雪(モサモサ)の混在する「スーパー難度」な不整地コンディションでした。
ポールバーン(DISCOVERY SPORT)は何とか使える状況。
しかし圧雪幅は狭くレーン1~2本分、スキーヤーズライトはフルボッコ。
11:50、再びグランプリへ。
朝イチに較べりゃ多少マシになったものの、相変わらずのガス祭。
冷え込み自体はユルく、寒さを感じないのだけが救い。
(※.ハイシーズンの白馬はマイナス5℃程度なら「暖かい」のです)
グランプリに於ける個人的な「視界可否」の目安。
12番鉄塔からアル3降車場が見えれば「何とか可」、見えなければ「不良」。
はい、御覧の様に何も見えません。
またまた「ガスガス爆発」。
已む無く撤収、47へ流れ込みます。
14:25、47はR1を1本回しただけ。
トップ~ミドルは荒れたコースに湿雪が乗りモサモサ。
ボトムはアイスバーンに湿雪がファンデーションし、ガリガリとグサグサが混在。
一粒で二度美味しくないコンデションでした。
この天候でゴンドラ/リフト3本乗り継ぎ、アルプス平へ向かうのは面倒。
15:30の△シャトルに乗ってエスカルに戻ります。
めげずにグランプリ。
15時頃から冷え込みが増したお陰でガスも薄化、多少は視野の利くコンディションに。
振り止まぬ大雪でワイドバーンはハーフリセット状態。
特にアル3側からセンターに掛けては荒れも少なく、シャローPowの浮遊感が楽しめました。
こりゃ明日はディープ&フレッシュな「スプレー祭」、確定だな♪。
因みにアルプス平の気温は早朝/-4℃→日中/-6℃→午後/-7℃と推移。
結局「朝イチ」が「一番暖かかった」、と云うオチでした。
霧氷の梢枝に降り頻る雪が乗り、ブナの銀花は満開。
咲き誇る雪花の重さで、枝条も項垂れてます。
ラスト1時間は営業終了の16時まで、きっちりグランプリ回し。
濃ガスの視界不良コンディションの割には、それなりに満足出来た一日でした。
翌日につづく。
2023.02.25
2023.02.24
●「ピーコックストア 中野マルイ店」のこと
えー、本日は珍しくスキーネタ以外のエントリー。
でもって稀にも稀、武蔵野口は中野駅南口の地場話で御座います。
ピーコック閉店。
1972年の旧丸井本店時代から出店を続けていた、ピーコックストア中野マルイ店。
明後日2月26日(日)を以て営業終了、50年の歴史を幕を下ろすとの事です。
尤も個人的な買い物は殆どした事が無く、閉店しても別段不便は感じません。
それでもウチのお店から一番近いスーパーマーケット(徒歩1分)。
仕入れの忘れ物(水/乳製品/果物など)をした際には時折使っておりました。
で、閉店後の跡地には何のテナントが入るのかと申しmust。
そのまま「イオンマーケット」になるとの事、らしいです。
但しこのソースは公式のものでは無く、とある有力者筋からの情報。
従い、若しかすると「ガセ」かも知れませんけどね。
まぁピーコックストア自体が株式譲渡以降、殆どイオンマーケットみたいなもの。
但し旧大丸時代は高級スーパーだった「ピーコック」の屋号を使用している都合上、ある程度は高額品を置くなど商品構成に縛りがあったらしいです。
要約、今後はトップバリューを筆頭とする「安かろう」「不味かろう」なイオン商品がこれ迄以上に幅を利かせ、買いたいモノが何も無いスーパーになるのかと思われます。
まぁ若年層と高齢者の多い庶民の街、中野。
御土地柄的にはその方が良いの鴨ね。
2023.02.23
●2022/23.二十一滑目「石打丸山」
えー、本日も例に由っての滑走記。
先週2月16日のスノーライフは1ヶ月振りに石打丸山へ逝って参りました。
日帰りスキーのホームゲレンデ石打ですが、意外や今冬は未だ2回目の来訪。
今季は五竜のシーズン券持ってる身、如何しても白馬偏重/宿泊遠征中心のゲレンデチョイスとなってしまいます。
7:25、湯沢駅とーちゃく。
石打行きのシャトルバス乗り場には約15名の行列。
駅前の積雪量は例年に較べ少な目です。
かぐら行のバスには30人くらいの行列。
冬休み期間に入った学生さんの姿が多く目立ちました。
7:50、中央口とーちゃく。
コンボリフトは「定刻通り」「定刻の5分前」、8:25の営業開始(笑)。
ダイナミックへ。
前夜に予報以上の降雪となった石打丸山、湿雪ながら新雪由来のソフトな雪面タッチ。
非圧雪エリアではゲレンデボトムでも10~15㎝の堆雪でした。
しかし今日のアクティビティ、この時点で既に爆弾抱え込んおりました…。
9:15、観光3は少し遅れての営業開始。
山頂ゲレンデ目当てのゲストが列を成しています。
920、山頂ゲレンデ。
視界はフラットライトもバーンコンディションは良好。
ソフトパック過ぎる嫌いはあるものの、轍や段差無しのフラットピステンです。
しかし…。
9:35、2本回しただけで下山、何故かスキーセンターへ。
三日前の丸沼からブーツの当たりが悪く、右足に違和感…つーか痛みを感じます。
多分インナーがヘタってきたのが原因、パットを張り付けて微調整しておりました。
しかしそんな甲斐無く、兎に角「右足の外くるぶしが痛い」。
滑走ノイズを拾うだけで踝部に激痛、右足スキーのアウトエッジが全く使えないレベル。
仕方無くアクティビティ中断、持参したパッドで応急処置してゲレンテに戻ります。
10:30、しかし痛みは中々収まりません。
山頂のシュプールでも継続してインナーの微調整。
結局9時半からの約1時間を「棒に振って」しまいました。
何とか滑れる痛みにまで回復(?)したので、アクティビティ再開。
しかし一番美味しい時間帯を逃し、やる気ゲージは大幅ダウン。
メンタルも完全に弛緩してしまいました。
モチベーションを保てないと、心身共にネガティブな面が顕著に表れて来ます。
オシゴト翌日のDAYSKIは大抵睡眠不足、この日も2時間程しか寝てません。
戦意低下のアクティビティ下、睡魔が表面化し身体も何か重い…。
天候良化でスキー日和のロケーション、少しメンタルも持ち直して来ました。
しかし相変わらず右足外踝は痛い…。
1140、ダイナミックは絶好調。
急斜面が嫌われてか、石打の中でも屈指の過疎っ振りを誇るコース。
正午前でもピステンの残ったフラットバーンを維持しています。
ゲスト過多で湿雪荒れの山頂より、こっちの方がコンディションGood。
13時から30分のランチ取って、残り1時間半。
踝の痛みも滑れない程酷くはならず、何とか最後まで回せそう。
ラスト1時間もダイナミック回し。
いゃあ、今日はダイナミック「当たり」の日だった。
因みにダイナミックのスペックは以下の通り。
滑走距離(約430m)は短いものの、石打丸山でも有数の中急斜面コース。
フラットから入りやや片斜、中盤から徐々に斜度が強まり最後まで緩まない。
スペック(Max24°/平均20°)以上の滑り甲斐を誇るコースです。
そして有難いのが人影を殆ど見ない「過疎ゲレンデ」である事。
動線的に中央口からのサンライズコースにゲストが集中するので、観光口を回すゲストは数える程。
主戦リフトが高速トリプル(観光1)なので、∞ループすれば1時間で9本回せます。
弱点は低標高スキー場の山麓ゲレンデが故、雪質が良くない事。
また暖冬の年にはシーズン通して殆ど使いモノになりません。
15:40、撤収。
低標高の里山ゲレンデ(Top/920m Bottom/256m)が故に、気温上昇の影響をモロに受ける石打丸山。
3月に入ると「ザブザブ」の「グサグサ」と、目に見えて悪雪化進行。
ゲレンデボトム(ハツカ石/観光口)では地表露出の茶色い雪となって参ります。
そんな訳で恐らく、この日が今シーズンの「最終滑」になるでしょう。
おしまい。
2023.02.22
●雪さそふ 吹雪の庭の 花ならで ふりゆくものは 我が身なりけり
えー、今週月~火曜日は「第六次白馬遠征」。
二日間、間断無く降り続いた大雪で新雪食いを堪能。
濃霧(初日)と強風(二日目)は困りモノでしたが、まぁそれなりに楽しめた遠征でした。
でもって楽しい時間は@云う間にPassing by。
帰途の折、長野駅での一コマです。
XVIII Olympic Winter Games NAGANO 1998
この年は雪山就労生活でワンシーズン白馬に滞在していた私め。
スキーの傍らオシゴトに オシゴトの傍らスキーに勤しんいた一冬なのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/02/post-c9847b.html
そして今日、2月22日は「長野オリンピック.閉会式」が行われた日。
「20世紀最後の冬」から25年目の一日を迎えました。
「嗚呼、四半世紀もすりゃトシも取るもんだわな…」
なーんてよしなしごとを思いつつ、改札を通り新幹線のホームへ。
トーキョーへの帰路に就いた昨夜なのでした、とさ。
2023.02.21
2023.02.19
●販売速報【2023.雨水版】
えー、本日は節季「雨水」。
冬の寒さも峠を越し、雨降って地湿る時節で御座います。
そんな時候の訪れに、今日の東京は春を思わせるポカポカ陽気。
気温は18℃まで上がり、半袖短パンの装いで丁度良いジョギング日和でした。
と云う訳で本日は武蔵野口の場末の酒場、今年最初の「販売速報」。
2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。
■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)
・ロングの部
ジン&トニック
モスコー.ミュール
‥~‥~‥~ 相変わらずの二強 ~‥~‥~‥
ジン.フィーズ
ギムレット.ハイボール
ハイランドクーラー
ボッチボール
アメリカーノ
カシス烏龍
オールドファッションド
ゴッドファーザー
・ショートの部
マティーニ
スモーキーマティーニ
マンハッタン
‥~‥~‥~ 相変わらずの三強 ~‥~‥~‥
ギムレット
サイドカー
アレキサンダー
例のアレキサンダー
ゴールデンドリーム
サイレント.サード
フェルネブランカ.カクテル
アラウンド.ザ.ワールド
コープスリバイバー (№1&№3合算)
ミリオネア
ハンター
ワード.エイト
・ホットカクテルの部
アイリッシュコーヒー
ゲーリックコーヒー(ブラック)
ホット.バター.ド.ラム
ホットウイスキートディー
■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)
・フツーのウイスキーの部
アイラ全般
ベンローマック10年
アバフェルディ12年
サントリー季(ハイボール専)
山崎NV(ほぼ水割り)
白州NV
ニッカ.フロムザバレル
ターキー.ラッセルズリサーブ10年
ワッセンズ.シングルバレル
モートラック16年(飲み頃)
グレンアラヒ15年(飲み頃)
アラン20年(飲み頃)
グレンモーレンジ.シグネット(sale中の為)
・フツーのウイスキーの部/カクテルベース含む
グレングラント10年
タリスカー10年
ブレット.ライ
ワイルドターキー12年
・少し古いウイスキー
2本程飲み頃有。
お店でお問い合わせ下さい。
以上、こんな所処にて。
次回の月報は4月下旬、GW前の頃になると思います。
擱筆。
2023.02.18
2023.02.17
●交響曲第99番(グランプリ交響曲)
えー、本日は滑走記じゃないけれど、やっぱりスキーネタのエントリー。
先週の白馬遠征、2月6日のアクティビティの拾遺集「変ホ長調」です。
8:25、「業務連絡、トップ99番」。
この日の朝イチグランプリ、99番搬器に口開け乗車。
オープニングタイムのアル3回しは10本。
写真は撮りませんでしたが、99番搬器にはもう一回乗ったのでした。
12:30、あれ、またコイツ。
幾らヘビロテとは云え、一日で3度同じ搬器に乗るって結構なレアケース。
思わず写真に収めてしまいました。
で、三度有る事は四度有る…。
14:35、おいおい、またオマエかよ。
この日はアル3(アルプス第3ペア)回し28回、それで4度目の99番搬器乗車。
因みにアル3のチェア数は113器です。
確率的にはえーっとえーっと…。
兎に角、プロバビリティ的には滅多に無い一日でしたとさ。
2023.02.16
●本日の【2/16】営業
えー、既述ですが一応念の為。
本日2月16日(木)は看板出しが30分遅れ。
19:30からの営業となりますので御了承下さい。
理由はまぁ…お察しの通りです⛄、はい。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
2023.02.15
●2022/23.二十滑目「丸沼」
えー、今週のスノーライフは宿泊遠征無しの「Bye Week」。
三週間振りに白馬の地を踏まない一週間で御座います。
かと云ってスキーそのものをオヤスミする訳では無く、繋ぎウィークとして手頃なゲレンデを「DAY-SKI×2」の滑走スケジュール。
月曜日は久し振りの水上沼田エリア、今季2度目となる丸沼へ逝って参りました。
11:00、ゲレンデイン/アクティビティスタート。
一昨日の丸沼は予報通りの曇り/小雪。
気温は-3℃程度と暖かく、ゲレンデ全域を薄いガスが覆っていました。
取敢えず、今季初ゴンドラ。
前回訪れたのは12月のシーズンイン時期、雪不足でゴンドラは運休中でした。
ロープウェイ山頂駅。
曇天とガスに覆われ、白根山はカゲもカタチも望めません。
ゲレンデトップからしてモサモサと水溶き片栗粉みたいな雪。
ココん所、ずーっと白馬で滑ってたのでこんな悪雪も久し振り。
降り頻る雪も水気の多いシャバ雪、ゴーグルの視界が遮られ滑り難い。
第5もガスに覆われています。
丸沼の主戦コース、バイオレット/ローズボトムを何本か回します。
斜度は頃合いなのですが、やっぱり滑走距離が短い…。
第4でブルーを3本。
滑りの調子がイマイチしっくり来ず、緩斜面で内足リフトのトレ滑。
正午過ぎると雪は止み、ゲレンデミドルのガスも引いて来ました。
4~5本置きにゴンドラを挟みます。
約10分と乗車時間が長いので、休憩がてらの利用です。
からくら(orしらね)~ローズ~バイオレット、約3㎞のダウンヒル。
緩斜面主体/コース幅狭い/クニックで渋滞と、ロングコースの割に満足度はイマイチ。
晴れてれば白根山や武尊山.至仏山のパノラマが楽しめるグッドロケーションも、この天気じゃね…。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/04/201314-ff89.html
今や絶滅危惧種のシングルリフト、第7。
石打のチロルが撤去、狭山のシングルがエスカレーターになった今、首都圏日帰りエリアでは唯一の「お一人様リフト」。
所処でゴールドコースって、何時から不整地になったの?。
13:00、Coffee-break & Smoking-break。
雪につっこむべきものは、スキー用具と顔だけだ。
(2005年/日本たばこ産業 コピーライター/岡本欣也)
こりゃ、今日は完全には引かないな。
バーンも「モサモサ」の「ボコボコ」と順調に悪雪化進行。
それでも角付け早めに取ればカービング可、力尽くで抑え込めるレベルでした。
15時近くになると再び雪、そして横殴りの風。
気温が下がったお陰で、ゲレンデミドル~ボトムのガスは切れました。
ローズ。
最後の1時間はウェットな雪質の荒バーンに乾いた雪がトッピング。
表雪に乗った雪でスキーがスリップするトリッキーなコンディションとなりました。
と、今季節目の20滑目はイマイチパッとしないアクティビティ。
明日(2/16)は湯沢のホームゲレンデ、石打丸山に逝って参ります。
おしまい。
2023.02.14
2023.02.13
●穏やかな日曜日/激しい月曜日
えー、昨日は2月とは思えないポカポカ陽気の日曜日。
日中の気温は17℃と、4月並みの暖かさとなった東京都心です。
そんな季節外れの春麗日和、私めも長閑なお昼時を過ごしておりました。
ラグビー.リーグワンはBye Weekでゲーム無し。
FIS.アルペンスキーも世界選手権前でレース無し。
そして今週は白馬遠征お休みなので、雪旅の支度も無し。
スポーツ観戦や準備で時間を割かなくて良い昼最中は久し振り。
日中はジョギングして、部屋の掃除して、読書して。
嗚呼、こんな静穏な日曜日を過ごしたのは2か月振りで御座います。
でもって一転、日付が変わって月曜日。
今日は久し振りに水上.沼田方面への日帰りスキー。
朝から丸沼高原へ滑りに行って参りました。
東京に戻ったのは20時前、雨の中を急ぎ移動してそのままオシゴト。
タイト&ハードなをアクティビティを経て、少し遅れての看板出しです。
武蔵野口の場末のバァ「あるある」。
因みにピステバッグがSWIX/SLOPE(60ℓ)の場合、デイスキーの帰り。
ROSSIGNOL/HERO(75ℓ)の場合、宿泊遠征の前か後です。
そんな訳で、昨日とは打って変わって慌ただしいスケジュールの月曜日。
扨果、今宵の商いは「穏やか」か「激しい」か如何に?。
※.(希望的観測を込めて)多分後者でしょう。
2023.02.12
●2022/23.十九滑目「五竜&47」
えー、丁度一週間前の2/6(月)~7(火)は「第五次白馬遠征」。
例に由ってのホームゲレンデ、五竜&47に逝って参りました
今季はズン券を持ってる事も有り、例年以上の一極集中ゲレンテチョイス。
2022/23シーズンの滑走日数19日のうち、五竜が12日となっています。
うーん偏ってますね…。
そんな訳での遠征2日目、滑走記になりまする。
7:00、ゲレンデイン。
3日前(2/4)に今季初めて積雪3mに達した五竜.アルプス平。
但しゲレンデトップとボトムの雪量乖離が大きく、とおみ/いいもりゲレンテの雪不足は未だ解消には至っていません。
@云う間に晴れて来ました。
営業開始前のキャビン駅に待機するのは、例に由っての「五竜オールスターズ」。
ロコ民(白馬村在住)じゃ無いのは当方だけです。
8:15、朝イチキャビンで805m→1516m へ。
今年は未だカモシカちゃん見てません…。
山頂駅にとーちゃく。
みもこかる 神の御城の里の山 けふも九重に望みぬるかな
8:25、「業務連絡、トップ15番」。
アクリルblueのハクバblueが空一面に映える、朝イチグランプリ。
昨日のデジャ.ヴかと思わせる、突き抜ける様な青空です。
しかし早朝時点でアルプス平の気温はプラマイ0℃位と、3月並みの陽気。
こりゃ日中の融雪進行は避けられそうにありません。
まぁどっちにせよ午後からお天気下降線の予報、勝負タイムは午前中。
Landing!!!。
この日のグランプリは個人的に「ドンピシャ」好みのバーンコンディション。
直近数日間の小雪が却って幸い、少し硬めのパッキングでGOODなレスポンス。
ギュンギュンとスキーの走る、絶好のスピードバーンです。
それでいてアイシーな感じは全く無く、グリップは抜群。
新雪由来のソフトさも僅かに残っており、雪面コンタクトも良好。
カービングコンディションとしては今季三指に入る極上の仕上がりでした。
9:00、昨日に較べるとゲストの出足も少し遅め。
オープニングから1時間経っても、アル2沿いにはピステン跡が残っていました。
冬はあけぼの。
やうやう藍くなりゆく山ぎは 幾重にもあかりて 紫だちたる雲のほそくたなびきたる
気付けば2時間経過。
いゃあ、至福/極上/恍惚のモーニングタイムでした♡。
12本回して一旦河岸替え、47に向かいます。
Line-Eには大仏様が出現。
作務されているのは雲水さん…では無く索道員さん。
2/6~2/12の間、五竜47では「雪像コンテスト」が開催されていました。
ヨンナナのアーデルボーデン、R2の急斜面。
R1/R2共にイイ感じ。
荘厳にて秀麗、五龍岳。
八方から出張中の赤服さんをエキストラに一写。
12ː10、予報通り、空には厚雲が覆い始めて参りました。
それでも雲間より薄日が射し、可視コンディションはまずまず。
13ː15、疲れた/お腹空いた。
太陽も完全に雲隠れ、頃合いなのでランチ取りに下山します。
いいもり いいゆき いい笑顔 (今季のいいもりキャッチコピー)。
線下大町側(DISCOVERY)は、クラスト進行で雪塊がゴロゴロ。
ポールバーン(DISCOVERY SPORT)も雪玉祭。
ややノイジーな雪面タッチもグリップは生きており、下地も捉えられます。
考え様によっちゃ、滑りの欠点を洗い出すには格好のコンディション。
そんな訳で以降は「いいもり専」、黙々と修行滑を重ねておりました。
ま、今日はコレに尽きる。
今シーズン屈指の朝イチグランプリ、至福の2時間でしたとさ。
おしまい。
●2022/23.十八滑目「五竜&47」
えー、先週2/6(月)~7(火)は三週連続での「第五次白馬遠征」。
今回もスノキャスさんの天気予報と睨めっこしての遠征日決定。
寒波と寒波の合間の好天日を狙い撃ち、ピンポイントでの2Days雪旅です。
そんな訳で例に由っての滑走記、初日篇になりまする。
6:50、白馬入り/ゲレンデイン。
作業中の圧雪車とモルゲンロートがお出迎え。
有明のトワイライトに照らされたゲレンデは仄かな薄紅色に彩られていました。
7:00、東雲の空より出ずる暁光。
この場所(テレキャビン山麓駅)で日の出を拝むのって、今冬8度目。
今んトコ白馬遠征の晴天率は9/13。
「狙って」行ってるとは云え結構な高確率です。
陽が昇るとモルゲンの暖色は消え、クール&ビューティなHAKUBA-BLUEに。
雲一つ無い冬晴れの青空、この時点でほぼ「The day」確定♬。
この日の白馬は山麓ベースで-2~3℃程度の緩い冷え込み。
ハイシーズンとしては穏やかな陽気の朝で、寒さは殆ど感じませんでした。
コキュコキュと雪鳴きのするホワイトカーペット。
うーん、足跡付けるのが勿体無い位のコーデュロイストライプ。
1時間ちょいの待機を経てキャビン運行開始、1発目の搬器に乗り込みます。
8:25「業務連絡、トップ99番」。
アクリル板を貼った様な青空が「welcome!」。
気温もマイナ5℃程度と程良い冷え込み、快適なスキー日和です。
気持ち良さげなシュプールラインが刻まれています。
恐らくパトさんの始業点検か、アル3索道員さんもの。
コーデュロイストライプの誘惑に負け、公私混同したものの跡だと思われます。
まぁこの極上バーンコンデション、気持ちは良ーくわかります。
Berg Heil!
スカイラインののコントラストも美しい五龍岳。
Beginn!!!。
グランプリのコーデュロイは例に由ってのビューティフルグルーミング。
ほんの少しレーン段差が有りましたが、高速ロングで回すに支障無いレベルです。
寧ろハイシーズンならではの良雪が却って仇。
バーンの下地はソフトタッチでグリッピー、ややエッジが沈み気味の感。
個人的はもう少し硬めのパックが好みです。
まぁこんな事云ってたらバチ当たりますけどね。
スタート30分持たずにコーデュロイは売り切れ間近。
直近数日間は纏まった降雪の無い白馬。
オフピステを攻めるゲストは皆無で、皆さんピステバーン狙いです。
キレキレのカービングサウンズが響く朝イチタイムでした。
ゲストが増えてくると何時ものライン取り。
ワイドバーンをフルに使った高速ロングは諦め、アル2/4添いを深回りのミドル。
ターンサイズをワイドにとったカービングが気持ちイイっ。
10本回して10時前、少し早めに朝イチグランプリを撤収する事に致しました。
9:50、続ていいいもり道場。
線下大町側側(DISCOVERY)はショートターンで。
ポールバーン(DISCOVERY SPORT)はロングターン回し。
共に下地はしっかり硬く、それでいてグリップ良好。
7本回して47に向かいました。
空のカンバスには一本のコントレイル。
クリアな冬晴空の下、爽快なスキーライフ。
Line-Cを6本回してグランプリに戻りました。
所処でこの日は北東~東南方面のパノラマ眺望が出色。
そんな訳で以下、上信名峰群の山景集で御座います。
左よりヤケビ~東館山~横手~草津白根山と連なる、志賀高原の山々。
前衛には鬼無里の里を懐に抱く荒倉山。
高デッキ~瑪瑙~霊仙寺~飯縄双耳峰~笠山と連なる飯綱連峰。
瑪瑙山西面に広がるゲレンデは戸隠スキー場。
険峻屛風の戸隠連峰。
左に表山群(西岳/戸隠山)、右に裏山群(五地蔵山/高妻山/乙妻山)。
12~13時頃のグランプリはプライムタイム。
ランチ時でゲストは少なく、高速ロングで回すには外せない時間帯。
やや脆かった下地もしっかりとデラパックされていました。
10本回して13時半、ランチ取りに一旦下山します。
14:20、ランチ後もグランプリ。
引き続き絶好調タイム、この程度の荒れならまだまだ大回りで回せます。
15:10、日陰に入ったグランプリを撤収。
いいもりを何本か回しキャビン乗車、ラストは47へ。
終日の快晴に恵まれた一日、「The day」の〆Photoを撮りに向かいました。
16:00、トップ~ボトムまで2.5㎞、R1フルパートをダウンヒル。
47のリフトは全て営業終了しているので、ゲレンデ貸切♪独り占め♬。
16:05、過去3シーズン、五竜で一冬を過ごした私め。
「この時期」は「この時間」に「この場所で」夕日が沈むって、大体覚えてます。
そんな訳で〆の一枚は「五龍岳に沈む2月7日」でした。
この後は△シャトルで五竜帰投、とおみを何本か回してアクティビティ終了。
雪に天気にパノラマにフォトジェニックに、シーズン屈指の恵まれた一日でした。
つづく。
2023.02.11
●来週の【2/12~2/18】営業案内
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァ、来週の営業Infoです。
2/12(日) 通時営業
2/13(月) 営業開始が少し遅れます(※20ː30~21:00頃のOPEN)
2/14(火) 通常営業
2/15(水) 通常営業
2/16(木) 営業開始が少し遅れます(※19ː30頃のOPEN)
2/17(金) 通常営業
2/18(土) 通常営業
来週はオヤスミ無しで真面目に営業。
かと云って滑りに行かない訳では無く、日帰りアクティビティが2本。
月/木の看板出しが遅れるのは、そんな理由だからでして。
と云う訳で御迷惑をお掛けしますが、御了承の程を。<(_ _)>ペコリ
2023.02.10
●大雪警報
えー、風と雪には滅法弱いメトロポリタン「トーキョート」。
予てからの降雪予報に対し、気象庁は今日のお昼前に大雪警報を発表。
今後も夜にかけて雪が降り続き、10㎝前後の積雪になる恐れ(笑)があるとの事です。
冬場は白馬に湯沢に北信に、スノーライフ没頭中の私め。
積雪は「3m」が基準値なものですから、10㎝なんて雪のうちに入りません。
なんて云ってる傍から帝都の牡丹は雫に変わり、何て事無い氷雨模様に。
まぁ最近の気象庁はマスコミ並みの「煽り予報」傾向。
例に由って「大山鳴動して鼠一匹」の一日となりそうです。
雪にせよ霙にせよ雨にせよ、この天候だと今宵の商いは「お茶挽き」確定。
閑古鳥と戯れるFriday-nightになるの…かな?。
2023.02.09
●2022/23.十七滑目「五竜&47」
えー、先週1/31(火)~2/1(水)は月を跨いでの第五次白馬遠征。
そんな訳での遠征二日目、例に由っての五竜&47滑走記になりまする。
しかし空模様は次第に下降線、お昼前から大雪⛄との気象庁お達し。
そんな訳でこの日は午前中ⒶⓂが「勝負タイム」です。
8:25、今日は朝イチ2番乗り。
今シーズンの「アル3ステークス」、今んトコ1着4回/2着6回、連帯率83%(笑)。
スーパーフラットマーベラスコーデュロイパーフェクトピステン。
うーん、何云ってんだかワカンナイ位のオーサムなグルーミング。
Landing!!!。
この日のグランプリはハイシーズンならではの「THE BEST」なコンディション。
下地はカチッと締まりつつも程良い柔らか味を保ったピステン。
コンタクト&グリップ&レスポンス抜群なパックバーンです。
「トップは噛み」「エッジは喰い付き」「サイドカーブは唸り」「ギュインと加速っ♪」
フルカービングの高速ロングがビシバシと決まりました。
自分が2レベルくらい上手くなったかの様な「MAGIC SNOW」。
うーん、ホントに勘違いして宜しく無い…。
しかも空いてるっ。
朝イチのゴールデンタイムでこの過疎っ振り、ワイドバーンのピステンもタダ残り。
エクスタシーな「Carving time」はまだまだ続きます。
THIS IS GRAND-PRIX!!!
「嗚呼、生きてて良かった…」とまで思わせる至福の時間。
一時間経過してもゲストの流れ込みはこの程度。
スピードレンジ上限でターンサイズ/ライン取り「遣りたい放題」のHappy‐hour♡。
10:30、しかし至宝のモーニングタイムも此処まで。
南西より厚雲が空を覆い始め、陽光は完全にシャットダウン。
この後、間を置かずにチラホラと粉雪が舞い始めました。
気付けばブルーグレーのフラットライトコンディションに。
うーん、もう一寸お天気持って欲しかったなぁ…。
目視でバーンが見辛くなり、コントロール重視の滑りに切り替えざるを得ません。
今日のパトさんはアキヤボート特講中。
あの乗り物だけにはお世話になりたくないものです。
曇天に覆われた南西の空に較べ、北東方面には未だ晴れ間が覗いてます。
これなら47で回した方が得策かな。
11:00、そんな訳で河岸替え、ルート1。
グランプリに較べ、ほんのちょっぴりですが薄日の恩恵。
僅かな陽射しでも、有ると無しでは滑走コンディションが大違いなのです。
ラインCをメインに取りR1/R2回し、最後はボトムまでのロングランダウンヒル。
R1ボトムは雪貯めウェーブ連発。
ペイント無ければ吹っ飛んでる所処です。
11:50、正午を待たずに予報通りの悪天候に。
ドッカンドッカンと降って参りました。
13:10、「ハーフリセット」狙いのアフタヌーン.グランプリ。
吹雪で見通しは悪いものの、最低限の視野は保たれ回せるレベル。
圧雪バーンには5㎝程度の新雪が乗り、シャローパウをスノーサーフィン。
下地の凸凹も無く、ソフト&フロウな浮遊感が楽しめました。
但し流れるコンテンツは今イチ。
ḾSI(多分モニターの提供元)のCМと、スキー場のプロモビデオのみ。
まぁモニター設置初日なので、やっつけレベルの番組放送なのでしょう。
今後のコンテンツ充実に期待。
レイトアフタヌーンのグランプリは「ガス祭…」。
リセット‐Powのコンディションは上々も濃霧で視界不良。
特にトップからミドルに掛けてはホワイトアウト寸前で回すにはチト厳しい。
12番鉄塔に差し掛かっても、アル3降車場の建屋が見えない状況でした。
この後はとおみでトレーニング滑して〆。
ま、朝イチグランプリの2時間を堪能出来ただけで充分満足の一日。
今回も楽しい遠征になりましたとさ。
2023.02.08
●2022/23.十六滑目「五竜&47」
えー、先週の火曜~水曜日は睦月如月を跨いでのスノートリップ。
例に由っての白馬遠征は、これまた例に由っての白馬五竜に逝って参りました。
1/24からの大型寒波で間断無く雪の続く白馬ですが、1/31と2/1の午前中は☀予報。
「寒波の間の晴れ間」をピンポイントで狙っての遠征です。
そんな訳での1月滑り納め、1/31(火)の滑走記になりまする。
7:00、ゲレンデイン/定点観測。
昨夜から降り続いた雪が山麓ベースでも約20㎝、うず高く積もってます。
-7~-8℃の冷え込みで迎えた朝、「キ…ン」と冴えた大気は肌を刺す様でした。
前々日(1/29)にピステンの入ったエキスパート。
シーズン中に雪を締めて地割れ防止、昨年3/14に起こった全層雪崩(↓)対策です。
しかしあの急斜面、何処にウインチ掛けて圧雪したのだろう…。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/03/post-1d2b05.html
ハイシーズンならでは、極上のコーデュロイカーペット。
ゲレンデボトムからして「コキュコキュ」と雪鳴きのするコンディション。
駐車場からのエントランスからして美しい。
4月半ばになるとヤマザクラの咲き誇るスロープ、通称「桜坂」です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/04/post-df47df.html
事前情報通り、この日もテストからスタート。
昨日のテストに時間掛けたらしいので、多分今日は早めに動くでしょう。
8時を過ぎると建屋よりキャビンの搬器が流れ出しました。
山頂駅を折り返してもう一周、営業開始は8時半くらいかな。
ゴンドラ一方通行の図。
テレキャビンは定刻の10分遅れ、8:25からの営業開始となりました。
しかし、この突き抜ける様な青空がですね…、
8:35「営業連絡、トップ105番」。
この腐れガス💀…。
遠見尾根/天狗岳方面から流れ込んだ濃霧が滞留、グランプリは白闇の世界。
朝イチのゴールデンタイムにコレは無いよなぁ…。
多少の視野は利くものの1本目でこのコンディション、流石に高速ロングは厳しい。
インスペクションがてらの7割滑、ミドル~ショートで回さざるを得ませんでした。
あーあ、折角の1stランがコーデュロイストライプの無駄遣い…。
2本目からは次第に引いてきました。
この日のグランプリ、デリケート&ソフトなセンシティプヴスノー。
昨日の大雪が利いており、新雪由来の柔らかい雪面タッチです。
しかしヤワ過ぎる…。
角付け時点で脆い足場、ターン中荷重していくとエッジが沈み込んでしまう繊弱なピステコンディション。
雪質に滑りを合わせるのに手間掛かってしまい、最初の数本はイマ2~3の出来。
アジャストさせた頃にはコーデュロイは売り切れてました。
所処で前日から一昼夜降り続いた雪、オフピステでは約25㎝の新雪堆積。
プチ「Pow祭」開催中。
うーん、こー云うの見ると「太板」履いてくりゃ良かった…て思いますね。
ブナの霧氷花は百花繚乱、そして静かに舞う粉雪。
花さそふ アルプの庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり
9:20、やっとクリアにガス抜け(遅い…)。
この日の朝イチグランプリはガスに苛まれ、やや消化不良の1時間。
バーンもモサモサと中途半端な荒れ具合、これならデラ掛かった午後の方が狙い目。
そんな訳でアル3回しは1時間で切り上げ、次のターゲットコースに向かいました。
ダイナミックは絶好調。
多少吹き溜まりがあるものの、ドフラットな下地はグリップ抜群の良雪質。
何時もは小回り専のダイナミックですが、これ位コンディション良いとロング~ミドル回しの方が楽しいっ。
そのままエキスパートに。
ピステン入って2日、既に下地が捉えられない程雪が乗りナチュラルバーン化。
それでもで踏み固められた感の無い良雪、ソフトタッチでトップの抜けも良好。
スラ板じゃなければ、もう何本か回してみたいと思わせるコンディションでした。
9:40、この日午前中の狙いは「DISCOVERY」。
一見フラットな一枚バーンも、その実「地形変化」の見本市みたいなコース。
入りは削られてアイシーなコンケーブ。
中盤からは左片斜+むくり形状、最後はストンと折れる。
しかも全く緩まない斜度、五竜でも屈指のテクニカルなコースです。
しかし纏まった降雪後は雪面コンタクト/グリップ共に担保。
比較的攻め易いコンディションになっているのでした。
やっぱり今日はココ。
休憩挟んで約2時間、殆どDISCOVERY専で回してた午前中でした。
11ː30、再びグランプリへ。
ルビコンの雪量も大分増えて来ました。
やっぱりこの時間の方がコンディション良。
踏み固められて足場もしっかり、荒れも少なく概ねフラットコンディションを維持。
何より新雪由来の雪質、この時間帯でもソフト&グリップの利く雪面タッチ。
高速域で回しても滑走ノイズはありませんでした。
13:25、2時間回してお腹一杯、但しお腹はペコペコ。
ランチタイム時はゲストが一気に減るグランプリ。
高速ロングで回すには絶好の時間帯、朝イチに次ぐハッピーアワーです。
そんな訳で何時もお昼を取り損ねてしまうのでした。
14:00、ランチ取って三たびグランプリへ。
陽が西に傾き始め、バーン荒れが陰影に表れて来ました。
でも今日はフラットを維持している方、コレならまだまだ回せます。
しかし15時を過ぎ日陰化すると、一気にラギッド&ノイジーなコンディションに。
板が叩かれコンタクト不如意、山回りで落とされる事も多くなって来ました。
パノラマ湾より漂着してきたコノハアザラシ。
午後のグランプリは彼ら彼女らにとって「生態系外」の環境です。
ちゃんとゴン下して、とおみ港まで無事戻るんだよ。
15時過ぎて、初めて47に入りました。
この日はそれ程グランプリといいもりのコンデションが良かったのでした。
と、こんな感じの1月31日.月〆滑。
翌日は2月1日.月初め滑です、つづく。
2023.02.07
●白馬晴れー
えー、只今タダイマの2月7日、22時15分。
昨日今日は雪曜日で武蔵野口の場末のバァは定休日。
例に由っての白馬遠征はホームゲレンデ五竜で滑って参りました。
アル3一番乗り、昨日の朝イチグランプリ(2/6)。
ピーカン♡のアメージングなスキー日和。
アル3一番乗り、今日の朝イチグランプリ(2/7)。
ピーカン♡のファンタスティックなスキー日和。
両日共、最初のコーデュロイカーペットを「頂きまーす♪」
Carving!
Carving!!
Carving!!!
ヒャッホゥ!!!!
四阿山~浅間山~美ヶ原~八ヶ岳~南アルプスっ!!。
東南のパノラマ展望も絶好調。
雨飾~頚城三山~乙妻/高妻山~戸隠連峰~飯綱連峰~志賀高原っ!!。
北東のパノラマ展望も絶好調。
五龍岳と唐松岳も威風堂々、最低鞍部もサイコー!!。
勿論、北アルプスの展望も絶好調。
天気良過ぎて日中の融雪はやや進みましたが、滑走に支障出る程では無し。
ピンポイントで冬晴れの「The day」を狙って行った甲斐がありました。
そんな訳で表題通り「白馬晴れ」に恵まれた「HAKUBA VALLEY」でしたとさ。
嗚呼、楽しい二日間だった♡。
2023.02.04
●来週の【2/6~2/7】定休日
えー、本日は節季「立春」。
暦の上では「冬が極まり春の気配が立ち始める日」で御座います。
そして我々スノーマッドにとって、立春は「ハイシーズン折り返し」の時期。
雪量/雪質共にシーズンピークのコンディションなのはあと1ヶ月程。
気付けば冬は終わりを告げ、春スキー~夏スキーの季節が到来。
ザブザブ/グサグサ/コブコブの頃を迎えている事でしょう。
でもってスキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァ、来週の営業Infoです。
※2/6(月)~2/7(火)は連休となりますので御了承下さい。
来週は第五次白馬遠征。
あと、それに伴い2/5(月)は22:00までの時短営業となります。
御迷惑をお掛けしますが御了承の程を。<(_ _)>ペコリ
2023.02.03
2023.02.02
● 新「GARMIN」
えー、私め愛用のアウトドア用GPSウオッチ「GARMIN fenix 2J」。
7年程使っておりましたが、去年辺りからフリーズしたり誤作動したりと挙動が怪しげ。
そして昨年末、遂にブレイクダウン(鬼籍入り)となってしまいました。
マラソンシーンの主戦ウォッチ「GARMIN 235」は不具合無く正常に作動していますが、トレラン/スキーで使うにはスペック不足。
早かれ遅かれ新しいリストギアが必要です。
と云う訳で新しいアクテビティウオッチ購入、先日手元に届きました。
GARMIN/fenix 5X Plus。
最新モデル「fenix7」の一つのバージョン、2018年に発売されたものです。
これがまぁ、凄い進化。
外観もスタイリッシュになっていますが、中身がトンデモなハイスペック
ウォレットやらミュージックやら、色んなファンクションがてんこ盛り…。
しかしGPSウオッチにはアクテビティに関する性能しか求めていない私め。
殆どの機能はオーバースペック扱い、使う事の無いままでしょう。
これだったらも一つ前の「fenix3」でも良かったかな。
2023.02.01
●一ヶ月遅れの「年越し蕎麦」
えー、先程「第四次白馬遠征」から帰投した、2月2日の1時間前。
ウェアやらブーツやらヘルメットやらグローブやら、ピステバックの荷物をアンパッキングしている所処です。
所処で1ヶ月前のハナシになりますが、年末年始は毎年戸隠で過ごすのが常の私め。
戸隠スキー場で大晦日に「滑り納め」元日に「滑り初め」。
勿論、年越しに食すのは「戸隠蕎麦」で御座います。
しかし今冬の初めは、例年以上に遅い雪の降り出し。
月中になっても戸隠のゲレンデに雪は僅か、滑走エリアは山麓部の一部のみです。
「流石にこの小雪状況で、年末年始の宿は取れない…」。
止む無く安全策を取り、遠征先を白馬を変更する事にしたのでした。
(結局年末の寒波で、戸隠も全面滑走可になったんですけどね)
そんな訳で今回遠征の帰途、長野駅前にて1ヶ月遅れの戸隠蕎麦。
但し何時ものお蕎麦屋さんへは臨休、初見のお店で頂いて参りました。
とさ。
2023.01.31
●SIGNET
えー、つい先日お正月を迎えたばかりと思ってたら、早や睦月も晦。
「一月は往ぬる」
「二月は逃げる」
「三月は去る」
そんな諺通り、年始めの四半期は@云う間に過ぎて行くものです。
と云う訳で1月最後のエントリーは、珍しくお酒のオハナシ。
偶にはバァの二次元日誌っぽく、半月前に入荷したウイスキーの御紹介です。
モーレンジのシグネット。
ダイレクトに感じるのはビターチョコ/コーヒー。
そして複層.複雑にレイヤリングする、カラメル/オレンジ/チェスナットの風味。
リー.レミック的に表現するなら「飲むチョコレート」ってトコです。
それ程レアって訳じゃ有りませんが、置いてるお店は意外と少数派。
「普段飲みには程遠い価格帯」ってのがネックになってるのでしょう。
そんな訳で1~2月はお年玉代わりのSale月間、ソコソコ値引きして販売しています。
チョコレートモルト由来の味わいは、時宜的(バレンタイン.マンスリー)にぴったり鴨。
2023.01.30
●2022/23.十五滑目「白馬五竜」
えー、先週1/23~25の三日間は「第三次白馬遠征」。
二週間振りにホームゲレンデ白馬五竜で滑って参りました。
今回の遠征、当初は1泊2日のスケジュール予定。
しかし二日目に爆弾寒波襲来、朝から深夜まで終日の大雪です。
雪不足の白馬で久し振りの纏まった降雪、これをスルーして帰るのは悔いが残る。
悩んだ結果一日延泊、翌日の「Pow祭」参戦決定。
帰東を一日延ばす事に致しました。
そんな訳での「プラス1」、最終日1月24日(水)の滑走記で御座います。
7:00、地吹雪荒ぶ神城の朝。
風速はMaxで約12m/s、向かい風受けると目を開けてられない位。
里でこの状況、果たしてリフト/ゴンドラは動くのか?。
「うーん、こりゃ昨日帰っときゃ良かったかな…」。
7:35、何時もより30分遅くゲレンデイン。
どーせテストと暴風でゴンドラは営業開始遅れるので(つーか動くのか…)、朝イチから並んでも無駄。
今朝の狙いは「いいもりPow」なので、この時間で充分です。
定点観測、思ってた程は積もって無い…。
山麓ベースでは積雪量15~20㎝と云った所処。
スカイ4が試運転しているのを見て一安心、取敢えず「索道全滅」は避けられました。
今日の愛機。
久し振りにエランの「RIPSTICK 106」をチョイス。
500マイルさん一押し、しっかり強めなパウ板です。
8:05、スカイ4からコスモ4へ。
大雪だと15~30分程営業開始の遅れる事の多いコス4。
そんな心配は杞憂に終わり、リフトは定刻に動き出していました(ホッ)。
絶賛開催中!。
DEFENDER(大町側)は約10㎝、DISCOVERY(小谷側)は約20㎝の新雪堆積。
完全リセットとはいかない雪量で、下地のガリ感は否めません。
特に不整地のDISCOVERYはスキーを潜らせると「ガッコンガッコン」と底付き。
Deepな浮遊感を得るには至りませんでした。
これはパウ祭…では無く「パウ撮影」。
この天気なのでスノナビさんもいいもりで張ってます。
大町側も3本回す、ブレックファーストタイム。
底付きガリガリですが、まぁ美味しいトコは食ったし満足♪。
8:50、新雪狙いのゲストも大分増えてきました。
この時点でノートラの食べ残しは殆ど無し、モサグサPowのコンデション。
早起きは三本の得、やっはり朝パウは早いモン勝ちです。
5本回した所処でいいもり撤収。
ゴンドラが動き出してる事を願いつつ、テレキャビンに向かいます。
しかし「読み違えた(ガーン)…」。
早くても1時間は運行遅れるだろうと読んでいたテレキャビン。
所処が予想より早く8:45頃に営業を開始していました。
うーん、コレだとエキスパートのファーストトラックは食われちゃうな…。
尚、ゴンドラに行列を成すゲストは8割方オージーの皆様。
この翌日はAustralia Dayなのでした。
キャビンより望むグランプリ。
この強風気象下、運休中だろうな~と諦めていたアル3が動いてます。
でも1本目はグランプリをスルー、狙いはダイナミックからエキスパートです。
エキスパート。
ディープパウ時には恍惚のコットンスノーも、いいもり同様積雪量が薄い。
「ガリガリ」「ボコボコ」の硬い底付き、至福の一本とは参りませんでした。
9:15、も一度キャビン乗車。
エキスパートは最初の1本だけでイイや。
9:25、今度はアル3回し。
サイドカントリーの目星いラインは粗方食われてますが、食べ残しを頂き。
パノラマ側から疎林脇の沢を落とし込み、線下のオフピを攻めてました。
一枚バーンはピステ上に5~7㎝乗ってる程度。
グリップは下地に充分届き、レスポンスもしっかり。
スラ板や基礎板でも充分楽しめるコンディションでした。
暫くグランプリ回しする算段も「とある事情」で5本目で下山。
「キンキンに冷えてやがるっ ...」。
アルプス平の気温はマイナ14℃、強風を加味すると体感温度はマイナ20~25℃。
「寒い」から「痛い」を通り越して「麻痺」と、酷寒三段活用が順調(?)に推移。
時間の経過に伴い体温と感覚と集中力が奪われ、1時間回すのが限界でした。
嗚呼、とおみゲレンデは暖かいなぁ…。
マイナス7℃がボカボカ陽気に感じる、これは人として如何なのか。
エスカルで小休止/手足指先の麻痺回復に努め、再びグランプリへ。
10ː40、グランプリの一枚バーンは降り敷く大雪でハーフリセット。
乗った雪はドライで板抜け良好、心地良いシャローパウ滑が楽しめました。
「しかし人間はマイナ20℃以下の気温で生態する動物じゃありません」。
僅か3本回してギブアップ、とおみゲレンデで回さざるを得ませんでした。
11ː50、撤収。
この日は帰路の都合上、午前中のみのアクティビティ。
まぁこのスケジュールが却って幸い、こんな極寒下で終日滑ってたら…。
「バナナ🍌の代わりに自分で釘が打てます」。
知人の乗る除雪車は大忙し。
シャトルバスにハクババレーバスにトライアングルバス、更にはアルピコバスやツアーバスの発着場所となるエスカルプラザ。
道路の車両通行維持の為、休む間も有りません。
因みにこの7時間後には武蔵野口の地下でオシゴトしてるのでした、とさ。
2023.01.29
2023.01.28
●2022/23.十四滑目「五竜&47」
えー、今週月~水曜日の三日間は「第三次白馬遠征」。
二週間振りにホームゲレンデ白馬五竜で滑って参りました。
遠征二日目(1/24)の信越は「災害級の大雪や猛吹雪に警戒が必要」「10年に一度の強烈な寒波が襲来する見込み」「台風並みの暴風に警戒」。
不要不急の外出は控えて下さいとの気象庁御達しです。
しかしスノーマッドにとっては待ちに待った冬型気圧配置の到来。
豪雪や吹雪や酷寒に怯む程、ヤワな体力と神経は持ち合わせておりません。
雪ニモマケズ
風ニモマケズ
霧ニモ冬ノ寒サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
何時モ朝カラ滑ッテル
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
そんな訳で遠征中日、1月24日(火)の滑走記で御座います。
7:10、ゲレンデイン。
日に日に薄く、そして悪くなるとおみゲレンデ。
予報では今日から明日に掛けて、爆弾級の大型寒波が到来との事。
いい加減、纏まった降雪が無いと山麓部のゲレンデは本当にマズい…。
圧雪車に潰されたMonster。
春先にはこんな風に破壊されたスマホが幾つも出てくるんでしょうね。
取敢えず陽光は射してます。
この日は午前/曇り&小雪→午後/大雪の予報。
扨、この気象コンディションが何時まで持ってくれるか。
雨飾の空も未だ晴れ間が覗いてます。
一週間でゲレンテが一番空いている白馬の火曜日、第2もガラガラです。
アルプス平にガス/地吹雪の気配は無し、視界の確保も大丈夫そう。
今日の朝イチキャビンにも何時もの面々、五竜オールスターズ。
それでいて雪日照りの影響を感じさせない、超.カンペキなフラットピステン。
何時もながら、五竜の圧雪職人さんには只々感謝です。
ランディング。
前日同様、雪不足の影響でバーンは「カッチリ」締まったコーデュロイ。
荷重の度に板がギュンギュン加速、オーバースピードに成り勝ちなハードパックです。
それでもこのコンディションには昨日で慣れているので、すんなりアジャスト。
一本目からフルカービングの高速ロング回し。
ピステを切り割く足裏感覚が官能的なオープニングタイムでした。
僅かな陽射しですが、コレが有る無しでは滑走条件が大違い。
ハードパックな上にブルーグレー&フラットライトな可視コンデション。
バーン状況が目視で拾える分には、速度域上限の攻めた滑りが出来るのです。
頚城方面の眺望も意外とクリア、僅かに薄青い空も覗けています。
コレなら午前中は天気持ちそうかな? (←見通し大甘)。
この日の朝イチグランプリはゲストの出足が遅め。
オープニングタイムのアル3を回す雪猿は20人にも届きませんでした。
8:45、ワイドバーンに刻まれるシュプールも数える程。
3本目でもこんな感じ、至福のカービングタイムは暫く続きそう。 (←見通し大甘)。
「信濃は 山のまほろば」。
東南には大町や東筑の里山稜線が幾重にも連なる、藍の風景。
白い朝靄が朧な風趣を醸し出す、水墨画の世界が広がっていました。
しかし朝イチグランプリの好天は「僅か30分」。
9時を待たずに錆鼠の緞帳が空を覆い、太陽を隠してしまいました。
そしてこの直後からチラホラと粉雪が舞い始めます。
9:20、気付けばすっかりと本降りの雪。
視界は完全にフラットライト、雪面情報の確認出来ない可視コンデションに。
流石にこの状況で高速ロング回しは恐い。
そうなると何時ものパターン。
アル2沿いに滑走ラインを取り、ミドル~ショートターン回し。
マージン取って比較的ズレを多用し、速度域8割のコントロールを心掛けました。
スタートから2時間弱、14本回した所処でグランプリ撤収。
47ルート1&2を経て、正午前に再びグランプリに戻りました。
12ː00、もう「ドッカンドツカン⛄」降ってます。
只でさえ少ない来場者の上、ランチタイムのお昼時。
アル3を回すゲストは両手で足りる位でした。
そしてこの時間帯がグランプリのハッピーアワー.第二部。
本降りとなった雪がスロープに積もり、バーンはハーフリセット。
5㎝程乗ったシャローパウは心地良い雪面タッチ、クッションの利いたソフトなフィーリング。
こんなコンディションだとカービング放棄、ルーズな大回りが楽しい♪。
16:00、一寸早いけど撤収。
午後も深まると山麓部でも本降り模様。
しかし思ってたより弱い雪足、これだと積もっても30㎝行かないかな…。
「道の駅白馬」も豪雪で臨時休業。
…な訳は無く、この日は火曜日で定休日です。
所処今回の白馬遠征は1泊2日、この日の夜に東京へ戻る予定でした。
しかしこの大雪、翌朝の「Pow祭」をスルーして帰るのは余りにも勿体無い。
そんな訳で急遽延泊決定、帰東を一日延ばす事にしたのでした。
つづく。
2023.01.27
●来週の【1/31~2/1】定休日
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で今週末から来週に掛けての営業Infoです。
1/29(日) フツーに営業
1/30(月) 時短営業
1/31(火) オヤスミ
2/01(水) オヤスミ
2/02(木) フツーに営業
来週は第四次白馬遠征。
あと、それに伴い1/30(月)は22:30までの時短営業となります。
御迷惑をお掛けしますが御了承の程を。<(_ _)>ペコリ
2023.01.26
●2022/23.十三滑目「五竜&47」
えー、本日も例に由ってのスキー話。
今週1月23日~25日の三日間は「第三次白馬遠征」。
二週間振りにホームゲレンデ白馬五竜で滑って参りました。
そんな訳で遠征初日、1/23(月)の滑走記で御座います。
7:05、ゲレンデイン.定点観測。
気温はマイナス2~3℃と、余り冷え込みを感じさせない朝。
この日の白馬は午前/薄晴れ→午後/曇りの予報推移、昼頃までが勝負タイムです。
そして12日振りに訪れた五竜は…。
「雪、減ってる⤵…」。
1月も下旬と云うのに、未だ雪不足解消には至ってない白馬。
明日(1/24)からの大型寒波到来が空振ったら、可也悲惨な状況になりそう。
とおみゲレンデの圧雪にも苦心の跡が窺えます。
雪不足を如実に表す様な、荒いピステン。
三日前に15㎝程度の積雪が有ったものの、その恩恵はキレーサッパリ消えてました。
7:20、東雲の空に出ずる太陽。
上空には薄い巻層雲、予報通り午前中は晴れ間が持ってくれそう。
山頂方面の視界もクリアで一安心。
エキストラには朝イチキャビンに待機する「五竜オールスターズ」。
この中で住民票が「非.白馬」なのは私めだけみたいです。
8時15分にゴンドラ営業開始、最初の搬器に乗り込みアルプス平に向かいます。
8:25、「業務連絡、トップ16番」。
グランプリに到着すると、そこはモノトーンの世界。
灰白んだ空とスロープの稜線が融け合った、ホワイトグレーの風景が広がっていました。
「シ…ン」とオイフォンが聞こえてきそうな静寂の世界。
ギシギシと軋む索道の稼働音だけが、グランプリのワイドバーンに響いていました。
この日のグランプリは「超」高速仕様。
雪日照りと夜間の放射冷却で「カッチリ」締まったバーンはハードパックのコーデュロイ。
ピステンを切り割く足裏感覚にも下地の硬さが伝わり、スキーがギュンギュン加速。
イメージ以上にオーバースピードとなり、最初の数本はスピードコントロール重視の滑りを余儀無くされました。
それでもピステコンディションは「極上」の仕上がり。
レーン段差や轍跡のノイズの全く見られない圧雪コンディション。
アイシーなバーン状況に反して、スキー操作には全幅の信頼が置けました。
流石五竜の圧雪職人、スーパーフラットの「完ペキ」なオペレーションには只々感服。
この日のモーニンググランプリは「heavenly blue」に覆われた静かな朝。
穏やかな時間がゆっくりと流れていきました。
ハードパックのピステンが削られ、表層にザラメが堆積。
次第にスキーが挙動不審なコンディションとなっていきました。
一番美味しい時間帯は堪能した事ですし「グランプリ.午前の部」は13本で終了。
あらら、R1は意外と人多い。
こっちも硬いバーンにザラメ堆積、混雑状況もあって小回り一択です。
R2は人少なくて宜し。
10時半を過ぎると、頚城方面の空に少しづつ青味が射して参りました。
北東は小谷/頚城側も澄んだ青空となって参りました。
清澄な淡青空の広がるグッドロケーションに。
所処でお正月休みもとっくに終わり、(真っ当な)社会人はお仕事、学生は試験期間中。
従い、この時期の平日にスノーライフを謳歌している方々は…。
三日後(1/26)に「Australia-Day」を控えたオーストリアン.ウィーク。
ゲレンデに屯されるゲストの大半はオージーから来られたインバウンドの方々です。
因みに今回の遠征期間中、日本人のゲスト比は半分以下でした
11:50、グランプリに戻って来ました。
ピステが削られたザラメも良い按配に緩み、スキーがキョロキョロする事もありません。
何よりランチタイムは回すゲストも少なく、高速ロングやりたい放題。
この時間帯を逃すテはありません。
そんな訳でアル3回し、第二部スタート。
巻積雲越しに射す陽光、まるで磨りガラスの様な雲相。
9本回して13時前、流石にお腹ペコペコなので一旦エスカルに下山。
ランチを取って三たびグランプリに向かいました。
13:40、右より白馬乗鞍/船越ノ頭/小蓮華と並ぶ山々。
白馬三山と唐松/五龍は厚雲に隠れちゃったので、白馬連峰の脇役達をレンズに収めてみました。
バーン荒れも未だ許容範囲。
レイトアフタヌーン、グランプリ回しスタート。
11本回した時点で15時過ぎ、グランプリは完全日陰化。
凸凹と云う程では無いものの、雪質は削られたザラメ雪が氷化。
ラギットでノイジーなバーン状況となって参りました。
テクニカル(手に負えない)なコンディションとなったのでグランプリ投了。
いいもりゲレンデへ河岸替えする事に致しました。
しかしコレです。
警告板通りスロープ至る所処にハリネズミ、小石や露土が散見するコンデション。
いいもりはとおみ程雪を撒いてないので、小雪の影響を如実に受けてしまいます。
インスペクションがてら2本回すも、正直言って使いたくないバーン状況。
仕方無いのでスカ4を8本回して〆と致しました。
と、こんな感じの遠征初日、翌日からは「ドッカン雪」になりましたとさ。
つづく。
2023.01.25
●強(狂?)行軍
えー、1月23日から第三次白馬遠征。
ホームゲレンデ「五竜&47」で滑っていた私めで御座います。
今回は一泊二日のショートステイ、火曜の夜には東京に戻る予定でした。
しかし火曜の夜から水曜日に掛けては大雪、30~40㎝の積雪予報。
爆風でゴンドラ/リフト全滅(運休)の恐れはあるものの、「パウダー祭」を前にして白馬を後にするのは余りにも勿体無い。
けど水曜日はオシゴト、事前インフォでも営業の告知をしております。
うーん、垂涎の新雪を前に帰東するか…。
それとも一身上の都合によりズル休みするか…。
悩んだ挙句の折衷案がコチラとなりました。
・白馬滞在を1泊延長、水曜日は朝からパウ祭参戦。
・午前中に新雪食い倒し、午後にはゲレンデ撤収し帰東。
・夕方に新宿着、そのままお店入りしてオシゴト。
昨夜から今朝に掛けての信越は災害級の大雪、そして記録的な強烈寒波。
東京に戻るライフラインすら危ぶまれていると云うのに、出した答えがコレです。
ま、結果的にはゴンドラ/リフトもほぼ通常運行。
底付きガリガリでしたが鱈腹パウも食えたし、選択は正解と云う事で。
但しコレには参った。
ゲレンデトップでは気温マイナ14℃、プラス吹雪で体感気温はマイナ20~25℃。
そんな訳で凍て付く極寒のアクティビティから帰還。
武蔵野口の場末の酒場は通常営業しております。
2023.01.22
●2022/23.十滑目「五竜&47」後篇
えー、先週は1/10~1/12の第二次白馬遠征、二日目の滑走記.後篇。
遠征2日目はハイシーズンらしい冴えた冷え込みに新雪ピステ。
そして突き抜ける様なアクリルブルーの晴天に恵まれた一日でした。
47/ルート1も絶好調。
10時前と云うのにフラットなバーンコンディションを維持。
グランプリやパノラマに較べ回すゲストも少なく、コース幅を一杯に取ったミドル~ロング回しが可能。
カービングにはお誂え向きの中斜面が続くロングコースのR1。
過疎ってる時は八方リーゼン並みの快適なクルージングが楽しめます。
Line-Cの霧氷群。
サファイアブルーの空に満開の銀花が映える。
北東方面のパノラマも見事。
雨飾/金/焼/火打/妙高の頚城山塊から、乙妻/高妻/戸隠/西岳の戸隠連峰、高デッキ/霊仙寺/飯綱の飯綱連峰。
全長30㎞に及ぶ上信名山群のワイドview。
白馬連峰の展望もクール&ビューティ。
五龍岳~白岳~最低鞍部~大黒岳~牛首~唐松岳と続くスカイライン。
11ː45、グランプリに戻って来ました。
アル3回し、正午の部スタート。
南斜面のグランプリ、これだれ天気良過ぎると融雪が心配…。
それでも日中の気温上昇はマイナス2℃程度。
バーンの緩みはそれ程ありませんでした。
PCの壁紙候補。
白馬盆地と小谷山地を前衛に、上信名峰群のワイドパノラマ。
青と白のツートンカラーは冬山最強のビューティフルコントラスト。
7本回して「お腹空いた」、ランチ取りに下山します。
12ː40、やっと飯。
とおみゲレンデも融雪は然程進まず、下地の人工雪がアイシーで良い按配。
緩斜面とは思えないほど、スキーが良く走りました。
13ː30、三度グランプリへ。
キャビン山頂駅より望む東南のパノラマ。
美ヶ原~八ヶ岳~南アルプスの展望も終日クリアに望めました。
グランプリは多少ボコって来ました。
それでも新雪由来のソフトな雪面タッチ、アイシーなガリ感は全くありません。
谷回りを長めに取れば、充分ロングターンで回せました。
テクニカルのパウはすっかり食い散らかされた後。
賞味期限切れ…、つーより残飯レベルですね。
14ː30、この時期は影の落ちるのが早いグランプリ。
日影に入ると流石にガタガタとノイジー&ラギットなコンディションに。
10本回した所処で戦略的撤退、パノラマに向かいます。
アル1より見返る、戸隠連峰と飯綱連峰。
パノラマ回しは「滑り」より「山景眺望」の方が白眉なのです。
同、前衛には飯綱連峰より続く荒倉山と虫倉山。
背後には志賀高原の山々、岩菅山や横手山、草津白根山がクリアに望めます。
真白に映えるテーブルマウンテン。
飯縄山の南斜面彼方には苗場山も覗けました。
アル1より見下ろすアル3、遠望には四阿山と浅間山。
地吹雪舞うキョーレツな爆風で上部ゲレンデのリフトが終日運休。
フラストレーションの溜まった初日から一転の「Fine-day」に恵まれた一日。
そして翌日も引き続いての快晴、スノーコンデション的にはこの日以上の「The-day」となるのでした。
おしまいのつづく。
2023.01.21
●2022/23.十滑目「五竜&47」前篇
えー、先週は1/10~1/12の第二次白馬遠征、滑走記その②。
成人の日の翌日から遅蒔き乍らのお正月休み三連休。
向かったゲレンデは白馬五竜で御座います。
しかし初日の白馬は終日の暴風🌀、ゴンドラは2時間半遅れでの営業開始。
その上ゲレンデ上部は全リフト運休で、下山コースが使えるのみ。
消化不良のストレスフルな一日となってしまいました。
そんな訳で捲土重来の遠征二日目.前篇になりまする。
6:40、ウォームアップのジョッグ中に一写。
この日(1/11)は夜間の最低気温マイナス14℃、早朝でマイナス7℃。
今冬一番の冷え込みとなった白馬村、神城を流れる犬川は所々で堰堤氷結。
「キン…」と冴えた大気は肌を刺す様でした。
ゲレンデイン。
第2の向こうには白馬岳と杓子岳、薄っすらモルゲンに染まっています。
絶好のスキー日和♡。
雲一つ無い青空に冷冴な大気、そして前日の降雪でリフレッシュしたゲレンデ。
これ以上無いっ、て程の「The-day」に恵まれました。
とおみゲレンデのコーデュロイストライプ。
昨日の降雪が利いており、山麓部でもフッカフカのコットンスロープ。
7:10、daybreak !
東雲より出ずる1月11日の朝が、群青の空を照らし出しました。
moon set !
1月10日の夜が有明の空に沈んで行きます。
雨の海/嵐の大洋の陰影もはつきり望めます。
「日の出」と「月の入り」を同時に愛でられるのは、この時期ならではの冬風流。
キャビン営業開始前、待機中のふたコマでした。
前々日の大雪でアルプス平は約40㎝の新雪堆積、そして昨日は暴風で全リフト運休。
手付かずのグランプリは丸一日プールされた状態です。
ピステン一発で完全リセットされたワイドバーンは、正に「The highseason」。
マーベラスな極上コンディションでした。
「コキュコキュッ」と雪鳴きのするドライスノー、デリケート&ソフトな雪面タッチ。
板の走り/雪面コンタクト/グリップの利き、そして神業圧雪と全て100点満点。
「ブヴォォン」とコーデュロイを切り割く高速カービングは官能的の一言でした。
でもこの日のオープニングタイム、皆さんのお目当てはこっちじゃ無いらしく。
20分持たずに食い散らかし。
降雪から一昼夜プールされていた新雪は底付き少なくグッドフィーリング。
ややウインドクラスト気味のパリっとしたタッチでした。
そんな状況なので、コーデュロイの一枚バーンは意外と不人気(笑)。
極上コンディションの「Carving time 」は約1時間半続きました。
但しピーク時に較べると少しウエットな雪質、荒れ進行も早めです。
9:45、少し荒れて来たグランプリから一旦離脱。
パノラマから47に向かいます。
南沢ノ頭より望む五龍岳も「Wonderful」。
今日の武田さんは朝か夕方までフルタイム出勤。
と、こんな感じの1月11日五竜滑走記.前篇。
後篇に続き〼。
2023.01.20
●来週の【1/23~1/24】定休日
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳でのオヤスミInformation。
※1月23日(月)~24日(火)は連休となります。
来週は第三次白馬遠征。
あと、それに伴い1/22(日)は22:30までの営業となります。
てな訳で御了承の程を。<(_ _)>ペコリ
2023.01.19
●2022/23.十二滑目「石打丸山」
えー、少し順番は前後しますが、一昨日は湯沢エリアでの滑走記。
今回は日帰りユーズのホームゲレンデ、石打丸山へ逝って参りました。
今季の湯沢/南魚沼はシーズンイン期より雪不足に祟られ、その殆どがOPEN順延。
特に低標高の里山ゲレンデ石打は、暖冬小雪の影響をモロに受けた形。
そんな訳で例年より半月遅れての初遠征、石打スノーライフで御座います。
7:55、中央口/リゾートセンターとーちゃく。
昨年の2月末以来、11ヶ月振りとなる石打丸山。
まぁ毎冬4~5回は訪れてるので、久し振りと云う感じは致しません。
取敢えず板デポ。
この日の湯沢は「暖かい…」。
早朝時点で0℃前後のユルい冷え込み、東京と大して変わらない気温です。
8:25、アクティビティスタート。
石打名物コンボリフト、搬器は「ゴンドラ1」に対し「チェア3」の搬出比。
板外すのが面倒なのでゴンドラには滅多に乗りません。
オープニングは銀座~観光口ダイナミックへ。
週末を雨に叩かれ、水分をたっぷり含んだバーンは夜間の冷え込みで氷結。
雪面ノイズが大きく、エッジの掛からないアイシーなコンディションとなっていました。
その上、圧雪車の轍やクラック、掘り起こされた雪玉の見本市みたいなピステ。
「カチカチ」の「ガタガタ」の「ボコボコ」、トラップだらけのデンジャラスバーン。
昨夜多少の降雪があったものの、リセットには程遠い雪量です。
うーん、まるで3月の朝イチを滑ってるみたく。
観光1より望む、石打丸山のランドマーク飯士山。
このコンデションだとダイナミックの後半で落され捲り。
「こりゃ日中、気温が上がって緩むのを待った方が得策だな…」。
ゴンドララインに退避しますが、こっちも夏道の地形が残っておりウェーブ連発。
各1本づつ回して9時前、山頂ゲレンデに向かいました。
9:05、山頂Q乗車。
大丸/パラダイスを境にゲレンデの雪質は一変。
標高の高い分、週末も雪だったらしく雨のダメージはありませんでした。
魚沼盆地の見晴らしはまずまず。
北には金城山や高倉山、南には荒沢山や足拍子岳、越後山脈前衛の里山群。
しかし上越国境稜線の山々は厚い雲に覆われ、望む事は叶いませんでした。
満開の霧氷群と飯士山。
冷え込みはユルく、山頂でもマイナ2℃程度。
魚沼盆地に向かってドロップイン。
朝パックされた山頂ゲレンデは新雪由来のソフトな雪面タッチ。
圧雪段差や割れも無く、見事なフラットグルーミングです。
但し軟湿雪が故に下地は脆く、過度なエッジングをすると足場が沈んでしまいました。
山頂ゲレンデの南には、先々週滑ってたGALA湯沢。
しかし両スキー場を結ぶ連絡リフト(バギー)は今シーズン未だ運休中。
石打からGALAへは滑り込めるけど、戻って来れないと云う無茶振り。
(行き来するにはシャトルバス使えとの事です。)
うーん、これでは三山連絡(スノーリンク)詐欺ですね。
湿軟雪な湯沢雪が故、荒れるのが早い山頂ゲレンデ。
良コンディションを維持しているのは、平日でも最初の30分だけ。
6本回した所処で10時前、賞味期限切れなので一旦河岸替えします。
一寸したイレギュラー。
メカニックトラブルでサンライズEXが一時運休との事。
まぁ余り使わないからイイや。
10ː15、ハツカ石。
現状滑走には支障無いものの、例年に較べると可也少ない雪量。
あと2~3発大型寒波が来なければ、3月には「土のゲレンデ」になってるでしょう。
ハツカ石スーパーで特講。
ゲレンデミドル~ボトムではアイシーでノイジーなラギッドコンディション。
山頂ゲレンデはヤワ雪ピステンからモサモサバーンに変化。
雪質に合わせた滑りのアジャストがとても難しく、イマイチの調子が続いてます。
そんな訳でスーパーでトレーニング滑。
スキーに乗った前後のバランス確認/脛への緊張意識の徹底/外腰の回旋。
続いて左右のバランスの確認/切り替えで腿を立て/谷側に身体を落とし込み/適切な外傾ポジションに移行/内足を畳みつつ両膝の入る角度の調整。
黙々と、且つハツカネズミの様に回しつづけて12本。
少しイイ按配になって来たので、次は観光口に向かいました。
中央高速より望む山頂ゲレンデ。
未だ滑走者は多いみたく、ランチタイムで空いてる時間に戻ります。
同、パラ尾根~グリーン~銀座。
曇り空でフラットライト気味も視界は良好。
バーン情報も可視で拾えるレベルです。
観光口ダイナミック。
此処では小回り専で40分/8本回し。
正午になると程好く緩み出し、雪面コンタクト/エッジグリップ共に良化。
ダイナミックは中盤から次第に斜度が増し、急斜のままボトムに至る斜面構成。
スピードコントロールを意識したショートターントレには丁度良いコースです。
13ː20、山頂ゲレンデに戻って来ました。
この時間帯から天候は回復基調、雲間より青空も覗き始めました。
気付けば淡青の空が広がるスキー日和に。
しかし流石に疲れて来たし、何より「腹減った…」。
30分で急ぎ昼食を済ませ、14時前に戦線復帰。
魚沼盆地の北東には八海山の雄姿も。
この後中ノ岳と越駒も山容を現し、越後三山揃い踏みに。
15時を過ぎるとゲレンデは次第に日陰化。
緩んだバーン再び氷結、ジャガイモをばら撒いた様なコンディションに。
影の落ちた山頂ゲレンデは此処で御役御免、まだ日向を保っている「パラ尾根~グリーン~銀座」を回します。
中央高速より、御約束の構図にて一写。
日暮刻になると谷川連峰の雲も少し引き、万太郎山の雄姿が望めました。
同、背後には白妙に煌めくマッキー。
この天候推移なら、明日は結構パノラマ展望が利きそう。
うーん、如何やら来る日を一日間違ったみたく。
サンライズEXより望むサンセット。
16時前にゲレンデは全域日陰化、そしてバーンを覆い尽くす雪玉とザラメが氷化。
まるで春先の夕刻を思わせる、鬼クラストとなりました。
ノイジーなコンディションを回してると雪面ノイズが激しく、左膝に少し痛み。
16時10分に切り上げと致しました。
この日のスタッツ。
山頂×9 観光1×11 観光2×6 観光3×4 中央高速×6
ハツカ石スーパー×18 チロル×2 サンライズ×5
バーンコンディションの影響もあり、山頂に偏らず万遍無く回した一日。
観光口とハツカ石の使える石打丸山は、コースチョイスが多彩で楽しいですね。
おしまい。
2023.01.18
●2022/23.九滑目「白馬五竜」
えー、本日は先週1/10~1/12の第二次白馬遠征、滑走記その①です。
年明けは2日から真面目にオシゴトし続けていた場末のバァの主。
成人の日翌日からお正月休みの三連休を取る事に致しました。
その三日間が「大雪⛄→ピーカン☀→ピーカン☀」と、何て素敵な天候推移。
初日はディープスノーのPow祭、二日目/最終日はグルーミングバーンでCarving祭。
「一粒で二度美味しい遠征♪」、と意気込んでの白馬入りです。
しかしそう思い通りにならないのが「冬の雪山」のお天気なのでして…。
6:30、白馬入り/定点観測。
前夜からの降雪は朝になっても止まず、山麓部で15~20㎝/山頂部では40㎝の積雪。
雪質自体はやや重めですが、年明けから纏まった降雪の無い白馬。
雪不足のゲレンデにとっては恵みの雪でした。
今日の愛機は「BLIZZARD/ RUSTLER 10(180㎝)」。
こんな日はパウ板チョイス、500マイルさんで調達。
センターのチタン1枚なのでフレックスが柔らかく軽量、湿雪Powには持って来い。
朝イチはキャビンでは無くスカイ‐4へ。
身内情報でこの日はテストが入るとの事、ゴンドラ営業開始が1時間は遅れそう。
そんな訳でスカ4からのオープニング、先ずは「いいもりパウ」を食しに向かいます。
8:00「業務連絡、トップ18番」。
とおみゲレンデはスルー、そのままいいもりゲレンデに流れ込みます。
コスモ4乗車。
大雪後のコス4線下は、五竜屈指の「POW食いスポット」。
以前は穴場的存在でしたが、最近はすっかり有名になっちゃいました。
曇空から薄日が射し、キラキラと煌めく霧氷群。
たったこれだけでの陽射しでも、有ると無しでは可視コンデションが大違い。
先ずは線下/小谷側から「頂きまーす♪」。
小起伏の残る非圧雪バーンに、やや重ための新雪が約20㎝堆積。
それでもノートラのラインに突っ込むと心地良い浮遊感、底付きも軽微でした。
因みに写真のパウダージャンキーは、全て外人さん。
「Hakuba Snow Sports School」の黒ウェアさんたちです。
続いて大町側。
こっちは10~15㎝の新雪、オンピステなので下地はフラットです。
シャローパウのフロー感と、踏んだら返って来るレスポンスが気持ちイイっ。
線下の樹林帯も楽しいっ。
手付かずオフピなので膝上ディープな積雪量、地形変化も面白い。
大町側を3本のブレックファーストタイム。
絶好時に較べるとウエットスノー、踏まれた後は一気にモサ感が増す雪。
それでも充分に楽しめたOpening‐Powでした。
まだ食べ残しのラインが生きてますが、ボチボチ9時過ぎ。
後ろ髪を引かれつつテレキャビン駅舎に戻りました。
しかし…。
9:05、とおみゲレンデはこの状況…。
20分待機するも、暴風で営業開始の目途立たずとのアナウンス。
射出されていたゴンドラ搬器も、次々と建屋に格納されてしまいました。
仕方無いのでとおみゲレンデを回しつつ、キャビンが動くのを待ちます。
10:55、やっとキャビン営業スタート。
「今日はゴンドラ動かないかも」と、パウ板片してスラ板に履き替えた直後です。
うーん、何てBAD‐TIMING…。
アル3は動いてません。
この日はアルプス平の全リフトが終日運休、47への流れ込みも出来ず。
ゴンドラ使って下山コースを回すだけです。
仕方無いのでいいもり道場で修行に入ります。
正午を回ると予報通り天候良化、上空には青空が広がり始めました。
しかし暴風は止む気配無し…。
地吹雪、つーか竜巻のレベル。
ゲレンデボトムでは吹き上げの風向き、文字通り「逆風」の「ストップ風」です。
再び下山コースへ。
グランプリトップの面ツルバーンも「見てるだけ…」。
それにつけても腐れ暴風の恨めしい事よ。
合流路~グランプリのボトム。
此処は中/緩斜面なので、荒れてても滑り易いののですが…。
ダイナミックはモサモサのボコボコ、手を焼くコンデションとなっていました。
下山コースの一番楽しいのはココ。
とおみゲレンデの上半分、通称「とおみ2」コース。
カービングには絶好の中斜から次第に緩んで行く斜面構成。
レイアウト的に単体では回せない為、荒れも少ないんですよね。
アルプス平が全休/47への移動も出来ない為、とおみ2ペアが営業を開始していました。
日陰に入った午後のいいもりは早々に修羅場。
この日は「カチコチ」「ガリガリ」では無く「モサモサ」の」「ボコボコ」。
まぁどっちにしてもタフでテクニカルなコンディションです。
そんな状況が嫌われてか、スーパー過疎。
午後のいいもりを回すのはポールトレする地元の中高生だけ。
リフトにもスロープにも、一般ゲストは「誰も居ません…」。
日中は下山コースといいもりポールバーンを中心に回すコースチョイス。
どっちにしても「快適」には程遠いコンディションでした。
16:30、結局最後まで回してました。
15時以降はとおみゲレンデでみっちりトレ滑。
この日のテーマは切り替えから角付け/荷重時の両足屈伸メカニズムを確認。
シーズンイン期も終え、ボチボチ滑りを固めないとね。
と、爆風に祟られて消化不良の第二次白馬遠征.初日。
それでも翌日と翌々日は天候/雪質共最高のコンディション。
ノシ付けて「この借り」を返すのでした、つづく。
2023.01.17
●2022/23.八滑目「GALA湯沢」
えー、冬に入ると「スキー話」しかエントリーUpされない弊ブログ。
一応は洋酒酒場の二次元日誌なのですが、ワークライフ(酒場の主)とライフワーク(スノーマッド)を天秤に掛けると、どーしても後者比が断然多くなってしまいます。
そんな訳で本日も例に由っての滑走記。
1月5日はDAY-SKIで「GALA湯沢」のスノーライフで御座います。
8:00、GALA湯沢駅=カワバンガとーちゃく。
春コブの時期にたまに訪れる程度、ハイシーズンには滅多に来ないGALA。
この日は「白馬遠征」と「白馬遠征」の繋ぎで、滑走勘維持が目的のアクティビティ。
それに湯沢エリアの主戦ゲレンデ「石打丸山」が未だ雪不足ですからね…。
ディリジャンス乗車。
この日の湯沢は予報通り⛄、朝になっても結構な降り足です。
8:25、ゲレンデとーちゃく「CHEERZ!」。
薄くガス掛かってますが可視コンデションはまずまず。
8:30、アクティビティスタート。
如何やら今日は「写真映え」しない、モノクロの一日となりそうです。
薄暗いのでエンタメには照明入ってます。
ピステ上に2~3㎝の新雪が乗ったバーンはソフトな雪面タッチ。
しかし雪質はウエットでヘヴィな「湯沢雪」です。
最初の数本はコンタクト良好なフラットコンデションも、暫くするとモサモサと荒れ始めて参りました。
オープニングから1時間はエンタメ/ジジをランダムに回すローテーション。
エンタメが混んでくるとジジ一択のコースチョイス。
索道の機動力/コース距離/コース斜度を天秤に掛けると、如何しても此処が主戦ゲレンデとなってしまいます。
9:20、コーチに乗ってグルノーブルへ。
雪のモサ感は変わらずも、斜度がソコソコあるのと空いてるのが救い。
しかしボトムが真っ平な廊下、漕ぐのが面倒い…。
グルノーブルがゲレンデトップ=高津倉山頂です。
魚沼丘陵の中では最高峰クラスの頂ですが、山名標も案内板も無く鉄柱が1本立ってるだけ。
実は飯士山よりも高いんですけど、何故か粗雑な扱い…。
因みにGALA湯沢、開業計画時の仮称は「高津倉山スキー場」でした。
9:45、北エリア、ブロードウェイへ。
上部は廊下の合流路、中盤から後半の中斜面は先細りな上に距離短い。
費用対効果の悪いコースで、回してても楽しく無いです。
GALAと石打丸山を連絡するリフト「バギー」は運行休止中。
その理由ってのが、下記の通りで御座います。
湯沢高原、GALA湯沢、石打丸山の3スキー場を連絡する「湯沢スノーリンク(三山連絡)」について、2023年1月7日より連絡用リフト・ロープウェイの運行を予定していましたが、リフト運行係員の要員不足により、当面の間は連絡用リフト・ロープウェイの営業を休止し、シャトルバスによる連絡とさせていただきます。(以上、GALA湯沢HPより借載)
うーむ、索道スタッフが足りないので動かせないって、笑うに笑えません。
これじゃスノーリンクも絵に描いた餅、「三山連絡詐欺」でして。
それでも流石のGALA。
年末年始休みの明けた平日にも関わらず、結構な賑わい振り。
過去3年に較べ、アジア系インバウンドのゲストも多く見られました。
この小規模スキー場で31万人の入り込み数(コロナ紀以前)は大したもの。
スペック自体は上級者には物足りませんが、東京から新幹線で1時間ちょい「安近楽」の代表的なゲレンデ。
リフト配置/コースレイアウトがコンパクトに纏まってるのも宜し。
初心者天国のエンタメ。
滑ってる人より「止まってる人」「座ってる人」の方が多いです。
中央エリアより望む南エリア。
13時頃から低層を覆っていた雲が切れ、多少遠望が利く様になって参りました。
尚、南エリアはこの翌週よりゲレンデオープンとなりました。
チアーズの背後には飯士山も姿を現しました。
しかし、短いコースを回すのも、アザラシを縫って滑るのも、モサグサ雪と戯れるのも、
「もう飽きた」。
うーん、やっぱりGALAは半日で充分のゲレンデスペック。
それにこの後、18時からはオシゴトも控えています。
そんな訳で14時回った時点で撤収。
ファルコン(下山コース)使うのすら面倒、ゴンドラで下山致しました。
おしまい。
2023.01.16
●2022/23.七滑目「五竜&47」後篇
えー、年明けから私めのスノーライフも愈々本格化。
滑りに行くのが忙しく、エントリーが全然追いついておりません。
そんな訳で本日は半月前、大晦日/元日2days、白馬五竜での滑走記。
令和5年の「初滑り」アクティビティ、続編で御座います。
8:25「業務連絡、トップ32番」。
1月1日、そして2023年のアル3/クランプり一番乗り。
毎冬400~500本は回すホームコース、今年もお世話になりまーす。
背後には上信国境のパノラマ。
頚城三山~戸隠/飯綱~志賀高原の山々は層雲に覆われていましたが、東南方面は見事な山景眺望。
四阿山~浅間山~美ヶ原~八ヶ岳~南アルプスが一望の元に見渡せました。
この日のグランプリ、コンデションはこんな感じ。
ピステ上には約5㎝の新雪がトッピングも、やや湿雪気味のPow。
しかも年末年始ウィークでソコソコ以上の混雑は必至。
モサモサのボコボコになるのも早いだろうな…。
令和5年のオープニング、グランプリは「青の世界」。
未だ陽の射さないスロープ、幾重にも連なる山々の稜線、雲間より覗く高空。
フルスクリーンのパノラマは様々な色調の「青」に染まり、清澄で幻想的な雰囲気を醸し出していました。
シンと静まり返った一枚バーンは、令和5年「最初の滑走者」を待ってます。
コレ、最初の1本目は「全部オレのモノっ♪」。
「2023年.グランプリ」の初シュプールを頂きっ♬。
やや板抜けは重いものの、面ツルバーンはソフトタッチのグッドフィーリング。
ピステに乗ったトッピングスノーを舞い散らし、至福の1st-RUNが楽しめました。
地蔵は地吹雪がビュービュー、雪煙巻いてます。
新年早々、有難く無い「強風の御年始」、横殴りの風が搬器を叩き始めました。
アル回し3本目、ノートラのラインはまだまだ残ってます。
8時40分を過ぎると雲間より陽光が射し、ブライトな視界になって来ました。
4本目。
大分食われて来ましたが、雪は未だ踏み固められておらずトップの抜けも良好。
賞味期限が切れる迄は、只管「グランプリ回し」です。
しかし強風も収まる所処を知らず。
アル3も減速運転/時折停止、ただ営業休止するほどの暴風では無さそう。
あと、基本的にグランプリの風向きは北西からの斜め吹き下ろし。
向かい風じゃ無いので滑走そのものに影響はありません。
舞い立つ地吹雪。
スロープに刻まれたシュプール跡も、強風に均されハーフリセット。
うーん、有難い様な有難く無い様な…。
9:40、グランプリは第一次混雑開始。
ま、一番オイシイ時間帯(ロングターン祭)は堪能したし満足。
12本回した所処で一旦下山、河岸を変える事に致しました。
線下.大町側(ストレートウイスキー)。
未だ雪量不足で地形が出てる上、下地はガリガリのアイシーなバーン。
只でさえ厄介なコースなのに、ハイシーズンに較べて更にムズい。
それでも前夜数㎝の降雪の恩恵で、雪面コンタクト/グリップ共に僅かながら良化。
昨日よりは(ほんの少し)与し易いコンディションでした。
ポールバーン(コスモリバー)。
片斜の中斜面も後半には緩むので、難易度は大分下がります。
この日のいいもり道場は、こっちメインで回してました。
しかしいいもりも暴風の勢力下。
リフト運休する程ではありませんが、時折停止/減速の繰り返し。
10本回してキリの良い所処、エスカルで小休止を挟み再びグランプリに向かいました。
12:10、取敢えずアル3は動いてるので一安心。
朝イチタイムに広がっていた青空はすっかり厚雲に隠れ、ブルーグレーの冬空に。
正午前からは雪の降り足も次第に増して参りました。
尚、ゲレンデトップはラインEが強風の為に運休。
47への流れ込みが出来ない状況が続いてました。
スカイ4は御覧の様に大盛況。
それでも待ち時間は5~8分程度。流石高機動力を誇るデチャッタヴル。
14:00、遅蒔き乍ら47へ。
雪はすっかり本降りとなりましたが、湿度が高く然程寒さは感じません。
ヨンナナ、お正月的風景。
年末年始(若しくはゴンドラ運休の際)にしか運行しない、Line-D。
「動かずのリフト」が動いてるのを見るのは、ある意味凄く「レア」なのです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/04/post-8b8b.html
ゴンドラ含め、R1を5本回し。
思ってよりモサ感は無く荒れも許容範囲内、レイトタイムの割には意外と使えました。
15:30、こんな日はコレ使うに限る。
ゴンドラ+リフト2本乗り継いで五竜側に帰るのは面倒。
トライアングルバスに乗ってエスカルプラザに戻ります。
最後はいいもりととおみを数本回して〆、元日のアクティビティ終了となりました。
アケマシテオメデトウゴザイマス。
と、こんな感じの元日スノーライフ、2023年「滑り初め」。
アクテビティを終るとアルピコさん乗って長野経由で新幹線で帰東。
翌日の1月2日から「仕事始め」となるのでした。
おしまい。
2023.01.15
●今週の【1/17(火)】定休日
えー、スキーシーズン中は「雪曜日」が定休日。
要するに冬場は「不定休」となる武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳でのオヤスミInformation。
※今週は1月17日(火)が定休日となります。
今週は白馬遠征と白馬遠征の狭間ウィーク。
久し振りに湯沢エリアの日帰りホームゲレンデ、石打丸山に逝って参ります。
てな訳で御了承の程を。<(_ _)>ペコリ
2023.01.14
●2022/23.七滑目「元旦.五竜サンライズ」
えー、もう半月前の事ですが、本日は「令和5年.元旦」のオハナシ。
今回の年末年始は白馬村.神城五竜で過ごした私め。
12月31日は「2022年.滑り納め」、そして1月1日は「2023年.滑り初め」。
スノーマッドとしてはこれ以上無い大晦日/元旦を迎えたのでした。
そんな訳での元日スノーライフ、早朝営業のサンライズスキー篇で御座います。
6:20、ゲレンデ到着。
令和5年.元日の朝は5時半に起床、ストレッチとジョッグで身体を解した後に朝食。
未だ闇の明けやらぬ中、リフト営業開始40分前にゲレンデへ向かいます。
うーん、如何にも「スキーキ●ガイ」的な年迎え。
年末年始の五竜とおみゲレンデは、早朝7時からのサンライズ営業。
人工降雪機の撒く雪がナイター照明に浮かび上る、幻想的な夜明け前の風景でした。
6:20、しかしこの時間でも5番手です。
うーん、正月早々にこの人達(自分含ム)は何やってるのでしょうか…。
尚、営業開始時刻には20名程の雪猿が列を成しているスカイ4でした。
6:55、5分フライングでサンライズ営業スタート♪。
Happy New Year ♬
藍色の夜が白み始め、白馬村も新年の朝を迎えました。
Happy New Year ♡
スカ4乗車、1本目。
東雲の空に曙光が覗き、次第にオレンジ色に染まって参りました。
スカ4乗車2本目に御来光。
Happy New Year ☀
そして「旦」ターイム☀。
「初日の出」を拝みつつの「初滑り」。
ハッピーニューイヤーにハッピーカービング、スキーヤーズ冥利に尽きる至福の一時。
元日から冬晴れに恵まれた絶好のスキー日和、今年は何かイイ事ありそうです。
そしてモルゲンロート。
初旭に照らされ、サーモンピンクに染まるゲレンデ。
昨日同様、サンライズタイムは3本回してお終い。
キャビン駅舎に待機し、行列の先頭でゴンドラ営業開始を待ちます。
8:00、キャビン運行15分前。
流石お正月、ゴンドラ駅舎には250~300人の長蛇の列。
しかし山麓からゲレンデトップを見上げると…。
新年早々「爆風スランプ🌀」。
おいおい、アルプス平のリフトは営業大丈夫?。
そんな心配は何とか杞憂に終わり、テレキャビンは定刻に運行開始しました。
アケマシテオメデトウゴザイマス。
キャビン初号機にも注連飾り。
8:25「業務連絡、トップ32番」。
シーズン通して400~500本、最も乗車しているリフトがこのアルプス第3ペア。
そんな訳でコレばかりは譲れない、令和5年のアル3一番乗りなのでした。
と、こんな感じの元日滑プロローグ、本チャンの滑走記に続き〼。
2023.01.13
●松本夜宴
えー、三日間振りのコンニチワ。
今週は成人の日の翌日から、遅蒔き乍らの正月休暇。
1/10~1/12と三連休頂き、第二次白馬遠征に逝って参りました。
最終日のスキーライフを終えた昨日木曜日は、少し遠回りしての東京帰投。
大糸線で大町経由、松本駅に向かい途中下車。
松本で食って飲んでして、最終のあずさで新宿に戻る事に致しました。
15:40、神城駅。
この日は15:58の大糸線、大町/松本行きに乗車。
そんな訳で少し早めのゲレンデ撤収となりました。
1時間前に滑ってたゲレンデ。
駅からは五竜のグランプリ~ダイナミック~エキスパートのコースが望めます。
16:00、大町とーちゃく…も。
「あれ?、松本行きの乗り換え列車が来てない」
篠ノ井線で人身事故が発生、その煽りを受けて大糸線もダイヤ遅延とのアナウンス。
幸い大事には至らず、10分程度の遅れで松本駅到着となりました。
まぁ~つもと~、まぁ~つもと~。
国鉄時代の名残を残す、独特のイントネーションで駅名アナウンス。
コレ聞くと「嗚呼、松本駅に着いたなぁ~」と云う気持ちになります。
時刻は17:45、新宿行最終あずさの時間は20:10。
2時間2軒勝負、慌ただしい「松本飲み」のスタート。
一軒目はココ。
瓶ビール×3/とりわさ/地鶏セット/合鴨/葱間/つくね/銀杏/茄子。
二軒目はココ。
越百ハイボール/ブリティッシュマーチ/ゲーリックコーヒー。
何れも腐れ頃中以前、3年振りの来訪。
スキー帰りに山帰りにマラソン帰りに、松本飲食「定番」のお店です。
嗚呼、それにつけても最終あずさのダイヤの早さが恨めしい事よ…。
20:05、時間ギリギリに乗車。
3日間ガッツリ滑り込んだ疲労に加え、白馬から松本へのローカル線移動。
でもって短時間痛飲ですから、カナーリ良い感じ(ベロベロ)に出来上がってます。
シートに背を倒すと、出発時刻を待たずに即.泥眠zzz…。
例に由って駅員さんに起こされての新宿着となったのでした。
2023.01.09
●2022/23.六滑目「五竜&47」
えー、本日は年末年始「第一次白馬遠征」の滑走記。
2daysのショートステイは、嘗てのオシゴト場「白馬五竜」での年越し/年迎え。
そんな訳での2022年「滑り納め」、大晦日のアクティビティで御座います。
8:25、「業務連絡、トップ18番」。
一番乗車はちびっ子兄弟にプレゼント、まぁお年玉代わりってコトで。
うーん、なんてジェントルな私め。
2022年最後の日は突き抜ける様な青空。
スーパー!!!なスキー日和に恵まれた大晦日でした。
アル3より望む、東南のパノラマ。
今年(この時点では)の4月以来、8ヶ月振りの五竜、そしてグランプリ。
慣れ親しんだこの景色を眺めるのも久し振りです。
神城田園地帯の向こうには四阿山と浅間山。
この上信国境ワイドパノラマ、今年も何十回と見る事になるでしょう。
そしてお約束、無人の「朝イチグランプリ」。
2022/23シーズン初見参、ホームゲレンデのホームコースです。
まるで神城の里村まで延びているかの様。
五竜のコースメンテは白馬、と云うより国内屈指のビューティフルピステン。
特にグランプリの圧雪は出色のクオリティです。
大晦日の1stラン「頂きまーす♬」。
直近の数日は降雪に恵まれてないらしく、見た目よりバーンは硬め。
ピステンの生きてる間はグリップ良好、アイシーな下地も気になりませんでした。
アル3回し3本目。
思っていたよりはゲストの入りは少ないも、其処は流石に年末年始ウィーク。
ピンストライプのホワイトカーペットには次々とシュプールが描かれて行きます。
最初の3~4本は滑走ラインも充分に取れ、気持ち良い高速ロングが楽しめました。
唐松岳~白馬三山の展望はパッとしません。
層雲が引いたり掛かったり、クリアな見晴らしとは参りませんでした。
五龍岳の展望はバッチリ。
但しこの日の武田さんは大晦日仕様の「早番シフト」。
10時を過ぎると厚雲に隠れ、早々に見えなくなっちゃいました。
一時間もすると、流石にゲストも増えて参りました。
それでも年末年始ウィークとしては想定内の混雑。
スピードレンジを下げてのミドル~ショートターンなら滑走ラインも取れました。
パノラマゲレンデより望むパノラマ。
小谷三山を前衛に、頚城山塊~戸隠/飯綱連峰が一望の元に望めるスーパーview。
険峻に聳え立つ戸隠連峰。
左より乙妻山/高妻山、下った鞍部に五地蔵山、その右手に九頭龍山と戸隠山。
今秋にトレランで踏破した山々です。
9:50、パノラマからルート8を経て47へ。
雨飾と頚城三山を愛でつつのSKIING、爽快っ♪。
ルート1は意外と荒れてません。
しかしコース幅が狭い分、流れ込みが増えてくると滑走ラインが取れず。
此処はウィークエンドに滑るコースじゃありません。
ルート2は入りの急斜面が嫌われてかガラガラ。
今日はこっちをメインに回そっと。
心配していたLine-Cの混雑も予想の範疇。
概ね6~8分程度のリフト待ち、ストレスにならない程度の行列でした。
Line-Cより、御約束フォト①。
沢地形に架かるLine-C、尾根の近くになるとブナの樹間より空が大きく広がります。
同、御約束フォト②。
Line-Cのトップより見返るルート1、白馬盆地と戸隠/飯綱連峰の展望が見事。
47を1時間半程回し、五竜エリアに戻りました。
11ː10、今季の47トピックス。
Line-Eの駅舎が新しく増設されていました。
グランプリは多少ボコボコして来ました。
それよりアイシーな下地の上に削られたザラメが乗り、交わらない二層構造に。
スキーがキョロキョロと挙動不審、滑りのアジャストが難しいテクニカルなコンデションになっていました。
11ː30、エスカルに戻り小休止。
広いフィールドの中でも一番の賑わいを見せるのは、矢張りとおみゲレンデ。
とおみ1/スカ4共に「満員御礼」、常時5~7分のリフト待ちでした。
休憩を入れた後は「道場」に向かいます。
1210、いいもり道場/ストレートウイスキー。
「ガリガリ」の「カチカチ」の「ボコボコ」、しかも部分的に割れています。
片斜/むくり/緩まない斜度と、只でさえテクニカルなバーン。
正直、カービング利かせての高速ターンで回すには無理なレベルでした。
ポールバーン。
こっちはコース幅が広い中斜面、しかも後半は緩む。
スキーヤーズライト側の上がった片斜ですが、こっちの方が与し易いレベルでした。
この日はココ、本当にムズかった…。
「ズレまくり」の「落とされまくり」の「内足乗りまくり」。
シーズンインから滑りのベースを上げて来ましたが、此処ではもうズタボロ。
午後はいいもりゲレンデを主戦に取り、グランプリ/とおみ/47をザッピング滑。
キャビンより望むとおみゲレンデ。
午後になると混雑具合が更に増してきました。
コース荒れの進んだグランプリから、多くのゲストが流れ込んで来た模様です。
従ってこんな風景を多く目にします。
折角の年末年始スノーライフも、怪我したら(させたら)台無し。
皆さん無茶な滑りは止めましょうね。
14:50、レイトアフタヌーンのグランプリは「修羅の顔」。
バンピー&ラギット&ノイジーな荒々バーンは日陰の冷え込みでアイシーに。
シーズン序盤でこのコンディション、攻める力量と体力はありませんでした。
47のR1も同様のコンディション。
回すゲストの少ないR1ボトムの方が、まだフラットなコンディションを維持。
ゴンドラ/リフトを3本乗り継いでアルプス平に戻るのも面倒なので、△バス使ってエスカルに帰投します。
16:45、結局最後まで回して〆。
この日は大晦日恒例の「Hakuba Goryu Countdown Night」。
ナイターが22時半まで延長/年越し蕎麦の振舞い/年越しカウントダウン/花火の打ち上げ、とナイトイベントが目白押しです。
しかし睡眠不足+フルタイムのハードワークで身体はヘロヘロ。
さっさと宿に戻り、ウイスキー飲って早々に就寝。
翌日(翌年)のアクテビティに備えるのでした、とさ。
2023.01.08
2023.01.07
●2022/23.六滑目「五竜&47」プロローグ
えー、アケマシテオメデトウゴザイマス7日目。
今年の年始休みはダラダラと長っちり、明日は松の内と云うのに今日から三連休。
令和5年の「正月呆け」は実質1月9日まで続きそうです、
そんな訳で本日は年末年始、白馬遠征の滑走記。
大晦日は2022年「滑り納め」のプロローグで御座います。
6:00、白馬五竜/エスカルプラザとーちゃく。
今季のポスターは何かテケトー、「やっちけ感」の強い出来。
キャッチコピーもありません。
6:20、白馬入り/定点観測。
12/29~1/3のとおみゲレンデはサンライズ営業期間。
普段より1時間早め、7時からのゲレンデオープン。
6:50、スカイ4前には既に10人位並んでます。
大晦日の夜明け前に何やってんでしょうか、この方々たちは…。
なーんて、人の事を云えない自分が居るのでした(笑)。
とおみゲレンデのコーデュロイストライプ。
土は見えてないものの、例年に較べ少な目の積雪量。
ゲレンデメイクもスノーマシンがメイン、足元はアイシーな人工雪の感触。
7:00、そんな訳でアクテビティスタート。
年末年始期の白馬、日の出の時間は大体7時前後。
晴れた日のサンライズスキーではコレ(↓)が拝めるのです。
7:05、サンライズスキーで「Rising sun☀」。
1st‐RUNの直前に暁光、2022年「最後の日の出」の愛でつつのアクテビティ。
終わり良ければ全て良し。
伝染病余波に世情に不景気に、碌な事の無かった2022年。
でもこんな佳景を眺めててると、何だかんだで「今年も良い一年だったかも」。
なーんて思えたりするのでした。
あ、因みに翌日も見事な初日の出が拝めました。
朝陽を受け、淡い薔薇色に染まるゲレンデ。
夜間の冷え込みと人工雪でカチっと締まったゲレンデは緩斜面と思えない板の走り。
ウォーミングアップには頃合いのコンデションでした。
サンライズタイムを3本回して、そのままキャビン駅に向かいます。
7:20、キャビン駅で待機。
あと2~3本回したかったのですが、其処は我慢。
サンライズ回しを引っ張ってると、後々不都合な事(↓)となるのです。
8:00、キャビン営業開始15分前。
駅舎前には250~300名の長蛇の列。
それでも大晦日としてはゲスト少な目、想定内の混雑状況です。
それでも流石に年末年始ウィーク。
第一/第二共に満車、天気が良いので地元のゲストも多いみたいです。
8時15分、定刻にキャビン運行開始。
8:25、アルプス平とーちゃく。
キャビン山頂駅に降りると、東南の空には薄い雲海が棚んでいます。
天気もパノラマ展望も絶好調、年内〆滑は「THE DAY」のスキー日和に恵まれました。
と、こんな感じの今季初五竜プロローグ。
後篇に続きます。
2023.01.06
●金曜日は雪曜日
えー、アケマシテオメデトウゴザイマス6日目。
本日で令和五年も一週間「一回り」、最初の金曜日を迎えました。
未だ新春気分抜けやらぬ年初めとは云え、飲食店や飲み屋にとっては書き入れ時のFriday-night。
「準備万端」「体調万全」にして望むのが商いの常なのですが…。
「今日も元気にスノーマッド♬」。
そんな常軌を無視して早朝より湯沢行脚、例に由ってのスノーライフ。
しかし流石に2時間睡眠のアクティビティは身体に堪え、14時に撤収。
帰宅後1時間程仮眠を取り、重い身体を引き摺ってオシゴトに向かうのでした。
因みに今日のアクテビティは上掲写真のスキー場。
「安.近.楽」三拍子揃ったコンビニエンスゲレンデでしたとさ。
2023.01.04
●「初滑り」の後「初詣」
えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目。
一月二日より仕事始め、「忙し過ぎず」「暇過ぎず」とまぁイイ塩梅のお正月営業。
意外と其也に来客のある武蔵野口の場末のバァで御座います。
所処で大晦日と元日は例に由ってのスノーライフ、白馬で過ごした私め。
2023年の初滑りを終えた後、お正月らしく「初詣」する事に致しました。
今年の年末年始は白馬五竜に滞在。
過去三冬を就労生活で過ごした、勝手知ったる馴染みの地です。
元日は初日の出の拝める冬晴れの朝も、お昼前から天候下降線。
午後にはすっかりと鉛雲の曇天模様、本降りの雪となりました。
んじゃ初詣に向かいます。
エスカルプラザからウィンピーBOXさんの角を左折。
雪に埋もれた小祠が建ってます。
うーん、これじゃ境内に入れません…。
シングルトラックの雪道。
ちゃんと参道(?)が作られていました。
「飯田山の神」さん。
神城地区には飯田神明社さんや飯森神社さん等、古い由緒を持つ神社が幾つかありますが、歩いて向かうにはチト遠い。
そんな訳で五竜スキー場から一番近くの此方に詣でる事にしたのでした。
由緒。
山の民の日々の生業や暮らしの中から生まれた、素朴な土着信仰の神様らしく。
「五」竜なだけに、御賽銭は「5」円。
うーん、信心の足りない志納だ事…。
チャリーン、ガラガラ、パンパン、ペコリ。
お願い事は何時もの様に三つ。
「今年も雪が沢山降ります様に」。
「今年も怪我の無いスキーライフが送れます様に」。
「今年ももっと上手くなります様に」。
そんな訳で「初滑り」の後、スノーマッド的な「初詣」でした。
とさ。
2023.01.03
2023.01.01
2022.12.31
2022.12.30
●2022/23.五滑目「かぐら」
えー、一昨昨日12/27は例に由っての滑走行脚。
今季二度目の湯沢遠征は「かぐら」に逝って参りました。
飲食店にとって書き入れ時の年末にも関わらず、相変わらずのスキーライフ。
しかも滑り終えた後は19時からオシゴトと、スノーマッドなDAY-SKIです。
7:25、粉雪舞う湯沢駅にとーちゃく。
先週末の寒波襲来で漸く雪景色となった湯沢駅。
しかしこの時期としては未だ積雪少なく、周辺のゲレンデは相変わらずの雪不足です。
尚、この日のカグリスト第一便は50人、シャトルバスは満席でした。
8:00、みつまたステーション到着。
ロープウエイの運行が10分程遅れており、約200人の行列。
二発目の便に乗車してアクテビティスタート。
やっと普通に滑れる様になった、みつまたゲレンデ。
先週来た時は、雪の下にピスラポ(スノーマット)見えてたもんな…。
このままかぐらゴンドラに乗車、メインゲレンデに向かいます。
8:50、1高乗車。
メインゲレンデはオンピステ上に10㎝弱の新雪が乗ったコンデション。
気温が低い(マイナ10℃)事もあり、湯沢エリアとしてはドライな良雪。
「キュキュっ」とソフトな天然雪の足裏感覚が気持ちイイ。
雪面コンタクト/板の走り共に良好、グッドコンディションの時間は約1時間続きました。
厳しい冷え込み+、この日のかぐらは風が強い。
こんな日はフード付クワッドが有難い。
ゲレンデトップ付近では搬器が揺られる事も屡々でした。
1時間もすると、メインゲレンデは次第にモサグサとコンディション悪化。
1高回しは継続も、他のコースに河岸替えする事に致しました。
テクニカルはナチュラルバーンの上に15~20㎝の新雪。
ゲタ履きSL樹では「沈む」「浮かない」「止まる」で、快適には程遠い滑り。
1本滑って止めときました。
パノラマ。
先週より積雪は増えてるものの、コース幅は未だ狭いまま。
モサ雪の中~緩斜面はスピードに乗れず、こっちも1本で見切り。
うーん、何か手詰まりの感。
久し振りに田代エリア行ってみるかな。
連絡コースをダラダラ滑り、田代1高へ。
過去何百回滑りに来てる「かぐら」ですが、未だにゲレンデ最南端はココ。
しかも1高まで来る事自体が稀、3年振り3度目のアリエスカなのでした。
アリエスカコースより望む田代湖。
トップとボトムに短い中斜面がありますが、基本緩斜面構成。
切り替えから外足の伸長を意識したトレーニング滑も、3本回して「飽きた」。
11:50、メインゲレンデに帰投。
流石にこの時間になると、踏み固められて「ボコボコ」の荒バーン化。
特に中盤の急斜面パートは凸凹具合が酷く、雪面コンタクトの覚束無いラギッドなコンディションになっていました。
こーなるとメインゲレンデはムズくなってしまいます。
13:20、かぐらゲレンデ撤収。
未だシーズンイン序盤、荒れたバーンで滑りに悪い癖を付けたく無し。
残りの時間はみつまたでユル~く滑る事に致しました。
13:35、みつまたまで降りると空は晴れ模様に。
コレならフード付クワッドは要らないや。
冬晴れの下、快適なアクテビティ。
楽な斜面だからと云って雑なスキーにならない様、1本1本課題を持って滑ります。
粉雪が舞って参りました。
かぐらエリアに較べ標高低い分、湯沢っぼいボタ雪です。
みつまたを1時間半回し、15時に板納め。
未だ営業時間中ですが、この時間に上がらないとオシゴトに間に合いません。
17:15、たにがわの車窓より眺む武蔵野の黄昏。
丹色に染まる冬の夕焼けが見事、中央には富士の山容も望めました。
しかしこれからオシゴトが待っているかと思うと「気が滅入る…」。
と、こんな感じの滑走記。
因みにこの夜のオシゴトは如何にも「年の瀬」的な忙しさ、看板仕舞いは26時過ぎ。
睡眠2時間/長駆往復移動/スキーの後、流石にタフな一晩でした。
おしまい。
2022.12.29
●年末バタバタ
えー、昨日今日と予想以上に慌しい商いの続いた瓦礫坂のバァ。
その分仕込みやら仕入れやらに追われ、年迎えの準備も先送りとなっておりました。
そんな訳で今日は何時もよりカナリ早めのお店入り。
少し縁起の悪い日ですが、何とか「滑り込みセーフ」の迎春支度となりました。
間口柱には門松と輪宝。
松飾りは左右一対の若松、関東式の奉り方。
流石に赤坂時代みたく、ミヤコから根引松を取れ寄せる事は致しません。
輪飾りは本来水回り場所に奉るものですが、最近は玄関に飾る事も多いらしく。
まぁウチは飲み屋の水商売、お店全体が「水回り」みたいなもの。
従い玄関に奉っても、あながち間違いでは無いのです。
本日より加湿器もスタンバイ。
電気ポットではありません、加湿器です(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/12/post-00d039.html
因みにこの子は三代目、壊れずに一冬持ってくれるかしら…。
●年末年始の【確定版】営業について
えー、令和4年も残す所処あと三日。
数日前まで街中を彩っていた「赤/白/緑」のトリコロールカラーは何処へやら。
家々の軒先には門松や注連縄が奉られ、すっかりと迎春の装い。
「も~ 三つ寝ると~ お正月♬」で御座います。
そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、年末年始の営業スケジュール。
運行ダイヤが全て確定したので、御報告させて頂きます。
12/29(木) 通常営業(19:00~Goodtime)
12/30(金) 年末ダイヤ営業(18ː00~22ː30)
12/31(土) オヤスミ
01/01(日) オヤスミ
01/02(月) 年始ダイヤ営業(18ː00~Goodtime)
01/03(火) 年始ダイヤ営業(18ː00~Goodtime)
01/04(水) 年始ダイヤ営業(18ː00~Goodtime)
01/05(木) 年始ダイヤ営業(都合によりOPENが19ː30に遅れます)
01/06(金) 以降、通常営業
例年通り、仕事納めは小晦日/仕事始めは三が日の二日目から。
年末年始のオヤスミは、成人の日以降に頂く予定です。
尚、年始営業はOPEN18ː00/入店ラストの目安は23ː00。
以後ゲストが切れた時点でCLOSEDとなります。
通時と時間が異なりますので御留意の程を。
2022.12.28
●2022年「10大ニュース」
えー、世間一般大多数の方々は明日にて「仕事納め」。
ウチも年内の商いは明後日(12/30)でお終いで御座います。
そんな訳で年の瀬も愈々押し迫って来た令和4年。
今年もカウントダウン「マジック4」となりました。
所処でこの時期になると、巷で取り沙汰されるのが一年回顧のランキング。
政治に社会にスポーツに「今年の10大ニュース」的なニュースを良く目にします。
と云う訳で私めもこの一年をリメンバー。
「私的10大ニュース」なぞを選んでみる事に致しました。
⑧【腐れコ●ナ禍/マラソン】全国各地で3年振りに主要マラソン大会再開
⑦【スキー】悪夢の暖冬再び?、2022/23シーズンは例年より半月遅い雪の降り
⑥【不況】瓦礫坂のバァ、今年の下半期は腐れ暇な日々が続く。
⑤【腐れコ●ナ禍】取敢えず「緊Q」と「マンボウ」は終わったみたく
④【円安/物価高】歯止めの掛からぬウイスキーインフレ、未だ出口は見えず
③【トレラン】北信戸隠遠征、高妻山/乙妻山を念願の初踏破
②【スキー】2021/22シーズンも快調なスキーライフ、滑走日数50日を超える
①【マラソン】上尾ハーフで1:21:07、53歳にして40代以降のPB更新
まぁ「平々凡々」な日々を繰り返す場末の飲み屋の主。
幾つもトピックがある訳じゃ無く、結局8つだけの「10大ニュース」でした。
只、これでも例年に較べりゃ出来事の多い方なんですけどね。
と、こんな感じの「2022年.回顧録」でしたとさ。
おしまい。
2022.12.27
●本日の【12/27(火)】営業について
えー、表題通りの御案内。
今日は営業開始が少し遅れて、19:30のOPENとなります。_(._.)_ペコリ
理由は…皆様お察しの通りです、はい。
「ぜんぶ雪のせいだ。」
2022.12.26
●販売速報【2022.冬至版】
えー、日付が変わり12月26日未明、瓦礫坂の夜の底よりコンバンワ。
クリスマスウィークを終え、令和4年も残す所処あと6日。
年の瀬「カウントダウン」も愈々押し迫って参りました。
そんな訳で本日は武蔵野口の場末の酒場、今年最後の「販売速報」。
2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。
■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)
・ロングの部 (最近ロングカクテルは不調です)
ジン&トニック
モスコー.ミュール
‥~‥~‥~ 相変わらずのツートップ ~‥~‥~‥
ジンフィーズ
ジンリッキー
ギムレット.ハイボール
オールド.ファッションド
ラフランスのカクテル(今月で終わりです)
カシス烏龍(猿王スペシャル)
ボッチボール
・ショートの部
マティーニ
スモーキー.マティーニ
マンハッタン
‥~‥~‥~ 相変わらずの3強 ~‥~‥~‥
ギムレット
サイドカー
サイレント.サード
マルガリータ
ミリオネア
サヴォイ.タンゴ
ハンター
ロブ.ロイ
ゴールデンドリーム
・ホットカクテルの部 (既に良く出てます、好調)
ゲーリックコーヒー.ブラック(何気に一番人気)
アイリッシュ&ゲーリックコーヒー(正調版)
ホット.バター.ド.ラム(レシピ変更、近年では最も良い出来かも)
ホットカルヴァドス.トディー
ホットウイスキー.トディー
■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)
・フツーのウイスキーの部
サントリー季(ハイボール専)
キルホーマン.マキーヤベイ
アードベッグ5年
アードベッグ.コリーヴレッガン
ベンローマック10年
グレンアラヒ12年.2022lot
フェイマスグラウス.ネイキッド(2種合算)
白州NV
ニッカ.フロムザバレル
ターキー.ラッセルズリサーブ10年
・フツーのウイスキーの部/カクテルベース含む
グレングラント10年
タリスカー10年
アードベッグTEN
ブレット.ライ
ワイルドターキー12年
・少し古いウイスキー
お店でお問い合わせ下さい。
以上、こんな所処にて。
次回の月報は2月下旬、雨水の頃になると思います。
擱筆。
2022.12.25
2022.12.24
●2022/23.四滑目「かぐら」
えー、一昨日木曜日は今季初の湯沢エリア遠征。
首都圏在住スノーマッドにとってはシーズンイン/シーズンアウトの御用達ゲレンデ、
かぐらへ逝って参りました。
今季初冬の雪不足はこの湯沢でも深刻、殆どのゲレンデが未だOPENしていません。
情報に因るとかぐらも積雪状況は余り芳しく無いらしく。
師走も押し迫って来たこの時期に、漸く全面滑走可(80%以上)となりました。
そんな訳での2022/23WINTER「初かぐら」のゲレンデリポで御座います。
6:00、東京駅とーちゃく。
スキーとピステバック担いで上越新幹線に乗るのは7ヶ月振り。
しかし前夜の仕事を終えたのは零時半、ベットに入ったのは2時過ぎで朝5時に起床。
「うーん、眠い…」。
しかもこの日も19時からはフツーにオシゴトです。
東京駅6:08発/とき301号。
「かぐら」「石打丸山」を筆頭に、湯沢/南魚沼エリア日帰り遠征の主戦新幹線。
今シーズンも数多乗車する事になるでしょう。
コレ読むのも久し振り。
JR東日本さん発行の車内サービス誌「トランヴェール」。
12~5月のスキーシーズンに、6月の南魚沼マラソン、9月の越後湯沢マラソン。
それに信越方面へのトレラン遠征etc、年間発刊号の大部分を愛読(?)しています。
7:25、越後湯沢はザーザー降りの「雨☂…」
うーむ、Snow-forecastさんの予報だと雪だったのに…。
尚、この日の「カグリスト」第一便は約20名でした。
8:00、みつまたステーション到着
ロープウエイを叩く雨は暫く止む気配無し、風も少し立ってます。
因みにこの日は強風影響の為、田代エリアは全面クローズでした。
みつまた1高乗車。
9月にサマーゲレンデ(ピスラボ)滑って以来、3ヶ月振り。
従い「久し振り」と云う感じは致しません。
多少雨足は落ち着いて来たものの、この様子だと全身被弾(浸水)は必至。
みつまたで1~2本回す予定を変更、そのままメインゲレンデに向かいました。
メインゲレンデも雨。
標高上がっても大して冷え込みでは無し、山麓部と変わらずの雨模様。
まぁガスが掛かって無いだけマシとしますか。
かぐら1高乗車。
こんな天候の日は、コレ(フード付きクワッド)が本当に有難い。
雨晒しになるのは滑走時だけ、暫く濡れ鼠にはならずに済みます。
前夜に2~3㎝降った雪はたっぷりと雨を含み、ムースの様なウェットスノー。
それに反して下地はエッジの掛かり難い、ガリガリの氷化バーン。
引っかかるモサ雪/スリッピーなアイスバーンが同居するテクニカルなコンディション。
しかも時間が経つに従い状況は悪化。
湿雪は踏み固められ、雪面コンタクトの取り難い荒バーンとなって行きました。
10:20、早々に休憩タイム。
インナーまで浸水すると、流石に体温を奪われアクテビティに影響します。
そんな訳で濡れたウェアをタオルで拭き取り除水。
こんな応急処置でも「する」と「しない」じゃ大違いなのです。
休憩挟んでパノラマへ。
小雪でコース幅が狭い上、至る所処に茶色い雪が点在しています。
しかし最も危険だったのがコースボトムから1高への連絡路。
石片だらけの「地雷源💀パウダー」となっていました。
11時を回ると次第に雨足は弱まり、滑走条件はやや回復。
朝からコレだったら、絶好のスキー日和だったのに…。
この時間帯を逃すテは無く、ランチタイムを無視してアクテビティ継続します。
しかし晴れ間が広まった時間は短く、小一時間もすると曇り空に。
13ː20、そしてガス来襲。
モサグサ+ガリガリのバーン、そして所々に夏道のクニックと地雷。
この日のメインゲレンデは、視界の利かないコンディションで滑るモンじゃありません。
そんな訳で早々にかぐらエリアを撤収、みつまたへ戻りました。
3ロマ乗るのも久し振り。
ゴンドララインの積雪量が可也危険水域の為、2ロマの代わりに動いてます。
最後はみつまたを5本回して〆。
みつまたファミリーも積雪少なく、滑走可能ギリギリの状態。
至る箇所でサマーゲレンデ用のビスラボが透けて見えていました。
と、こんな感じの12月22日、かぐら滑。
小雪に因る雪不足で、湯沢駅周辺の里山ゲレンデは殆ど使い物にならず。
多分来週も訪れる事になるでしょう。
おしまい。
2022.12.23
●未ダ「冬至」ラズ
えー、昨日は節季「冬至」。
一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日で、古の周代では一年の始まりとされた二十四節季/二至二分の一。
現在に於いては師走も年の瀬に近づき、寒威増す時節。
文字通り「冬」本番の訪れる頃で御座います。
しかし…。
国境の長いトンネルを抜けると秋の長雨であった。
雨の底は未だ茶色であった。
ロープウエイの窓を雨雫が叩いた。
昨日は今季初となる湯沢エリア遠征、かぐらでのアクテビティ。
しかし駅に降り立つと、周囲には積雪のカケラもありません。
雪景色の変わり出迎えたのは、12月とは思えない生暖かい空気と本降りの雨。
ゲレンデでは辛うじて積もっている雪を、雨風が洗い流して行きました。
甚大な豪雪被害の出ている新潟県ですが、その地域は長岡や柏崎等の県中央北部。
雪不足でゲレンデ開きが延び延びになっているスキー場密集地域、越後湯沢や上越妙高では殆ど降雪がありません。
特に湯沢エリアのそれは深刻、唯一全面滑走可能なのは「かぐら」だけ。
GALA/苗場/上国は数本のコースのみで細々と一部営業。
神立/岩原/越後中里/石打に至っては未だオープンすらしていない状況です。
まぁ今週末には大型寒波が訪れる様子。
湯沢ならではの「ドカ雪」で、一気に雪不足解消と望みたい所処です。
そんな訳で「冬至」に「冬至ラズ」。
スノーマッドにとっては頭の痛いお話でした。
2022.12.22
●片手落ち
えー、令和4年も愈々カウントダウン、残す所処あと10日となりました
ですがそんな「年の瀬の時宜」とは無関係、本日は表題通りのエントリー。
但し正意(配慮や注意が一方にだけ偏り、判断などの不公平な事)の事柄では無く、文字通り「片手を落とした」オハナシです。
・LEKI/Worldcup Race Coach Flex S
先週のハンタマ遠征、帰途の際にグローブの右手を紛失。
何処かに落としたのかパッキングし忘れたのか、兎に角痛恨のスカポンタンです。
「あーあ、まだまだ使えたのに⤵…」
・LEKI/Worldcup Race Flex S
そんな訳で昨日、新しいグローブが届きました。
今日のかぐら遠征に間に合わす必要もあり、配送の早いタナベさんで購入。
昨今世界時勢の影響なのか、このモデルも可也品薄となっていました。
しかしレキのレースグローブは結構良いお値段、予定外の出費が痛い。
その上フレックスが固く、按配良く馴染むまで時間掛かるんですよね…。
そんな訳でやっぱりのスキーネタ、「片手落ち」なオハナシでしたとさ。
ちゃんちゃん。
2022.12.21
●2022/23.三滑目「丸沼」
えー、一昨日は月曜日にて瓦礫坂のバァは定休日。
スノーマッドのスキーキ〇ガイが、冬のオヤスミと云えばやる事は一つです。
そんな訳で今季シーズンインの3滑目は水上沼田エリアをチョイス。
たま~に訪れる「丸沼高原スキー場」へ逝って参りました。
10:55、アクティビティスタート。
先日のハンタマ塩原に続き、この日もツアーバス使ってのアクセス。
前滑と今滑はシーズンイン期のトレーニングがメイン。
スキー用の体躯もまだ出来ておらず、半日位のアクティビティが丁度良い位です。
中央Pから第5Pへ。
左手がこの日の主戦コース、セクシャルバイオレットNo.1。
他、滑走可能なのはイエロー/ゴンドラ連絡路/ローズ上部/グリーンでした。
右手側のローズ(下部)はこんな感じ。
人工降雪機は此処とブルー/コバルトに集中投下。
コースオープンには、大型寒波があと1~2発必要かな。
滑走可能エリアがコレだと、やっぱり第5(スーパーツイン)にゲストが集中します。
ペアリフトとは云っても運行速度14~15㎞の高機動力を誇るデチャッタブル。
概ね3~5分のリフト待ちで、この程度の行列ならストレスも無し。
ランチタイムの12~13時頃は、待ち時間も殆ど有りませんでした。
第5ペアより振り返る武尊山。
ブルーグレーのどんよりとした空、山頂付近には薄ガスが掛かり見晴らしはイマイチ。
この日のスキーも基本的にはトレーニング滑。
シュテムでスキーに乗り込む位置やポジション、外脚荷重を確認しての反復練習。
あとはワイドスタンスでレールターン/外腰に手を当てての外傾滑/ストック使って進行方向と腰の向きを正対させた滑り。
最初の2時間はこんな事を延々とやってました。
「とんふぁん」で小休止。
この日の丸沼は曇り/小雪のち時々晴れ、気温-5~7℃。
ハイシーズンならこれ位の気温がデフォなのに、やっぱり寒さに身体が慣れてません。
滑り初めてから2時間半で足裏の感覚が無くなっちゃいました(冷)。
13時を過ぎると、時折薄日が射す様になって参りました。
しかしこの時間帯からバーンコンディションは徐々に悪化。
下地の人工雪と薄く積もった天然雪が混ざらずにキョロキョロとしたスキーの挙動。
其処に削られたザラメが乗り、ややノイジーな雪面コンタクトです。
此処までずーっとバイオレット/グリーンコースでトレーニング滑。
流石に飽きて来たのでローズコースへ向かう事に致しました。
第3P乗車。
左手には未だ休眠中のゴールドコース。
今となっては数少ないシングルリフトが掛かってます。
第5Pより、見返り丸沼。
スキー場名の元ネタなので、取敢えず撮っときます。
ローズコースは積雪不足で二段形状。
右手側に雪を貯め、左手側は凹んでいます。
厚雲より薄陽射し、山容を現す武尊山。
ヘアピンから先の中斜面はコース幅が狭まる上に挙動不審な方で混雑。
滑走ラインも取れないので、1本滑って止めときました。
以降、〆までバイオ回し。
ラスト2時間は滑走スピード/カービング度合を上げ、少しずつハイシーズンの滑りに。
難度の低い中斜面と云う事もあって、まずまず好感触。
只、向かい風を受けての滑りで板の走りや加速感はイマイチでした。
16:20、撤収。
今日のアクティビティは約5時間で滑走距離40㎞/滑走本数36本。
9割方バイオレットで回した一日でした。
スキー用の体躯もボチボチ出来てきたし、シーズンイン期の基礎トレも終了。
次は滑走レベルを少し上げての遠征、明日「かぐら」に逝って参ります。
おしまい。
2022.12.20
●2022/23.二滑目「ハンタマ」
えー、先週12月15日(木)は、今シーズン屋外ゲレンデ「初滑り」。
今季は雪の降り始めが遅く、何処のゲレンデも雪不足。
例年より1週間~10日程遅れての「シーズンイン」となりました。
しかしOPENしているスキー場も、先週の半ば時点で滑走コースが1~2つ程度。
・ウォールしか滑れない「ハンタマ」か。
・実質バイオレットしか滑れない「丸沼」か。
・じゃがいもだらけでガタボコの「かぐら」か。
ゲレンデチョイスが悩み所処も「空いてる」のと「トレーニング向けの斜面」を重視。
向かった先は栃木県那須塩原市「ハンターマウンテン塩原」で御座います。
10ː30、ゲレンデイン。
この日はツアーバス使ってのアクセス、遅めのゲレンデインです。
スキー膝枕の図。
ゲレンデボトム(ブロードウェイ)は薄皮一枚の人工雪が乗ってるだけ。
リフト乗降口にも雪入れは出来ず、板外してのリフト乗車。
パークアベニュー(×)。
下山ルートを確保する為、物量(人工降雪機)はウエストサイド~セサミ~ブロードウェイに集中投下。
ゲレンデ北側のコースが滑走可能になるのは当分先となりそうです。
(※上記下山コースはこの翌々日、12/17より滑走可能となりました。)
ウォールストリート到着。
この日の主戦コース、つーよりオープンしてるのはココだけ。
例年なら、この時期は隣のマディソンも滑れるんですけどね…。
回せるリフトは第3ペアのみ。
必然的にゲスト集中も、待ち時間は最長5分程度と想定内の混雑。
地元周辺の方々は、コンディションの良い午前中で切り上げられた様子。
正午をピークに混雑は緩和、午後には2~3分の乗車待ちとなりました。
2022/23シーズン、屋外ゲレンデ「1stRUN」。
サマーゲレンデ(かぐら)や屋内ゲレンデ(狭山)を除けば、6月の月山以来のSKIING。
シーズン1本目のアクティビティは毎年の事ながら「ワクワク」「ドキドキ」。
逸る気持ちを抑えつつ、中低速のプルークから入ります。
雪質は人工雪+硫安コラボ独特の「ザラッ」としたセメントバーン。
コース距離は600mと短いものの、MAX25°/ AV20°と頃合いな斜度。
むくり/片斜などの無い均一なフラットバーン、シーズンインの足慣らしには丁度良いレベルです。
この日が滑り初めの方も多い事でしょう。
やっぱりスキー(スノボ)は楽しいよね。
そんな訳で、此処で今年のキャッチコピー。
「冬を取り戻すんだ」。
この日はシーズンイン恒例行事、滑走勘を取り戻すトレーニングがメイン。
プルークで外足荷重/体軸の重心位置/足裏の加重ポイントを確認しつつ切り替えはストレッング、慣れてきたら腰/大腿の外旋を加えパラレルに移行。
次はスキーのラディウスに逆らわないターンサイズで、ワイドスタンスの中回り。
ターン前半はスキーを外にズラし左右の重心位置を確認、中後半はレールターン。
2時間もすると次第にフィーリングを取り戻し、徐々に速度域を上げて行きます。
日光のお山もクリアに望める様になって来ました。
南西には日光三山(男体山/女峯山/太郎山)を中核とする日光連山。
その右端には日光白根山が座してますがガスで眺望は利かず、残念。
因みにこの4日後は、あの裏っ側(丸沼高原)で滑ってるのでした。
例年ならとっくに滑れる時期も、未だクローズ中のマディソン。
滑走可能コースが「1」と「2」ではバーンの荒れ進行が大違い。
なんて思いつつ一服、小休止していると…。
「那須颪🌀」…。
13時頃から風速4~5m(時折7~8m)の強風が吹き始めました。
北西の吹上げ風はゲレンデボトムからトップに掛けての滑走逆風。
スキーが走らなくなって困りモノです。
第3ペアも減速/停止を繰り返しての運転。
気温は-3~-5℃程度も、風に叩かれ体感的にはそれ以上の冷え込みです。
「うーん、足裏と手先の感覚がヤバくなってきた...」。
やっぱりシーズンイン直後、身体が寒さに慣れていません。
コース荒れも大分進んで来ました。
トップ部は階段状の変な凹み方、下地の氷雪が露出。
コース下部は人工雪の表雪が削られ、ザラメの層が厚くなってきました。
降雪量自体は非常に少ないハンタマ、基本スノーマシン中心のゲレンデ作り。
云っちゃえば「ゲレンデ全体が人工スキー場」みたいなものです。
15ː10、撤収。
12月中旬のハンタマは営業時間が短く、第3Pは15時で運行終了。
この日はウォール回し×27本のアクティビティでした。
リフ下が意外と荒行。
向かい風に晒され身体カチコチ、寒い…つーか痺れる。
以上、今季の「板初め」は35周年を迎えたハンタマからでした。
と云う訳で「2022/23.WINTER」本格的なシーズンイン。
これから6月(下手すると7月)迄、「スキー時々オシゴト」「オシゴト時々スキー」。
タイト&ハード、そして至福の季節が続くのでして。
おしまい。
2022.12.19
2022.12.17
●年末年始の営業(暫定版)
えー、令和4年の師走も折り返し。
木枯らしの舞う街中は裸木の街路樹に、ダウンやコートを着込む人々の姿。
気付けばすっかり寒さ増し、冬気配本番となって来た年の瀬で御座います。
そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、年末年始の運行スケジュール。
取敢えず「確定分」だけ御報告させて頂きます。
12/26(月) 月曜定休にてオヤスミ
12/27(火) 通常営業
12/28(水) 通常営業
12/29(木) 年末ダイヤ営業
12/30(金) ※営業時間未定
12/31(土) オヤスミ
01/01(日) オヤスミ
01/02(月) 年始ダイヤ営業
01/03(火) 年始ダイヤ営業
01/04(水) 年始ダイヤ営業
01/05(木) ※営業時間未定
01/06(金) 以降、通常営業
例に由って新年は1月2日からの仕事始め。
成人の日を終えた後に、年末年始のお休みを頂く予定です。
尚、年末年始ダイヤの営業時刻は、OPEN18ː00。
入店ラストの目安は23ː00、以後ゲストが切れた時点でCLOSEDとなります。
通時と時間が異なりますので御留意の程を。
12月30日と1月5日が未だ営業時間未確定。
多分12/30は多少早仕舞い、1/5は少し営業開始遅れると思います。
最終決定次第、亦御報告致します。
2022.12.16
●「冬を取り戻すんだ。」
えー、「やっと冬が来た」。
今週より遅蒔き乍らの2022/23.WINTER、スノーシーズンINした私め。
やおら「雪ネタ比率」の増してきた弊ブログで御座います。
そんな訳で三日前は12月13日、この時期恒例の「JR SKISKI」キャンペーン。
今シーズンのイメージキャラクターとキャッチコピーが発表されました。
キャンペーンの顔となるイメージキャラクターを務めるのは南沙良嬢。
そして気になるキャッチコピーは…。
「冬を取り戻すんだ。」
腐れ伝染病蔓延に由る「疫災」に苛まれた三年間 (※日ノ本国はまだ継続中)。
しかしてその実態は、スカポンタンな感染対策と同調圧力に因る「人災」。
無策無能な「自粛強制」のとばっちりを受け、慎ましやかな生活を強いられた令和の御代で御座いました。
そんな「失われた過去三年の冬を取り戻す」。
うん、今シーズンのコピーは結構宜しいんじゃ無いでしょうか。
でも、今年はこっち(↓)のポスターの方が泣ける…。
高校時代、フツーの青春が送れなかったフツーの私たち。
マスクなんてなしで、制限なんてなしで、ただただ大きな声で笑い合って、肩をぶつけ合って、一緒にあの時間を過ごしたかっただけなのに。
あれから3年。卒業、就職、進学。
みんなすこし離れたけど。あの頃にはもう戻れないけど。
それでも、私たちはまだ取り戻せる。
一緒に過ごしたかった冬は、まだ始まってもいないのだから。
高校生活が始まらないままに終わってしまった、コ●ナ禍「ロストジェネレーション世代」の想いと叫びが、「静かに」そして「痛々しく」伝わって来るポスター。
これほど胸に沁みる紙媒体アドは稀有。
コピー/情景/モデル/構図、全てに於いて秀逸です。
尚、今年のキャッチコピーは 『コロナ禍で「フツーの青春」を失った世代をメインターゲットに、スノーレジャーで冬を取り戻す、という気概を込めた。』 との事。
中々やるじゃん、JR東日本さん。
2022.12.15
2022.12.14
●2022/23.初滑り「狭山」
えー、昨日はお昼杉より所沢の南西端へ。
2022/23スノーライフの試運滑、狭山スキー場へ「プレ初滑り」に逝って参りました。
12月中旬と云えば、本来ならとっくにシーズンインしている季節。
しかし今冬は雪の降り初めが遅く、何処のスキー場も営業開始が延期。
辛うじてOPENした幾つかのゲレンデも、聞いた話では雪不足でコンディション不良。
寒波を待ちつつ待機しているうち、今週までシーズンインがずれ込んだのでした。
そんな訳で3ヶ月振りの滑走記エントリー。
私めの「2021/22.WINTER」開幕戦で御座います。
12ː35、西武球場前駅とーちゃく。
年に1~2回、この時期にだけ訪れる駅。
しかし雪不足の「冬の入り」とは云え、まさか12月中旬に来る羽目になろうとは…。
正面には西武球場/ベルーナドーム。
去年来た時はメットライフドームでした。
徒歩3分でゲレンデ 建物に到着。
昨日はポツポツと雨の降る、冷え込み強い昼最中。
まぁ寒い方が雪が締まって宜しいです。
入場口前のエントランスより一写
チケット買って/着替えて/アクティビティスタート。
今日は3時間券、リフト券は¥2000也(チーン)。
2022/23シーズン.1stラン、ドロップイン♬
雪上でスキーを履くのは6月の月山以来、6ヶ月半振り。
ピスラボ(サマーゲレンデ)入れると9月のかぐら以来、2ヶ月半振りです。
ザブザブのザラメ人工雪、緩い斜度、短い滑走距離…。
でもそんなのは置いといて、
「やっぱりスキーは楽しいねっ♥」
滑り出しが最大斜度(15度)部分、そこから100m位は10°前後の斜面構成。
下半分は「ほぼフラット」な緩斜面の一枚バーンです。
「狭」山…。
例年この時期はスキーヤーズレフト側の2/3くらいしか使えないのがデフォ。
しかし今年は更にコース幅が狭く、トップ~ミドル部の滑走エリアは約半分です。
コレ、週末だと鬼畜混みで滑走ライン取れないでしょうね…。
そして、やっぱりコレは「改悪」だ…。
2020/21シーズンより導入されたスノーエスカレーター。
改装前のシングルリフトは乗車時間/2分半だったのに対し、エスカレーターは7分弱。
しかも乗降時の度に板を着脱しないといけないので、トータルだと以前の3倍の時間を要します。
序でに云う、この改悪で再認識したのが、チェアリフトの「座れる有難さ」。
立ちっ放しのスノーエスカレーターは、リフトに較べ疲れ倍増です。
尤もスキー場側からするとリフトよりコンベアの方がメリット多し。
乗降場所の人員が削減出来ますし、何より雪入れの必要がありませんからね。
休憩中のひとコマ。
雨は上がり晴れ間が広がり出しました。
室内ゲレンデとは云え、一応これで「ピーカンスキー」です。
ゲレンデトップは標高126.6mの「狭山」山頂。
雪を掘ったら三角点があるかも知れません。
山頂より東面のパノラマ展望。
正面にはカルデラ外輪山と溶岩ドームの「ベルーナ山」。
降雪量は局地的に3~4㎝。
狭山周辺では「下から上」に雪が降ります。
南岸低気圧の小屋。
ゲレンデ脇に冬型の気圧配置が停滞、パイプを通して雪が送り出されます。
15:40、撤収。
この日は4本滑って5~10分休憩を挟むローテーション、キリの良い15本目で〆。
3時間後にはオシゴト開始、ちゃっちゃとギアを片して帰途に着きました。
と、こんな感じの「2022/23WINTER」足慣らし滑。
因みに明日はアウトドアゲレンデでのシーズンインで御座います。
おしまい。
●新宿区の端境で雪を叫ぶ
えー、本日は「両替」に「仕入れ」に「買い物」に「明日の支度」に。
所用諸々が目白押し、バタバタと忙しい昼最中です。
東中野の東三で用事の一つを片付けると、神田川をチャリンコで北上。
新宿区と豊島区の端境まで行って参りました。
やって来たのは目白通り。
「目白銀座商店街」つっても、この辺は全て新宿区下落合。
目白三丁目交差点から先が豊島区。
今日の目的地はこの交差点の角地、新宿区の端っこです。
銀嶺さん。
以前からゴーグルやグローブなど、小物アイテムでお世話になってるショップ。
今日はレキのポールをお買い物、蜻蛉返りで帰途に着きました。
しかし…。
目白に来て「田中屋さんをスルー」するバーマンってのも、如何なモノかと((笑)。
2022.12.13
●2022年「あらはしたる まながき」
「輪税安金北災令密金…、戦」
えー、何故だか良く解りませんが、12月12日は「漢字の日」。
と云う訳で昨日は日本漢字能力検定協会の選ぶ「今年の漢字」が発表。
清水の舞台で大半紙に揮毫されたのは、この一文字でした。
「今年の漢字」は「戦」 京都・清水寺で発表、
ウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイルなど
一年の世相を表す「今年の漢字」に「戦」が選ばれた。
日本漢字能力検定協会(京都市東山区)が12日に発表し、同区の清水寺で森清範貫主が大型和紙に揮毫(きごう)した。
応募総数は22万3768票で、そのうち「戦」は1万804票だった。
今年2月から続くロシアのウクライナ侵攻は世間に大きな衝撃を与え、北朝鮮による相次ぐミサイル発射により、多くの人が戦争への恐怖や不安を感じた。
記録的な円安や原油価格の高騰により、急激な物価高や電力不足との戦いを、多くの人が生活の中で体感した。
新型コロナウイルスとの戦いも今なお続いている。
中東カタールで開催中のサッカーワールドカップでは日本代表が強豪国を撃破し、2大会連続でベスト16に進出した。
北京五輪では冬季で日本人選手が歴代最多となる18個のメダルを獲得し、世界的な大会で繰り広げられた熱戦に日本中が沸いた。
今年の漢字は1995年に始まり、今年で28回目。
師走の恒例イベントとなっている。東京五輪・パラリンピックのあった昨年は「金」、新型コロナウイルス感染拡大で新しい生活様式が提唱された2020年は「密」が選ばれた。
(文.写真共に12月12日.京都新聞より借載)
1995年からその年の世相を表す催しとして始まった「今年の漢字」。
2019年から応募投票の上位20位が発表、その中から選ばれれる様になりました。
二位以降は「安」「楽」「高」「争」「命」「悲」「新」「変」「和」の上位10傑。
老人ばかりの選考委員会による、「誰も流行ったとは思ってない」新語.流行語しか選ばない「某ユーキャン大賞」よりは適正な選択かと思います。
因みに個人的な「今年の漢字」は以下の2つ。
オシゴトではコ●ナ禍の余波と物価高/円安不況のとばっちりを受けた「暇」。
アクテビティでは2年振りにマラソン大会復活、レース再開の「走」。
でした。
2022.12.12
●「第4回 狛江多摩川グリーンマラソン」
えー、昨日日曜日は2022年の「走活最終戦」。
グリーンマラソンさん主催の「狛江多摩川グリーンマラソン」に参戦して参りました。
例年ならとっくに「スノーマッドな日々」に突入しているこの時期。
しかし今季は雪の降り始めが遅く、何処のゲレンデも深刻な雪不足。
未だ本格的なシーズンインとは参りません。
そんな訳でマラソンライフ延長、出走レースを急遽1本追加。
直前まで申し込み可能なミニマム大会にエントリーしたのでした。
8:40、和泉多摩川駅とーちゃく。
東下最初の3年間は経堂に住んでいた私め、慣れ親しんだ懐かしの小田急線です。
尤も和泉多摩川に降りるのはこれが最初、でもって多分最後かもね。
因みに出口のジャージ姿の方も大会参加者(ハーフの部1位)。
完走後に少しお話すると某大学の陸上部、自主トレがてらの参戦との事でした。
駅から7~8分歩くと多摩川河川敷に出ます。
この辺りが川下の折り返し地点、正面に架かるのは多摩水道橋。
因みに私め、多摩川河川敷を走るのはこれが2回目。
今春の「多摩川マラソングランプリ」以来です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/01/post-c7d6ec.html
澄み渡った冬晴れの淡青空、絶好のマラソン日和に見えますが…。
しかし微風ながら止まない北西風と、意外に強い陽射し。
許容範囲ではあるものの、「最高のコンデション」でもありません。
気象コンデションは1~2m/sの北西風/気温11℃。
往路は風向きに逆らって/復路は直射日光受けてのレースとなりました。
会場の狛江市西河原公園にとーちゃく。
慎ましやかな公園に、慎ましやかな大会設営。
大会の印象は概ね良、アットホームで和やかな雰囲気でした。
公園の前がスタート/ゴール地点。
多摩川左岸のサイクリング/ランニングロード「たまリバー50キロ」の中盤部(21~26㎞区間)を使用するコースです。
西河原公園をスタート、500mほど川下に向かい狛江高校前で折り返し。
川上へ進み東宝調布スポーツパークを折り返し、スタート地点に戻る。
約10.5㎞のピストンを2周する走路取りとなっています。
京王相模原線と多摩河原橋をアンパスする出入口に小さなアップダウンがありますが、それ以外は至ってフラットなコース。
ジョギングやサイクリングをするには気持ちの良い河川敷コースです。
但しマラソン大会を行うにはロード幅が狭く、ロケーションも単調かな。
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そんな訳でレースは9時半にスタート。
本来予定していなかった今回のレース参戦。
メンタル/フィジカル両面でややピークアウト、特に気持ちが弛緩気味。
取敢えず「㌔4分アンダー」のラップで纏めれりゃイイや、と低い志です。
参加者中唯一のシリアスランナー、先頭を行く大学陸上部の選手にコバンザメ。
ペースを作って貰ってる恩恵もあり、逆風パートとしてはまずまずのペースです。
しかし如何ともし難いのがスペックの差、付いて行けたのは折り返し地点の6.5㎞迄。
以降、レースの3/4を単独走の展開。
何だかマラソン大会と云うより、距離走のポイント練みたいな感じになって来ました。
それでも復路は追い風パートになるので少し楽な走り。
アンパスのアップダウンパート以外は概ね予定ラップ(㎞/3:55~58)を保ちます。
スタート地点を通過、狛江高校前を折り返し2周目の往路は再び向かい風。
うーん、逆風下を「お一人様走」でペース作って走るのは辛い…。
この11~16㎞区間は4分強のラップが続く苦しい展開です。
トレーニングだったら間違い無く足緩めてますが、幾ら小規模とは云え大会。
ゼッケン付けて走ってるとやっぱり気持ちの張りが違います。
何とか切れずに粘りの走り、16.5㎞地点を2度目の折り返し。
あとは追い風に助けられてペースを取り戻し、ラスト2㎞でスパート。
2022年.マラソンシーズンのフィニッシュとなりました。
・タイム 1:23:14(㎞/3:58) 2位入賞
「思ってたよりは良かったな」と云った感じのスコア。
このレース展開と気象条件、臨戦過程からすると23分台なら合格点です。
ラップの上下は大きいものの気持ちは最後まで切れず、無難に纏められました。
「実戦に勝るトレーニングは無し」と云った感じのレースでした。
賞状と副賞のお野菜セット。
30名未満のミニマム大会、着順(2位入賞)はおまけみたいなもの。
それよりもこの「山盛りお野菜」、どーやって調理しようかしら…。
と、こんな感じの2022年.ラストレース。
明日からアクテビティのフィールドは「ロード」から「ゲレンデ」へ。
走活ライフは暫くお休みとなりまする。
おしまい。
2022.12.11
●「狛江多摩川グリーンマラソン」速報
えー、本日は朝から夜まで「大忙し」の私め。
マラソン/ラグビー/スキーと大好物のスポーツ「三連発」です。
9時半から「狛江多摩川グリーンマラソン」に出走。
正午に帰宅して「ラグビー大学選手権」2試合を観戦。 ←今ココ
18時から深夜(※早めに終われば23時)までオシゴト。
その後はアルペンスキーWC、SL開幕戦を録画観戦。
そんな訳で「狛江多摩川グリーンマラソン」、取敢えずの結果速報です。
冬の河川敷コースだけあって若干の北風コンデション(風速1~2m/s)。
向かい風のパートではややペースが落ちたものの、何とかノルマはクリア。
小規模大会の宿命とは云え、レースの3/4が単独走だったのが辛かった…。
尚、ゴールした時点で時計を見ると、ハーフ距離に約200mショートの20.9㎞。
足りない分も走ってのスコアは「1:23:39」でした。
大会リポは亦明日にDemo。
2022.12.10
●「狛江多摩川グリーンマラソン」前日
えー、明日は今秋走活第5戦「狛江多摩川グリーンマラソン」。
尤もマラソン大会と云っても、ハーフのエントリーは約30名。
5㎞/10㎞や親子ペアの部を入れても約100名のミニマム大会です。
本来なら今週はとっくに「スキーシーズン」インの時期。
しかし今年は冬の入りが遅く、何処のスキー場も例年より約1週間~10日遅れのゲレンデOPEN。
やる事無いので、急遽参戦を決定した次第でして。
レースは狛江市西河原公園を起点に、多摩川を周回(10.5㎞×2)する走路取り。
昨春の多摩川マラソングランプリで部分的に走りましたが、実質初走破のコースです。
単調な河川敷ピストンのロケーション、季節的に強風も心配。
エントリー数からして単独走も避けられそうにありません。
そんな訳で今回の目標設定は、今んトコ「特に無し」。
明日のコンデション(風立ち)次第です。
ま、風が無くても㎞/4:00アンダーのラップで纏められりゃイイや。