2025.07.09

●ミヤコから竜宮城へ

えー、二泊三日のミヤコ帰京を終え昨夜帰東。
本日よりオシゴト再開の武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

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昨日で10日続けての猛暑日となったミヤコ。
茹だる暑さで頭が「ボーッ」として、乗車一本前の新幹線ホームへ。
修学旅行専用列車に乗りそうになった京都駅でした。

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でもって何故か「竜宮城」。
新横で途中下車、横浜線と小田急乗り継いで江ノ島へ。

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今年二度目の「江ノ島飲み」。
銀座777からお付き合いの「変態Bar」で御座います。

しかし炎天下のランニング後の長距離移動。
思ってた以上に身体はヘロヘロで、何時もより1~2杯少な目で切り上げました。
因みにメニューはモヒート/メアリーピックフォード/デュボネフィーズ/オールドファッションド/エズラ7年(1970年代)。
でしたとさ。

 

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2025.07.08

●タケノハサラサラ

えー、昨日は夕刻杉の古都。
北嵯峨から嵐山をジョギング中、余りの炎天猛暑で松尾さんへ「ピットイン」。

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水を求めて境内に立ち寄ります。

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手水舎で頭から水ぶっかけ、

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本殿の回廊を潜り「亀の井」へ、

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名水をグビグビ。
冷えた井戸水が、乾いた喉にストンストンと落ちて行きます。
「くぅ~っ、犯罪的な美味さ♡」

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所処でこの日の松尾さん参道には、平日なのに露店が出てます。
そう、昨日は7月7日にて笹の節句、「七夕まつり」が開催されているのでした。

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本殿中門の両脇には「笹飾り」ならぬ「竹飾り」。
お願い事(短冊)が多過ぎて、笹じゃサイズが全然足りません。

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竹~の葉さ~らさら~ 軒端にゆ~れ~る♬

1994年に東下りして以来「7月7日」に帰京するのは初めての私め。
そんな訳で32年振りとなる「ミヤコの七夕」なのでした。

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2025.07.07

●ミヤコ「夏の洗礼」

えー、今年の七夕🎋は日本列島津々浦々で真夏日&猛暑日☀の一日。
織姫さんと彦星さんも「逢瀬の夜」を待たずに熱中症でダウンしないか心配です。

でもって昨日より帰京中の私めは、早速「ミヤコの夏」の洗礼。
今日の京は今夏一番の炎天猛暑、市内洛中の最高気温は38℃予報。
まぁそれでも多少風があるのと、湿度が35~40%と低めなのが救い。
蒸し風呂地獄がウリ(?)のミヤコとしては「カラッ」とした暑さです。

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洛外のウチ(嵯峨野)でも正午前に35℃を突破。
肌を焼く凶悪な灼熱炎天「うーん、伽藍の瓦で目玉焼き🍳が作れそう…」。

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それでも川辺の日陰に入ると、意外と涼しい。
大堰川よりそよぐ風がひんやりと気持ち良い。

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紅葉ならぬ碧葉の楓の傘の下、避暑一服。
晩秋にはコレが「からくれない」に染まるんだから、そりゃスゴい事になるもんです。

そんな訳でモーニングのヤマモト帰り(↓)、猛暑日の嵐山からでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/05/post-2958a9.html


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2025.07.06

●8番ろーじ

えー、本日より二泊三日のミヤコ帰京。
16時前に京都駅上洛、これより「ご飯食べ」に向かう所処です。

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そんな訳で先斗町、8番路地のどんつき。
此方に御邪魔するのは久し振り、彼是15年振りくらいかしら。

 

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2025.07.05

●今週の【7/6~7/8】オヤスミ案内

えー、本日は今週のオヤスミ案内。
一昨日に既述ですが、念の為に再掲しておきます。

※7月6日(日)~8日(火)は三連休となりますので御了承下さい。

今回のお休みは実家の諸々所用にてミヤコ帰京。
残念ながら「夜の祇園」を飲徨う時間は取れそうにありません。
ま、それでも美味いモン食べて、リフレッシュして帰って来ます。

そんな訳で宜しくお願い致します。

 

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2025.07.03

●販売速報【2024.夏至版】

えー、梅雨入りしてから殆ど「水無月」な今年のトーキョート。
2022年以来の空梅雨にて、早々に盛夏到来の「火ノ本国」で御座います。

そんな訳で武蔵野口の場末の酒場、4月末~6月末の販売速報。
まぁ、例に由って何の参考にもならないと思いますが…。

■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)

・ロングの部
  ジン&トニック
  モスコー.ミュール
  モヒート(キューバン.スペシャル)
   ‥~‥~‥~ 鉄板二強+季節モノ~‥~‥~‥
  ギムレットハイボール
  シャルトリューズ(ジョーヌ).モヒート
  ウイスキーの水割り
  ネグローニ
  ミントジュレップ
  デュボネ.フィーズ
  オールド.ファッションド
  ハイランド.クーラー
  クロンダイク.クーラー
  マイ.タイ
  クラウディスカイ.リッキー(梅雨スペシャル)
  ボッチボール
  カシス烏龍
  ゲーリックコーヒー(ブラック)


・ショートの部
  マティーニ
  スモーキー.マティーニ
  ギムレット(クラッシック版合算)
  ホワイトレディ
    ‥~‥~‥~ 上位戦線異状有り ~‥~‥~‥
  マンハッタン(上位陥落)
  サイドカー
  サイレント.サード
  夏のダイキリ
  オレンジ.ブロッサム
  スカーレット.オハラ
  アラウンド.ザ.ワールド
  アレキサンダー&例のアレキサンダー

 

■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)

・フツーのウイスキーの部

  アイラ全般
  アイラ別枠/アードナッホー3種
  余市&宮城峡/ディスティラリーリミテッド合算 
  サントリー季(ハイボール専)   
  イチローくん(リーフシリーズ三種合算)
  グレンキース.DE
  アバフェルディ12年
  グレンアラヒ12年

・フツーのウイスキーの部/カクテルベース含む
  グレングラント10年
  ラガヴーリン8年
  タリスカー10年
  ブレッドバーボン
  ブレット.ライ
  ワイルドターキー.ラッセルズリザーブ
  ラッセルズリザーブ.シングルバレル

・少し古いウイスキー
  お店でお問い合わせ下さい。

以上、こんな所処にて。
次回の月報は8月下旬、お盆明けの頃になると思います。
擱筆。

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2025.07.02

●今月のお休み案内

えー、本日は表題通り、今月のオヤスミインフォメーション。
定休日の月曜に+α、若干の臨時休業となっております。

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七夕跨ぎの三日間は所用にてミヤコ帰京。
あと、7/15と7/22はどっちかをお休み頂きます。
そんな訳で宜しくお願い致します。

 

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2025.07.01

●「Watermelon」はじめました

えー、今年の梅雨は雨の気配を殆ど感じさせない連日の炎天猛暑。
予想の遥か斜め上↗を行く「空梅雨」が続いている武蔵野の地で御座います。
この調子だと今週にも梅雨明け、そして地獄の釜の蓋が開く夏。
嗚呼、今年の夏も暑くて長~い「オツカレsummer」となりそうです。

そんな訳での月替わり「文月」。
暑気払い宜しく、本日より夏の風物詩を始めました。

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うぉーたーめろん
ウチの主戦スイカ(松本ハイランド)が市場に出回るのはもーちょい先。
熊本の黒小玉が今夏の「西瓜始め」です。

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スイカのソルティ。
グラスは潮工房さんのファソン.ド.ヴェニス。
「ア・レトルトーリ」技法を用いたオールドファッショングラスです。
濃緑のレース文様が西瓜玉の縞模様みたく、スイカのカクテルにぴったり。

と云う訳で2025年、真夏の果実「はじめました」。

 

 

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2025.06.30

●「30th anniversary」

えー、本日は定休日にてオシゴトオヤスミの日。
日中に部屋の掃除を終え、夕刻から真夏日の炎天下を代々木公園でランニング。
一風呂浴びて汗を流した後は、久方振りの「西麻布飲み」に出掛けて参りました。

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1999年に初めてお邪魔して以来、彼是四半世紀以上のお付き合い。
私めが東京で一番お世話になっている酒場で御座います。

西麻布に移転されてから今日6月30日で目出度く30周年。
節目の日に伺わない訳には参らず、半年振りの「マイ‐ホームBAR」巡礼です。
安定安心のホスピタリティとクオリティ、そして若干の毒。
今宵も楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

やっぱり足の「向く」お店なのですよ、此処は。

 

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2025.06.25

●「Fビレッジハーフマラソン 2025」前篇

えー、先週土曜~日曜日はお店の臨休頂き、北海道へ「走活」旅行。
北広島で行われた「Fビレッジハーフマラソン」に出走して参りました。

余市での仕入れを兼ねて、毎年「年イチ」でハーフ大会に遠征している北海道。
これまでは10月の札幌マラソンに参戦していました。
しかし昨年より給水が「マイボトルを携行して」「タンクから自分で水を汲む」セルフ方式に変更。
環境に配慮したエコな取り組み、との事ですがランナー視線からすると疑問符な改変。
給水の度に足を止めてStop&goの繰り返し、これじゃ時計的にも体力的にもロスが大き過ぎます。

そんな訳で「10月の札幌」から「6月の北広島」に鞍替え。
「Fビレッジ」初参戦となった次第なのでした。

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7:40、北広島駅とーちゃく。
前夜から降り続く雨は小降りになったものの、止む気配はありません。
でもこの時期のレースだと、雨は却って「天の恵み☂」
下手に晴れ過ぎて高温/陽射しと戦うよりは「全然マシ」な気象条件です。

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北広島駅から会場へはシャトルバスで5分程度。
早い時間帯の到着(ハーフスタート2時間前)と云う事もあり、行列や混雑は無し。
バスの発着本数も多く、ストレスレスのアクセスでした。

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7ː55、「エスコンフィールド HOKKAIDO」とーちゃく。
2023年開業のボールパーク、云わずと知れた日本ハムファイターズの本拠地。
正面玄関のコカコーラゲートから球場内に入ります。

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大会当日はバックネット裏~1塁ダッグアウト側の座席が解放。
2階は大会参加者のスタート前休憩所となっています。

この日はエスコン見物を兼ね、スタート1時間半前と早めの会場入り。
ボールパークの施設を物見遊山、マラソン前に気分はすっかり観光気分。

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座席からグラウンドを眺めつつ、出走態勢を整えます。
アウターを脱いでシューズを履き替え、ジェル補給。
35000名収容の球場が会場なので待機場所/トイレ/更衣室も充分な数と広さ。
スタート前の時間が快適に過ごせます。

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1階の手荷物預かり所に向かいます。
マラソン大会の会場は大体が「陸上競技場」か「公園」か「河川敷」。
施設内を「エレベーター使って移動」するのはこの大会くらいかも知れませんね。

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事前に送られて来たビニール袋にゼッケン№のシールを貼り梱包。
指定された座席に手荷物をデポします。
荷物は自分で席に置くので場所確認し易く、窓口に並ぶ混雑もありません。
誘導/案内のボランティア係員の数も多く、動線もスムーズでした。

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1階/2階共、コンコースのバックヤードは「結構広い」。
スタジアムは一部解放ですが、参加者数(約4300人)に対して余裕のキャパシティー。
観客席が休憩スペースに充てられているので、通路は基本的に移動するだけの利用。
端っこでストレッチするスペースも充分にありました。

それにこう云う雨天の日、スタート前の時間を屋根の下で凌げるのは有難い。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

今回初参戦となる「Fビレッジハーフ」、以下大会ハード面に関しての感想です。
北広島駅から会場へのシャトルバスは本数も多く、大した待ち時間も無し。
発着場も駅とエスコンに隣接しており、徒歩移動の距離も殆どありません。
この辺は本業(野球の試合開催日)のノウハウが充分に生かされているのでしょう。

球場内の動線も入口から参加賞受取所/参加者待機所(2F観客席)/手荷物預かり所(1F観客席)とスムーズな流れ。
係員やボランティアの数も多く対応もできめ細かで丁寧、そしてアットホームなホスピタリティでした。

そして何より「エスコンフィールド」を会場としているのが大きい。
球場キャパに対して参加者数も適正(つーか、あと1000人位は行けそう)。
4000~5000人規模の大会としては会場内のスペースやトイレに余裕があり、混雑や行列などのストレスはも殆ど感じません。
初参加の方なら球場の中を見物してるとレース前の時間もあっと云う間に経過。
エスコンとFヴィレッジの雰囲気を味わってるうち、直ぐにスタート時刻になるでしょう。

また、私めは利用しませんでしたが完走後もエスコン内の施設が利用可。
地場色豊かな数々の飲食店にグッズショップ、温泉やサウナでレースアフターも満喫出来ます。

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ゴールゲート一写。
此処に帰ってくるのは11時頃の予定(相変わらず弱気)。

と、こんな感じの「Fビレッジハーフ」参戦記.前篇。
レース&コースリポートなど、後篇に続き〼。

 

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2025.06.22

●「Fビレッジ」速報

えー、本日は早朝より雨の濡つ中、札幌から北広島へ。
「Fビレッジハーフマラソン 2025」に参戦して参りました。

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大会のメイン会場は云わずと知れた、

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北海道ボールパーク.エスコンフィールドで御座います。
そんな訳で結果速報は以下の通り。

タイム/(ネット)1:32:17 (グロス)1:32:24
種目別順位354名/19位 総合順位1627名/89位

予想通りアップダウンの多い…つーかアップダウンしかないタフなコースでした。
自己ベストに11分以上遅れたスコアも、スキーシーズン明けのぶっつけ本番に近いコンディションを考えるとまぁ良くやった方かと。
これから本格的にトレーニング積んで、秋のレースに臨みたいと思います。

レースリポは亦後日にDemo。

 

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2025.06.21

●今週の【6/21~6/22】オヤスミ案内

えー、本日は今週のオヤスミ案内。
月始めに既述ですが、念の為に再掲しておきます。

※6月21日(土)~22日(日)は連休となりますので御了承下さい。
※6月23日(月)は定休曜日ですが、代替で営業致します。

今回のオヤスミは北州「走旅」。
日曜日はFビレッジハーフマラソン出走の為、これより北海道に前乗り。
お昼前に新千歳空港着、そのまま余市で仕入れして夕方に札幌入り。
ススキノで飲んで食ってして、明日の大会に備え(?)ます。

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そんな訳で羽田空港からフライト前のエントリーでした。

 

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2025.06.20

●Perfect day for「MOJITO」

えー、何でだか良くワカリマセンが本日6月20日は「ペパーミントの日」。
そんな訳で「モヒート日和」のフライデーナイトで御座います。

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と云ってもウチのミントはペパーでもスペアでも無く「イエルバ.ブエナ」。
モヒートスペシャルのキューバンミントなんですけどね(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/05/post-2a5d87.html

因みにこれまた何でだか良くワカリマセンが、「ミントの日」は3月10日との事。
尤も春先はミントが育ってないので、スルーしている記念日なのでした、
とさ。


 

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2025.06.19

●「Fビレッジ」三日前

えー、今年のトーキョー梅雨入り(したらしい)発表は6月10日。
しかし黴雨模様は一週間と続かず、今週に入り既に真夏日×三連発。
何でも列島上から梅雨前線が消滅すると云う、異常事態との事で御座います。

でもって今日は更にモーレツな炎天、猛暑日に届こうかと云う勢い。
「蒸せ返るコンクリートジャングル」「焼け付く東京砂漠」。
そんな熱帯猛暑の昼最中にジョギングしている私め。
陽射しで肌は焼けるわ、発汗量は半端無いわ、ペースは上がんないわ。
うーん、走っててちっとも楽しくありません…。

でもレースの三日前、軽く刺激は入れとかないとね。

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明々後日は「Fビレッジハーフマラソン」。
6月5日に今シーズンのSki‐lifeを終え、本格的にRun‐life再開。
先々週の「南魚沼グルマラ」に続き、今年二度目のレース出走です。

此処数年、余市での仕入れを兼ねて年イチで出掛けている北海道「走活遠征」。
これまでは10月の札幌マラソンに出走していましたが、去年から給水のレギュレーションが変更…つーか改悪。
「マイボトルを携行してセルフ形式での給水(↓)」となってしまいました。
https://satumara.sapporo-sport.jp/mybottle.html
よーするに給水の度に足を止め、タンクから水を汲まなくてはならないのです。
これじゃ体力的にも時計的にもロスが大き過ぎ、出走する気にはなりません。
仕方無く代替大会を検索、同大会のエントリーとなったのでした。

そんな訳での初出場「Fビレッジ」。
しかしこのコース、平坦路が殆ど無くアップダウンを繰り返すタフなロード。
ま、この時期(走り込み不足+高温)ですからタイムを狙う訳では無し。
「トレーニングの一環と考えりゃイイや」と、割り切っての出走です。

取敢えず自己ワーストだけは叩かないのが目標。
例に由って低い志でのスタートラインです。




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2025.06.16

●2025/26「CUSTOM FAIR 東京」

えー、昨日はお昼過ぎより「行け、フクロウ」

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池袋サンシャインシティ、ワールドインポートマートビル。
来季のスキー.ニューモデル予約販売会「カスタムフェア」に逝って参りました。
石井スポーツさん主催の同イベント、東京では毎年6月中旬の開催。
首都圏在住の雪猿にとっては、シーズンオフの風物詩みたいなものです。

因みに私め、来シーズンの購入アイテムは消耗品のアクセサリー類のみ。
グローブ(LEKI WCR)は確定、あとはヘルメットとゴーグルを思案中な程度。
従いフェア自体に用事は無いのものの、其処はスキーマッドの悲しい嵯峨。
スキー絡みのビッグイベントには、やっぱり足を運んじゃうのでした。

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14時に会場とーちゃく。
此処近年のイベント会場は、池袋サンシャインシティ.文化会館。
私めの自宅(中野坂上)からはチト面倒も、まぁ許容範囲の移動時間。
数年前までの「有明TFT」や「五反田メッセ」に較べりゃ、全然楽なアクセスです。

でも出来れば以前みたく、西新宿でやってくれないかなぁ(チャリで5分)…。

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先ずはスキー/ブーツ/アクセサリーのブースへ。
2022年のロシア.ウクライナ侵攻に端を発した「スキーギアの価格爆上り」。
其処に円安(€比)の追い打ちで、ハイエンドモデルは「板/15万以上」「ブーツ/10万前後」がデフォとなってしまいました。

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そんな価格高騰の影響か、出展ブースは往時に較べると可也減少。
好天の日曜日としては、来場者も思ってた以上に少ない最終日。
ゲレンデ同様、増えているのはゲストの平均年齢だけでした。

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この日一番人気のブースはレグザム。
此処とオガサカは教育本部とスキーグラ〇ィックで洗脳済の基礎屋さんで大盛況。
その他ではラング/アトミック/サロモンさんも結構な賑わい振りでした。

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取敢えずヘルメットを物色。

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ポック/ウベックス/シュレッド/アトミックのヘッドギアを試着。
UVEXのSLモデルで先行予約を迷った商品があるも、展示サイズが1種類だけ。
適正サイズの試着が出来なきゃ「買うに買えません…」。

あと今年からブリコとスウィートプロテクションが出展止めてました。

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現在私めの主戦板と主戦ブーツ、ディナスターとラング。
ヘルメットの物色が終わってやる事ないので、ニューモデルブーツの試し履き。

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 WORLD CUP RS ZA (130) 。
ラングは来季モデルから足形微変更。
ヒールカップがラウンドシェイプになり踵の収まり具合が「イイ感じ」。
去年モデル辺りから「ラストもほんの少し」優しくなった気がします。
うーん、コレ欲しいなぁ…。

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ウェアの展示エリアでは、今年のカスタムフェア「最大のトピックス」。
遂にデサントさんがスイスアルペンチームのサプライヤーから外れたみたいです。
念の為HPのカタログも見てみましたが、スイスモデルはラインナップから消えています。
スイスアルペンチームのHPによると今季からワンピは「SYNC」を着用。
恐らくウェアも同ブランドにスポンサー変更となるのでしょう。

余談ですが私めの主戦スキーウェアは「Swiss.alpine‐team」のレプリカモデル。
此処十数年来、ずーっと赤ウェアを愛用しております。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/06/post-82efc1.html
うーん、今使ってるスイスモデルがヘタったら、次は何を着れば良いのでしょうか…。

ゴールドウィン(Sweden)が消え、フェニックス(Norway)も外れ、そしてデサント。
来季のワールドカップで日本ブランドのウェアサプライヤーはオンヨネさんのアンドラだけとなってしまいました。
こんな所処からも「made in Japan」の国際競争力低下が見て取れる。
そんな今年のカスタムフェアでした、とさ。

※追記。
カンダハーさんのカタログ見たら、デサントの2025/26スイスモデルは継続。
多分デサントさんのHP/カスタムフェアの展示品も、まだ画像やサンプルが間に合わなかっただけみたいです(価格はクソ高くなってますが…)。
あとフェニックスさんがWCシーンに復活。
来季よりスウェーデンのサプライヤーになってました。

 

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2025.06.14

●「第16回 南魚沼グルメマラソン」後篇

えー、6月8日に出走して参りました「南魚沼グルメマラソン」の続篇ログ。
レース完走の御褒美はお待ちかねの「生ビール痛飲」そして「米の食欲魔人」。
「最強の破壊力」を誇るグルメ村&コシヒカリブース突入です。

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「さーて、飲むぞー🍺」。
毎年トンデモな盛り上がり、40店以上のブースが軒を連ねるグルメ村。
ぱっと見「お祭りの屋台風景」、マラソン大会と云う感じが全く致しません。
これでも頃名禍前のピーク時に較べると、大分ブースは減ってるんですけどね。
(特に深谷漬物さんが撤退してしまったのが残念…)

レース前に下見して、グルメ村の屋台配置は確認済。
人波かき分けてお目当てのブースに向かいます。

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先ずは毎年の鉄板メニュー。
「いくら醬油漬け×2」と「牛サーロイン.かぐら南蛮ソース焼き」。

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そして「八海山.猿倉山醸造所のドラフトIPA」。

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走った後のオツカレ麦酒は「一杯目/瞬殺」。
黄金色の液体は「ストンストン」と喉下に落ち、体内を素通りして消えていきます。
二杯目からアテを摘まみつつ、至福のアフターラン飲み。

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追加メニューを購入に出陣。
ビールと云えば餃子、五日町餃子.味噌ダレ(二人前)。

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序でに猪も頂いちゃいます。
でもって八海山ブースでドラフトIPAをもう2杯。

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グルメ村の混雑具合も次第に増して来ました。
1/8マラソンに加えハーフの部の完走ランナーが続々とグルメ村に参戦。
人気ブースには10~20名以上の行列となっています。

ビール4杯飲んで漸く喉も潤った事だし、ボチボチ飯にします。

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お茶碗持って「南魚沼産コシヒカリ」食べ放題ブースへ。
切り盛りするのは「地元のおばちゃん」有志。

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令和の米不足とは無縁の世界。
御櫃から銀シャリが「わっさわっさ」と盛られていきます。

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盛るっ!

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盛るっ!!

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兎に角「盛るっ!!!」

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会場のあちこちでこんな風景を目にします。
老若男女問わず、手にした御飯茶碗にはコシヒカリが決壊寸前。
此処では「大盛り」の既存概念が吹っ飛びそうになってしまいます。

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八色の森公園の敷地内では至る所処で「宴会スタート」。
早朝時にはどんよりとした曇天の空も、何時の間にか淡青広がるピクニック日和に。
マラソン大会と云うより、すっかりアウトドア飲み会の態となっています。

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所処で、

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公園内を見渡すと、

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至る所で、

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凡そマラソン大会とは思えない、

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ミョーな出で立ちをした方々が…、

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否が応にも…

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目に留まります。

そう、「コシヒカリ食べ放題/グルメ村」と並ぶ同大会の名物ツートップ。
大会の華(一部仇花)、「仮装ランナー」の皆様です。
他大会に較べ圧倒的に多い人数も然る事ながら、手の込んだ衣装と創意工夫。
中には「仮装」を通り越して「着ぐるみ」と化している方々もおられました。

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メインステージでは仮装コンテストの表彰台。
特別賞は「忍たま」。

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3位は「ニワトリ」。

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2位には「白鳥のジュディ.オング」。

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1位は「阿佐ヶ谷姉妹」でした。

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メインステージではレースアフターのイベントが進行中。
レース表彰式/仮装コンテスト表彰台/チャリティーオークションを終えた後は、福田六花氏と松任谷正隆氏、浅井えり子氏のトークショー。

松任谷氏は何時もながらのユル~くトボけたトーク。
「来年こそはカミさんと来るかも」と、来る来る詐欺ネタを今年も継続中。

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でもって「みんなで唄おうコンサート」。

一般ランナーの皆さんも、福田六花氏の声掛けで続々とステージ壇上へ。
フツーのマラソンイベントだったら、絶対に「立ち入り禁止」のエリアです。

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南魚沼グルメマラソの魅力の一つが、このユル~い雰囲気。
開催者と参加者の垣根ってものが存在せず(極めて低く)、大らかで和やか。
みんなで「大会作って」、みんなで「楽しんでる」感が心地良いのです。

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大会ソング「RUN FOR TOMORROW」の後は、Yumingの「卒業写真」「やさしさに包まれたなら」を合唱します。

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JUST DIG IN.
大会の〆photoは、背中姿の福田「シンガー&ランニングドクター」六花氏。
同大会のレースプロデューサー、所謂「南グル」生みの親です。
こんな「オモシロオカシク」「美味しい」大会を作って頂き、感謝の至りです。

以下、簡単に大会雑感。
今年で16回目を数えますが、開催当初から既に独自の個性を確立している異色(?)の大会。
レースアフターの満足度では「最強の破壊力」を誇る大会と云って良いでしょう。
マラソン大会の枠に収まらないグルメパーティのイベント力には只感服、地域特性&独自色が充分に生かされたグッドアイデア。
南魚沼産コシヒカリ食べ放題と地場の特産グルメ、南魚沼グルメマラソン「オンリーワン」の魅力に溢れています。

勿論それだけでは無く(これも強烈)レベルの高い仮装ランナーや、福田六花&松任谷氏のライブ、地域挙げてのロコなホスピタリティ等々、運営者.参加者一体となった大会の共有感と盛り上がりは特筆モノ。
ステージイベントは程良い力の入れ具合で、良い按配での聴衆任せな「ユルい」雰囲気も、ツポの所処ではしっかり「乗せ」てくれます。

大会規模も丁度良い位(参加者約4000名)、会場のキャパ的にも余裕があり人気大会にしては混雑具合も然程ありません。
個人的にはこれ以上メジャーになって欲しく無い大会ですね。

と、「走って」「食べて」「見て」「唄って」「聴いて」と、色んな角度から楽しめる最高のエンターテイメントマラソンイベント。
しかしマラソン大会なのにマラソン自体は前座扱い(?)。
うーん、強烈過ぎる。

と、こんな感じの「南魚沼グルメマラソン」二部作でした。
おしまい。

 

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2025.06.11

●「第16回 南魚沼グルメマラソン」前篇

えー、今週の日曜日.6月8日(日)は始発の上越新幹線で浦佐まで。
「第16回南魚沼グルメマラソン」に参加して参りました。

2014年の初参戦以降、すっかり「お気に入り」となった同大会。
入梅前の定番レースとして毎年の様に出走しています。
この「南グル」は、他のマラソン大会とは楽しさのベクトルが異なる異色のレース。
何せメインのマラソンが前座(?)扱い、参加者皆様のターゲットは完走後のグルメ村。
「コシヒカリ食べ放題」に「地場特産のグルメ」、そして「汗を流した後の美味しいビール」だったりするのでして。

そんな訳での大会リポ.前篇で御座います。

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7ː35、浦佐駅とーちゃく/取敢えず角栄先生に御挨拶。
流石御膝元の旧新潟3区、銅像にも庇が付けられています。
「銅像と云うども、角栄先生を雨風に曝す訳にはいかない」
ってトコかしら。

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浦佐大橋より望む魚野川と巻機山。

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越後三山の二峰、八海山と越駒。

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8ː00、大会会場「八色の森公園」とーちゃく。
浦佐駅からは1㎞強、徒歩10分程度と便利なアクセス。

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メインステージでは開会式が始まった所処。
会場に流れるBGMは「Allユーミン」、50歳以上の方には琴線に触れる選曲です。  

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ステージ上には何時もの面々。
皆勤賞ゲストの松任谷正隆氏、10年前から常連ゲストの浅井えり子氏。
そして「シンガー&ランナー&ドクター」、大会プロデューサーの福田六花氏。

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うーん、圧巻な風景。
ゴール地点に山積みされいてるのは4000人分のご飯茶碗。

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フィニッシュゲート。
あそこを通過するのは10:35頃の予定(弱気)。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 

毎年12月~5月の間はスキーライフ専念にて、マラソンライフ休眠中の私め。
GW後からボチボチと走り込み再開も、トレーニングメニューは軽負荷ジョグのみ。
しかも15㎞以上の距離を走るのは、今年に入って今日が初めて。
付け焼き刃レベルにすらなっておらず、文字通り「ぶっつけ本番」のレースです。

そんな「足」も「心肺」も鈍り切った臨戦態勢で、ハーフの自己ワースト(1ː37ː37)更新も覚悟してのレース。
現状のヘナチョコ具合から、ワーストタイムのペースにラップ設定(㎞/4:37)。
「1時間40分だけはクリア」ってのが最低目標です。

そんな訳でハーフの部は9時にスタート。
何時も通り、コースを4分割のパートに分けてのレース進捗を計ります。

・1~9㎞(八色公園~城巻橋)
スタートから城巻橋折り返しまでは、田園地帯を縦断するフラットな一本道。

このパートは適当なペーサーを見付けてのコバンザメ作戦でレースを進めます。
しかし専守防衛の設定ペース(㎞/4:37)では「流石に楽過ぎる…」。
スロー過ぎて足を余らせるのも勿体無いので、ペーサーを何度か鞍替えしつつの「コバンザメ前方移動」。
「無理厳禁」のペースを厳守しつつ、4:30~35のラップを淡々と刻みます。

・9~15㎞(城巻橋~柳古新田右折)
城巻橋を折り返し、魚野川沿い~田園地帯を北上するパ
ート。
砂利道/
渡橋が数ヶ所あるものの「ほんのちょい微下り」のフラットコース。
現状維持の走りでペースを上げた意識は無いものの、ラップは㎞/4:20前後を推移。
心拍数も155前後と前半戦と変わらず、だったら設定ペースに縛られてスピード落とすより、流れに任せた方が得策と判断。
コバンザメ作戦は此処で終了、並走や単独走の時間が増えて来ました

・15㎞~17.8㎞(柳古新田右折~国際大キャンパス)
15㎞地点を右折するとコース最大のキモ、「上り坂」と「砂利道」のパート。
多少のペースダウンは織り込み済みで、無理に足を使わず我慢の走り。
キツいっちゃキツいのですが、此処を凌いで国大キャンパスをパスすればラスト3㎞強。
残りは下り主体のコースなのでゴールまでの目鼻立ちも立って来ます。
国大校内に入ると上りも終わり、ペースの立て直しを計ります。

・17.8㎞~21㎞(国際大キャンパス~八色の森公園)
国大キャンパスを過ぎると明確な下りコース、しかもラス3㎞強と絶好の「押し所処」。
僅かな残存燃料を振り絞ってのラストスパートです。
最後の1㎞、八色の森公園内の蛇行路に入った所処でガス欠も、何とかペース維持でフィニッシュ。
リザルトは以下の通りとなりました。

・タイム (ネット)1:34:12(4:30/㎞)  (グロス)1:34:25
・総合順位(ハーフ全般) 157(位)/2047(人)
・種目別順位(ハーフ男子50代) 36(位)/826(人)

予想通りの低調なスコアですが、臨戦過程からすると良く走れた方。
例年なら「軽井沢」か「山中湖」を叩いての参戦も、今年は今大会が春初戦。
トレーニング不足+ぶっつけ本番としては、思ってたよりマシなタイムでした。
ピーク時には程遠いコンデションでも悪いなりに「粘って」「耐えた」レース内容。
ラップもレース全般を通してイーブンペースを維持(前半/47ː36 後半/46ː36)。
僅かながらポジティブスプリットで後半にペースを上げる事も出来ました。

あと幸いだったのが気象条件。
毎年真夏日超えの「灼熱炎天レース」がウリ(?)の南魚沼グルメマラソン。
今年は気温もスタート25~26℃/フィニッシュ時28℃と比較的穏やかな天候。
何より曇り空で肌を焼く直射日光も無く、暑さとの戦いが軽微だったのも救いでした。

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「よーし、飲んで食うぞー」。
完走後は汗を拭い着替えを済ませグルメ村へ。
レースアフター、後篇に続きます。

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2025.06.09

●「1/1061525」

えー、2024/25シーズンのスノーライフも先週の月山遠征を以てピリオド。
そんな訳で6月5日「最後の日」の「最後の夜」の一コマで御座います。

月山姥沢を発ち、山形駅経由で東京に着いたのが22時半の事。
既に帰宅ラッシュはピークを過ぎていますが、流石の「メトロポリタン東京」。
深夜帯に差し掛かる時間になっても、未だ家路に着く人波で結構な混雑振りです。

でもって、

何故だか良く解りませんが、

行き交う人々から、

目を止められたり、

振り返られたりと、

熱い視線を感じます…。

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まぁ「この時期」に「こんなモノ」担いでりゃね。

世間一般の常識では、スキーシーズンてのは普通「3月まで」。
認知度的にギリギリセーフなのも、精々「GWまで」で御座います。
それが6月に入ってもに雪旅ライフに出向いてた私め。
勿論「スキー.スノボ」持ってる人なんぞ、周りに居よう筈もありません。
恐らくこの日の東京駅利用客で、スキー帰りなのは私めだけでしょう。

そんな訳で兄計らんや、周囲の注視を浴びた木曜日の夜。
ま、スキーとピステバックを背負って駅を闊歩するのもこれでお終い。
2024/25シーズン、最後の夜でしたとさ。

尚、本日の表題は「東京駅の一日乗降客数」に因んだものにて。

 

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2025.06.08

●「南魚沼グルメ」速報

えー、三日前に今シーズンのスキーライフを終えた私め。
しかし一息入れる間も無くマラソンライフ再開。
早朝より角栄先生の御膝元、旧新潟三区は浦佐まで出駆けて参りました。

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6月二週目の浦佐と云えば、

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私めの定番出走レース「南魚沼グルメマラソン」。
そんな訳でのレース速報(ハーフの部)で御座います。
・タイム グロス/1:34:25 ネット/1:34:12(㎞/4:28)

スキーシーズン中はランニング「完全休業」で、4月までのトレーニング日数はゼロ。
走活再開したのが半月前、しかも「心肺は鍛えず」「距離も踏まず」のジョッグのみ。
15㎞以上の距離を走るのは、今年この日が初めてと云う文字通りの「ぶっつけ本番」。
と、毎年の事ですがハーフとは云えマラソンを舐め腐った臨戦態勢です。

果たして予想通りの低調なスコアも、出走過程を考えればソコソコ満足な内容と結果。
正直、もっと惨いレースになるかと覚悟しての出走。
ラップの上げ下げも小さく、駄目なりに「粘って」「纏められ」ました。
ま、今回は自己ワースト(1:37:37)の更新を免れただけでもヨカッタと。
しかしこれから半年で、PBレベル(1ː21:07)に走力上げられるのかしら…。

そんな訳でこれより看板出し/オシゴト開始。
レースリポは亦明日にDemo。

 

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2025.06.07

●「南魚沼グルメマラソン」前日

えー、今週の「月山遠征.3days」を以て、今シーズンのスノーライフも終了。
スキーシーズンを終えた喪失感と虚脱感で、放(呆)心状態の私めで御座います。
しかし休む間も無く「滑」から「走」へアクティビティをシフトチェンジ。
一昨日の滑り納めから中二日で、今年最初のマラソン大会出走を迎えるのでした。

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明日は二年連続6回目の参戦となる「第16回 南魚沼グルメマラソン」。

しかし12月~6月のアクティビティは本業(?)のスキーに専念している私め。
マラソンライフは休眠中でシリアスなトレーニングは全くしておりません。
つーかマラソンの立ち位置は本来「スキーのオフトレ」。
それが高じて本格的に取り組み始めたものでして、冬場に走ってたら本末転倒です。

因みに直近3ヶ月の走行距離は、4月/0㎞→5月/69㎞→6月/20㎞。
内容もスキーのリカバーが主で、㎞/5ː00前後のジョッグのみ。
ハーフとは云えマラソンを「舐め腐った」臨戦過程です。
「ぶっつけ本番」の出たとこ勝負、ナマクラ足/ヘタレ心肺で何処まで走れるか。

しかも明日の南魚沼はスタート時点で23℃、日中は28℃の晴れ予報。
マラソンには「チト酷」な暑さとなりそうです。

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因みに今月のエントリーはハーフ×2レース。
「南魚沼グルメ」の次は6/22の「Fビレッジハーフ」です。

と云う訳で明日の目標設定…、つーか見通しの立たない展望。
ハーフの自己ワースト更新(1:37:37)が濃厚な、お気楽ファンラン。
「1時間40分切れりゃイイや」てな低い志のレースです。

 

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2025.06.06

●2024/25.WINTER「終戦作業」

えー、二泊三日の月山雪旅を終え、昨夜「出羽の細道」より帰投。
三日振りに東京で迎えた朝(つーか昼)は、カラッと晴れた水無月晴れ。
お洗濯や部屋の掃除をするには絶好の昼下がりで御座います。

今回の月山遠征を以て「2024/25.Snow-season」の滑り納めとなった私め。
長くも短かったスキーマッドな日々も遂にピリオド。
もう来シーズンまでゲレンデに立つ事も、スキー履く事もありません。

そんな訳で一般の方々から2ヶ月遅れて、衣替えを兼ねての「冬仕舞い」。
今日はお昼過ぎより終戦作業、スキーギアの片付けに勤しんでおりました。

「スキーウエアをクリーニング出し」
「インナーやソックス、レインウェア類を洗濯」
「スキーブーツの洗浄にインナーの影干し」
「グローブにクリームを施しンテナンス」
「ピステバックに小物一式を取りまとめ保管」
「チューンナップのツールボックスは押入れの奥に
収納

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そして春コブ板のエッジチューンと養生アイロン。
3台のスキー板を収納スペースに片付け、全ての冬仕舞いが終了致しました。

部屋からスキーアイテムが姿を消し、すっかり広くなった室内を見渡すと改めて「スノーシーズン」が終わってしまった事を実感するもの。
心にぽっかりと穴が空いた心持ちで御座います。
嗚呼、これから6ヶ月間何を楽しみに生きていけば良いのやら…。

と云う訳で、シーズンアウトを迎えた虚脱感で「バーンアウト状態」の私め、
でしたとさ。

 

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2025.06.05

●It's come to an end

えー、三日間の月山遠征も本日が最終日。
そして「今日の最後の一本」が「今シーズンの最後の一本」で御座います。

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姥沢より、もう滑る事の無い月山のフィールドを望む。
7ヶ月間に亘った私めの2025/26シーズン「Snow‐mad」な日々も遂にピリオド。
明日より長~いオフシーズンに入ります。

以上、山交さんの車窓から蔵王を眺めながらのエントリーでした。

 

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2025.06.04

●2024/25.四十七滑目「月山」

えー、私めの「2024/25.Snow-season」も愈々FINAL。
昨日より姥沢入り、3日間の月山遠征に来ております。
そんな訳で今日の月山.気象コンデションとフィールド状況です。

積雪   2.7m
気温   午前/10℃ 午後/10~12℃
風     終日3~4m/sの吹上風/時折強風 ペアリフトは通常運行
天候   午前/本降りのち小雨のち曇り 午後/曇り時々晴れ 
視界   午前/腐れガス 午後/ガスは引き概ねクリア

その他  前夜から降り続く雨でオープニング直後の雪はスプーンカット。
      沢コースは板の走るコンデション

      午前中は視界極不良の「ガス山」雨は11時頃に止むも濃霧は暫く滞留。
      午後は視界クリア、時折青空の覗く天候に回復
      
今日は午後券買った人が勝ち組だったかも
      日野Tバーは本日お休み。    

以上、こんな所処です。
尚、遠征中は写真Upするのが面倒なので、文面のみのエントリーとなります。

 

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2025.06.03

●2024/25.四十六滑目「月山」

えー、私めの「2024/25.Snow-season」も愈々FINAL。
本日早朝より姥沢入り、3日間の月山遠征に来ております。
そんな訳で今日の月山.気象コンデションとフィールド状況です。

積雪   2.7m
気温   午前/9~10℃ 午後/10~12℃
風     午前/無風 午後/軟風(3~4m/s) 滑走に支障成し
天候   午前/曇りのち微雨(1㎜) 午後/小雨(2㎜) 14時以降/本降り
視界   午前/概ねクリア 午後/概ねクリアも時折薄ガス 15時以降/薄ガス

その他  姥沢からの県道アプローチは雪豊富、橋も沢もまだ見えてません。
      花道の雪付けは
上駅/下駅共に充分なコース幅と雪量、ヤブも無し。
      沢は下半分が少し痩せてきてます。
      沢のノリ面上に大きなクラック1ヵ所有り。
      日野Tバーは通常位置に架け替え、かなり遠くて高い。
      大斜面のコブは深いか浅いかの両極端、あと例年よりやや乱コブ。

以上、こんな所処です。
尚、遠征中は写真Upするのが面倒なので、文面のみのエントリーとなります。

 

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2025.06.02

●本日の【6/2】営業案内

えー、今月のオヤスミシフトは「完全不定休」。
本来なら定休日の月曜も、たまに商いしている武蔵野口のバァで御座います。
そんな訳で本日はお店開けてますが、少々早仕舞いと成増。

※6月2日(月)は23時までの営業となります。

尚、既述ですが6/3(火)~6/5(木)は今シーズン最後のスノーライフ。
月山遠征で三連休となりますので御了承下さい。
<(_ _)>ペコリ


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2025.06.01

●水無月朔日

えー、本日より月替わり水無月。
本格的な入梅の季節を前に、此処一週間の東京は連日の雨模様。
「走り梅雨」の訪れと共に気温もガクッと下がり、朝晩は肌寒さを感じる程。
クローゼットに片付けた長袖の衣類を取り出す月末で御座いました。

そんな梅霖濡つ「水の月」の候。
私めは明後日より半月振りのスノーライフ、「雪の月」に出掛けて参ります。
向かうのは未だ3m以上の深雪を湛える夏スキーのメッカ、月山。
でもってこの「出羽の細道」雪旅が、今シーズンの滑り納めとなりまする。
駄菓子菓子…。

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天候がコレです💀…。
この時期の月山、多少の雨/ガスは織り込み済みも予想以上に風が強い…。
下手すりゃ二日目と三日目はペアリフト運休。
担ぎ上げでのアクティビティも念頭に入れとかなきゃなりません。

まぁ「Mountain-forecast(Snow-forecast)」の予報は悪い方にゲタを履かせる傾向。
大事(リフト運休)に至らない事を祈るのみ。
そんな訳での「2024/25.Snow-season」FINALで御座います。


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2025.05.30

●6月の定休日

えー、本日は来月のオヤスミの御案内。

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ウチの定休日は基本的に月曜日なのですが、6月は完全不定休となります。
そんな訳で宜しくお願い致します。

 

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2025.05.29

●嵐山(標高382m)

えー、今週は5月25日~27日のミヤコ帰京、最終日の朝。
昨夜の家飲みで杯が進み過ぎたのか、寝覚めの悪い朝を迎えた9時半。
珈琲飲んで一服しつつ、ベランダの外を眺めておりました。

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ウチのベランダからは嵐山が望めます。
一般的に「嵐山」と云うと、大堰川を挟んだ西側と東側の低山丘陵地。
及び山麓の史跡名勝や景勝地、風致地区などを指す総称として用いられています。
しかし嵐「山」と云うからには、ちゃんと「頂」もあるのでして。

「食欲も湧かない事だし、朝食前に軽い運動でもするか」。
そんな訳で久し振りに嵐山に「登ってみる」事に致しました。

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「登る」前に「買う」。
山に持ってくブレックファーストを「ぴいたあパン」さんで購入。
私めが中学生の頃に開業、彼是40年以上商いをされているベーカリー。
嵐山小/嵯峨中学学区で、その頃から唯一残っている「地元のパン屋さん」です。

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10:20、じゃ出発。
京都一周トレイル.西山コース26番からアプローチ。

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取っ掛かりは「竹の路」。
野宮とか天龍寺裏で人波モブの雑踏竹林を撮影している皆さんへ。
此処だと「竹林独り占め」、映える写真や動画が撮り放題ですよ。

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約1㎞/25分程で松尾山とーちゃく。
今日はのんびり歩いてピクニック気分、トレランじゃ無いので走りません。

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松尾山/35番標識から33番標識へ。
此処から京都トレイルの西山コースを外れ、破線ルートを進みます。

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破線ルートと云っても、良く踏まれた明瞭なトレイル。
松尾山から先は尾根に乗り平坦な巻き道、アップダウンは殆どありません。

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立夏の名残を愛でつつのハイキング。
オオヤマツツジは殆ど散っちゃってます。

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松尾山から4~5分歩くと大岩出現。

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大岩を超えると境界杭の立った三叉の分岐。
道なりに左手を直進、右手の尾根路には帰りに立ち寄ります。

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松尾山から約1㎞/20分弱で嵐山の取り付きに到着。
烏ヶ岳/山上ヶ峰に続くトレイルを左に分け、右手の尾根を進みます。

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赤布と黄テープとプラ標識が目印。
昔はこんなの無かったので、取り付きは覚えとくしかありませんでした。

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取り付きは急坂ですが直ぐに緩み、平坦路をてくてく進むと、

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猫の額ほどの小さな踊り場に着きます。
取り付きから約300mで「嵐山(▲382m)とーちゃく」。
因みに山頂一帯は旧.嵐山城の主郭跡でもあったり致します。

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嵐山。

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嵐山。

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嵐山に嵐山。

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嵐山に嵐山城(落)。

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嵐山。
樹林帯に覆われ展望利かず、乱立する山名標だけが印象に残る典型的な「地味山」。
やっぱり嵐山は「登る」んじゃ無く「眺める」ものですね。
長居する理由も無いのでちゃっちゃと下山、来た道をピストンで戻ります。

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で、これからがショートトレイルのハイライト。
先程の大岩超えた分岐、尾根をちょこっと一足登すると、

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「スパーン」と空が開けます。

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地元スペシャル、嵐山の展望所。
左手は愛宕に始まり右手は比叡に至る、京都西山~北山連峰が一望の下。
そして盆地の北西端に広がる嵯峨野が一望の元に見渡せます。

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ワイドパノラマにて「野は嵯峨野 さらなり」。

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ズームにて広沢池。

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釈迦堂さん。

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大覚寺と大沢池。

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五山送り火.鳥居(曼荼羅山)。

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左手奥には「西の霊峰」愛宕さん。
どっしりと腰を据えた、重厚な佇まい。

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右手奥には「東の霊峰」比叡山。
比叡山からなだらかに峰道を下り、横高山/水井山に続く稜線が美しい。

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北比叡山地の奥向こうには比良の山々も望めます。
焼杉山/翠山/金比羅山の大原三山を前衛に、左奥に蓬莱山と比良山。

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そして背後を振り返ると、向日市/長岡京市/八幡市に広がる山城盆地。

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手前の丘陵地は男山(石清水八幡宮)、奥には生駒の山影も望めます。

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丸太ベンチに腰掛け、洛西の展望を眺めつつのブランチ。
薫風そよぐ五月晴れの空の下、瑞々しい新緑に囲まれて贅沢なひと時。
やっぱり軽く運動した後の朝食は美味しいな。

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じゃ帰りますか。
目の前は先ほど踏んだ嵐山、右奥に望めるのは愛宕山。
「嵐山」と「愛宕山」が一つの構図に収められるのは、この場所だけです。

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でもって帰り掛けの駄賃。
松尾山の直下にある展望所にも立ち寄ります。

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此処からの眺めも中々見事。
正面には嵐山観光のメインストリート、長辻通りと渡月橋が望めます。

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上から目線で渡月橋。
「小倉山中腹の見晴し場」「法輪寺の展望台」、そして此処「松尾山の展望所」。
渡月橋を俯瞰出来る「三大Viewポイント」です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2020/05/post-8d9852.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2017/10/post-a568.html

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左手には岩田山モンキーパーク。

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今回帰京、最後のphotoはウチの家。
空地や田畑が次々と宅地化、戸建やマンションの密集度が年々増す下嵯峨の街。
しかしウチの裏の「ポツンと雑木林」は手付かずで残されています。
その理由はコレ(↓)だったり致しまして。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2020/05/post-c41a1b.html

と、こんな感じの「Climb the Mountain」嵐山。
往復1時間の「お気楽で」「快く」、そして「美味しい」山旅でしたとさ。
おしまい。

 

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2025.05.28

●嵯峨祭

えー、二泊三日のミヤコ滞在を終え、昨日東下りした私め。
今回の上洛は実家絡みの諸事情が有っての帰京。
洛中へには殆ど出掛けず、三日間の殆どを鄙の嵯峨野で過ごしておりました。

所処で日曜日のお昼過ぎに嵯峨の自宅に着いた上洛初日。
荷解きと着替えを済ませランニングに出駆けると、嵯峨駅から天龍寺道~長辻通で交通規制中。
只でさえ観光客でごった返しなのに、混雑振りに拍車が掛かっておりまする。

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薫風にそよぐ紙垂と竹葉。
天高く奉られた御幣は、神様が通る路を清める祓い具です。

あ、そー云えば今日は…、

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嵯峨祭の還幸祭でした。
規制の入ってるメインストリートを避け、三条通から罧原堤を桂川へ。
松尾さんで折り返し、清滝道から広沢池に向かい10㎞程度の軽いジョッグ。

まぁ折角なのでジョギングを終えた後に「祭の物見」。
長辻通りまで戻って、巡行見物する事に致しました。

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巡行行列は新丸太町通~天龍寺前に差し掛かっていました。
5/18の神幸祭で御旅所(嵯峨釈迦堂前)に安置された神輿が渡御巡行を行う還幸祭。
二基の神輿と五基の剣鉾を始め、子供神輿に稚児行列に獅子舞が嵯峨/嵐山一帯を一日掛けて練り歩きます。

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子供神輿。

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稚児行列(お母さん付)。

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5基の剣鉾。
この辺りは嵯峨駅から渡月橋や野々宮に向かう、嵐山観光の目抜き通り。
一般観光客+祭見物で混雑具合も半端じゃありません。
神輿を拝見するのは諦め、人波を逆行して帰途に着きました。

 


嵯峨祭の創始は平安末期/鎌倉期と所説ありますが、文献上にその名が初出するのは1419年(応永26)。
4月25日(現在の5月19日)に行われた祭の内容が記されています(康富記/看聞日記)。
以降、後奈良天皇の綸旨や古文書に間欠的な記載がありますが、戦乱期には中断期間も多く有ったと思われます。

江戸期になると古文書や綸旨に加え、松尾芭蕉がで嵯峨日記に祭見物をした事を記しています。
また江戸後期に行われた祭の様子が「嵯峨祭行列絵巻」として現存している事から、近世は安定した祭事運営がされていた事が窺えます。

嵯峨祭は愛宕神社と野宮神社の例祭ですが大覚寺の影響力が非常に強く、また大覚寺を通じて皇室との関係が深い祭でした。
野宮は皇女が斎宮として身を清めた潔斎所、そして現在の野宮社は大覚寺(嵯峨御所)を営んだ嵯峨天皇の皇女仁子内親王が最初とされています。
また愛宕神社は中世より大覚寺の管轄下に置かれ、神仏習合の修験道場「白雲寺」として隆盛していました。
何れも大覚寺との結び付きが強い野宮/愛宕神社、二社の例祭が現在の嵯峨祭なのです。

尚、江戸期に入ると大覚寺の所轄となった釈迦堂(清涼寺)が祭祀を執行。
愛宕社の神輿は大覚寺内の真言僧、野々宮神輿は八軒村(現在の大覚寺門前八軒町)が奉祀。
また中世から近世に掛けての嵯峨は洛外随一の衛星都市として繁栄。
特に酒屋や土倉が多く立ち並び、豪商からの寄進によって祭の規模も大きくなったと思われます。

と、嵯峨祭に就いての簡単なあらまし。
祭の歴史や由緒をもっと詳しく知りたい方はコチラをどーぞ。
(古書店回らないと、もう手に入らないと思いますが…)
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_5b2b.html

 

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2025.05.27

●紅花栄の空

えー、昨日は買い物帰りにチャリンコ漕いでた日暮刻。
薄明を迎えた嵯峨野の空は、ほんのりと暖色を帯び始めて参りました。
「こりゃ今日はマジックアワーが見れるかも」。

そんな訳で急ぎ北嵯峨方面にハンドルを切り「夕暉の物見」に向かいました。

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北嵯峨田園より望む「初夏の晩照」。
暖色から寒色へ、柔らかなグラデーションを醸すトワイライトの空。
燃え立つ様な紅に染まる秋の夕焼けに較べ、パステル色調の淡く穏やかな色相です。
田植えを終えたばかりの水田に影絵を映す、愛宕さんの投影具合も見事。

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ちはやぶる 火伏迺神の 阿多古山 からくれないに 空染めるとは
「火伏神」の愛宕さんが、真朱の空に焼かれているかの様です。

そー云えば今は七十二候「紅花栄」の頃。
黄昏時にベニバナの咲く嵯峨野の夕空でした、とさ。


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2025.05.26

●Good morning

えー、昨日より久し振りに上洛帰京。
つってもウチは盆地の乾の端っこ、鄙びた洛外.嵯峨野で御座いますが。

所処でミヤコに数多有る観光スポットの中でも、清水.産寧坂エリアと並ぶ「メガトン観光地」の嵯峨/嵐山。
しかしその実、地元住民が普段使い出来る飲食店ってのが殆どありません。
お店自体は掃いて捨てる程有るものの、ほぼ全てが対観光客仕様のものばかり。
しかも最近は明らかにインバウンドゲスト「のみ」にターゲットを絞ったランチ単価(¥3000~¥5000)の新店が雨後の筍の如く乱立。
「黒毛和牛ステーキ」に「黒毛和牛カツサンド」、「すっぽんラーメン」「英語メニューしかないラグジュアリー的カフェ」とか、もーワケワカンナイ。

そんな日本人軽視/地元民無視のカオス状態の中で、数少ないロコ住民憩いの場。
「嵯峨の良心」と云えるお店がコチラです。

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彼是35年以上お付き合いしている喫茶店。
私めの「嵯峨の朝」は、モーニングBセットと特選ブレンドで始まります。

因みにウチ(武蔵野口のバァ)でお出ししているアイリッシュ&ゲーリックコーヒーは此方の珈琲豆を使用。
そんな訳で仕入れも兼ねての「Good-morning」なのでした。


 

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2025.05.25

●朝間時 谷川輝き 望み見る

えー、本日は今月5度目となる新幹線乗車。
12月から5月の間はスキーシーズンにて雪旅に多忙な私め。
月×4~6ペースで新幹線を利用しております。

只、今日は何時もと異なり、始発列車では無くお昼前の出立。
スキー板やピステバックは担いでおらず、荷物はバックパック一つのみ。
第一、路線が上越新幹線や北陸新幹線じゃありません。

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そんな訳で今回の新幹線トリップは「非.スキー」。
昨年11月以来、久し振りのミヤコ帰京です。

尚、本日の表題は此処2ヶ月で乗車した新幹線の車種に因んだものにて。

 

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2025.05.22

●来週の【5/25(日)~5/27(火)】オヤスミ案内

えー、本日は表題通りの御案内。

※.5月25日(日)~5月27日(水)は三連休となります。

今回のオヤスミは「非.スキー」にて久し振りのミヤコ上洛。
実家の諸事情御座いまして、三日間ほど帰京して参ります。

御迷惑を御掛けしますが、宜しくお願い致します。

 

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2025.05.21

●Parting regrets「Kagura」

えー、三日前の5月18日(日)を以て今シーズンの営業を終了した「かぐら」。
これで国内に残ってるゲレンデは天元台/横手山、そして月山のみ。
首都圏から気軽に出向けるスキー場は無くなってしまいました。

所処で「シーズンイン&エンド」専のゲレンデとして、毎年お世話になっているかぐら。
ただ「パウ派」「BC派」じゃ無い私めは、ハイシーズン期の来訪が皆無。
それもあって滑走歴/利用頻度の割に「主戦ゲレンデ」と云う感じは致しません。
(ゲレンデスペックや雪質を考えると、やっぱり1~3月は白馬に行っちゃいます)

それでも国内のスキー場が続々とクローズしていく4月以降は滑走頻度が大幅にUp。
「春のコブ遊び」限定なら、可也満足度の高いゲレンデなのです。

そんな訳で本日は惜冬の思いを込めて、名残りの「かぐら」ログ。
此処5年間の営業最終日or間近のゲレンデ状況を「定点観測」で振り返ってみる事に致しました。

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2020/21シーズン、5月13日の様子(営業最終日は5月23日)。
みつまたゲレンデ×(スキーキャリーサービス)/下山コース〇
メインゲレンデ〇/ジャイアント◎/テクニカル〇/パノラマ×

全コースのゲレンデコンディションはこんな感じ(↓)です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/05/post-509bd1.html

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2021/22シーズン、5月16日の様子(営業最終日は5月22日)
みつまたゲレンテ△/下山コース〇
メインゲレンデ〇/ジャイアント〇/テクニカル△/パノラマ×。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/05/post-66d4b5.html

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2022/23シーズン、5月18日の様子(営業最終日は5月21日)
みつまたゲレンテ×(スキーキャリーサービス)/下山コース×
メインゲレンデ△、その他全滅。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/05/post-27e2df.html

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2023/24シーズン、5月12日の様子(この日が営業最終日)。
みつまたゲレンテ×(スキーキャリーサービス)/下山コース×
メインゲレンデ△、その他全滅。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/05/post-8e170d.html

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そして今シーズン、5月15日の様子(営業最終日は5月18日)。
みつまたゲレンデ△/下山コース〇
メインゲレンデ◎/ジャイアント◎/テクニカル◎/パノラマ◎
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/05/post-903dcb.html

続いて定点観測その2、メインゲレンデ.トップの状況です。

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2020/21シーズン、5/13のメインコブ。
浅くてコブはもう作れません。

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2021/22シーズン、5/16のメインコブ。
終了(チーン)、コブは降雪機側に作成。

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2022/23シーズン、5/18のメインコブ。
土パウ(チーン)、コブは降雪機側に作成。
此処5年で最悪の暖冬小雪、最も酷いシーズンでした。

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2023/24シーズン、5/12のメインコブ。
前年に負けず劣らずの土パウ(チーン)、コブは降雪機側に作成。

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そして今季2024/25シーズン、5/15のメインコブ。
中盤で多少コブ溝に土が出ましたが、概ね4月中~下旬並みのコンディション。

今季のかぐらは私め存知の限り、此処20年でも「トップ3」に入る雪の多さ。
少なく見積もっても、あと1週間から10日はヨユーで営業可能な積雪量です。
しかし「従業員不足」と「営業的見地」から、近年のかぐらは基本的に早仕舞い傾向。
以前は雪さえあれば5月最終週までオープンしてたんですけどね。

まぁGW過ぎて来場するゲストは、その大半が「シーズン券ホルダー」。
幾ら来場者が多くても、売上の足しにはなりません。
この点に関してはかぐらに限らず他のゲレンデも同様、多雪シーズンで滑走可能なコンデションでも延長営業をするスキー場は年々減少しています。

と、こんな感じの「Look back」5years。
次に訪れるのは来季シーズンインの12月か、それともサマーゲレンデか。
何れにせよ、暫くの間は「グッバイかぐら」なのでした。
おしまい。

 

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2025.05.20

●Virtue/美徳

えー、本日のトーキョーは絵に描いた様な「五月晴れ」。
雲一つ無い縹の空に澄んだ大気、そしてそよぐ薫風。
此処数日、梅雨を思わせる蒸し蒸しとした曇日が続いていたので、何だか久し振りに「カラッ」と気持ち良く晴れた空を見た気がします。

そんな碧空の昼下がり、窓を開けっ放しにして室内で日光浴。
ビタミンDとメラトニンを生成しつつのエントリーで御座います。

そしてこの子たちも葉を目一杯に広げて光合成、スクスクと成長しております。

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ウチのモヒート用ミント「Hierba Buena」。
ベランダで栽培中のイエルバ.ブエナ(キューバンミント)が順調に増殖中。
春先に較べると、株も大分太くなってきました。

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手前は今日からお店で使う鉢、隣は来週使う鉢。
左奥は先週使って大分寂しくなった鉢、隣は株分けしたばかりの鉢。
梅雨入りまでにあと2つは株分け、それにボチボチ切り戻し(剪定)をしないとなぁ。

尚、本日の表題はミントの花言葉に因んだものにて。
但し「モヒート用」としては花を咲かせちゃダメなんですけどね。

 

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2025.05.19

●自宅で過ごす月曜日

えー、本日は月曜日にて定休日の武蔵野口の場末のバァ。
洗濯やらスキーギアの片付けやらで忙殺されている昼最中で御座います。

先週木曜日の「かぐらFINAL」を以て、私めのスキーライフも一旦小休止。
あとは6月中旬の月山遠征を残すのみとなりました。

昨年12月のシーズンイン以降、オシゴトオヤスミの日はスキーに「全振り」。
月曜日+雪曜日が定休日(要するにズル休み)で、中3日~中5日ペースの滑走ライフ。
休日にスキー履かないのは、筋挫傷やっちゃった3月中旬以来の事です。

従い「自宅で過ごすオフ日」ってのに慣れておらず、何だかミョーな感じ。
手持無沙汰つーか、やる事無いつーか、心に穴の開いた気分つーか。

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でもボチボチとこっちの「脚」も作んないとね。
6月には南魚沼とエスコンでハーフ大会が控えています。
今日から久し振りに「走活再開」、軽く10㎞ほどジョグって来ます。

そんな訳で長くも短かった雪猿の日々も愈々カウントダウン。
2024/25シーズンの「SKI-MADな日々」も残す所処あと僅かです。

 

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2025.05.18

●2024/25.四十五滑目「かぐら/FINAL」

えー、本日5月18日(日)を以て今シーズンの営業を終えた「かぐら」。
最終日は生憎の雨予報でしたが、午前中は時折晴れ間の覗く時間帯も有り。
しか午後から雨、更には濃霧が覆うガス天候となったみたいです。

今日は私めも滑りに行く予定も、雨とガスが避けられない気象コンデション。
しかも前日土曜日が強風でゲレンデ営業中止で、激混みとなるのが必至。
無理して出張るモチベーションも無く、遠征見送りと致しました。

所処で毎年シーズンイン/シーズンエンド時期の主戦ゲレンデとなるかぐら。
今季も4~5月の春スキー期に固め打ちの来訪。
営業最終日の三日前、5/15(木)が最後の「神楽詣」となりました。
そんな訳での2024/25シーズン「かぐらFINAL」、滑走記で御座います。

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6:50、東京駅とーちゃく。
五月も折り返しの平日朝、流石に板を担いだ雪猿の姿は見られません。
嗚呼、多くのスキー/スノボ客で賑わっていた数ヶ月前の風景が懐かしい…。

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7ː04発の「とき303号」に乗車。
前夜オシゴト→寝不足で早起き→一日中コブ滑って→帰って来てオシゴト。
こんな基地外じみたハードワークもこの日が最後です。

所処でこの日は何時もより1時間遅めの東京出立/湯沢入り。
何故かと申しますと理由は後程。

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8ː20、湯沢駅とーちゃく/シャトルバス乗車。
南越さんのバスに乗るのも今日が最後。
湯沢駅発.カグリスト第二便の乗客は20名程でした。

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8:45、みつまたステーションとーちゃく。
山麓駅ではスイセンとチューリップがお出迎え。

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かぐら最後の一日「しゅっぱーつ」。
ロープウェーより眺む東谷山、眼下にはブナの新緑と清津の碧流。
ハイシーズンの記録的大雪で若葉の芽吹きも遅い湯沢の春。
例年なら花盛りを迎えているヤマフジも、未だ花房を閉じたままでした。

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8ː55、みつまたゲレンデには辛うじて「冬の名残」。
「寄せて」「上げて」の下山コースも、圧雪車2レーンを確保するのが精一杯。
ま、残り営業日も今日を入れてあと4日、何とか最終日まで持ちそうかな。

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かぐらゴンドラ乗車。
僅かな残雪と色鮮やかに繁る新緑、雪解け水に勢いを増す沢流。
車窓より望む風景はすっかり立夏のそれでした。

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9ː20、メインゲレンデとーちゃく。
季節は「春から冬へ」巻き戻し、目の前に広がるのは白銀の別世界。

この時期になってもメインゲレンデはコース幅一杯に滑走可能。
モーグルバーンにも土は見えず、ジャイアントにテクニカルにパノラマも健在です。
「いゃあ、今季はホントに雪多い」。

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メインゲレンデのコブは圧雪で潰されています。
この時期は一日でコブが深くなる+コブ溝に土が出るのでで毎日リセット。
「コブ作り隊」がせっせとコブ再開発中です。

この日、何時もより遅れてゲレンデインした理由が「コブメイク」。
朝イチよりコブの出来始めた時間帯からのアクテビティが得策なのでした。

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田代連絡路より、上ノ倉山を望む。
今週は天候不安定で最後の最後まで悩んだ挙句、前日に遠征日を決定。
この日は終日の「曇り」予報も、薄晴れ空が広がるスキー日和に恵まれました。
「いゃあ、今日にして良かった♪」。

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9:30、オープニングはジャイアントから。
今日は9時半~15時の短期集中型アクティビティ、一本目からコブ入りです。

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ジャイコブは一昨日と変わりなし。
入りから浅くて広い「メガバンク」、コブ…つーより単なるミゾ。

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でも、所々に、

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良い按配のラインが出来ています。
ジャイアントは100%天然雪、メインゲレンデみたく人工降雪機で作ったアイシーな下地じゃ無いので雪が柔らかい。
ラインも途切れ途切れなので足慣らしには丁度良い「癒しコブ」です。

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10:20、ジャイコブを4本回してメインゲレンデへ。
メインコブのラインは順調に造成中。
上は未だ浅いものの、下に進むにつれ大分整って来ました。

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モーグルバーンのレーンは3本、一番右が良いリズム。

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10時半を過ぎるとやや天候下降線、巻層雲が空を覆い始めました。
日が隠れると視界がフラットライト気味、コブの陰影が見え辛いのでアイウェアのレンズを曇用にチェンジ。
小休止を挟んでコブ遊びを続けます。

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メインコブも次第に良い按配に。
以降、メインゲレンデ~モーグルバーンのコブを主戦に取り、時折ジャイアントとパノラマを摘まみ食いするローテーション。

今季はコブ滑の調子が良く、4月下旬から滑走頻度がハイシーズン並みに増加。
八方/五竜/かぐらへ遠征を繰り返し、コブを攻め続けた三週間でした。
そんなタイト&ハード(&クレージー)な日々も今日で一択小休止。
次の月山遠征までは少し間が空きます。

かぐら最終滑となるエモな心持ちと、シーズンエンド間近のバーンアウト感。
この日は何だか少し弛緩したメンタリズムでのアクティビティです。
滑り自体も目一杯にアタックするのでは無く、攻める姿勢は持ちつつ「スピードコントロール」と「雪面コンタクト」を重視。
それが却って良い按配、安全マージン取った余裕持ちの滑りが出来ました。

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ジャイアントより望む、田代子さんと平さんと仙ノ倉さん。
空模様も再び良化傾向、淡青の広がる穏やかな薄晴れに。

余りにピーカン過ぎると「暑いし」「陽射し痛いし」「焼けるし」「雪解けも進む」。
春スキー期は軽く絹雲掛かってる方が、却って「スキー日和」なのです。

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ジャイアントボトムの事故現場。
献花に黙祷。

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13ː15、ピクニックランチ。
パウダーステーションで買った味噌ラーメン🍜とお弁当のおむすび🍙。
嗚呼、山で食べるカップ麵はどうしてこんなに美味いんでしょう。

この時点でコブ回し17本、ボチボチと残存体力も怪しくなって来ました。
45分しっかりランチレストを取り、ストレッチ/マッサージにツボ押し。
「あと4本だけで良いから身体、持ってくれヨン」。

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14:05、戦線再開/そしてフィナーレタイム。
先ずはパノラマ。
最後は今シーズンの「かぐら.惜別滑」、各コースのコブを順番に回して行きます。

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2024/25シーズン、パノコブの滑り納め。
5月中旬にパノラマが生きてる自体が稀有、その上こんなたっぷりの雪量。
今冬の記録的大雪を象徴する様なゲレンデ風景です。

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続いてジャイアント。

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2024/25シーズン、ジャイコブの滑り納め。
5月半ばにして「滑れる」上に「土の出てない」ジャイアントも滅多にありません。

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お次はテクニカル。

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2024/25シーズン、テクコブの滑り納め。
テクニカルも例年なら「とっくに終わってる」時期でこのコンデション。

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そして最後はメインコブを2本。

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トラバースして逆サイドの脇コブ、

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モーグルバーン。

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2024/25シーズン、最後の1高乗車/そしてコブアタック。
営業時間は未だ30分残っていますが、この日はこれからオシゴト。
帰路都合上、この時間での撤収です。

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15ː00「かぐら終了」。
あとはゴンドラコースとみつまたの下山路を流して終えるだけ。
実質的にはメインゲレンデのアクティビティが、かぐらの「滑り納め」。
次にこの景色を見るのは7か月後、恐らく今年の12月です。

サンキュー、そしてサラバ、かぐらゲレンデ。

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難関の下山アトラクション。
ゴンドラコースは見るからに「スキーの走らなそうな雪」。
ブナ殻とヤニと黄砂がスーパーリミックスした汚雪を「漕いで」「蹴って」のクロカン下山。

ただ、この日は曇り空と程好い和風が幸い。
一昨日より板の走りは良く、思ってたより楽に下山出来ました(苦笑)。

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2ロマより望むメインゲレンデ。
今シーズン、もうあの場所でコブ遊びする事はありません。
そう思うとちょっぴりペーソスな心持ちになるのでした。

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15ː35、かぐら終戦。
It's over, after all。

あとは大会バーンでフキノトウ摘んで帰ります。

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16ː20、みつまた発→越後湯沢駅行きのシャトルバス。
嘗てはかぐら最終日のこのバスが「シーズンオフへの直行便」。
しかし月山を知ってからは、幸か不幸かスキーシーズンが1ヶ月延長。
私めの「スキーマッドな日々」はもう暫く続くのでした。

「まただ、まだ終わらんよ(シャア)」。

と、こんな感じの2024/25シーズン「かぐらFINAL」でした。
おしまい。

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2025.05.17

●第2ステージ「惜別」

えー、明日5/18(日)を以て、2024/25シーズンの「かぐら」は営業最終日。
記録的豪雪に恵まれた今季、メインゲレンデの積雪量は180㎝とまだまだ豊富。
あと一週間くらいはヨユーで持ちそうなコンデションも、スキー場の諸事情(人手不足と電卓上の問題)もあってのシーズンクローズです。
明日のかぐらファイナルは滑りに行く予定でしたが、お天気が生憎の雨模様。
無理して出向くモチベーションも無く遠征見送り。
一昨日が今シーズンのかぐら「ラス滑」となりました。

所処で12月から6月に亘る、長くも短いスノーシーズン。
7ヶ月の間には幾つかの節目と云ったものが御座います。
個人的にはシーズンインから3月末までの「冬シーズン/第1ステージ」。
マテリアルをコブ用にギアチェンジする、4月からの「春シーズン/第2ステージ」。
国内ゲレンデの殆どがクローズとなる5月中旬以降の「夏シーズン/第3ステージ」。

かぐら終了となる明日にて、今シーズンの「第2ステージ」が終了。
私めのスキーマッドな日々も愈々「カウントダウン」が近づいて参りました。

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5月2日/白馬五竜FINAL。
最後の一日を終えた後、神城の里よりゲレンデを望む。

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5月15日/かぐらFINAL。
最後の一日を終えた後、みつまた2ロマよりゲレンデを望む。

シーズン「最後の日」のアクティビティを終え、もう滑る事の無いゲレンデを遠目で眺めるのは切ないもの。
それが足繫く通った、ヘヴィユーズのスキー場であれば尚更です。

そんな訳で過ぎ去りし「第2ステージ」の惜別.二景。
第3ステージに入ると残すゲレンデは一択、月山のみで御座います。

 

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2025.05.16

●「春の滋味」やってます

誰がため 雪の春野に出でて 若菜つむ 我が衣手は 土にまみれる

えー、そんな訳で武蔵野口の場末のバァ、春の風物詩。
フキノトウのピクルス、やってます。

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漬汁のレシピは米酢をベースに砂糖.味醂.塩など、和風調味料を中心に作成。
香味のアクセントにローリエ、ブラックペッパー、鷹の爪を少々。
隠し味にドライベルモットとシャルトリューズ、ほんのちょっぴりペルノ。

最後にお皿の上で「シャルトリューズ/エリキシル ヴェジタル」を一滴トッピング。
https://app.cocolog-nifty.com/cms/blogs/238969/entries/93491371
「和風ピクルス+ちょいフレンチ」ってな感じです。

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1st.ロットは長野県「白馬五竜/いいもりゲレンデ」産。
第十二次白馬遠征の最終日、5月2日に摘んだちゃんめろです。

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2ndロットは新潟県「かぐら.みつまた大会バーン」産。
白馬産のストックが怪しくなって来たので、昨日摘んで来ました。
今日下処理をして漬け込み済、明日から食べ頃です。

そんな訳で毎年恒例の「春の滋味」。
因みに今年のフキノトウ、里摘みのものは無く全てゲレンデで収穫したもの。
「100%産スキー場産」のピクルスでした、とさ。

 

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2025.05.15

●本日の【5/15(木)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅くなる事もたまに(?)ありまする。

五月も折り返しなのに、この莫迦は何云ってんだ。

なんて呆れられそうですが、スノーマッドにとって5月は未だスキーシーズン。
「春スキー」から「夏スキー」へ、雪猿の日々はもう暫くの間続くのです。
そんな訳で明日、5月15日(木)の営業案内。

※ 開店時間が1時間遅れ、20時からのOPENとなります。

理由は…まぁお察し下さい。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
<(_ _)> ペコリ

 

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2025.05.14

●2024/25.四十四滑目「かぐら」

えー、昨日は月曜日の代休にて臨時のオヤスミ。
蒼天の五月晴れを狙い打ってのスノーライフに逝って参りました。

今月の4滑目は今季の44滑目、そして今季4度目となる「かぐら詣」。
何だか縁起の悪い「4」並びですが、そんなのお構い無しに白銀世界へレッツゴー。
そんな訳で立夏の神楽、鼓舞奉納記で御座います。

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8ː00、みつまたステーションとーちゃく。
平日にも関わらず、昨日は朝イチから結構な人出。
一便/二便は満車、三便のロープウェーでみつまたゲレンデに向かいました。

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8:15、みつまた大会バーンは既にクローズ。
5日前(5/8)に来た時はまだ滑れたのに、エラい勢いで雪解けが進んでいました。

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みつまたファミリーも半分以上ビスラボが出ています。
今週からみつまたエリアはかぐらエリアへの連絡コースとしての使用。
リフトで「回して滑る」事は出来ません。

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みつまた1高はブナの新緑トンネル。
瑞々しい若葉と五月晴れの澄んだ青空は「立夏のスキー」ならではの彩り。

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8:45、メインゲレンデ=「冬」にとーちゃく。
ゴンドラ降りるとサプライズ、月山の職場仲間とばったり遭遇。
彼は国内屈指のテレマーカー、3年前までかぐらスクールに勤務していました。
久し振りに一緒に滑ってビデ撮り、次は月山で会いましょう。

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メインゲレンデの賞味期限は3本。
9時を過ぎるとザブザブのグサグサ、板が沈んで下地も捉えられない砂浜雪に。
「これならコブ滑った方が楽だし楽しいや」。
そんな訳で早々にコブ入りします。

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9:25、先ずはジャイアント。
トップ~ミドルには浅くて広い「メガバンク」ばかり。
途切れ途切れの乱れコブが多く、ボトムに整ったレーンが3~4本あるだけでした。

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テクニカルも浅いコブか汚いコブばかり。
今シーズンのテクコブは本当に使えない…。

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メインゲレンデの脇コブは良い感じ。
昨夜ピステンで潰されていましたが、コブ作り隊の尽力で2本のラインが完成。
出来立てなのでチト浅いですがピッチは良、楽に滑れました。

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モーグルバーンは相変わらず良いコンデション。
5~6本回してコンデションも概ね把握、徐々に滑りも「ノッてきました」。
今日も調子イイぞ♬

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10:30、1回目のピットイン。
休憩用の椅子はピステンプーリー、お値段は4000万円也。

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リスタートはパノラマのマラソンコブから。
未だ浅い上にピッチの短いストレートライン、一寸忙しい。

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今日はジャイアント/テクニカル/パノラマ、何れもイマイチのコブばかり。
必然的にコブキ●ガイ ゲストはメインゲレンデのコブに集中。
ライン待ちの時間も多少出て来る様になりました。

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11ː55、2回目のピットイン。
巻機山~米子頭山~柄沢山の上越国境稜線を眺めつつ一服。
ハイシーズンには深い白妙を湛えるマッキーも、残雪少なくなったなぁ。

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メインゲレンデのコブは良い按配に成長。
この日のテーマは「コブ当たりで股関節を引く」「足首の緊張と膝のゆとり」「ターンの始動は無理に回さずしっかり待つ」「コブ溝で立ち上がり伸ばし荷重」の四本柱。
あとは忘れた頃に「密脚」「コブ裏の雪面コンタクトを外さない」「高めのポジショニングで懐にゆとり」「ストックワーク」「切り替え時に外足の膝を逃がす」「外足荷重」「コブ頭では逆捻りで低めポジション」の再確認。

うーん、コブは短い時間でやる事(考える事)多い…。

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13ː15、3回目のピットイン/テラスでランチレスト。
正午過ぎからジワジワと疲労蓄積、少し雑な滑りになって来ました。
しっかり休んで栄養補給、ラスト1時間半に向けて体力回復に努めます。

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昨日のかぐらは平日としては大盛況の部類。
ストレスを感じる程では無いものの、午前中は常時1~3分のリフト待ち。
午後に入るとゲストは大分減り、混雑具合はこの程度になりました。

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14時を過ぎると圧雪バーンにもコブのお花畑。
平日のメインゲレンデで「自然コブ」が出来るのも珍しい。

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14:00、戦線再開/ラスト1時間半。
この日のアクティビティは滑走本数30本/うちコブ回し25本。
ジャイアントとパノラマは各2本、テクニカル1本。
コブ遊びの殆どをメインゲレンデ~モーグルバーン(20本)で回す一日でした。

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脇コブの掘れ具合は許容範囲、個人的には丁度良いレベルの難度。
しかし最後の1時間は腰と広背筋の疲労が表面化。
股関節/膝/足首を使った基本姿勢を保つのも難しくなり滑りの質は低下、2~3度弾かれちゃいました。
うーん、最後の3本は蛇足だったかな…。

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15ː30、モーグルバーンで〆。
あとはゴンドラコースを「漕いで」「漕いで」のクロカン下山です。

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みつまたファミリーは寄せて上げての右側通行。
今季の営業日数はあと5日、まぁ何とか最終日まで持つでしょう。

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18ː20、さて帰りますか。
戦い済んで日が暮れて、温泉入って打ち上げ飲み。
因みに昨日のアフタースキーは「湯沢駅東口コース」、江神から中野屋さんでした。
おしまい。

 

 

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2025.05.13

●「5番」と「13番」

えー、本日5月13日は「エイブル白馬五竜の日」
https://www.hakubaescal.com/winter/
誰が決めた訳でも無く、私めが勝手に決めた記念日で御座います。

2017/18シーズンに不動産賃貸仲介の大手、エイブルさんとネーミングライツを締結。
現在は上記名称となっている同スキー場。
しかしその昔は「五竜とおみスキー場」と呼ばれていました。

そんな訳で五竜の「5」、とおみの「13」の語呂合わせ。
5月13日は「白馬五竜スキー場の日」なのです。

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五竜の8人乗りゴンドラ「テレキャビン」。
日本国内で初めて「単線自動循環式普通索道(ゴンドラ)」を導入したのが五竜。
1973年に建設/1995年の架け替えを経て現在に至ってます。

・1973年建設/1995年架替 ・施工/安全索道(スイス.CWA社製)
・単線自動循環式/定員8名 ・全長2013m ・輸送能力2400人/h
・標高差698m(起点標高818m/終点標高1516m)
・運行速度 約16㎞(4.5m/s) ・乗車時間 約8分

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施工は安全索道、搬器はスイス.CWA社製。

所処で五竜テレキャビンの搬器数は82器(2022/23シーズンのデータ)。
その中に2器だけ「特別仕様」の客車があるのを御存知でしょうか。

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一つは5番搬器。

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出入り口側の窓に武田菱。

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もう一つは13番搬器。

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奥側の車窓に武田菱。
「五竜」の5番搬器と「とおみ」の13番搬器。
この二器には五龍岳のシンボルとも云える、武田菱のステッカーが貼られています。

但し他ゲレンデの「ラッキーゴンドラ」や「ラブラブゴンドラ」みたく、搬器の色が赤だったりピンクだったり金色だったりする訳では無く、至って目立たないスペシャルゴンドラ。
従い乗車しても気付く方は殆ど居られません。

ま、今でこそハクババレーで断トツの入り込み客数を誇り、国内有数の人気ゲレンデとなっている五竜。
しかし元々は八方/栂池の後塵を拝し、白馬の中では玄人好みの硬派な存在でした。
そんなスキー場の性格もあって、地味なオーナメントなのかも知れません。

と云う訳で白馬五竜の日、「5」と「13」に因んだ索道話でした、とさ。

※.因みに職業的見地(洋酒酒場の主)で云うなれば、5月13日は「カクテルの日」。
BARとしてはこっちの話題でエントリーすべきなんでしょうけどね(笑)。
おしまい。

 

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●2024/25.四十一滑目「五竜&47」

えー、もう10日以上前のオハナシになりますが…。
GWセパレート期間の平日三日間(4/30~5/2)は「第十二次白馬遠征」3Days。
今シーズン最後となる白馬雪旅は、八方尾根と五竜47に逝って参りました。

そんな訳での2024/25「白馬FINAL」。
二日目に向かったのはホームゲレンデの五竜&47で御座います。

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6:50、5月最初の朝にゲレンデイン。
クリアブルーの蒼天は、立夏の頃ならでは「深く澄んだ青」。
昨日/今日と、二日続けて絶好の春スキー日和に恵まれた白馬でした。

そー云えば今日から五月、従って「五月晴れ」です。

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桜も愛も、散るのは早い。
エスカル桜坂のエゾヒガンもすっかりと葉桜に。
一昨日の春嵐爆風が「花散らしの疾風」となってしまいました。

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朝イチキャビンには何時もの面々。
五竜オールスターズを始め、1/3くらいは顔見知りの方々。
他愛も無い話をして営業開始を待つ時間は結構楽しいもの。
それも今日明日が最後です。

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8ː15、キャビン乗車。
2024/25シーズン.五竜&47の「セミ‐ファイナル」アクティビティスタート。
「Heavenly blue♪」の空に向かってLet's go!。

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8ː25、「あら、珍しい」。
グランプリではアル3が営業点検で5分程遅れての運行開始。
昨日の八方でも国3が同じパターン、今週は「そんな日」らしく。

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朝イチグランプリは春ザラメの緩いピステ。
板の走る快適なロングターンは4本まで、瞬く間に「ザブザブ」「グサグサ」の荒雪に。
オープニングタイムのハッピーアワーは9時を待たずに終了となりました。

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9ː10、グランプリに見切りを付け、早々に47へ。
パノ分岐からR8上部はノッキング気味の汚雪、漕がないと前に進みません。

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4Gはスキーヤーズレフト側に土出て来ました。
因みに下山コース(R1ボトム)は、昨日4/30にてクローズとなりました。

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それでもR1はボリュームたっぷりの積雪量。
バーンの荒れ進行もグランプリに較べるとまだマシ、そして安定の過疎っ振り。
コース幅を目一杯に取ったロングターンで回せる時間が暫く続きました。

6本回すと流石にコンディション悪化、下地を捉えるのも難しくなって来ました。
この日のオンピステ回しはこれで終了、アクティビティをコブ滑にチェンジ。

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10:30、今日のコブ入りはR3から。
入りは攻め易い緩~中斜コブも、中盤からストンと折れて急斜面に。
私めの足前では家賃の高い難度、アタック出来る範疇を超えています。
速度域5~6割のズルドン主体で、何とか「こなす」レベルの滑りでした。

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下から見るとこんな感じ。
急斜のコース一面に「びっしり」と貼り付いたコブ。
黒菱と双璧のエキスパートバンプスも、エスケープ路が無い分黒菱より太刀川ルイ。

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10:45、グランプリに帰投。
南沢ノ頭(通称イチヨンゴーゼロ)より望む、五龍と唐松の二枚屏風。
明日は雨予報100%、このパノラマViewも今シーズンこれで見納めです。

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Line‐Eより望む武田さんも見納めかな。

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10:55、ピットイン。
今日の休憩場所も12番のピラーホール。
水分取って補食チャージしていると、雪の切れ目で動くゴマ粒を発見。

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孵化したばかりのコオロギでした。
鉄柱下の露土した所処から生まれて来たのでしょう。
雪の上は冷たいし、食べるもの無いし、早く地べたに戻ろうね。

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11ː10、本格的にコブ遊び開始。
先ずは足慣らしを兼ねてコブ形状の下見です。

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グランプリの脇コブ、一段目~二段目から、

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ボトムの線下コブへ。
グランプリの圧雪バーンが早々に非圧雪/ナチュラルバーン化。
皆さん早い時間からコブ入りされてるらしく、11時時点で結構掘れていました。

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でもって今日も「暑い」そして「痛い」。
正午を過ぎると降り注ぐ陽射しは益々凶悪化、チリチリと肌を焼く様な照射です。
この日の白馬村は最高気温25.3℃、今年二度目の夏日。
標高1500mのアルプス平でも20℃に迫る暑さでした。

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今日、グランプリの脇コブは何だか並びが汚い。
そんな訳でテクニカルを主戦に取るコブチョイス。

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14:00、ランチレストも12番下。
GW期間はアル4が臨時営業、従って「アル4テラス」は使えません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-7065f0.html

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今日一番のお気に入りphoto。
12番の穴より、雪面を見上げる構図で白馬三山。
春スキー時期じゃないと撮れないアングルです。

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14:30、戦線再開。
東面の空には「ぷかぷか」と雲☁☁☁が増殖。
うーん、やっぱり明日は予報通り雨になりそうだな…。

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所処でこの日のアル3は調子おかしい…。
13時頃から3~5分間隔で「止まったり」「動いたり」の繰り返し。
何か機械トラブルでも発生したのかな?。

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ラスト1時間半は「テクニカル専」のコブアタック。
スキーヤーズレフト2列目、このラインが大当たり。

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ピッチ良し、リズム良し、形状良し。
中盤パートで掘れが深くなってますが、受けコブって程じゃ無し。
何より変な削られ方をしていないので、ライン取りがスムーズです。

「どーせ明日は雨☂確定だし、今日で全部出し切っちゃえ」。
残存体力を使い切る覚悟を決め、延々/黙々とテクニカルを回し続けます。

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15ː50、今日もきっちり最後まで回し切りました。
この日のスタッツは滑走本数36本、うちコブ入り20本。
(テクニカル~線下×12 グランプリ脇コブ~線下×7 ルート3×1)
春スキー期のコブ滑としては今シーズン一番の充実度、そしてやり切った満足感。
特にラスト1時間半のテクニカル回しは楽しかったなぁ♬。

しかしこの代償は決して軽く無く、翌日は午後を待たずにガス欠となるのでした。

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唐松さんにサヨウナラ。

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白馬三山にサヨウナラ。

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そして五龍岳にサヨウナラ。
今回遠征はもう一日残っていますが、残念ながら明日最終日は「雨」予報。
恐らく後立山の名峰群を望む事は叶いません (実際山影すら見えませんでした)。

そんな訳で一日早い「惜別の儀」。
白馬の山々にサヨナラを告げ、ゴンドラ下山に向かったのでした。
おしまいのつづく。

 

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2025.05.12

●2024/25.四十滑目「八方尾根/FINAL」

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鑓の名に し負う頂 空を突く

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宿雪を 杓子でよそい 渓に盛る

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黒馬を 深雪に隠す 白馬岳。

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拳骨に 似たる横顔 五龍岳。

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落武者の 隠るる里の 槍二条。

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えー、4/30~5/2はGWセパレート期間の三日間を狙ってスノーライフ。
2024/25シーズン最後となる白馬雪旅は「第十二次白馬遠征」で御座います。

そんな訳での「白馬FINAL」、初日のゲレンデは二週続けての八方尾根。
アクティビティ前のプロローグは、先週と同じ…つーか毎度変わらぬルーティン。
ウォームアップジョグで白馬大橋に向かい、後立山の名峰を展望して参りました。

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グラード/黒菱/兎平/パノラマ。
国内屈指のゲレンデ面積、裾広がりの広大なフィールドを有する八方尾根。
しかし雪があるにも関わらず、リーゼンもスカイラインもとっくの昔にクローズ。
(特にスカイラインは雪付けの必要が無いくらい、豊富な雪量なのに…)
四月半ばより、滑走可能なのはゲレンデトップの4コースのみとなっています。

それでも春スキー期の八方「最大のウリ」コブ畑は健在。
黒菱に三角に兎にソデクロに、垂涎のステージが選り取り見取りです。

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も一つ、行き掛けの駄賃。
深雪を讃える白馬鑓を遠景に、深雪(旅館)さんのヤエザクラ。

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6:40、ゴンドラ駅とーちゃく。
二週続けての一番乗り、否々白馬だけに一番「鑓」ですね。
しかし連休狭間の平日とは云え、ゴールデンウイークのど真ん中。
昔の阿鼻叫喚.鬼畜混雑(↓)を知っているだけに、何だか肩透かしを食った感じです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/05/post-2fdd30.html

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営業開始10分前。
朝イチのゴンドラ運行を待つゲストはざっと数えて60人程度。
うち半分は山に向かうアルパインの方々でした。

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8:00、ゴンドラ乗車/車窓より望むセントラル。
リーゼンと並ぶ、私めの八方尾根「My favorite course」。
しかしコ●ナ禍以降の運営縮小方針で、セントラルとオリンピック2(たてっこ)は圧雪放棄、「回すコース」としての機能を喪失しています。

嘗て頻繫に訪れた八方に近年足を運ばなくなった最大の理由がコレ。
上記2コースが使えないと、如何してもリーゼンにゲストが一極集中。
混雑具合は増すし荒れるの早いし、何よりリーゼンばっかり滑ってても飽きる。
セントラルにたてっこ、リーゼンに比肩するオンピステのロングコースを有するのが八方尾根の魅力の一つだったんですけどねぇ。

しかも二年後に開業する「新ゴンドラ」と「センターハウス」はベースが名木山。
動線的にはますますリーゼン偏重となり、セントラル/たてっこ/国際は、やがて捨てコースとなる運命なのかも知れません。

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兎平とーちゃく。
一番乗りの特権、無人のゲレンデを📷パシャリ。
今日も雲一つ無い快晴、突き抜ける様な青空がお出迎え♬。

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8ː10、オープニングはパノラマへGo。
朝イチからしてザクっと緩いコーデュロイストライプ。
コーンスノーを切り裂く、ハッピーターンのロングターン♪。

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パノラマ大町側は、上部から中間部にかけて雪量豊富も、

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廊下が折れた中斜面では土出てます。
小谷側も折れてから下のスキーヤーズライト側に多少の地表露出。
この前日(4/29)の白馬は春嵐の爆風祭で、何れのゲレンデもほぼ終日運休。
春の雪を融かすのは「太陽」でも「雨」でも無く「風」。
昨日の吹き荒ぶ強風で雪解けが一気に進んだみたいです。

パノを回すゲストは基本的に小谷側が多く、狙いは大町側。
緩く締まりのないピステンですが、オープニングの1時間はフラットザラメを維持。
落下を多めに取ったミドル~ロングが気持ち良く楽しめました。

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9:15、続いて兎のモヒカン右。
標高の上がった分、パノより数段多い積雪量。
片斜の地形が少し出始めているも、ブッシュの出ている箇所はありません。
パノ7本/兎3本回して「本日のオンピステタイム終了」。

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9:40、グラードクワッドで山を愛でに向かいます。

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五龍岳より西遠見~大遠見~中遠見と続く遠見尾根、奥には鹿島槍。

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天狗の大下りから天狗尾根、そして白馬三山。

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ハイシーズン中は深雪の中に埋もれていたハイマツやコメツガ。
乗った雪を弾き飛ばし、ワッサワッサと枝梢を擡げ出していました。

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それじゃ「コブの万博」に向かいまーす。
今日のコブ入りはグラードから。

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気楽に入れるパビリオン、黒菱三角。

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メタンガス以上に危険なパビリオン、黒菱。

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ソデクロは今日も絶好調。

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兎とソデクロの間も結構イイっ。

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一番人気のパビリオンはやっぱり「ウサぴょん」。
今季の白馬は記録的豪雪の恩恵で、GWに入っても積雪量豊富。
特にグラード/黒菱/兎はハイシーズン並みの雪量を維持しています。
コブも溝に土や石の出ている箇所は無く、地雷を踏む心配もありませんでした。

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しかしパノラマは正午過ぎから一気に融雪進行。
朝から出ていた地面に加え、雪付けの浅い部分では露出が広がってきました。

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小谷側の後半部。

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大町側の中間部。
こーなると地べたが熱を持ち、加速度付けて地表露出進行。
あとは圧雪部隊の雪付けメンテが頼りです。

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それにしても今日は暑い…、そして陽射しが痛い。

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コブ溝に吹き溜まりが乗り、トップは抜け難い/エッジは引っ掛かり易い。
只でさえ難儀な黒菱で、このコンデションは厳チィ。

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この日のメインコブはソデクロ。
多少掘れて来ましたが、上手い人が作ったラインはやっぱり滑り易い。
何より初~中級者が殆ど立ち入らないソデクロ。
コブ裏や山が過度に削られた、汚いコブにならないのです。

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「タン」「タン」「タン」と整ったピッチ、リズム良く攻められます。
午後の主戦コースはソデクロに取り、パノラマペアで5連滑。

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14:00、やっと飯。
リーゼンのトップには警告板、+ピステンプーリーが三台で通せんぼ。
滑走禁止×なのに滑り降りる無法者が後を絶たず、こー云う処置になったみたく。
先週来た時も、結構数の侵入者(リーゼン下山)が居ましたからねぇ。

悪雪とコブしか選択肢の無い春スキー、ハイシーズンに較べ身体へのダメージ蓄積が段チ。
しっかり1時間の休みを入れ、体力回復に努めます。

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15:00、〆は三角で「楽しく」「平和な」コブ遊び、の筈も…。
ブル道からの上のライン(×印の所)で、この日初めての転倒被弾。
内足に乗ったまま切り替え、無理に回そうとして板が重なりクラッシュ。

それでも気持ちで負けると「どーにもならない」のがコブ。
メンタルリセットして、滑りのメカニズムを整理して、残り時間少なくなった三角コブを回します。

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15:40、きっちり最後まで回し切ってのラス1本。
因みにこの日の黒2、営業最終の乗客=4月最後の乗客となりました。

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最終乗車の黒3より望む、白鑓/杓子/白馬岳。
2024/25シーズン、八方尾根の〆フォトはやっぱり「白馬三山」。
夕日で光が屈折し、朧に白んだ山々の姿が幻想的でした。

と、こんな感じの「第十二次白馬遠征」。
白馬FINALの初日は八方FINALのアクティビティでした、とさ。
つづく。

 

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2025.05.11

●今週の【5/12~13】定休日変更

えー、スキーシーズン中はお店の営業日が「冬型シフト」に変更。
月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに不定休となる武蔵野口の場末の酒場で御座います。

五月もGW過ぎてるのに何云ってんだ、この莫迦。

なんて呆れられそうですが、スノーマッドにとって5月は未だスキーシーズン。
「春スキー」から「夏スキー」へ、雪猿の日々はもう暫くの間続くのでして。
と云う訳で今週のオヤスミ案内、定休日が変更となります。

5/12(月) 定休日→〇営業
5/13(火) 営業日→×臨時休業

2024/25シーズンも愈々カウントダウン、残す白銀の季節もあと僅か。
そんな訳で雨(月曜日)を避け、好天日(火曜日)を狙い撃ちのスノーライフ。

ご迷惑をお掛けしますが御了承の程、宜しくお願い致します。

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2025.05.10

●2024/25.四十三滑目「かぐら」

えー、今年のGWは比較的マジメに商いしていた武蔵野口の場末の酒場の主。
その御褒美と云っちゃ何ですが、一昨日5/8(木)はリフレッシュ休暇。
臨時休業でお店お休み、例に由ってスノーライフに繰り出して参りました。

GWを終え「GALA」も「奥只見」も「丸沼」も「白馬」も、みーんな今季の営業を終了。
首都圏から日帰りで滑れるゲレンデは「かぐら」しか残っていません。
そんな訳での神楽滑走記、2024/25シーズンも愈々カウントダウンで御座います。

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8ː00、みつまたステーション到着。
春スキーかぐらの風物詩、薫風の瑠璃空に泳ぐ鯉のぼり。

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2便のロープウエイに乗車。
残り僅かとなった川辺の斑雪と清津の清流、そして芽吹き始めたブナの新緑。
都会では春を通り越してすっかりと立夏の気配ですが、三国街道の山中では未だ「冬」と「春」が鬩ぎ合っています。

雪が解けて 川になって 流れていきます♪
とっくに春ですねぇ♪ コブを滑ってみませんか♬

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8ː15、みつまたゲレンデもブナの若葉に彩られています。
この時期にみつまたが「生きている」事自体、大雪だった今冬を象徴する風景。
但しバーンは溜め雪の段差が大きく「回す」にはチト厳しいコンデション。
下山コースとしての活用に止めておいた方が良いでしょう。

ま、それでもスキーキャリーサービスのお世話にならないだけ有難いです。

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ゴンドラ乗ってメインゲレンデへ。
今年は四月後半から「春嵐」「爆風」天候の多いかぐら。
メインゲレンデの鯉のぼりは片されたままです。

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8ː50、1高乗車。
この日は早朝から突き抜ける様な紺碧の青空。
それでも気温は冷涼で5~6℃程度、ひんやり乾いた大気が心地良い朝でした。

所処で二週間続けての白馬遠征を挟み、三週間振りに訪れたかぐら。
GWを経てコブもすくすくと育っています。

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ジャイアント。

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テクニカル。

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メインゲレンデの脇コブ。
つーか何れのコースも雪たっぷり、ブッシュの欠片も無し。
GW後に「全く土の出てない」メインゲレンデてのも可也レアなシーズン。

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オープニングから暫くはオンピステ回し。
硫安の利いた硬ザラメのコンデションで、荒れ進行は意外とゆっくり目。
眼下に望む湯沢の里山も、目に見えて新緑の色合いが濃くなっています。

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パノラマも少し摘まみ食い。
眼下には深く澄んだ翡翠を湛える田代湖、そして悠然と佇む平標山。

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10:00、小レスト。
4000万円の休憩場所、ピステンプーリーのプレートに腰掛け一服。

この日のアクティビティは「御利用は計画的に」
1時間半滑って→15分小休憩を挟むタイムテーブルを厳守。
春のザブ雪とコブ畑、流石にハイシーズンよりレスト入れないと身体が持ちません。

休憩明けからコブ遊び開始、先ずは片っ端からからコブのコンデションを吟味。
「攻めるコース」と「捨てるコース」の選別に入ります。

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ジャイアントはトップ~ミドルに3~5本のライン。
但しシャローなバンク(ボードコブ)と乱コブばっかりで、午前中は「捨て」。
もーちょい掘られてからか、新ライン出来るのを待った方が良いかな。

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ジャイアントの下はイイ感じ。
特にスキーヤーズレフト、左端のレーンが整ってて攻め易い。

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お次はメインゲレンデ。
脇コブはバンクっぽいのと縦ピッチの常設2本+新ラインが1本。
但し滑走者が多く、レーン待ちの時間が長いのが玉に瑕。

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メインゲレンデ下のモーグルバーンは安定。
お気に入りのレーンは3.7と4.0。

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続いてテクニカル。
一段目はウダウダの間延びコブが3~4本、二段目は乱れたラインが2本。

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テクニカルも一番下(三段目)だけが良い按配のライン。
此処回すんだったら、メインゲレンデ~モーグルバーンの方が全然お得。
そんな訳で「捨て」確定、テクニカルを回したのはこの1本きりでした。

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メインゲレンデの廊下、中尾根側には新コブ2本出現。
緩斜面特有の浅くて短いピッチ、左側の方が出来上がり早し。
脇コブ~モーグルバーンの繋ぎには使えそうです。

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コブ中級者の味方、正義のパノコブ。
パノラマコブも次第に出来上がりつつありますが、まだ浅め。
特に下半分はコブと云うより「ミゾ」レベルのストレートライン。
此処ももーちょい待った方が得策かな。

と、難易度/掘れ具合/ピッチに形状、何れもバラエティーに富んだコブ畑。
時事ネタ的に云うなれば「コブの湯沢万博」絶賛開催中のかぐらでした。

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で、午前中の主戦コースは何時ものパターン。
メインゲレンデのコブ~モーグルバーンを主戦に取るローテーション。
11ː45に2度目の休憩、その後はパノとジャイアントの比率を増やしていきます。

因みにこの日の調子は好不調の繰り返し。
イイ滑りが出来る→もう少し攻め込みたくなる→スペックオーバーのスピード→そのうちウダウダ→基本に立ち返り中速域で丁寧な滑り→イイ滑りが出来る(元に戻る)。
この∞スパイラルが暫く続きました。

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白樺~♪ 青空♪ ~南風♬ (正確にはシラカバでは無くダケカンバ)
正午を回ると気温も次第に上昇、でもっで陽射しが痛い。
ウェアもトップスのミドラーを脱ぎ、ロンT+ポロシャツの春スキー仕様。

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ジャイアントトップよりパノラマView。
右より三国山~大源太山~平標/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳と連なる、谷川岳主脈の山々。

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続てい馬蹄形縦走の山々。
谷川岳から一ノ倉岳/茂倉岳~武能岳~七ツ小屋山、奥には笠ヶ岳と朝日岳。
谷川連峰の山間には日光連山や燧ケ岳の山影も覗けます。

谷川連峰は何度も踏んだ事のある縦走路、山座同定がし易いです。

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最後は上信国境稜線の山々。
檜倉山~柄沢山~米子頭山~巻機山を経て、中ノ岳/越駒/八海山。
最奥、守門岳と浅草岳の間には飯豊山地の稜線も薄っすら望めました。

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平標と仙ノ倉。

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万太郎くん。

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谷川さんと牡鹿さん。

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朝日さん。

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マッキー。

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はなこ(八中駒)さん。
「今日のパノラマ展望は大当たり♪」。
雲一つない五月晴れの青空と、春シーズンとしては低湿で澄んだ大気。
谷川連峰から上信国境~越後三山のスカイラインが見事な迄に一望出来ました。

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13:20、お昼はかぐらテラスでアウトドアランチ。
ぽかぽか陽気の下、お弁当食べて/Wax入れて、のんびりピクニック気分。
しっかり40分休んで、最後のアクティビティに備えます。

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14:00「よーし、ラスト1時間半」。
戦線再開はパノコブから、良い按配に掘れて来てます。
でもランチレスト後の主戦コースはこっち(↓)。

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「ジャイアント」。
この日のアフタヌーンジャイアントは「攻め易い」。
午前中に較べ程好く成長、スキーヤーズライトの新コブも良い按配。

リズムの良いラインはコブ形状に合わせつつ、裏でズレ入れつつ縦へ。
バンクの洗濯板コブは凹凸無視、スピードレンジ上げてストレートライン。
ザラメ飛沫上げてのコブアタック、これだけ縦に「攻めた」滑りも久し振りです。
この日一番調子良かったのは、この時間帯のジャイアントでした。
(一発クラッシュしちゃいましたけどね)

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ラスト2本はメインゲレンデ~モーグルバーンのコブ。
良く育った…つーか育ち過ぎ。
流石にフルアタックは避け、スピードレンジ下げて足元のスキーコントロールを重視。

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今日のメインゲレンデコブは真ん中のレーンがGOOD。
深いけどピッチ/リズムが良いので、意外とソツなくこなせます。

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15ː40、メインゲレンデ撤収。
ゴンドラコースもまだまだ雪量豊富、夏道ウェーブも全く出ていません。
これなら営業最終日(5/18)まで、滑って下山出来そう…かな?。

但し雪こそ多いものの、春の汚れたザブ雪+殆ど真っ平な緩斜面。
スキーが走らず悪戦苦闘、「漕いで」「漕いで」のクロカン下山でした。

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2ロマより望むメインゲレンデ。
夕暮れ前の淡青、残雪の白銀、若葉の新緑、そして次第に広がりだす地べた。
如何にも「The 春スキー」ってな景趣を眺めつつ、下界に戻ります。
あとは桜狩りして/温泉入って/蕎麦飲みして帰投(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/05/post-65f950.html

いゃあ、今日も楽しい一日だった。
コブ滑だけに限定すれば、今季5本の指に入る満足感/充実度でした。
おしまい。

 

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2025.05.09

●立夏の観桜

えー、昨日は臨休のオヤスミを頂いてた武蔵野口の場末のバァ。
五月晴れの行楽日和に恵まれた一日、少し遠出しての物見遊山。
時宜遅れの風流は「立夏の観桜」に出掛けて参りました。

向かった先は越後湯沢の温泉街から芝原峠を越え、三国街道を南に上る事約8㎞。
越後と関東を結ぶ古よりの往還路、山中三宿の一「三俣」で御座います。

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道の駅みつまた。
雪国湯沢から峠を越え、更に雪の深い山中。
遅い春を迎えた街道筋ではまだまだ桜が見頃です。

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色とりどりのヤマザクラやサトザクラが花盛り。

例年ならとっくに葉桜となっている三俣の桜ですが、記録的な豪雪だった今冬の湯沢。
今年は10日ほど遅れての「春の訪れ」となっています。

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「桜の木の満開の下🌸」
三俣名物、淡紅の傘に覆われた公衆電話。

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こんな公衆電話なら、ついつい長話してしまいますね。
さぞかしコイバナも進む事でしょう。

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残雪を背景に「雪見桜」。

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夕月を背景に「月見桜」。
これで「雪月花」コンプリート。
雪国の春ならではの贅沢なお花見ロケーションです。

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桜狩りの後は湯浴み。

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最後は蕎麦飲みして〆。
季節を巻き戻した風流韻事に遊び、湯治で心と身体を癒し、地場の味に舌鼓を打つ。
愉しく充実した一日でした。

あ、それと一応…、

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滑っても来ました。
嗚呼、長い前振りだった事(チャンチャン)。

 

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2025.05.08

●本日は【5/8(木)】臨休

えー、長いようで短かったゴールデンウイークも@云う間にお終い。
昨日より強制的に現実社会への帰参、深いため息を付きながら満員電車に揺られ、重い足取りで職場へ向かう皆様も多かった事でしょう。

ま、それでも今年は完全に前後半セパレート型の「中型連休」。
狭間の平日三日間は普通に出勤されてた方が多数派だったみたく。
その分「GW明け」の鬱具合は少なかったのじゃないでしょうか。

なーんて長い枕はこれ位にして、今日の本題です。

※本日、5月8日(木)は臨時休業となりますので御了承下さい。

4日前に既述のインフォですが一応念の為。
理由はまぁお察しの通りです、ハイ。

そんな訳で宜しくお願い致します。

 



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2025.05.07

●2024/25.三十九滑目「五竜&47」

「あーあ、終わっちゃった…」。

昨日5月6日を以て、ハクババレーの全ゲレンデが今季の営業を終了。
過去五竜で3シーズン/八方で1シーズンを冬山籠もりしていた私めにとって、白馬は思い入れ一入なスキーエリア。
実際にゲレンデクローズの日を迎えると、寂寞間や虚脱感を感じてしまうものです。
尤も「かぐら」に「月山」に、私めのスキーライフはまだまだ続くんですけどね。

そんな訳で本日は先々週の「第十一次白馬遠征」3daysの滑走記。
最終日は4月「23日」、ゲレンデは今季「23滑目」となる五竜&47です。

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7ː15、遠征最終日(4/23)は予報通り「雨」。
インスペクションコートを羽織り、傘差してのゲレンデイン。
幸いな事に降り足は弱く濡つ程度の糠雨、これなら滑走可能レベルです。

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GWを翌週に控えた平日、しかも雨天。
案の定、朝イチキャビンに待機する人影は無し。
何時もの面々(五竜オールスターズ)も誰一人訪れない朝でした。

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一台も車が止まってない第2。
まぁこんな日にスキー(スノボ)するのは重度の雪キ●ガイだけ。
キャビン運行時刻になっても、待機ゲストの数は10人に足りませんでした。

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8:15、お一人様キャビン乗車。

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8:25「業務連絡、トップ54番」。
アルプス平も雨足弱く風無し、心配していたガスも掛かっておらず一安心。

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無人のスロープにLanding。
多少冷え込んだ夜間と雨の恩恵で、春のザク雪としては板の走るコンデション。
雨も我慢出来るレベル、アイウェアに掛かる雨雫も視界を遮る程じゃありません。

「何だ、今日結構イイじゃん」。

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そして何より、

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プライベートゲレンデ状態のグランプリ。
オープニングタイムのアル3を回すゲストは片手で足りる程度。
滑走ライン/ターンサイズ自由自在「遣りたい放題」の「飛ばしたい放題」です。

スキーの走りは良いものの、其処はヤワくて重い春のザラメ雪。
目イチで飛ばしても60㎞に届かないので、ポジショニングが遅れたり山回りでスピードコントロールする必要もありません。

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人が(殆ど)滑って無いので、コース荒れも全く進みません。
雨足は相変わらず小康状態を維持、ガスは時折薄靄が掛る程度。
悪天下アクティビティのストレスもそれ程感じません。

「いゃあ、こりゃ楽しいゾ」。

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しかしまぁ、ホントに人居ません。

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アル3にもグランプリにも、人影は無し。

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アル1にもパノラマにも、人影は無し。

雨さそふ 地蔵の庭の 雪の原 滑れるものは わが身のみなり

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10:55、一時間半ほど回していると多少ガスって来ました。
直ぐに引く程度の薄霧ですが、ウェアとグローブが多少浸水。
着替えとレイヤー調整に一旦下山します。

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ダイナミック~とおみ2もコース荒れ全く無し。
雨のお陰で板もヒュンヒュン走ります。
「こりゃイイや」と、ゴンドラで下山コースをもう1本回します。

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何だか「スノーシーズンの終わり」を暗喩する様な風景。
下山コースの積雪が次第に薄くなり、雪が切れた先には桜のスロープ。
「冬過ぎ去りし先には、春が待っている」。

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10:30、着替え/早めの昼食/一服。
この日の雨は予報で織り込み済み。
トップス×3/ボトムス×2/グローブ×2とスペアの備えは万全です。

午後には雨の上がる予報なので、レイヤリングは「雨」「曇り」の両面対策。
軽装レインウェアを2枚レイヤー、その上からコートを着込みリスタート。
グランプリは靄ったままなので、47に向かいました。

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ルート1を「ロングターンでブン回し」♬。
こちらも予想通りスーパー過疎、プライベートゲレンデ状態のR1。
五竜側以上(以下)にゲストが居ないので、11時過ぎてもバーン荒れ微少。
シャバ雪カービングのミドル~ロングで気持ち良く回せました。

今日はホントに大当たり、楽しい.楽しい.楽しいゾ♡

正午を回ると雨は上がり、雲間より僅かに陽の射す時間帯も有り。
この日の午後は「R1」専のアクティビティ、Line‐C回しは12本を数えました。

Screenshot-20250424-at-154352-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/5ː29ː58 ・滑走時間/1.20.37
・滑走距離/40.09km ・滑走本数/30本 ・高度下降累計10291m
・平均滑走速度/29.6kph ・最高速度/56.7kph

雨の中を春の重緩雪アクティビティ。
しかもゲレンデアウト14時半の時間制限で、良く30本/40㎞も滑ったなぁ。
因みにこの日はコブ遊び「完全放棄」、極上コンデションのオンピステをひたすら回し続けた一日でした。

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14:25、桜坂のエゾヒガンを愛でつつ、撤収。
遠征最終日は帰路の都合で14時半が「シンデレラの時間」。
初日/二日目のハードワークで身体はズタボロだし、雨中滑走だし…。
「今日は午前中で切り上げようかな」。
なんて思いつつのアクティビティも、結局時間ギリギリまで滑ってました。

そしてこの翌週(4/30~5/3)が私め今シーズン最後の白馬遠征。
ハクババレーのゲレンデは昨日で全て営業を終えましたが、弊ブログの白馬滑走記エントリーはもう暫く続きます。
つーか冬場(春?初夏?)は、毎月毎週毎日「スキーマッドの日々」。
単にエントリーが追い付いて無いだけでして。
おしまい。

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2025.05.06

●2024/25.三十八滑目「五竜&47」

えー、今日5月6日は「白馬FINAL」の日。
春スキー営業を続けていたHakuba Valleyの各ゲレンデも本日を以て全て最終日。
栂池/八方、そして私めのホームゲレンデ五竜も「スノーシーズン終了」となります。

そんな訳で遅蒔き乍ら二週間前、白馬での滑走記エントリー。
4/21~23「第十一次白馬遠征」、遠征二日目は五竜&47で御座います。

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6ː50、ゲレンデイン。
桜坂では五分咲きのエゾヒガンがお出迎え。
「愛は今も愛のままで♪」

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昨日に続き、雲一つアクリルブルーの快晴。
三週間振りに訪れた五竜、とおみゲレンデは恐ろしい勢いで融雪進行。
掃いて捨てる程あった雪は「雲散霧消雪解」、殆ど土のスロープとなっていました。

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下山コースも虫の息、すっかりとイカソーメン状態に。
因みに現場では「明日に架ける橋」「竜の背中」なんて言ってたりします。

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ポールにネットに案内板に注意(警告)板…。
山麓駅のパトさん詰所には、撤収されたゲレンデ設営物が山積みになっています。
エキストラには歯ブラシ加えた「どんどん抹茶副隊長」。

と、シーズンエンドを感じさせる風景を眺めつつ、朝イチゴンドラ待機。
キャビンは定刻通り運行開始、一発目の搬器に乗り込みグランプリに向かいました。

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8ː25、グランプリとーちゃく。
アル3側のコブラインを残しているので、圧雪バーンはちょい狭め。

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白馬三山。

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武田さん。

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オープニングタイムのグランプリは「正義のザラメ」。
シャバったヤワ雪ながらも板の走りは良く、過度な沈みや引っ掛かりも無し。
粗目飛沫上げての、ルーズなミドル~ロングが気持ち良く決まりました。

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「HALOにHELLO」
頭上にはレンズに収まり切らない程の、でっかい「ハロ「日暈)」。
つー事はこれから天気は下り坂、明日は予報通り雨中滑走となりそうです。

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春の緩いザラメピステン、賞味期限は@云う間に終了。
それでも思ってたよりは長持ち、1時間半/10本楽しめりゃ御の字です。

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9ː45、足慣らしでコブ滑2本。
12番から斜めにに入るコブ→スーパー上のコブ→スーパー下のコブ。
最初は優しいコブラインから入ります。

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10:05「ツリーホール」ならぬ「ピラーホール」にピットイン。
今日の荷物デポ/休憩場所は12番鉄柱の下。
春のザブザブ雪からコブ遊び、適度にレスト入れないと最後まで身体が持ちません。

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この季節ならではのphoto構図、鉄柱下より見上げる白馬の春空。
小レストと補食チャージを済ませ河岸替え、47に向かいます。

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10ː20、R1は安定安心の過疎っ振り。
多少モサってますが、踏み込めば下地を捉えられるレベル。
特にスキーヤーズライト側は吹き溜まりの層が浅く、良コンデションでした。

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無人のR1を快適な大回りタイム。
何せ人が居ないので、コース幅を目一杯に取った滑走ラインが可能。
Line-Cのトップ~ボトムまでノンストップのスーパーGが楽しめました。

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11:30、6本回して五竜帰投。
Line-8とアル1を乗り継ぎ、ランチタイムに向かいます。

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1200、お昼ご飯は「アル4テラス」で。
この時期、お気に入りのアウトドア.ランチスポット(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-7065f0.html

但しハイシーズンにこんな事してたら大目玉です。

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栂池では「春の風物詩」。
カネナル(鐘の鳴る丘ゲレンデ)の野火付け。
この時期になると数日間枯草を燃やし、萱場の管理をしています。

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法政小屋は入母屋側の屋根が崩落。
今季は「ニーゴ豪雪」とも云える、記録的な大雪となった白馬。
里でもゲレンデでも雪害多発、古い建屋の損壊を多く目にしたシーズンでした。

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ランチ取って/一服して/Wax入れて、そして「昼寝」。
昨日八方でのタイト&ハードなアクティビティ(滑走数51本/滑走距離35.9㎞)。
そのダメージが抜けきっておらず、午前中だけで疲労が顕在化して来ました。

ストレッチとマッサージを施した後は暫しのシエスタ。
精一杯の体力回復に努めます。
「果たしてこの後、コブ攻めする体力は残っているのか…」。

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そんな訳でお地蔵さまには登らず終い。
1㎜たりとも無駄な体力を使う余裕はありません。

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13:10、アクティビティ再開。
①12番~テクニカル下に作られた、新しいコブライン。 

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②スーパー上~スーパー下にも新しいコブライン。

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③ボトム線下、此処も新しく出来たコブライン。

午後のコブ入りは日中に作られた、掘れの浅い新コブからスタート。
残存体力の確認を兼ねて中速域でのズルドンから、徐々に横ズレを減らしタテ攻めに移行していきます。

うん、今日も結構調子イイぞ♬

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調子が上がってくるとテクニカルに河岸替え。
スキーヤーズライト.2列目と3列目が良いリズム。
片っぽはややバンク形状、もう片っぽはピッチ狭目の縦コブ。

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ますます巨大化するハロ。
14時を回ると薄い巻層雲が空を覆い出しました。

二日続けての快晴に恵まれた白馬ですが、兎に角「暑い」そして「痛い」。
薄雲が掛って直射日光を抑えてくれた方が却って助かります。

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4本続けてテクニカル回し。

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グランプリには「新コブライン」の横に更に「新コブ」。
うん、コレは楽チンでイイや。

13時以降は「コブ専」14本を数えたアクティビティ。
どーせ明日は雨予報、今日で残存体力を使い切る覚悟です。

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15ː50、営業ラストまできっちり回し切りました。
滑走本数37本(うちコブ滑17本)/滑走距離33.6㎞。
疲れた身体に鞭打っての「合宿滑」、もう搾りカスすら残っていません。

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下山コース。
ダイナミック~林道~とおみ2までは、あと一週間程は持ちそうな雪量も、

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とおみ2乗り場から下は急激に瘦せ細って行きます。
近くに「寄せて」「上げる」溜め雪も無し、下山コースは持って今週末までかなぁ。
(因みにこの3日後、下山コースはクローズとなりました)

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下りて来てびっくり。
初夏を思わせる日中の好天で、桜坂のエゾヒガンも一気に開花進行。
「朝の時点(一枚目の写真)とは日付が違うんじゃない?」。
と思わせる程の見事な花っ振りとなっていました。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」二日目滑走記。
最終日「雨の五竜」に続き〼。

 

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2025.05.05

●2024/25.三十七滑目「八方尾根」後篇

えー、大分遅れてのエントリーですが、先々週の白馬雪旅.滑走記。
4/21(月)~23(水)は「第十一次白馬遠征」3days。
初日のゲレンデはオヒサシブリの八方尾根、滑走記.後篇になりまする。

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11ː25、パノラマ愛でにグラードへ。
リーゼングラードの左手眼前には後立山の名山二峰。
無骨で雄々しい五龍の拳骨、優美にて険峻な鹿島槍の双耳。

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左手眼下には明日/明後日のゲレンデ、五竜&47。
南沢ノ頭(1450m)や地藏ノ頭(1673m)を上から俯瞰する構図。
こーして見ると、やっぱり八方は標高高い(1830m)なぁ。

そしてリーゼングラードのトップからは「圧巻の大展望」。
八方ならでは、ビッグスケールの大パノラマが待っているのでした。

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天狗の大下りから天狗尾根を経て、悠然と佇む白馬三山。

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雨飾山から頚城三山~戸隠/飯綱連峰、更には志賀高原の山々。

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雁行する白馬三山、左より白馬鑓/杓子/白馬岳。

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岩岳/栂池/白乗/コルチナのゲレンデを前衛に、頚城山塊の名峰群。
左より雨飾/焼山/火打、そして頚城の盟主.妙高山。

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戸隠と飯綱連峰。
左より乙妻/高妻山、五地蔵を挟んで戸隠表山/西山群~一夜山の戸隠連峰。
一夜山の背後には瑪瑙山と飯綱山。

アクティビティを忘れ、暫し見惚れる程のスーパーView。
感動するってよりもカタルシス「嗚呼、心が浄化される…」。

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11ː40、グラードコブにアタック。
序盤は緩斜面で攻め易いコブも、中盤からは折れて急斜に。

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下からみるとこんな感じ。
今となっては珍しい、ナチュラルに掘られた自然コブ。
並びや形状が「作られたコブ」に較べ不均一、滑りのリズムを取るのが難しい。

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兎のコブはクワッド沿いが良し。

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アルペンクワッドと兎ペアの間のコブライン。
ピッチ狭めの掘れたコブも、上手い人が作ったラインは滑りのリズムが取り易い。

以降、兎/ソデクロ/三角のコブをランダムに回すローテーション。
でもコブばっかだと身体が持ちません。

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そんな訳でたまにパノラマ挟みます。
国3を回しているゲストは殆どおらず「パノ貸切」の図。

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13ː15、お昼休憩は兎平テラスでアウトドアランチ。
オールドスキーヤーとしては今だに「うさぎ平109」と言ってしまいます。

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オークリーテラスより望む頚城~戸隠~志賀の山々。
3シーズン振りに訪れた八方。
知らない間にテラスのサプライヤーが「Corona」から「Oakley」に変わってました。

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オークリーの窓(レンズ)より覗く、額縁戸隠。

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テラスの眼下には「雪たっぷり」のリーゼン。
うすばだけ雪付けしてくれれば、まだまだリーゼンクワッドで回せるのになぁ…。
因みにスカイラインもトップからミドルまでは充分な積雪量。
この辺りにも、八方の「運営縮小傾向」が窺えます。

ま、4月に入ると農家さんや住み込みさんが居なくなり、何処のゲレンデも人員不足。
索道や圧雪に手が回らないのは解るんですけどね…。

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1400、アクティビティ再開。
アクリルブルーの空に飛行機雲のシュプールライン。
白馬三山に三本のコントレイルって、一寸出来過ぎの絵ですね。

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ソデクロに向かうも「全然ダメな滑り」。
コブが育って来た事もありますが、本格的に疲労が表面化。

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楽チンコブの黒菱三角でもイマイチの滑り。
股関節と広背筋にダメージ蓄積、如何やら「体力売り切れ」みたく。
足首/膝も抜けがちで、身体の下でスキーを操作する事が難しくなって来ました。

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1430、ラスト1時間はパノ回し。
兎に角、この日の八方は「ガラガラ」の「スーパー過疎」。
レイトアフタヌーンの国3を回しているゲストは片手で足りる程です。
この時間帯になっても大町側は荒れが少なくモサグサ具合も許容範囲。
特に「大町側の更に大町側」はフラットコンデションを保っていました。

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兎とソデクロのコブも大分育って来ました。
それでもコ●ナ禍以前に較べれば、未だ可愛いレベルのコブ畑です。

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ラスト1本は小谷側。

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アクティビティ終了、あとはパノラマペア乗ってゴン下。
今日も楽しい一日だった。

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最後は♨で湯治して〆。
遠足は家に着くまでが遠足。
スキーは温泉浸ってオツカレ麦酒飲るまでがスキー。

今回の遠征は二泊三日、まだ二日残ってるのでしっかり疲れを取らないとね。

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薄暮の白馬岳を遠景に、雪見桜。

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同、白馬鑓。
八方周辺の桜はオオヤマザクラが五分~七分の開花具合。
あと2~3日もすれば「雪国の桜」も満開を迎えている事でしょう。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」初日、八方尾根。
二日目/三日目の五竜&47に続き〼。
おしまいのつづく。

 

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2025.05.04

●今週の【若干変更】営業日と定休日

えー、セパレート型のGWも後半に入り、残す休日も今日を含めてあと三日。
気付けば「平熱の日常」に戻る日がヒタヒタと背中に近づいておりまする。

そんな訳で本日は武蔵野口の場末のバァ、今週の営業案内「改」。
先日インフォした内容から、若干の変更を致しましたので御案内です。

●改正前
5/04(日) 営業
5/05(月) 月曜日だけど営業
5/06(火) 〇営業
5/07(水) ×連休明け、平日だけどオヤスミ
5/08(木) 以降、通常営業

      ↓

●改正版
5/04(日) 営業
5/05(月) 月曜日だけど営業
5/06(火) 〇営業
5/07(水) 〇営業
5/08(木) ×
平日だけどオヤスミ


連休明けの臨休が水曜日から木曜日に変更。
以降、今月の定休日は月曜日のみとなります。
と云う訳で御了承の程、宜しくお願い致します。

 

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2025.05.03

●「Hierba Buena」始めました

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今日からです、ハイ。

 

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2025.05.02

●「第十二次次白馬遠征/白馬FINA」

えー、GW中のセパレート期間は卯月/皐月の月跨ぎスノーライフ。
4/30~5/2の三日間は、2024/25シーズン最後となる白馬遠征に逝って参りました。

そんな訳で今し方帰投、晩酌飲りつのエントリー。
「第十二次白馬遠征」そして「白馬FINAL」のモノローグで御座います。

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4月30日(水)。
終日の快晴に恵まれた遠征初日、向かったゲレンデは八方尾根。

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4月30日より5月1日/2日のゲレンデを望む。

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戦い済んで日が暮れて。
白馬駅には立夏の風物詩、鯉幟。

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5月1日(木)。
初日に引き続き終日の快晴に恵まれた…、つーより苛まれた二日目。
ゲレンデトップでも日中最高気温18℃、ロンTで滑ってても汗ダラダラでした。

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5月1日より4月30日のゲレンデを望む。
二日目/三日目はホームゲレンデの五竜&47です。

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戦い済んで日が暮れて。
漆黒の夜空に浮かぶ三日月、白馬で月を愛でるのも今宵が今シーズン最後です。

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5月2日(金)。
最終日は予報通りの雨気配、どんよりとした鼠灰空からポツポツと濡つ朝。
それでも午前中は雨の止む時間が長く、本降りになったのは午後に入ってからでした。

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5月2日より4月30日のゲレンデを望む。

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戦い済んで日が暮れる前。
白馬の桜も4月29日の「花散らし嵐」で散り初め~葉桜に。
スカイ4のオオヤマザクラを眺めつつ、帰東の途に就くのでした。

と、こんな感じの雪.月.花「第十二次白馬遠征」3days。
滑走記は亦後日にDemo。

 

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2025.04.29

●2024/25.三十七滑目「八方尾根」前篇

えー、先週4/21(月)~23(水)は「第十一次白馬遠征」3days。
初日のゲレンデは3シーズン振りとなる八方尾根で御座います。

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6ː00、八方口とーちゃく/取敢えず白馬大橋へ。
スキーライフのイントロダクションは「雪国の春」のスーパービュー。
雲一つない春晴れの空に、白銀のスカイラインが煌めく白馬連峰。

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小日向山を前衛に、悠然と佇む白馬三山。

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左手には無骨にて雄々しい佇まいの五龍岳。

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そしてこれより向かう八方尾根のゲレンデ。
既に山麓ゲレンデは全滅、下山コースも全てクローズ。
滑走可能なのはパノラマより上部のみとなっています。

八方口のローソンさんでお買い物を済ませ、ゴンドラ駅に向かいます。

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マウント様。
その昔、冬季八方就労者にとって文字通り「不可欠」な存在だった食品雑貨店。
1990年代後半までは、八方山麓エリアではマウントが唯一のライフライン。
食料/飲料/酒/煙草/日用雑貨…、駅前のコープに行かなくても此処に来れば一通り揃えられる「神様」みたいな存在でした。
亦、旅館やペンション、居酒屋や食堂、レンタルに土産屋にスキー場スタッフ…、
各種アルバイトの出会い(ナンパ)や交流の場だったりも致しました。
1992/93シーズンを八方で雪山籠りしてた私めも、その折は大変御世話になりました。

今ではローソン八方店にその役割を譲り、土産物屋さんとなっています。

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細野諏訪神社。
八方遠征恒例のルーティーン、細野の霜降宮さまで安全滑走祈願。
今日は楽しい「コブ遊び」となります様に♪。

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白馬岳を正面に望みつつ、ゴンドラ坂をてくてく上ります。

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6ː50、ゴンドラ駅とーちゃく。
GW前の平日なので空いてるとは思ってましたが、まさかの「The head」。
国内有数のスキーキ●ガイが集う八方で、一番乗りってのは滅多に無いケースです。
数年前から板デポの場所取りが禁止されたので、その影響もあるんでしょう。

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朝陽の注ぐ下、花唇を綻ばすオオヤマザクラ。
未だ「ちらほら咲き」のゴンドラ桜、満開になるのは今週末頃かな。
(注.この日は4/21です)

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7:50、ゴンドラ営業開始10分前。
今日の朝イチ行列は約50人と、八方としては可也少な目。
しかもそのうちの半数以上が板不所持(アルパイン)のゲストでした。

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8:00、アクティビティスタート。
3シーズン振りの八方滑、何だかワクワクして参りました。

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ゴンドラより望むリーゼンスラローム。
1段目~2段目は雪たっぷり、土も全く出ていません。
まだまだ余裕で滑れそうですが、ウスバから下が雪切れちゃってます。

こうなると昔の「八3」と「八2」が残ってたらな~、なんて思っちゃいます。

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パノラマも雪量豊富、圧雪もコース幅フルに入ってます。
5/6の最終営業日まで、ヨユーで大丈夫そう。

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8:10、🐰とーちゃく。
眼前には無人の兎平、背後には無人のパノラマ。
僅かな時間ですが「ゲレンデ独り占め」出来るのは一番乗りの特権なのです。

アルペンクワッドは8ː30からの営業開始、オープニングはパノラマから。

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手付かずのホワイトカーペットにLanding。

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小谷側もイイっ♬

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大町側もイイっ♬

今日のパノラマは「良いっ♪」「カナリ良いっ♬」。
フラットに均されたバーンは、割れ/轍跡/段差の無いビューティフルコンデション。
「シャラッ」と緩いザラメ雪もスキーの走りは良く、過度な板沈みもありません。
ややルーズ目のカービングが気持ち良く決まる、快適なオープニングタイム。

小谷側/大町側を各2本つづ回し、アルペンクワッドに向かいました。

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アルペンクワッドより、白馬三山.雁行図。

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同、五龍と鹿島槍。

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8ː45、モヒカン左/大町側の圧雪兎に入ります、が…。
大して荒れても無いし、パノラマより標高上なのに、バーンコンデションはイマイチ。
重たく纏わり付く様な雪で、思ってたよりスキーが走りません。
うーん何でだろう?、硫安投下量の差なのかな?。

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だったらこっち回してた方がイイや。
兎を3本で切り上げ、再びパノ回し。

でもって、この日の八方は兎に角「人居ない」。

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写真の様に数える程度の人影しか見当たりません。
お陰でオープニングから1時間経っても、コース荒れは大して進まず。
特に大町側は極上のフラットコンデションを維持していました。

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Q.111番の次は112番、それじゃ112番の次は?。
A.国3の搬器数はAB線共に112基、答えは「1番」なのでした。

大町側のパノを6本回した所処で10時前。
ボチボチとコブ入りの時間なので、再び兎に向かいます。

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10:05、兎からコブ遊び開始。
八方のウサギは肉食猛獣、大好物の獲物は中級スキーヤー。

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最初の一本は安全策、斜度のやや緩いモヒカン側から入ります。
しかし中盤からラインが途切れたり、ピッチ乱れたりの汚いコブ。
クワッド沿いの方がリズム良く整ったコブで滑り易かったです。

兎ピョンを3本回し、続いて黒菱へ。

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10:30、黒菱三角のコブバーン。
10本程並ぶラインは浅いバンクコブ主体。
黒2側から2本目と3本目がしっかり掘れててイイ感じ。

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泣く子も黙る黒菱。
特にアプローチから前半部は、写真以上に「深く」「急」に感じられます。
正直、私めには家賃の高いエキスパートコブ。
前半で弾かれて終了、結局1本入った切りでした。

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嗚呼、三角のコブは平和で楽しいなぁ。
斜度の緩い分、多少オーバースピードになっても身体の下でブーツ操作が可能。
スピードレンジ上げて縦に入れてっても破綻する事は無いので楽チンです。
でもココばっかだと今度は「家賃安すぎる」。

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1120、たまにソデクロを挟みます。
均一なピッチで整った凹凸、やっぱり上手い人が作ったラインはリズムが良い。
ズルドンで削られたりしてないので、変な受けコブにもなっていません。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」初日.八方尾根前篇。
後篇に続き〼。

 

天を衝くザクの頂白馬鑓雪渓をしゃもじで装う杓子岳

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2025.04.24

●GWの【4/26~5/6】営業案内

えー、瞬く間に「行って」「逃げて」「去った」令和7年の上四半期。
でもって迎えた新年度も@云う間の四月後半。
今週末からはゴールデンウイークに突入です。

尤も今年のGWは完全に前後半分割の「セパレート型」。
まとめて休めば最長11連休も、そんな方は少数派みたいです。

そんな訳で武蔵野口の場末のバァ、今年のGWの運行ダイヤ。
最終日(5/6)だけ未定ですが、概ねこんなトコで確定てす。

4/26(土) 営業
4/27(日) 営業
4/28(月) 〇月曜日だけど営業
4/29(火) △営業(※22時で早仕舞い)
4/30(水) ×オヤスミ
5/01(木) ×オヤスミ
5/02(金) ×オヤスミ
5/03(土) 〇営業
5/04(日) 営業
5/05(月) 月曜日だけど営業
5/06(火) 〇営業
5/07(水) ×連休明け、平日だけどオヤスミ


毎年GWは全休して月山籠り、立夏のスノーライフを満喫していた私め。
しかし今年は諸々の事情で月山詣をキャンセル。
大型連休を東京で過ごすのはコ●ナ禍だった2021年以来です。

と云う訳で今年のGWは久し振りに営業する事に致しました。
但し皆さんが御仕事されている真ん中の三日間はお休み。
比較的混雑の無い日付を選んで、例に由ってのスノーライフです。

あと、連休明けの5月7日(水)は臨休となりますので御留意下さい。

ではこんな所処で宜しくお願い致します。

 

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2025.04.23

●1100日振りの「聖地巡礼」

えー、今週月~水曜日は「第十一次白馬遠征」3days。
今し方東京帰京投、晩酌を飲りつつのエントリーで御座います。

遠征最終日の今日こそ本降りの雨に祟られたものの、初日/二日目は「The 春スキー」的なドピーカンの快晴。
結果的に満足度/充実度の高い遠征になりました。

所処で今回の雪旅、初日は2022年の3月17日以来、3年振となる「八方尾根」。
学生時代に雪山バイトで一冬を過ごした、所縁のあるゲレンデです。

国内有数のゲレンデスケールを有し、上級者にとって魅力的なコースが多い八方。
しかし近年は「白馬の盟主」の肩書を返上すべき様な営業内容、セントラルとたてっこ(オリンピックⅡ)のコースメンテ放棄を始めとする運営の酷さには目を覆うばかり。
年々「無駄に広いだけ」のゲレンデと化しています。
(入り込み客数だけ見れば、数年前から五竜&47がとっくに白馬の盟主です)
そんな訳で此処数シーズンは足も遠のき、今回久し振りの来訪となったのでした。

既にリーゼンもセントラルもたてっこも、そしてスカイラインも今季の営業を終了。
八方最大の「売り」のロングコースは全てクローズ、滑る事が出来ません。

それでも…、

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五龍岳と鹿島槍。

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天狗から白馬三山。

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頚城~戸隠~飯綱~志賀高原。
国内でもトップクラス、圧巻のビックスケール.パノラマ展望や、

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兎にソデクロ、

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グラード、

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無く子も黙って逃げ出す黒菱。

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ハイスペックなコブ畑のオンパレード。
コブ大好きの雪猿にとって、垂涎のステージが選り取り見取りです。

そんな訳で久方振りの聖地「八方尾根」でのアクティビティ。
思う存分、コブ遊びを満喫して参りました。

滑走記&山景記は亦後日にDemo。

 

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2025.04.22

●呉越同舟

えー、昨年11月に「スノーシーズンIN」して以降、雪ネタ一色の弊ブログ。
酒場の二次元日誌の筈が、本来の趣意を大きく逸脱した内容となっています。
(ま、毎年の事なんで御了承下さい)。

そんな訳で逸脱序で、本日は珍しく「ファッション」に就いてのエントリー。
つってもモードは「タウンユース」じゃ無く「ゲレンデユース」。
やっぱりスキー絡みのオハナシなのでした。

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デサントさんのアルペン.スイスチームモデル。
私めのハイシーズン用(12月~3月中旬)戦闘服。
此処10年間、ずーと継続使用しているモデルです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/06/post-82efc1.html
 
しかし「上下セット」だと、色褪せやエッジガード回りのダメージでパンツの方が早く痛んでしまいます。
今回のモデルも購入してから4年、ボチボチと耐用年数オーバー。
そんな訳で今シーズン、サロペットだけを新調しました。

で、そのアイテムと云うのがですね…、

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ショッフェルのアルペン.オーストリアチームモデル。
スイスとオーストリア、ワールドカップで覇権を争う欧州の二大スキー大国。
アルペンスキー界に於ける永遠のライバルです。

果たしてスイスのジャケットにオーストリアのボトムスの「禁断の組み合わせ」。
如何してこんなブランドチョイスをしたのかと申しますと…。

「春シーズンになると、却って都合が良いのです」。

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ミドルレイヤーがショッフェルなのでした。
3月も後半に差し掛かると、ゲレンデもポカポカと暖かい日が増えて参ります。
そうなるとジャケットを着る機会が激減、トップスはミドラーで滑る事が多くなるのです。

と云う訳で春スキー期は「オーストリア+オーストリア」のSchoffelコーデ。
「呉越同舟」から「上下一心」のウェアセレクトになるのでした。

以上、アルペンスキーに興味のある方以外には「どーでもいい」ハナシでした。
とさ。



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2025.04.21

●2024/25.三十六滑目「GALA湯沢」

えー、先週3月17日(木)は、澄み切った春晴空に立夏を思わせる陽気。
会社や学校に居るのが勿体無い、室内に居るのが勿体無い。
そう思わせる程の、絶好の行楽日和に恵まれた一日でした。

「こんな日は青空の下、軽い運動してからオシゴトするに限る」。

と云う訳で例に由ってのスノーマッドなキ●ガイ強行軍。
寝不足の身体に鞭打って、始発の「たにがわ」で勇躍湯沢路へ。
向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。

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8ː10、駅ビル…じゃ無くGALA湯沢とーちゃく。

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ディリジャンス乗車。
南魚沼の里は未だ残雪たっぷりの白い景色。
尚、下山コースは先週日曜日(4/13)にてクローズとなりました。

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8:30、オープニングはエンタメから。
丁寧なグルームに硫安メンテでカチッと締まったピステン。
緩斜面ながら板の走りは上々、この時期としてはBESTなパックコンディション。

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続いてシジ。
エンタメ同様、朝イチの時間帯はスキーの走る気持ち良いフラットバーン。
両コースを交互に回し5本、9時を過ぎたのでOPEN直後の北エリアに向かいます。

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春霞のレースカーテン越しに降り注ぐ陽光。
この日のGALAはの8時半の時点で気温12℃、日中の昇温は15℃の予報。
朝イチからしてロンT+半袖ポロのレイヤーで充分でした。

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9:05、ブロードウェイ。
此方も抜群のコースメンテ、硬ザラのピステンもエッジを噛ませば「ザクッ」と切れる。
ややルーズ目ながらも快適なCarvingが刻めました。

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ビクトリアより望む谷川さん。

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同、マッキー。
越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマは春霞が掛り、朧なスカイライン。
如何にも「春スキー期」ってな展望でした。

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10:10、続いてグルノーブルへ。
コブの造成具合を下見するも、未だ作り始めの「ミゾ」。
回すのはもーちょいしてから、午後に取っときます。

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10:35、スーパースワンでコブ遊び開始。
谷側のコースはズルドンで削られ洗濯板、ラインも不規則な乱コブ。

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尾根側のコブは序~中盤に掛けて良い感じのピッチ/掘れ具合も、

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後半は深い階段コブ。
約2時間/12本の白鳥コブ遊びで「少し疲れて」「少し飽きた」。
そんな訳で中央エリアに河岸替えします。

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12ː20、エンタメで悪雪遊び。
削られたザラメ層が融雪し「ザブザブ」の重雪コンデション。
それでも下地は充分に捉えられ、まだまだロングターンで回せます。

因みにジジの方はコース幅が狭い分、荒れ放題ダブル。
コース上部はノッキングスノー気味となっていました。

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エンタの花道。
スキーヤーズライトのコブは、スピードの出易いシャローライン。
斜度が緩いので楽に攻めれますが、もーちょい深い方がイイな。

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それにしても、今日はホントに良い天気♪。
アクリル板を貼った様な、雲一つ無いコバルトブルーの空。

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しかし「暖かい」を通り越して「暑い」。
そして「暑い」を通り越して「痛い」。
暴力的な直射日光が照り付け白銀バーンに乱反射、顔面はすっかり逆パンダ(ヒリヒリ)。

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12ː40、お昼は高津倉山でピクニックランチ。
先週は雪に埋もれていた山頂鉄塔の回りも、漸く地べたが露出。

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鉄塔には物置ブースが充実、スキーラックやワックス台もあります(笑)。

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眼下に魚沼盆地を眺めつつのモグモグタイム。
「嗚呼、何て幸せな昼下がり…
(※.この後にオシゴトが無ければもっと幸せです)

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右手には越後三山。

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背後には仙ノ倉山と平標山。

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13ː25、今日のメインディッシュ、グルノーブルでコブ遊び開始。
序盤はやや浅め/短めの忙しいリズムも、

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中盤以降はリズムの整ったピッチ、深さも頃合いです。
グルノーブルのコブを5本回した所処で広背筋と腰がボチボチ疲労溜り。
スーパースワン×12、エンタメ×1と合わせて、此処までのコブ滑は18本。

この後オシゴトもあるので、少し早めにグルノーブルを撤収致しました。

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エンタメトップより、越後三山と巻機山。

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同、谷川連峰馬蹄形稜線から右奥に谷川岳。
14時を回ると霞も引き、上越国境の秀峰群がクリアに望む様になりました。

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疲れた身体に優しいコブ。
ラスト1時間はエンタのコブをメインに回します。
スピードレンジを上げて縦に攻めつつも、雑にならない様にテーマを持っての滑り。
難度が低い事もあり、良いイメージを残して〆られました。

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15ː20、撤収/そして今シーズンの「GALA終戦」。
「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてポイントの高いGALA。
しかしハイシーズンに訪れるには規模/難度共にスペック不足、雪質もイマイチ。
そして小回りですら滑走ラインの取れない、キャパオーバーの「鬼畜混雑」。
でも春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。

どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえ健在ならそれなりに楽しめます。
それにGALAは丁寧な圧雪と硫安の大量投下で、オンピステのコンデションが良。
何より4月の平日はハイシーズンの混雑が嘘の様、兎に角「空いているっ♪」。
個人的に「GALA湯沢」のハイシーズンは、春スキー期だと思っています。

そんな訳で今シーズンも「四月専」で二度の来場。
来季もまたこの時期に訪れる事でしょう(※.但し雪があれば、ですが)。
おしまい。

 

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2025.04.20

●今週の【4/21(月)~4/23(水)】定休日

えー、スキーシーズン中はお店の営業日が「冬型シフト」に変更。
月曜の定休日に加え「雪曜日」がオヤスミ。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で今週の営業案内&オヤスミ案内は以下の通り。

※.本日、4/20(日)は22時までの営業となります。
※.4/21(月)~4/23(水)はオヤスミとなります。

三週間振りの信州路は「第十一次白馬遠征」。
ホームゲレンデ五竜に加え、久し振りに八方尾根で滑って参ります。

と云う訳で御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
<(_ _)>ペコリ

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2025.04.19

●2024/25.三十五滑目「かぐら」

えー、月曜日はオシゴトオヤスミにて例に由ってのスキーライフ。
四月も半ばを迎え、春スキー本番の季節になって参りました。
先週のGALA/神立でコブ滑の試運転を終え、そろそろ「神楽鼓舞」奉納へ。

そんな訳で「春は たしろ かぐら みつまた」。
昨12月以来、四ヶ月振りのかぐら詣で御座います。

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720、湯沢駅とーちゃく。
この日の南越バス一便は約20名とやや少な目のカグリスト。

四月に入り、湯沢エリアのゲレンデは苗場/石打/神立と次々と今季の営業を終了。
営業しているゲレンデはもう「かぐら」と「GALA」しかありません。
今週末くらいから土日は「激混みかぐら」になるんでしょうね。

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8ː00、みつまたステーションは糸引く細雨模様。
本降りにはならなさそうなので、インスペクションコートで雨対策。
二便に乗り込みアクティビティスタート。

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8ː15、みつまたは軽くガスってます。
これじゃメインゲレンデは濃霧で視界不良っぽく、急いで上がっても仕方無し。
ファミリーと大会バーンを1本づつ回してからゴンドラに向かいました。

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855、かぐらメインゲレンデとーちゃく。
はい、やっぱり腐れガスです。

この日のかぐらは「午前中/曇り小雨」→「午後/快晴」の予報。
しかしコレ、ホントに晴れるのかしら…。

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でも、ゲレンデトップは「抜けてます」。
標高1350mから上だけが(1高降り場周辺のみ)晴れてました。

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メインゲレンデは全域こんな感じ。
「濃霧」と云うより「重霧」「湿霧」の超ウェットコンディション。
まるでエアブラシを散布している様なヘヴィガスが滞留しています。
ガス自体はそれ程濃くないのですが、ゴーグルに霧煙の粒子が付着。
磨りガラスみたくなり視界を妨げ、可視コンディションが可也悪い…。

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しかも瞬く間にザブザブグサグサの砂浜バーンに。
4月からは春コブ用のマテリアルにチェンジしている私め。
板はメタルのヘタった2ndスラ機、ブーツはフニャフニャのフレックス90。
視界不良の上に「強度の弱いギア」+「重層ザラメ雪」は足元が覚束無くて辛い…。

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だったらメインゲレンデより標高上げりゃイイのですが…。
「それが出来ません⤵」。

中尾根方面の大規模クラック発生で、5ロマはこの前日(4/13)で今季の営業を終了。
この天候で5ロマが使えないのは本当に痛い…。

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中尾根のクラック(5時間後に撮影)。
此処数十年でも類を見ない記録的豪雪となった、今冬の湯沢や白馬。
しかし大型寒波の連発で積もった雪が締まる前に更に積雪。
それの繰り返しで急斜面は積雪コンデションが脆弱、暖かくなると融雪で雪が動きクラックが発生し易い状況となっています。

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10:05、田代エリアに移動、チャレンジバーンへ。
状況は大して変わらず、ゲストの少ない分コース荒れがマシな程度。

取敢えず予報を信じて勝負タイムは午後。
午前中はお茶を濁した滑りで、天候良化を待ち続けます。

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田代1高へ。
過去何百回滑りに来てる「かぐら」ですが、未だにゲレンデ最南端はココ。
しかも1高まで来る事自体が稀、3年振り4度目のアリエスカです。
因みに今日はトイレ借りに来ただけ、このままかぐらエリアに戻りました。

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11ː00、メインゲレンデ帰投。
うーん、状況変わらず…。
つーか、寧ろ悪くなってる様な…。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その①。
雪没しているのを無理繰り掘り出し、一部のみ露出しているかぐらテラス。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その②。
パウダーステーションも階段が埋もれ、人に優しいバリアフリーに。

11時半を回ってもガスの引く気配は全く無し。
天候良化を待ってられず、濃霧の中をコブ入りします。

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11ː35、メインゲレンデのコブ。
「溝も頭も、何にも見えませーん💀」。
スキッド主体の低速滑で回すも、6~7ターンで弾かれて終了(チーン)。
ラインが目視不如意だと、如何しても後ろに乗っちゃいます。

で、、
この次の、
1本がですね…。

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なんだ、コレは」。
ゲレンデトップからスコーンとガスは抜け、

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眼下には雲海ならぬ「雲霧」の雄大な風景が見渡せます。

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瞬く間にゲレンデ全域が青空モードに。
時計を見ると11時55分、「午後から快晴」の予報がドンピシャです。
うーん、恐るべし.Snow‐Forecast.com…。

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こーなるとテンション↑↑↑、改めてコブ遊び開始。
「見えさえすれば」メインゲレンデのコブレベルなら、

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ガツガツ攻められます。
入りはスキッド多めでリズムを掴み、中盤からはズレを減らして縦に落として行きます。

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テクニカルのコブは未だ造成中。
一段目は忙しいピッチの浅ミゾラインが2つ、二~三段目はライン1本のみ。
だったらこっち(↓)狙った方が得策です。

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モーグルバーンのコブは仕上がっています。
「ピッチ良し」「深さ良し」のキレーなコブラインが4本。
3.7と4.0が個人的に好みのライン、この2本を集中して回します。

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13ː05、コブ作り隊の尽力でパノコブもすっかり出来上がり。
「これが良いっ!」「無茶苦茶良いっ!!」
約400m続く一本道ロングコブはリズム/ピッチ共に整ったライン。
中~緩斜面なので難度が低く、スピードレンジを上げても楽に攻められます。
只、この時間帯は未だシャローなので、回すのはもーちょい掘れてから。

この後30分程ランチレスト、コブ戦再開。

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13:55、ランチ明けはジャイアントへ。
コブラインは未だ1~2本、何れも造成中。

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縦長の浅コブでラインも途切れ途切れ、ピッチも乱れがちの所謂「汚いコブ」。
テクニカル/ジャイアント共、コブが仕上がるのはGW入ってからですね。

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そんな訳で再びメインゲレンデから、

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モーグルバーンを主戦に回します。
しかし休憩明け、コブ滑12本目を数えた辺りで「体力売り切れ」の黄信号。
広背筋/股関節の蓄積疲労が表面化、基本ポジションを保つのが難しくなって来ました。
今シーズン本格的にコブ攻めするのはこれが三日目。
コブ用の体躯はまだまだ出来て無いみたく。

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15時過ぎると厚雲が空を覆い出し「春晴れ」「春スキー日和」終了。
ま、あと30分だからイイや。

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ラス1時間はパノラマ回し。
疲れが顕在化したポンコツ身体でも、パノコブの難度なら縦攻め可能。
スピードレンジ上げつつも「股関節吸収」「外足荷重」「膝割れ」等の基本動作を意識。
雑な滑りにならない様に気を付けました。

そんな訳で11時半以降は殆ど「コブ専」、コブ滑15本を数えた一日でした。

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15ː35、撤収。
下山コースも雪量たっぷり、未だ夏道の起伏も出てません。
GW中は余裕、下手すりゃ営業最終日まで滑走下山可能かも。

最後はみつまたを2本回して〆、街道の湯♨で汗を流して帰途に就きました。
おしまい。

 

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2025.04.18

●「湯沢ウィーク」終了

えー、猿3月10日の白馬遠征にて、広背筋の筋挫傷をやっちゃった私め。
思ってた以上に損傷具合が大きく、ゲレンデ復帰するのに二週間を要しました。
シーズン中にこれ程ブランク空いたのは、此処近年記憶に無い事。
しかも怪我の影響で、復帰後も殆どオンピステしか滑れなかった三月でした。

例年なら春スキー期に備え、コブ遊びを始めている筈の三月中~下旬。
しかし上記事由にて、今季は大幅な滑走スケジュール遅延。
四月に入って漸くコブ滑出来るコンデションに回復した次第です。

そんな訳で先週と今週は遅蒔き乍ら「コブ解禁」の「コブウィーク」。
湯沢エリアのゲレンデを日帰り×4の遠征。
かぐら/GALA/神立で、コブ滑の足慣らしをして参りました。

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此処10日間で上越新幹線に乗車したのは4日。
商社の営業マンレベルの利用頻度です。

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この二週間は殆ど「コブワーク」に費やしていたスノーライフ。
特に今週のかぐら/GALAは良い感じの滑り、コブ攻めの感覚も取り戻しました。

と云う訳で試運転を終え、来週は「第十一次白馬遠征」。
ホームゲレンデ五竜とオヒサシブリの「コブの聖地」八方尾根へ。
兎と黒菱のコブにアタックして参ります。

 

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2025.04.17

●山頂ランチ

えー、本日は春爛漫…つーより立夏の頃を思わせる陽気。
澄んだ大気に 柔らかくそよぐ春風、そして円清の空から燦々と注ぐ陽射し。
平日なのが恨めしく感じられる、絶好の行楽日和です。

こんな日は室内に籠ってたら損々、アウトドアでランチするに限ります。

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そんな訳で今日のお昼は「高津倉山」の頂で頂き♪。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/04/post-4dc817.html

例に由っての「オシゴト前の軽い運動」、東京⇔越後湯沢を蜻蛉帰り。
今日のゲレンデはGALA湯沢でした、とさ。

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2025.04.16

●2024/25.三十四滑目「神立」

えー、先週木曜日(4/10)はオシゴト前に軽い運動(スノーライフ)。
神立スノーリゾートへコブ遊びに出掛けて参りました。

ゲレンデ規模/雪質/コーススペック等、ハイシーズンに訪れるにはチト物足りませんが、春スキー期のコブトレには丁度良いゲレンデ。
アクセスの利便性も良く、近隣のGALA同様「4月専」のコブ遊びで良く使っています。
但し湯沢里山のゲレンデ故、標高の低さがネック。
暖冬シーズンの4月は雪不足で使い物にならず、昨季の来訪はありませんでした。

そんな訳で三日前の4月13日を以て今季の営業を終えた「KSR」。
感謝と惜別の念を込めての滑走記で御座います。

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8ː05、湯沢駅とーちゃく。
神立行のシャトルバス乗り場は思っていた以上の賑わいで約50名の行列。
寿司詰めでギリギリ全員が乗車出来る程でした。

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840、グランドベースとーちゃく。
パインリッジ破産/休業/マックアースと湯沢町のゴタゴタ等を経て、現在は分社化した「MEリゾート湯沢」の所有となっている神立。
マックアースさんが経営権取得、施設と経営のテコ入れをして以降は堅調な運営。
コロナ禍でやや落ち込んだものの、、暖冬シーズン以外は概ね22万人超の入り込み客数を堅持しています。
・2018/19 213,290人 ・2019/20 183,530人 ・2020/21 199,390人 
・2021/22 228,530人 ・2022/23 244,220人 ・2023/24 219,510人

尚、今季2024/25シーズンは3月終了時点での来場者数が198,780人。
最終的には22万人程度と、平年並みの入り込み客数となりそうです。

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8ː45、Aリフトでベースからゲレンテへ。
背後には湯沢町のランドマーク、飯士山が雄大に望めます。

この日の湯沢は「午前中/曇り→午後/小雨☂」と、パッとしない天気予報。
そんな予報に反して、早朝時点では薄縹の青空が広がっていました。

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ゲレンデ全容が見えて来ました。
「今年の湯沢は本当に雪多い⛄」。
既に今季の営業を終えた神立ですが、あと10日位はヨユーで持ちそうな雪量です。

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因みに一昨年(2023年)の同時期はこんな感じ。
ポルックスは地表露出でアミダ籤、ペルセウスは雪量不足で圧雪入れられず。
レグルスのモーグルバーンもコブ溝にブッシュが散見していました。
去年(2024年)は記録的な暖冬小雪で「更に酷かった」みたいです。

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855、Cリフト乗車。
眼下にはキレーにピステン入ったペガサス。
先ずはココから入りますか。

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如何にも「春のザラメ雪」と云った、シャラシャラと緩いピステン。
それでも硫安が利いており、多少板は沈むもののスキーの走りも良好。
ややルーズ目のミドルターンが気持ち良く決まりました。

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続いてAリフトへ。
傍から見てるとポルックスがカナーリ良さ気なコンディション。
試しに1本入ってると、これが「楽で気持ちイイっ♪」
緩斜面の一枚バーンもトップから中盤までの最大傾斜部(12°)は板も走ります。
丁寧なグルーミングもあり、早い時間帯は快適なカービングバーンでした。

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ポルックス.トップより。
春霞の掛かるしスカイラインも、飯士山と上越国境稜線がクリア望めます。

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Aリフトより見遣る、レグルスとポルックスのコブ。
あそこにはもーちょい後から向かいます。

当初はとっととコブ入りする心算も、オンピステのコンディションが何れも良。
予定を変更して、暫くグルームバーンを回す事に致しました。
以降、ペガサス/ベルゼウス/シリウス/ポルックスをランダムに取るローテーション。

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ペルセウス。
中~急斜のフラットバーン、エッジが入り難くやや落とされ気味。

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シリウス。
通称「裏ペガサス」、コース幅が狭いものの地形変化の多い中斜面でまぁまぁ面白い。
此処を回すゲストは殆ど居らず、快適に回せました。

9時半を過ぎると予報通り天候は下降線。
次第に雲が多くなり、鉛灰空の曇天模様になって参りました。

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天気の良いうちに撮るもん撮っときます。
所謂神立の「映えスポット」、Cリフト降り場#KSRのモニュメント。

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額縁借景、「D」の窓より望む飯士山。
圧雪バーンを2時間/13本回した所処で、この日のメインターゲットへ。
レグルス~ポルックスのコブに向かいます。

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10:50、コブ遊びを始めると、

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その直後から「晴れて来ました」。
雲こそ切れないものの、再び薄青空の広がる春スキー日和に。
陽が射すと凸凹の陰影がクリアに見え、コブが攻め易くなるのです。

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レグルスのコブラインは7~8本。
斜度は大した事無いのですが、ピッチが狭く忙しいラインが多い。
比較的リズムと掘れ具合の良い、中央右のラインを攻めてました。

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ボルックス。
こっちは緩斜特有の浅い擂鉢形状、コブと云うより「単なるミゾ」。
シャローバンクは却ってスピードコントロールが難しい。

暫くはCリフトでレグルス~ポルックス回し「コブ専のアクティビティ」、

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ヘラクレスにも入ってみます。
縦に間延びした浅バンクコブ、面白味に欠けるので2本回すに止まりました。

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そして日中「大当たり」だったのがペルセウス。
朝イチはややアイシーな硬ザラメコンデションも、程好く緩んで良い按配に。
コース荒れ/グサグサ具合も許容範囲で、未だフラットを維持しています。
入りは緩斜から入るものの次第に中~急斜に移行、傾斜の緩みのない一枚バーン。
Max28°/av17°と、フルカービングで回すには丁度良い難度です。

コブ遊びを一旦切り上げ、ペルセウスを1時間集中回し。
春スキー期で高速ミドル~ロングで回せるコンデションは貴重なのです。

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13ː30、そして「遂に降って来ました☂」。
ポツポツと濡つ程度だった降り足は、瞬く間に本降りに。
午後は雨予報だったので対策は万全、レインウェアに換装してアクティビティ継続。
しかし「インスペクションコートだとコブは滑りにくい…」。

以降レグルス/ポルックスのコブとペルセウスをランダムに取る雨中滑走タイム。
「これ以上雨足強くなったら切り上げようかな」なんて思ってたら…、

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14ː40「雨、上がりました♪」。

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でもって、また「晴れて来ました♪」。
雨の中、1時間粘って滑ってた御褒美かしら?。
本降りとなった14時以降、大半のゲストがゲレンデ撤収。
人影疎らなエンディングタイムのKSRでした。

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雨上りし後、ラスト1時間のアクティビティ。
レグルスのコブと、今日一番の「当たりコース」ペルセウスを交互に回して〆。
尚、この日の滑走データはこんな感じ(↓)でした。

Screenshot-20250411-at-145410-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/7ː19ː19 ・滑走時間/2.27.36
・滑走距離/59.15km ・滑走本数/40本 ・高度下降累計11812m
・平均滑走速度/24.5kph ・最高速度/57.2kph

・滑走コース レグルス(コブ)~ポルックス(コブ)×14
 ペルセウス×11 ポルックス×5 ペガサス×4
 シリウス×3 ペガサス~ヘラクレス(コブ)×2 ベガ(下山路)×1

いゃあ、良く滑った。
小規模ゲレンデ/ロングコースの無い神立で、ほぼ60㎞のアクティビティ。
やっぱりデチャッタヴルだけで回すと滑走距離、伸びますね。

でも「今日、何か忘れてる様な…」。
はい、例に由って良く有る話、昼食取るのを忘れてたのでした。
おしまい。

 

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2025.04.15

●深志の休日

えー、本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」アフタースキー.拾遺集。

遠征二日目の白馬村は全域で猛威を振るう「春嵐暴風🌀」
五竜/八方/岩岳/栂池…、ハクババレーほぼ全てのスキー場が全リフト運休。
ゲレンデの機能を喪失すると云う、嵐禍に祟られた一日となってしまいました。

リフトが動かないんじゃ、然しものスノーマッドも無条件降伏。
正午にアクティビティを切り上げ、大糸線で帰東の途へ。
しかし折角の遠征で、殆ど滑らず終いつーのも何だか癪に障る…。

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そんな訳で楽都(岳都/学都)に途中下車。
久し振りに「昼の松本」を物見遊山する事に致しました。

白馬遠征の帰路に立ち寄る事の多い松本ですが、その殆どが17時半頃の到着。
最終あずさの発車時刻(20ː10)までの時間を慌ただしく「飲んで」「食って」の利用。
従い日中の松本を訪れるのは滅多に無いのでした。

ま、取敢えず松本城まで行ってみますか。

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松本城…じゃ無く「旧.青翰堂書店」さん。
以前は古書店でしたが、知らない間(2020年3月)に閉店されてました。
現在は中村漆器産業さんが経営する和物雑貨店「わびさび」となっています。

因みに築城(?)は昭和25年.三層三階、実物の「1/20スケール」だそうです。

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リアル松本城。
平日にも関わらず、松本城公園(二の丸跡)には結構な観光客の姿。
インバウンドゲスト/日本人比は6ː4くらいでした。

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膨蕾する白梅と天守。

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恵風に靡く柳と天守。

お日様の出てる時間に松本城を訪れるのも久し振り。
思い返してみれば2017年、この時以来でした(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2017/04/post-d119.html

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本丸入場、折角なので天守に登ってみます。
(大丈夫、石垣には登りません)

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天守最上階(六階)より、東面の眺望。
右奥には斑雪の残る王ヶ頭と茶臼山、美ヶ原の二峰が望めます。

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同、西面の眺望。
中央から右奥に掛けて連なるのは北アルプスの前衛、常念山脈。

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月見櫓の花頭窓。

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下城、逆光に影る天守群。
あとは蕎麦屋で昼飲みして、18:40のあずさで帰宅します。

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しかし今日の松本平は「暑い…」。
長袖のアウターを羽織ってると汗ばむ陽気、ロンT一枚で丁度良い位。
16時半を回ってももこの温度、日中の最高気温は23℃でした。

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18ː30、帰東(※.これはスーパーあずさではありません)。
あずさ出発ホームの対面に停車していた旧式列車。
鉄男さん鉄子さんがパシャパシャ車両撮影されていたので、一枚収めてみました。

と、こんな感じの「予定外の松本観光」。
まぁツイテない時にはツイテない事が重なるものです。
おしまい。

 

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2025.04.14

●「神楽演舞」「鼓舞奉納」

えー、本日は月曜日にてオシゴトオヤスミにてスノーライフの日。
今日のゲレンデは「春スキー」、そして「コブ遊び」のメッカに出掛けて参りました。

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四月ばかり いみじうをかしけるもの

たしろ かぐら みつまた。 
花ぞうち散るころになりても み雪の多くなれしど いとめづらし。
うらうらとのどかに照りたる日に 若菜などつむも よろし。
(枕草子 130段より)

平安の御代より歌枕にも詠われている様に、春と云えば「かぐら」。
そんな訳で、春は「たしろ  かぐら  みつまた」。
白妙の舞台を赤装束にて「雪神楽」、鼓舞(コブ)を舞って参りました。

滑走記は亦後日にDemo。

 

 

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2025.04.13

●2024/25.三十滑目「白馬五竜&47」

えー、「今月は天中殺か?」と疑う程に災難続きだった令和7年の三月。
公私共に踏んだり蹴ったり、碌な事のなかった一ヶ月で御座いました。

果たして三つも四つも不測の事態が重なると、何をするにも気が乗らず「後回し」。
二次元日誌もおざなりの日々が続いておりました。

でもって四月になって漸く諸々のトラブルも解決。
溜りに溜まっていた滑走日誌も順次Upして参ります。
そんな訳で本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」五竜&47.2days。
二日目は3月26日(水)の滑走記エントリーになりまする。

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7ː15、ゲレンデイン…も。
「うーん、風🌀強い…」。
上空に漂う雲はダイナミックに動き、千切れては流れ、立ち昇る。
この日の五竜47、ゲレンデトッブでは15~20km/hの強風予報となっています。

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旧知の索道スタッフさんを捕まえて情報収集。
Q「今日、キャビン動きそうですか?」。
A「うーん、これじゃムリっぽいね」。
A「それにキャビンが動いても、上は全滅だね」。


テレキャビンが運休だと、とおみ/いいもりで回すしか手は無し。
しかしスカイ4がアバランチ休暇で、とおみは鈍行リフト(とおみ1.2)のみの営業。
実質いいもりの「コスモ4一択」を強いられてしまいそうです。
(結局、それすら叶いませんでした…)

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8:15、そんな杞憂に反してキャビンは定刻スタート。
但しアルプス平のリフトは全滅、山頂駅から下山コースのみが滑走可です。

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ゴンドラ搬器は空中ブランコ状態(少し大袈裟)。
強風で減速運転を強いられますが、それでも運行速度は10~11㎞を維持。
流石「風に強い子テレキャビン」、47のLine‐8と大して変わらないスピードです。

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8ː30、山頂駅は想像以上の「春嵐モード🌀」。
常時10~15km/h、瞬間最大では20km/h超の強風が咆哮。
巻き込む様な吹き下ろしに身体が煽られ、スキーが勝手に加速して行きました。

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無人の下山コースにLanding。
春のザラメ雪が風に叩かれ「カチッ」としたウインドパック。
締まったバーンは雪面コンタクト/エッジグリップ/板の走り、何れも3月下旬とは思えない良コンディション。
ダイナミック~とおみゲレンデもフラットピステでコース状況は上々です。
「From山頂to山麓」まで、ノンストップでの一気下りダウンヒル。

これならコースが荒れるまで、7~8本は下山コースのロングランが楽しめそう。
但し、これ以上風が強くならなければ…ですが。

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835、キャビン回し2本目、も…。
一本目の乗車に較べ、明らかに強風度合が増して参りました。

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コレは大袈裟で無く、ホントに搬器が傾いてます。
こりゃ、どー考えても近いうちに運休に入るかな…。

果たして山頂駅に着くと索道さんとパトさんがお出迎え、ゲストに口頭インフォ。
「強風の為、これよりテレキャビンは運転見合となります」。

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「下山コース2本目」が、結果的にこの日最後の1本。
グランプリから、

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ダイナミック、

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9時を待たずに山麓エリアも爆風の勢力圏下。
既に「とおみ1」も「とおみ2」も止まってます。

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とおみ2からいいもり6へ。
一縷の望みを繋いでコスモ4に向かいますが…。

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ま、「やっぱり」ね…。
コスモ4は営業開始する事すら無く、運転見合わせ中。
とおみゲレンデ&いいもりゲレンデ&47、全てのリフトが運休状態です。
要するに稼働しているリフトは一基も無し。
五竜&47、心肺停止です(チーン)。

この日はハクババレーの全域が春嵐爆風でゲレンデの機能を喪失。
唯一、乗鞍&コルチナだけが数本のリフトを稼働させていました。

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天気晴朗ナレド春ノ嵐。
結局、この1本が今シーズン「いいもり最後の1本」となってしまいました。
(いいもりゲレンデはこの4日後、3/30に今季の営業終了です)

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9ː30、△バス使ってエスカルプラザ帰投。
フラッグはマイナス角度にバッタバッタ。

ゲレンデボトムですら「台風レベル」の荒ぶる暴風。
トタン屋根の板、コースサインやネット、ラックに立て掛けている板、折れた杉の枝。
色んなモノが紙屑の様に吹き飛ばされる「トンデモ」な爆風祭です。

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ああ 空はこんなに青いのに♪ 太陽はとってもあかるいのに♪
どうしてこんなに 風強いの⤵。


キテレツ大百科/すいみん不足を口遊みつつ、無人のとおみゲレンデを眺める。
リフトが動かなきゃ、スキーヤーは陸に上がった河童。
どーしよーも有馬線。

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10時半を回ると皆さん「諦めモード」。
地元ゲストはとっとと帰宅、残ってるのはバスツアーで来られたゲストでしょう。
ハイクアップして滑る方と、雪遊びに勤しむ方と二極化。

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こー云う日に「風に強い子」スカイ‐4が運休しているのが痛い。
エキスパートのクラックのとばっちりで、3/12より休眠状態(↓)。
まぁ雪崩対策/ゲレンデの安全確保上、仕方ありません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/03/post-da8a42.html

11時まで待ってみるも、リフト営業再開の見込みは全くナッシング。

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11ː30、そんな訳で撤収。
今季節目の三十滑目は、こうして敢え無く幕を閉じました。

因みに今日のアクティビティは「滑走本数2本/滑走時間11分/滑走距離6.3㎞」。
まぁ長いシーズン中、こんな日も1~2回はあるものです(諦)。

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12:30、余った時間を利用して厄払い。
神城駅近くの飯田神明社へ参詣。
そー云えば今年神社を詣でるのはこれが初めて、つー事は=「初詣」です。

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ガラガラ→チャリーン→パンパン→ペコリ。
お願いその①「お店の躯体トラブルが早く解決します様に」。
お願いその②「広背筋の筋挫傷が早く完治します様に」。

切実な誓願が利いたのか、その①は4/2に、その②は4/10に概ね解消しました。

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枕草子 第547段
えうなしもの
ついゐる倚子が雪うづもる、ゆさはり。

(現代語訳 役に立たないもの / 座椅子が雪に埋もれているブランコ)

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飯田の田園地帯より望む五竜ゲレンデ。
雲一つない春晴れの澄み渡ったブルーバード、こんな日に爆風祭なんて、
「何の嫌がらせだ…」。

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グランプリ/ダイナミックには人影無し。
ゴンドラが止まってるんで、回し様がありません。

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とおみ1/とおみ2も未だ運休中。
テレキャビンの搬器はとっくに格納済み。

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いいもりもコスモ4他、全リフト運休中。
因みに14時頃から、とおみ/いいもりで数本のリフトが営業再開したとの事でした。

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そんな訳でまさかの「松本の休日」。
12ː53の大糸線に乗って松本着、このまま帰東するのもストレスフル。
久し振りに松本観光して帰途に就く事に致しました、とさ。
おしまい。

 

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2025.04.12

●2024/25.二十九滑目「白馬五竜&47」

えー、「今月は天中殺か?」と疑う程に災難続きだった令和7年の三月。
公私共に踏んだり蹴ったり、碌な事のなかった一ヶ月で御座いました。

果たして三つも四つも不測の事態が重なると、何をするにも気が乗らず「後回し」。
二次元日誌もおざなりの日々が続いておりました。

でもって四月になって漸く諸々のトラブルも解決。
溜りに溜まっていた滑走日誌も順次Upして参ります。
そんな訳で本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」五竜&47.2days。
初日は3月25日(火)の滑走記エントリーになりまする。

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6ː50、ゲレンデイン。
今日のスノキャス予報は午前/曇り時々晴れ、午後/晴れ。
早朝時点で既に6~7℃の温暖な気候、日中は確実に10℃超えそうです。

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春霞の朧な大気に注ぐ朝陽。

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そして踏んだら「ザブッ」と足の沈むザラメ雪。
白馬もすっかりと「春朝の景趣」「春の雪」になってますね~。

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例に由っての朝イチキャビン待機。
駅舎の二階からとおみゲレンデを📷パシャリ。
3月25日とは思えない雪量の多さ、まるでハイシーズン並み…つーかそれ以上。

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例に由っての朝イチキャビン待機。
しかし「懸念」「危惧」「憂慮」…、不安感が心を覆うモーニングタイム。
先々週の白馬遠征で広背筋の筋挫傷をやっちゃい、板を履くのは二週間振り。
そして何より「まだ完治してませーん」

でも完全回復を待ってたら「スキーシーズン、終わっちゃう…」。
「湿布+コルセット+鎮痛剤」で怪我部位をガードしてのスノーライフ強行再開。
しかしこの負傷持ちの身で、ちゃんと滑れるのかしら。

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7ː25、「業務連絡、トップ107番」。
アルプス平も澄んだ春晴れの空、そして朝イチの時点からして温い大気。
今日の日中は暑さとの戦いになりそうです。

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取敢えず「コレ全部、オレのものっ♬」。
一番乗りの特権、無人の朝イチグランプリ貸切タイム。

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Landing!。
標高1400mのグランプリですら、放射冷却のカケラも感じられない緩いバーン。
それでもシャラシャラとしたコーンスノーは、ソフトでノイズの無い雪面コンタクト。
流石に足場は脆いものの下地にしっかりグリップする「正義のザラメ」です。
スキーの走り/操作性共に良好で、雪飛沫を上げてのロングターンが楽しめました。

あれっ?、今日結構イイじゃん♡

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流石にお彼岸明けのウィークデイ、滑走者の姿は疎らです。
その少ないゲストもグランプリとパノラマに程好く分散。
滑走ラインもターンサイズも「好き放題」の朝イチタイムが続きました。

若しかして、今日は「当たりの日」かもっ♬

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9ː20、グランプリ回し1時間で一旦下山。
この時間帯ならダイナミックも荒れは無く「正義のザラメ」のフラットコンディション。
「嗚呼、ココだけ回すリフトがあったらなぁ」と思わせる程でした。

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しかしとおみ2まで下りてくると…、
9時半の時点でザクザクのグラニュー糖バーンに進化(?)中。

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9:25、いいもり道場。
例年ならコースの至る所処にブッシュ露出、ハリネズミだらけのこの時期。
それがこの豊富な積雪量、今季の記録的多雪を現す様なゲレンデ風景です。

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しかし標高下がった分、悪雪化は免れ様も無くザブザブのサブマリンスノー。
こりゃ今日は上専で回した方が得策だな。

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9:50、そんな訳で即座にグランプリRETURN。
今日の武田さんは10時からの出勤シフト。

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白馬三山は11時からのお出ましです。

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SUNSUNと振り注ぐSUNLIGHT、照り付けるSUNSHINE。
暑い…、つーより照射で顔が「痛い…」。

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濃紺の広い空の下、長閑な春スキー日和。
春スキー期ならではの閑散としたゲレンデ、そして緩~い雰囲気。
「嗚呼、何て穏やかで幸せな時間…」。

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こっちは汗だくでオシゴト中の中部電力さん。
五竜アルプス平では、近年類例を見ない大雪で送電電柱が雪重に負け傾斜。
「停電=ゲレンデトップ心肺停止」の危険性が出ています(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/03/post-da8a42.html

そんな訳で電柱の安全確保/送電の保全に努められている中電スタッフさん。
ゲレンデ内とは云え、送電柱の管理は電力会社さんの管轄なのです。

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11ː05、河岸替えて47.R1。
北斜面で多少は締まったバーンを期待するも、流石にこの時間帯だと完売御礼。
コース幅が狭い事もあって、吹き溜まりだらけの深ザラメコンディション。
これならグランプリ回してた方が得策だな。

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Line‐8より望む五龍岳。
結局R1は3本回しただけでグランプリに蜻蛉返り。

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13ː15、三たびグランプリ。
多少ザブって来たものの、まだまだ回せるレベル。

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スーパーから下は線下のコブで遊びます。
怪我持ちの身+マテリアルもコブ仕様じゃ無いので、優しいライン狙い。
テクニカルのコブは次回の遠征にお預けです。

14時に下山してランチレスト、でもってラストもグランプリ。

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15時回るとグランプリもフルボッコの砂浜雪。
ザブザブでグサグサ、ノイジー&ラギットな雪面コンタクト。
この時間帯でもゲレンデの冷え込みは弱く、クラスト化してないのが救いです。

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それに悪雪は悪雪で滑り慣れて来ると楽しいもの。
クローズスタンスで両足同調、上半身のポジションはキープしつつノイズは下半身で吸収、落下を大きく取って短く強いエッジング。
スピードコントロールは山回りの多少で調整してリカバー。

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ボトムはコブ入り、これ位の緩コブだと楽~に遊べます。

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15ː50、今日もキッチリ最後まで回し切りました。
この日は殆どがグランプリ専のアクティビティ。
アル3回しは午前中15本/午後16本を数えましたとさ。

それで、危惧心配していた筋挫傷の按配なのですが…。
右外足で外傾取ると時折「ピリッ」と神経痛が走るものの、何とか我慢出来るレベル。
滑りに影響無い訳じゃありませんが、何せ待ちに待った二週間振りのスキーライフ。
「痛み」より「楽しさ」の方が勝っちゃうのです。

てな感じの「第九次白馬遠征」初日の滑走記。
遠征2日目に続き〼。

 

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2025.04.11

●「月山」はじまりました

えー、本日は四月上旬恒例、みちのくは出羽三山の麓より雪の便り
今日「ゲレンデオープンを迎えた」スキー場のニュースです

👦一般人A  「ゲレンデオープンって、今日は『4月11日』だよ」。

👩一般人B  「春も本番、雪なんてもう降らないんだけど」。

👨一般人C  「ゲレンデ『クローズ』の間違いでしょ??」。

否々、間違い無く「ゲレンデオープン」のお知らせ。
「こんな時期」に「こんな話題」を提供してくれるのは、勿論「西川町姥沢」のあそこ。
6~7月までスノーシーズンを続ける雪猿にとって、馴染みの場所で御座います。

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祝.月山スキー場、2025シーズン.オープン♪

国内有数の豪雪地帯が故に、冬季は「雪大杉」の月山。
最盛時の1~2月は積雪量が12~15mと、人の立ち入れる環境じゃありません。
唯一の交通インフラである県道114号(月山姥沢線)も11~3月まで閉鎖。
果たして冬を終えた3月下旬になって、県道やゲレンデ施設の除雪を開始。
やっとオープン出来るのが「月山スキー場」なのです。

今年は記録的豪雪で志津~姥沢の「雪の回廊」も、去年より5m/平年より3m高。
ゲレンデの積雪量も本日時点で約12mと、例年より2~3m程豊富です。
https://www.yts.co.jp/news/news-203799/
https://www.yts.co.jp/news/news-205207/

尚「春⇒夏スキー」移行の節目となる「ペアリフト架け替え」。
今年は6月9日(月)~13日(金)、概ね例年通りのスケジュールとなっいてます。


因みに2018シーズン、同地でワンシーズン雪山就労生活していた私め。
以後、毎年GW期間中は助っ人ワーク&スノーライフで月山籠りしておりました。
しかし今年は諸々の都合で断念、立夏の月山を滑る事は叶いません。

ま、それでも「白馬」「かぐら」を終えた5月下旬以降に「滑り納め」の遠征。
大斜面のコブと戯れるのは2か月後になりそうです。

 

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2025.04.10

●「神立ツ丘」にて

えー、本日は木曜日にてフツーにオシゴトの日。
でもって冬場(春場?)恒例、早朝より「オシゴト前の軽い運動」へLet's go
夕方までこんな所処(↓)でアクティビティしていました。

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K . S . R !

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K . S . R !

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K . S . R !

K  今日も、
S  スキーで、
R  リフレッシュ。

そんな訳で今日のゲレンデは「KSR/神立スノーリゾート」でした。
とさ。

 

 

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2025.04.09

●明日の【4/10(木)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅くなる事もたまに(?)ありまする。
そんな訳で明日、4月10日(木)の営業案内。

※ 開店時間が1時間遅れ、20時からのOPENとなります。

神立つ丘で鼓舞を舞って参ります。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
<(_ _)> ペコリ

 

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2025.04.08

●2024/25.三十三滑目「GALA湯沢」

えー、昨日はお店定休日にて「=スキーマッド」の日。
でもって暦も四月に入りすっかり春スキー「=コブ三昧」の季節。

てな訳で私めのスノーライフも本格的にコブメインのアクティビティに突入。
コブ滑の足慣らしに向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。

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6ː30、東京駅しゅっぱーつ。
3月のスノーライフは殆ど白馬遠征、プラス筋挫傷で二週間スキーお休み。
そんな訳で2月末の石打丸山以来、久し振りの上越新幹線乗車です。

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8ː10、GALA湯沢とーちゃく。
ゴンドラへのエントランスを歩く時の脳内BGMは、globe「DEPARTURES」。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/04/post-e8d0cc.html

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ゲレンデ到着「CHEERZ!」
ブーツ装着してウォームアップして、8時半よりアクティビティスタート。

因みに昨日(4/7)から春季営業体制に入ったGALA。
運行リフトはバルージュ/コーチ(中央エリア)、ビクトリア(北エリア)の3本のみ。
メロディ/エーデルワイス/ローマンホリデー等のコースは今季の営業を終了してます。
尚、冬季営業最終日の4/6(日)は「強風で営業中止」のGALAでした。

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先ずはジジを足慣らし3本。
春独特のコーンスノーですが、丁寧な圧雪と硫安メンテでしっかりとパック。
早朝の陽が射さない時間帯は雪の目が粗く、ややエッジの入りにくいコンディション。
ピステンの利いてる時間帯はスピードコントロールにやや苦戦する程でした。

このコースメンテクオリティ、どっかのかぐらスキー場も見習って欲しいものです。

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9ː00、続いてブロードウェイへ。
春スキー期のピステバーンは@云う間にザクザク荒れ進行、賞味期限が短いのでコースオープン直後を狙い撃ちするに限ります。
ブロードウェイもフラットを維持しているのは30分前後。
スーパーブロードウェイが思いの外、良コンディションの時間を長く保っていました。

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Mt.三山の盟友、石打丸山は昨日(4/6)で今シーズンの営業終了。
ティルバリー/バギーの向こう、奥基山頂には石打の山頂クワッドが望めます。

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10時過ぎると次第に晴れて来まして。
陽射しと昇温に従い、バーンは次第にザブ化。
営業スタートの早いジジ/エンタメは既にザブザブのグラニュー糖。

昨日は基本的に曇り基調も、晴れたり/小雨降ったりと二転三転の天候推移。
その度に「脱いだり」「着たり」と、レイヤー調整を余儀なくされた一日でした。

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ビクトリアより望む飯士山と湯沢の町並み。
ブロードウェイも荒れ進行、雪も緩々になって来た事だし…。

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10:20、スーパースワンでコブ遊び開始。
入りはズルドンで削られウダウダなラインも、中盤からは整ったコブ。
コブ滑の感触を思い出しつつスキッドメインでの試運転、徐々に縦攻めへと移行。
以降、小レストを挟みつつの「コブ専」アクティビティです。

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エンタメのコースサイドにもコブライン形成(約350m)。
但し緩斜面特有、「溝」程度の超シャローライン。
此処はもうちょい掘られた後が良さそうです。

とかやってると「12時からファルコン(下山コース)がOPENします」の場内インフォ。
オープン直後はコンディション良さそうだし、ファルコンに向かいました。

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しかし下山コースへの接続リフト(シャリオ)は昨日で営業終了。
「ゆきあそびパーク」脇の連絡トンネルからのアクセスとなります。

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で、連絡トンネルが結構歩く。
このルート使って下山コース使うのはこの日が初めて。
つーか春スキー期にしか訪れないGALA、下山コースを滑るの自体が4年振りです。

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下山コースのダウンヒルへGo。
OPEN直後のファルコンは滑走者も少なくガラ空き、そして手付かずのピステン。
コース幅はやや狭いものの斜度変化に富んだ中斜面構成、そして4~5発あるヘアピンとレイアウトも楽しい。
多少の安全マージンは取りつつの、DH滑が楽しめました。

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そんな訳で、

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予定外の、

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ゴンドラでのファルコン回し×3本。

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因みに去年の同時期はこんな感じでした(勿論コースクローズ)。

昨日の時点でGALA積雪量は290㎝とハイシーズン並みを維持。
例年ならとっくにクローズしている下山コースも、来週位までは持ちそうです。

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しかし時間を追うにつれ、ミドル~ボトム部がノッキングスノー化。
人も増えて来たしコースも荒れて来たし、3本でゴンドラ回しを終了。

30分のランチレストを入れ、13ː45からアクティビティ再開です。

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レスト後も専らコブ遊び。
スーパースワンは沢側より尾根側の方がコンディション良。

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14ː40、遅蒔き乍らグルノーブルへ。
遅くて長い固定循環式なので日中は敬遠、この時間になって初のコーチ乗車。

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グルノーブル。
トップ~ボトムに掛けて、450mのコブラインが1本出来ています。

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で、このコブラインが結構「良いっ」。
深さ/ピッチ/形状、何れも滑り易いコブで縦にも攻められます。
しかしコーチは15ː20で営業終了、4本回す時間しか残ってません。
「嗚呼、これならもっと早く此処回しときゃ良かった…」。

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因みにグルノーブルは、GALAゲレンデトッブ「高津倉山山頂」。
「いゃあ、今季はホントに雪多い」。
鉄柱回りにの小丘も積雪に埋まり、殆どドフラットです。

https://bar-triplesec.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc00678_20240413121201.jpg?_gl=1*kqu4lg*_ga*MjA0NTM4NDI0OC4xNzM0MDEyOTMx*_ga_G0E5KFVGZM*MTc0NDEyOTIzMS4yMDIuMS4xNzQ0MTMwMDA5LjUxLjAuMA..#_ga=2.106679681.342595898.1743699010-2045384248.1734012931
去年の同時期はこんな感じでした。

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ラストはエンタメのコブを4本回して〆。
緩斜のストレートコブですが、大分掘れて来たのでソコソコ楽しめました。
この日のアクティビティは実質滑走7時間で46本/44㎞、うち半分がコブ滑。
「今日も沢山回しました」

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16ː15、何故か「ゴン下」。
中央エリアは16時までの営業なのに、下山コースは15ː30にクローズ。
何の為の下山コースなのか良く解りません…。

因みにこの日より愛機も春仕様。
ハイシーズン用「ディナSL」から、春コブ用「ブリザードSRC」にマテリアルチェンジ。
5シーズン前の型落ち機でメタルは大分ヘタっており、整地では心許ない安定感。
それが却ってコブでは丁度良い按配のフレックス、ゲタ(プレート)履きじゃ無いのもライトウェイトでコブ向きです。

と、こんな感じの春スキー&コブスキー「GALA滑走記」。
若しかするとGALAにはも一回位訪れるかも知れません。
おしまい。

 

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2025.04.07

●「白と熱。」 「白に染まれ」

えー、本日は月曜日にてオシゴトオヤスミの武蔵野口の場末のバァ。
先月にやっちゃった広背筋の筋挫傷も概ね回復、例に由ってのスキーライフです。 
で、今日のゲレンデはコチラ(↓)でした。

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「白と熱。」
2024/25シーズン、「JR SKISKI」キャンペーンのキャッチコピー。
今冬のキャストは出口夏希嬢と青木柚氏(不存知…)。
CMのタイアップ曲はPablo Haikuの「you're my」(不存知…)。

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「白に染まれ」
2024/25シーズン、「GALA湯沢」キービジュアルのキャッチコピー。
ポスターのイラストはaz_waldさん、美系の学校に通う高校3年生との事です。

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そんな訳でのGALA湯沢。
ハイシーズンには雪質/ゲレンデスペック共に役不足。
そして何より小回りですら滑走ラインの取れないキャパオーバーの「鬼畜混み」。
1~3月は訪れる気がしませんが、春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。

どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえあればそれなりに楽しめるのです。
それにガーラのピステンは硫安の大量投下でコンデションも意外と良。
あと「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてのポイントも高いです。

2020/21シーズンの4月、遠征の繋ぎで何となく滑りに来たGALA(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/04/post-a23de3.html
これが思いの外「当たり」でして、以来毎年この時期「専」で訪れています。
そんな訳で「GALA湯沢」のハイシーズンは、実は春スキー時期なのでした。

滑走記は亦後日にDemo。

 

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2025.04.06

●営業時間【令和7年度より】微変更

えー、お店の躯体トラブルで3月半ばより臨時休業中だった瓦礫坂のバァ。
応急措置の突貫工事を終え、今週より通常営業となっておりまする。

所処で今月より四月、日ノ本国では一般的に「年度替わり」の月で御座います。
そんな節目の時節を利用して、今年度より営業時間を変更する事に致しました。
変更内容は以下の通りとなります

●改正前(2025年3月31まで)
火~土曜日 19:00~Good time (入店〆の目安/24時)
日祝日   18:00~Good time (入店〆の目安/23時)

●改正後(2025年4月1日より)
火~土曜日 19:00~Good time (入店〆の目安/24時)
日祝日   19:00~Good time (入店〆の目安/23時)

今まで1時間早く開けていた日祝日のOPENを、平日と同じ時刻(19時)にしました。
「だって18~19時の間に、全~然人来ないんだもん」。
報わる努力は惜しまないけど、報われない努力は極力しない。
そんな理由での営業時間.微変更とした次第です。

あと一応、閉店時間に就いて再度の御説明。
平日は24時までは必ず開いてますが、24時以降ノーゲストになった時点でクローズ。
24時までに入店して頂ければ、最長26時までは飲んでって下さい。
日祝はそれが1時間前倒し、23時/25時になるだけです。

それ以外は特に変更無し、定休日等の御案内はコチラ(↓)になります。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/05/post-2173c8.html

と云う訳で本日が新年度初めての日曜日。
営業ダイヤ改正後、初の商いなのでした、とさ。

 

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2025.04.05

●2024/25.三十二滑目「白馬五竜&47」

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、4月2日より通常営業再開しております。

そんなお店のイレギュラーに加え、3月半ばの白馬遠征で広背筋の筋挫傷を罹傷。
スキーもランニングも出来ず、安静の日々を送る我慢の半月間。
更には通勤用のママチャリがぶっ壊れるは、春風邪引くはと「踏んだり蹴ったり」。
兎に角「碌な事」の無かった三月中~下旬で御座いました。

と云う訳で何をするにもヤル気が起こらず、二次元日誌もほったらかし。
スノーライフの滑走記もまるまる一ヶ月分滞っておりまする。

そんな訳で直近のアクティビティから巻き戻してのエントリー。
3/31~4/1は年度跨ぎの「第十次白馬遠征」、五竜&47.2days。
二日日は4月1日の滑走記upで御座います。

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7ː15、4月最初の朝にゲレンデイン。
早朝のエスカルテラスは無人の静寂、ハイシーズンの賑わいが嘘の様です。

「3月30日」と「3月31日」は何も変わらない。
「4月1日」と「4月2日」も何も変わらない。
でも「3月31日」と「4月1日」は大きく様変わりする、五竜スキー場の風景。

ベースセンターのエスカルプラザはこの日より春シーズン仕様に営業形態変更。
24時間営業を終了し、8~17時の施設オープンとなっています。
フロントのスタッフさん、101日/2424時間の昼夜勤お疲れ様でした。

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館内もひっそり静まり返っています。
2Fのサブウェイとヨゴリーノも昨日で今季の営業を終了。
レンタル等のショップも営業開始時刻が遅くなっています。

山脈寮の住み込みクルーも大半が3月末で任期満了し、順次下山。
また、都市部からの夜行バスも終了し、ツアー客の姿もありません。
そんな訳でゲストもスタッフも、目に見えて(目に見えず)姿の減っている朝なのでした。

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例に由ってキャビン駅待機。
記録的な大雪に恵まれた今冬ですが、流石に四月ともなると山麓部は融雪進行。
ゴンドラ駅舎の腰掛岩も顔を出していました。

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第2もガラガラ。
月初めの年度初め、でもって平日の4月1日、でもって雨予報。
流石にこんな日に滑りに来ている雪猿は数える程です。

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8:00、朝イチのゴンドラ待ちも20人程度(うち五竜オールスターズ5名)。
この日の白馬は午前中/小雪、午後/小雨の予報。
「今日はエイプリルフール、実は本当の予報は終日ピーカンだよっ」。
なーんて春の空模様を期待したのですが、そんな都合の良い話は無し。
8時前には予報通り、チラホラと小雪が舞い始めました。

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8ː25「業務連絡、トップ41番」。
今日はアル3二番乗り、一番乗りはユーマくんと五竜オールスターズの主。

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朝イチのグランプリ、下1/3は視界クリアですが、

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上2/3はガスガスフルフル。
それでもホワイトアウトと云う程じゃ無く、20m程度の視界は確保。
安全マージン取っての滑りなら充分回せるレベルです。

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オープニングタイムからして重馬場のグランプリ。
昨夜の冷え込みが緩かった所為で、朝イチの時点でウェットな雪質。
まるでムースの上を滑っている様なシャバ雪コンディションです。

R深めに取ったカービングだと減速要素が強く、マキシマムで板が沈みがち。
縦に落下取っての短いエッジングでスピードを殺さない滑りを心掛けました。

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9:30、ダイナミック~とおみ2。
林道から下は早々にザク雪化の兆候。
「重い」「沈む」「引っ掛かる」「抜けない」「走らない」の春雪五重奏。
スキーヤーズライトのコースサイドが比較的マシなコンデションでした。

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9ː50、ほんの一瞬覗いた青空(3分持ちませんでした…)。
この日のグランプリ、午前中はガスが切れたり籠ったりの繰り返し。
クリアな視界の時間帯が続く事はありませんでした。

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最低鞍部と大黒岳。
この日、唯一望めた後立山の頂です。

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10:30、補食チャージでもう一回下山。
この時間帯から山麓部ではポツポツ雨模様。
フリージングレベルは1100m(タクガ沢堰堤)辺り。
アルプス平では相変わらず雪模様も、日中は雨に変わりそうだな…。

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11ː10、ガスに強い子、47ルート1。
フラットライト気味も視界はクリア、雨もピンストライプで気にならない程度。
ただ、この時間帯から「疲労蓄積ドットcom」
昨日の基地外アクティビティ(回した本数51本)に加え、今日の湿雪重馬場。
腰と広背筋のダメージが顕在化、基本ポジションを保つだけで辛い…。

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12ː10、47を6本回してランチレストに向かいます。
アルプス平はパノラマ/グランプリ共「ガス祭」、濃霧の占領下。
LineEからアル1は朧にしか見えず、Alps360は影すら覗けませーん。

一旦下山し飯休憩、重い身体を引き摺ってアクティビティ再開。

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13ː30、グランプリはスーパー過疎。
ワイドバーンに動くモノ(滑走者)は見られません。

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アル3にも人影無し。

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アル4にも人影無し。

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ホントに「人、居ません」。
まぁ午前中ガスガスで、昼前から雨が降り出し、雪はモサモサのグサグサ。
地元のズン券皆さんは午前中で切り上げたみたいです。
暇してるスクールスタッフとコブレッスンの方々が僅かに回しているだけでした。

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14ː00「嗚呼、満月が綺麗だなぁ」。
今日の日照時間は1時間、有っても無くても変わんない陽射しでした(苦笑)。
午後に入るとガスは薄まったものの、落ちてくるモノが雪から霙、そして雨に。

荒れた湿雪バーンは手に負えない程じゃ無いものの、滑り手の体力がボチボチ限界。
32本/40㎞回した所処で「うーん、今日は此処迄かなぁ…」。

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14ː30、撤収。
悪雪化に歯止めが掛からないし、重馬場雪で腰と広背筋はレッドゾーンだし。
予定より30分早めの板仕舞い、♨で湯治して帰途に就く事と致しました。

と、こんな感じの「第十次白馬遠征」五竜&47.2days。
白馬にはシーズン中、あと1~2回は訪れる予定です。
おしまい。

 

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2025.04.04

●2024/25.三十一滑目「白馬五竜&47」

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、4月2日より通常営業再開しております。

そんなお店のイレギュラーに加え、3/10~11の白馬遠征で広背筋を筋挫傷。
これが思ってた以上の重症で、日常生活にも差し支える始末です。
勿論、スキーもランニングも出来ず、安静の日々を送る我慢の半月間。
更には通勤用のママチャリがぶっ壊れるは、春風邪引くはと「踏んだり蹴ったり」。
兎に角「碌な事」の無かった三月中~下旬で御座いました。

こんな状況下では何をするにもヤル気が起こらず、二次元日誌もほったらかし。
スノーライフの滑走記もまるまる一ヶ月分滞っておりまする。

と云う訳で直近のアクティビティから巻き戻してのエントリー。
3/31~4/1は年度跨ぎの「第十次白馬遠征」、五竜&47.2days。
初日3月31日の滑走記upで御座います。

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6:40、3月最後の朝にゲレンデイン。
早朝の白馬は青空広がる好天も-4℃の冷え込み。
明日から4月とは思えない「キン」と冷冴な大気です。
夜間に少し降ったらしく、山麓ベースでも1㎝の雪が乗っていました。

但しこの晴れ模様も午前中だけ、午後から天候下り坂の予報です。

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本日を以て24時間営業を終了するエスカルプラザ。
4月1日からは春シーズン仕様の営業時間(8~17時)へ変更。
サブウェイさんもヨゴリーノさんも今日が営業最終日となります。

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五竜が運行するシャトルバス/トライアングルバスも今日で営業終了。
色々なモノが「終わり」を迎える三月最終日なのでした。

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8ː00、あらら、上部は雲が掛かってきちゃった…。
スカイ4が動いてないので、オープニングはゴンドラにゲストが「一極集中」。
気付けばキャビン駅は50人程の行列となっていました。

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8ː15、キャビン乗車。
眼下には前日(3月30日)を以て今季の営業を終えたいいもりゲレンデ。
今シーズンはまだ「雪たっぷり」なのに勿体無いなぁ…。
ま、来シーズンから五竜と塩嶺さんが合併、営業形態は少し変わるかも知れません。

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8ː25、「業務連絡トップ77番」。
下界の晴天に反して、アルプス平は曇天の覆うブルーグレーの空。
おいおい、天候下降線の前倒しは勘弁してクレヨン。

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無人のスロープにLanding。
この日のグランプリは氷結ザラメの上に3㎝程度の新雪がトッピング。
深夜の冷え込みで下地はガリッと硬いものの、エッジが入らない程では無し。
何より乗った雪が程好くクッションとなり、雪面タッチが柔らかい。

ま、それでも高速仕様のハードパックコンディション。
最初の数本はバーンのスクーリングを兼ね、7割速度域のミドルで回しました。

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2~3本回しているうちに、天候は次第に好転。
一枚バーンに陽射しが届く様になって来ました。
視界も良化、滑りの方も次第にバーンコンディションにアジャスト。

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ブナの梢枝には霧氷が満開。
「桜」ならぬ「銀花」をお花見しつつのアル3乗車。
今シーズン、白馬で霧氷を愛でるのはこれが最後かなぁ。

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今日はアル2も併用してのグランプリ回し。
アル2はこの日(3/31)で今季の営業最終日、折角だから乗っとかないとね。

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アル3と逆アングルで眺めてるグランプリ、ちょっと新鮮な構図です。
10時を回ると信越国境稜線を覆っていた層雲帯が切れ、頚城~戸隠~飯綱のパノラマが望める様になって来ました。

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「The day!!!」
気付けば絶好の春スキー日和。
この日の勝負タイムは午前中(午後から曇り~小雪/小雨予報)。
早い時間にエネルギーチャージ(補食)を済ませ、遮二無二にグランプリを回します。

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11時を過ぎると、白馬連峰の山々もクリアに望める様になりました。
白馬三山に、

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五龍の武田菱も顕現

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エナメルブルーの空にコントレイル。
クリアな春晴空の下、爽快なスキーライフが続きます。

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で、嬉しい誤算。
この時期は1時間持たずに「ザクザク」「グサグサ」になるグランプリ。
しかし快晴で陽射しの強いの割に気温は上がらず、日中でも0~1℃程度。
平日でゲストの少ない事も幸い、削られたザラメの層は然程厚くなりません。
正午過ぎまでは雪面をしっかり捉えられる良コンディションをキープ。
三月末でこれだけフラットバーンが長く続くのは「大当りの日♬」です。

そんな訳でオープニングから13時頃までグランプリ専のアクティビティ。
アル3&アル2回しは34本を数えました。

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13ː15、河岸替え47へ。
午後になっても天候悪化の気配は無く、終日快晴を保ちそう。
こんな天気予報の外れ方なら「大歓迎」です。

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LineCより、御約束の見返りphoto。
眼下に白馬村、遠望に戸隠と飯綱の北信名山群。

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一夜山の向こうには飯縄/瑪瑙/霊仙寺/高デッキと連なる飯綱連峰。
中腹には昨日(3月31日)で今季の営業を終えた戸隠スキー場。
今季、戸隠には1回しか滑れなかったのが悔やまれる…。

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R1はザブったコンディション。
削られたザラメが陽に当たり融雪、重馬場のグラニュー糖。
それでもしっかりエッジを噛ませば、下地に届くコンディションでした。

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R2の急斜パートは未だフラット、バーンも硬さを保っています。
ただ、急斜面から下はザブザブのグサグサ。
これならR1メインで回した方が良いかな。

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南沢ノ頭(通称.イチヨンゴーゼロ)より、御約束photo。
それじゃ今日の47、〆の1本へ。

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R1フルパート、2.3㎞のダウンヒル。

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47ベースから五竜へは、コレ乗って戻ります。

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この日が最終営業日のトライアングルバス。
特に大雪や雨やガスの日には重宝、今シーズンも沢山お世話になりました。

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14ː50、最後は再びグランプリへ。
大分荒れて来ましたが、まだまだ回せるレベル。
3月以降のグランプリは夕刻になっても日陰化しないので、クラスト進行も軽微です。

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ラス1時間はアル2サイドの「線下~ノリ面」を回します。
リフトの間近で乗車客に「ガン見」されるが恥ずかしいのか、それとも左下がりの片斜が嫌われてか。
このラインを回すゲストは殆ど居らず、オープンバーンに較べフラットを維持。
雪面コンタクト/エッジグリップ/スキーの走り、何れもオーラスタイムとは思えない良コンディションを保っていました。

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「業務連絡、アル2最終37番」。
アル2(15ː40終了)を回し終え、最後はアル3(15ː50終了)でフィニッシュ。
営業終了時刻までしっかり回し切りました。
因みにアル2はこの日(3/31)が今シーズンの営業最終日。
2024/25シーズン、最後の乗客となったのでした。

と、こんな感じの3月〆、そして年度末の〆滑。
遠征二日目はエイプリルフール滑に続きます。

 

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2025.04.03

●地階の「フロアモルティング」

えー、建物の躯体トラブルで3月半ばより暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、昨日より通常営業再開しております。

所処で暇を持て余した約二週間の臨時休業中。
降って湧いた閑暇を利用して、自宅の大掃除に着手しておりました。
でもって押入れに貯め込んだ古酒ウイスキーのストック整理を試みるも…。
「量が多過ぎて早々に断念」。
段ボールを数箱開けただけで「無かった事」にしときました。

で、その際にこんなもの(↓)を発見。

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PEAT(泥炭)。
数十年前、スコットランドで蒸留所巡りをしていた際に貰ったもの。
アイラじゃ無くハイランドのビート、確かギリーかベンリアックだったかな。
(何せ大昔の事なんで覚えてません…)

まぁ折角「掘り出した」ピート。
このままお蔵入りさせとくのも勿体無いので、お店に持って来る事に致しました。

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そんな訳でのフロアモルティング。
気が向いた時だけですが、商い前にピート焚いてます。
昔、青山のヘルムで村澤さんがやってた遊びですね。

そんな訳で厄払いのお焚き上げ。
「Peaty&Smoky」な薫香の漂う、武蔵野口の地階のBarなのでした。

 

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2025.04.02

●本日より【4/2(水)~】営業再開します

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より予期せぬ臨時休業。
「春のお彼岸」連休に入っていた武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

でもって何とかその場凌ぎの応急措置は終了。
本日、4月2日より通常営業再開致します。
ただ根本的な瑕疵の解決には至っておらず、見切り発車のリスタート。
万が一、また同様の事態になったらゴメンナサイです。

あと、今後本格的に造作業者を入れる可能性もあります。
その際にはまた一定期間休業となるかも知れません。

そんな訳で引き続き御愛顧の方、宜しくお願い致します。

 

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2025.04.01

●「月跨ぎ」「年度跨ぎ」

えー、本日より「季節替わり」「月替わり」「年度替わり」の四月。
月初一発目の二次元日誌更新は、例に由っての雪ネタで御座います。
(※.今日のエントリーにエイプリルフールネタは仕込んでいません。)

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昨日、

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3月31日は、

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終日のピーカン、絶好のスキー日和。
カチッと締まった春のザラメバーン、この時期としては極上のコンディション。

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今日、

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4月1日は、

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ガスガスフルフル視界不良、更に午後から小雨。
ま、そんな悪天の割にはソコソコ楽しめました。

そんな訳での「第十次白馬遠征」五竜2days。
「月跨ぎ」「年度跨ぎ」のスノーライフでしたとさ。

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2025.03.29

●暫定にて【3/29(土)】営業再開中

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より予期せぬ臨時休業。
「春のお彼岸」連休に入っている武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

でもって「その場凌ぎ」レベルの応急措置を終え、昨日より営業再開。
本日(3/29(土))も何とかお店開けられそうです。
但し瑕疵の根本的解決には至らずの暫定措置でして、明日以降の商いは未定。

御迷惑を御掛けしていますが、宜しくお願い致します。

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2025.03.28

●営業再開【3/28(金)~】但し暫定

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より予期せぬ臨時休業。
「春のお彼岸」連休に入っている武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

でもって昨日今日で、その場凌ぎの応急措置は完了。
取敢えず今日はお店開ける事に致しました。
但し瑕疵の根本的解決には至ってないので、明日以降の商いは未定です。

御迷惑を御掛けしていますが、取敢えず現状報告まで。

 

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2025.03.27

●Spring ephemeral

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福寿草。
一昨日、北安は某所で咲いているのを目にしました。

此処んトコ、公私共に碌な事の無い私め。
花言葉通り「幸せを招く」兆候になればイイな。

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2025.03.24

●走り口 氷桶に積もる 春の雪

えー、本日は月曜日にて定休日の武蔵野口の場末のバァ。
しかしお店の躯体トラブルで先週火曜日から臨時休業中。
定休日もへったくれも無い不測の休日が続いておりまする。

所処で昨日は彼岸の明け、やる事無いので夕刻にお店入り。
店内の掃除やら在庫整理やらの雑用に勤しんでおりました。

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うん、キレーになりました。
昨夜のメイン雑務は「ストッカー×2の霜取り」。

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彼岸明け、夜の武蔵野に「雪積モル」。
氷桶に溜めては捨てるストッカーの霜が「まるで雪みたい…」。

あーあ、早くお店再開したいなぁ (未だ施工業者探索中、目途立たず)。
あーあ、春スキーにも行きたいなぁ (広背筋の筋挫傷で安静中)。

そんな訳で積もるのは「霜」と「フラストレーション」ばかりの夜でした。
とさ。

 

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2025.03.23

●「When it rains, it pours…」

えー、建物の躯体トラブルで先週火曜日(3/18~)からお店クローズ。
想定外の長期休業に入っている、武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

そんな訳で今日でオヤスミ6日目、暇と時間を持て余している私め。
本来なら営業再開の段取りをしつつ、スケジュールの空いた日はスノーライフに「全振り」する手もあるのですが、訳有ってそれも叶いません。
理由はコレ(↓)、とてもゲレンデに立てるコンデションじゃないのです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/03/post-994690.html

先々週の白馬遠征で広背筋の筋挫傷(重度の肉離れ)をやっちゃい、軽度の運動すら儘ならぬ状態。
スキーは勿論の事、日課のジョギングもお休みしてる二週間なのでして。

てな訳で「踏んだり蹴ったり」「泣きっ面に蜂」「弱り目に祟り目」。
無為な時間だけを浪費し、フラストレーションの溜まる日々を送っているのでした。

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2025.03.22

●臨時休業「5日目」

えー、建物の躯体トラブルで今週火曜日から休業中。
武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

取敢えず、週空けから補修工事の手筈に取り掛かる算段。
多分、今月中の営業再開は無理っぽいです。

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「休業中」ならぬ「コース閉鎖中」。
ゲレンデマップ案内板に張り付ける、コース状況インフォのマグネット。
アナログ時代の大昔、白馬五竜で使われていたものです。

果たして滑走可能になるのは何時になるのでしょうか(悩)…。

 

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2025.03.21

●臨時休業「4日目」

えー、建物の躯体トラブルで今週火曜日から休業中。
武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

飲食店にとっては書き入れ時の金曜日。
そんな夜にオシゴトせず、自宅に居るってのも何だか変な感じです。

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今んトコ、営業再開の目途は立っていません。
御迷惑を御掛けしますが、もう暫くお待ち下さい。

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2025.03.18

●当面の間【3/18~未定】休業致します

えー、何時もお世話になっております。
武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

本日は表題通りの御案内「今日から暫くの間、休業致します」

原因は建物の躯体トラブル。
元々が老朽物件で彼方此方にガタが来ていたのですが、致命的な瑕疵が発生。
営業を続けるのに難しい状況となってしまいました。
そんな訳で苦渋の決断、本日より暫くお店を閉める事となりました。

類似の事例は過去何度かありましたが、何れも軽度の不具合。
3~10日程度で復旧/営業再開する事が出来ました。
ただ今回は工務店さん入れての大掛かりか補修が必要みたく。
しかもトラブル発生したのが一昨日なものでして、業者の手配からスタート。
今んトコ、営業再開の目途は全く立っておりません。

御迷惑を御掛けしますが、宜しくお願い致します。

 

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2025.03.13

●「五竜での受難」

えー、一昨日「第八次白馬遠征」から帰東。
昨晩よりオシゴト再開している、武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

でもってスキーシーズン真っ只中のこの時期、まさかのアクシデント。
暫くの間、ゲレンデに立つ事の出来ない身体になってしまいました。

広背筋の筋挫傷、やっちゃいました…

しかも結構重症。
前傾姿勢取ったり腰を捻ると、損傷部位にピキピキ激痛が走り「悶絶」。
日常生活レベルでも支障を来す有様、とてもスキー履ける状況じゃありません。

肉離れの治療方は「コンプレス(湿布)」「クーリング(冷却)」「テーピング(固定)」。
そして我慢/堅忍/辛抱の「絶対安静」です。

そんな訳で来週の滑走予定は全キャンセル。
うーん、下手したら今月は棒に振ってしまうかも…。

 

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2025.03.12

●「五竜の受難」

えー、昨晩「第八次白馬遠征」から帰東。
今夜からオシゴト再開の武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

所処で今冬の白馬は此処30年程の中でも最も降雪量の多いシーズン。
近年の暖冬小雪続きに頭を痛めていたスキー場としては「恵みの雪」なのですが、余りにも雪大杉だと「福転じて災いと成す」。
今回の遠征はそんな「雪害」にモロにぶち当たった二日間でした。

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遠征初日、3月10日(月)。
今季数える程しか当たってないブルーバード「突き抜ける様な快晴」。
でもキャビンの営業開始時刻はとっくの昔に過ぎてます。
嗚呼、こんな「The day」に限って…、
「テレキャビンは安全確認の為、営業開始が遅れる見込みです」。

馴染みのキャビンスタッフさんからの身内情報によると、山頂へ送電線を繋いでる電柱が傾斜し停電の危険性が有るとの話。
想定以上の積雪量+春の陽気で雪の表層が動き電柱を圧迫。
アル3乗車場付近と林道に立ってる2本が可也ヤバイらしく、パトさんと専門家が状況確認/安全確保に向かっているとの事です。

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こー云うやつです。
電柱が倒れ送電線が切れればゴンドラもアルプス平の各リフトも「漏れなく停止」。
ゴンドラに関して燃料で鈍行運転可能なものの、チェアリフトは宙吊りの計。
パトさんのロープ救助を待つ以外、如何しよーもありません。
(※.索道の動力源は電気です)

結局テレキャビンは定刻の3時間以上遅れ、11ː25に運行開始。
但し安全確保の為、ダイナミック~ウッディは終日クローズ。
下山コースの閉鎖が解除されたのは、翌日(3月11日)の正午になりました。

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遠征二日日、3月11日(火)。
前日のテレキャビンに続き、この日の受難はスカイ‐4。
「11ː30で営業終了、運休のお知らせ」。

原因はコレ(↓)です。

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エキスパートのクラック。
最大傾斜部に「深く」「長い」横皺が2本入っています。
直近三日間の高温続きに加えこの日は雨で、危険度は増大。
全層雪崩が発生すれば流れ落ちて来たデブリで、スカイ4支柱倒壊の恐れもあります。

それにエキスパートには「前科」があるのです…。

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2021/22シーズンのエキスパートでは全層雪崩が発生。

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しかも雪崩の起きた時期(2022年3月14日)がモロ被り。
そりゃゲレンデ運営も慎重にならざるを得ませんよねぇ…。

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前回の雪崩は夜間に起こったので、人的被害の無かったのが不幸中の幸い。
また、エキスパート下部でデブリは止まり、とおみまで流れ込んで来ませんでした。
しかし今季は積雪量が段違い、状況を考える致し方無い判断だと思われます。

尚、身内情報だとスカイ4の営業休止は3/15(土)まで確定。
運休期間中のとおみゲレンデはエキスパート側が大幅にセパレート。
稼働索道は日中/ナイター共に、とおみ1/とおみ2となります。
以降は天候や斜面状況等を見て営業再開/運休延長の判断をするとの事でした。

と、二日続けて索道トラブルのイレギュラー続き。
記録的な大雪が齎した雪害「五竜の受難」でした、とさ。

 

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2025.03.09

●今週の【3/9(日)~3/11(火)】の営業案内と定休日

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳で今週の営業案内&オヤスミ案内。

※3/9(日)は22ː30までの時短営業となります。
※3/10(月)~3/11(火)は連休となります。

御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
m(__)mペコリ。

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2025.03.08

●2024/25.二十五滑目「丸沼」

えー、月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミの瓦礫坂の酒場。
今週も例に由ってのスノーライフで御座います。
予定では白馬遠征に向かう心算も、雨予報☂でキャンセル。
日帰りの主戦エリア、越後湯沢の各ゲレンデも同様に降雨っぽく回避。

そんな訳で「雨」と「風」を避けて思案苦慮のゲレンデチョイス。
向かったのは2022年12月以来.2シーズン振りとなる「丸沼」です。

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10ː35、ゲレンデとーちゃく。
この日(3/3)の片品村は予報通りの大雪、未明から早朝に掛けての積雪は約20㎝。
国道120号も白根温泉から先は一気に雪量増加、一面の銀世界となっていました。

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10ː55、先ずはゴンドラで山頂に向かいます。
交走式じゃ無く循環式ですけど、名称は「日光白根山ロープウェー」。

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日光白根山は雲の中、山容のカケラも望めません。
標高2000mのゲレンデトップでもマイナ3~4℃程度、湿度も高く緩い冷え込み。

取敢えず主要コースのコンディションを様子見。
しらね~からくら~ローズ~バイオレットを経て第5に向かいます。

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まるで湯沢の里山みたいなモッサリ雪。
水上沼田エリアでは最も標高の高い丸沼ですが、重く湿ったウェットスノー。
緩斜面で積雪抵抗が大きいと、板が全然走りません。
ローズ中部のヘアピンまでは「真っ直ぐ」滑り降りるだけでした。

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11ː15、やっばりメインはココ。
第5でバイオレットとローズ下を回します。

742mの距離を3分10秒で結ぶ高速デチャッタヴルペア。
運行速度約14㎞、搬器の射出間隔5秒とずば抜けた機動力/輸送力を誇ります。

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ローズもモサモサ。

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バイオレットもモサモサ。
今シーズンの記録的大雪は水上沼田エリアでも同様らしく、バイオレットは明らかに斜度が緩くなっていました。

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取敢えずこの辺を攻めますか。
バイオレット/ローズ共に、コースサイドはオフピステのコンデション。
特にローズの樹林帯側は脇パウが食べ残しだらけです。

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ナチュラルバーンを新雪喰い。
しかし「斜度不足でスキー走んない」「雪も重くてスキー走んない」。
ノートラに板を進めても新雪を踏み固めるだけで浮遊感皆無。
あんまり楽しく無いパウ滑でした。

7本回した後にゴンドラを挟み、ブルーに向かいました。

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12ː25、珍しく第4でブルー回し。
直近のスノーライフはモサグサ雪ばかりで、やや雑な滑りが続いてます。
そんな訳で滑りのメカニズム調整、緩斜面でバリトレを重ねます。

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ブルーは「プライベートゲレンデ状態」。
40分程回しましたが、その間殆ど貸し切り。
スロープに残るシュプールも自分の滑走ラインだけでした。

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13ː05、再び第5へ。
気温はマイナ5℃程度も吹き下ろしの風が強くなり、体感温度は大幅に低下。
「こりゃゴンドラ回しと併用かな~」なーんて思ってたら…。
その矢先、打つ手を塞がれてしまいました。

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「山頂付近強風の為、ロープウェー減速運転中」のアナウンス。
見るからに鈍行運転のゴンドラに乗る気はなれず、第5回し継続。

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試しに1本挟んでみて、意外と良かったのがグリーン。
バイオレットに較べモサ感が少なく、下地に板を噛ませ易い。
以降、バイオとグリーンをランダム回し。

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たまーにゴンドラ挟みます。
しかし10㎞/hの減速運行、これじゃクワッド以下の速度です。
下山コースも15分の乗車時間に見合ったスペックは無く(半分以上が廊下)、この日のゴンドラ乗車は4本に止まりました。

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それにしても今日の丸沼は「見事な程に空いてます」。
平日でもそれなり混雑するバイオレットですらこの過疎っ振り。
第5を回すゲストも数える程、乗車待ち皆無のスルーゲート状態でした。

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何だかんだでモサグサの腐れ雪も楽しくなって来ました。
御覧の様に終日の曇天コンデションでしたが、視界がクリアだったのが救い。
まぁそれなりに充実したアクティビティでした。

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・滑走本数/35本 (第5×26 第3×5 ロープウェー×4)
・滑走距離/41.32km ・滑走時間/1:26:29
・高度下降累計7480m・平均速度/28.8kph ・最高速度/50.7kph

この日はバスツアー使ってのアクセス、ゲレンデ滞在時間は実質5時間。
それでこんだけ回せれば充分です。

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15ː45、ラス1本。
北西の空には薄青空が覗く様になって来ました。

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雲の切れ間には武尊のネコ耳も望めます。
左が中ノ岳、右が最高峰の沖武尊。

で、この30分後に地団駄を踏む事になるのです…。

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16ː15、ゲレンデ営業終了時刻を見計らった様に、
「晴れました」。

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澄んだ青空から燦々と降り注ぐ陽射し。
スキーを終えた後になって、絶好のスキー日和に恵まれ(?)ました。
「何の嫌がらせだ、コレは…💀」。

と、こんな感じの三月初滑、雛祭りin丸沼高原。
「開業50周年」おめでとうございました、とさ。

 

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2025.03.07

●令和七年.東京「初飲み」

えー、今週月曜日はお店定休日=スノーライフの日。
例に由ってのハードワークなアクティビティを終え、20時杉に自宅帰投。
風呂と晩酌を済ませ床に就こうかと思ったのですが、意外と身心共に余力残し。
だったら折角のオヤスミ、軽く寝酒を飲りに出掛けて参りました。

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伺ったのは初見のお店、まぁ多少の縁はありますけどね。
そんな訳での「2025年.東京初飲み」なのでした。

 

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2025.03.06

●本日の【3/6(木)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。

でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)あります。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまに(?)あります。

そんな訳で本日の営業案内で御座います

※.3月6日(木)は開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)

理由はまぁ…、お察しの通りです⛄。

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2025.03.05

●2024/25.二十四滑目「石打丸山」

えー、武蔵野口の場末のバァの定休日は月曜日、それ以外は商いの日です。

しかし先週は二月最終週の事。
「2月中にもう1回くらいは滑りに行きたいなぁ…」
なーんて疼き出すスキー虫には抗えず、2/27は「お店入りの前に軽い運動」決行。
シーズン中に何度かやる、日帰りスキーライフ→オシゴトの基地外狂行軍です。

そんな訳での二月最終滑エントリー。
向かったゲレンデは湯沢エリアのホームゲレンデ、石打丸山で御座います。

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815、中央口とーちゃく。
この日の石打は「午前/曇りのち晴れ、午後/晴れ」の予報。
好天狙いの強行スノーライフだったのですが、そんな目論見は大外れ。

どんよりと薄暗い灰鼠の空から降り敷く雪、そしてゲレンデ中腹部に籠るガス。
気温も2~3℃と高く、今日は視界不良下のアクティビティとなりそうです

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8ː30、アクティビティスタート。
「雪」だか「霙」だか「雨」だか解んない、ビミョーな「モノ」が降っています。
こんな日はフード付きデチャッタヴルが有難い。

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オープニングは何時も通り、銀座からダイナミックへ。
バーンは放射冷却のカケラも感じられない緩い下地に、湿った新雪が5~10㎝堆積。
例に由っての「モッサリ湯沢雪」コンデション、板の走りはイマ2~イマ3。

しかも銀座からして濃霧状態、フラットライトで目視利き辛い…。

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9ː10、山頂ゲレンデ営業開始。
うーん、何も見えん…。
(※注.この日は晴れ予報です)

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リフトから魚沼盆地を見返ると、其処はホワイトアウトの世界。
眼下には越後三山~巻機山~谷川連峰のパノラマが一望の元に見晴らせました。
(※注.心の眼で見ています…)

「にっちもさっちもひとみちゃん」の白闇に支配された朝イチの山頂ゲレンデ。
3本回すもガス引きの気配は無く撤収、視界を求めて標高を下げるのですが…。

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パラ尾根~グリーンですらこの有様。
(※注.この日は晴れ予報です)

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ダイナミックまで下りて、やっと滑走可能なコンデション。
板の引っ掛かるザク雪ですが「見えるだけマシ」です。

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10ː15、ハツカ石に移動。
今んトコ、ガス掛って無いのは「ハツカ石」「観光口」「サンライズ下部」のみ。
よーするにゲレンデボトム以外、使い物にならないのでした。

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少し青空が覗けたりしますが、それもほんのひと時。

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11ː10、山頂ゲレンデはやっとガスが引きました。

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荒れてますが未だ回せるレベルです。
踏まれて固められた雪と削られ盛られた雪が混在、モッサモサのグッサグサで雪面コンタクトが不均一。
前半スキッド/短く強いエッジングは/体幹を保ち腰.膝.足首の吸収動作を意識。
八割速度域のショートターンで回してました。

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正午を過ぎると天候も高曇りで安定。
魚沼盆地が望める様になって来ました。

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しかし山頂ゲレンデは混雑開始。
一般ゲストの皆様は「腐れ悪雪」に悪戦苦闘。
「斜向」に「転倒」に「急停止」に「減速不能」にと挙動不審な滑りの方が多く、車間距離を長めに取らざるを得ません。
このバーンコンディションで滑走ライン不如意なのは辛い…。

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そんな訳で比較的空いている大丸へ避難。
山頂に較べると荒れも少なく、ターン中~後半はカービングで削った滑り可能。
R深めに取ったミドルが気持ち良く決まりました。

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以降、大丸/ダイナミック/ハツカ石をザッピング。
今日の石打は何処滑ってもモサモサのナチュラルバーン。
次第に滑りも腐れ雪にアジャスト「何だか楽しくなって来たゾ♪」。

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14ː30、遅蒔き乍ら「やっと晴れ模様」。

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瞬く間に天候V字回復、好天に好転。
「遅い、遅い、遅過ぎる…」。

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バーンはモサグサ雪がクラスト化。
滑走ノイズの大きいラフなコンデションとなって来ましたが、高温なのが幸い。
しっかり踏み込んでエッジ噛まして行けば蹴散らして行けるレベル。
何よりこれだけ雪面状況が目視出来れば、クラストでも難度は大幅に下がるのです。

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クラスト粉砕「ロングターン回し♬」。
谷回り長めに取ってスキーを走らせ、スビートと重心移動のタイミングを調整。
切り替えはダイレクトに次のターンへ移行、外向とやや低めのポジションを意識。
この日はこの5本が一番楽しかったなぁ。

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1550、最後は大丸で3本〆。
この日はオシゴトの都合上、17時までに湯沢駅に戻らねばなりません。
もーちょい回したい気持ちを抑え、16時に板仕舞い。
ギア片してシャトルバス→新幹線乗車、20時からオシゴトに入るのでした。

おしまい。

 

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2025.03.04

●2024/25.二十三滑目「ハンタマ」

えー、、先週の火曜日はお店入りの前に「軽い運動」。
シーズン中に何度かやる、日帰りスキーライフ後のオシゴト強行軍です。

そんな訳で丁度一週間前の滑走記エントリー。
向かったゲレンデはスコッチエッグ、ハンタマ塩原で御座います。

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10ː50、アクティビティスタート。
スノキャスさんの予報通りスーパーファインの青空☀、そして何より「無風」。
兎角「吹き上げ爆風」に祟られる事の多い2月のハンタマ。
一番の大敵、那須颪も凪いて、100点満点の気象コンディション。
基地外なスケジュール組んでやって来た甲斐がありました。

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ゴンドラ乗車。
愛機(ディナ/Master-SL)のトップシートが映える「Heavenly Blue」の深く澄んだ空。
背後に望めるのは栃木百名山の一.前黒山。

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ゴンドラより望むマディソン。

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同、ウォール。
下半分が「真っ平」のハンタマ、この2コースが主戦コースとなります。

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11ː05、先ずはウォール。
人工雪ベースのバーンは「カチッ」と締まり抜群のグリップ、雪面タッチ。
コース荒れも少なく、フラットを維持したピステは絶好の「Carvingバーン」です。

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三連休明けの平日火曜日、思ってた以上にゲレンデはガラガラ。
コース幅を目一杯に取ったロングターンで回せました。

兎角天候に恵まれない事の多い今季のスノーライフ。
終日ピーカンの好天日に当たったのは2月初めてです。

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エナメル彩の青空に映える、キリンさん(スティックガン)とトップオブ霧氷。

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白樺~♪ 青空~♪ 南風~♬。
(※.スキーヤー的観点だと、南風だけは要りません)

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続いてマディソン。
こっちもしっかりとしたパック、ゴキゲンなバーンコンディション。
ウォールに較べコース幅が広く、後半の緩みも少な目、でもって数える程の人影。
滑走ラインを自由に取った高速ミドル~ロングで「ビシバシ」攻められました。

以降、ウォール/マディソンをランダムに取るローテーション。

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時折気分転換、ゴンドラや第5を回しますが、

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アクティビティの大半は第3回し。
固定循環式にしては運行速度早め(約7㎞)、混雑も無くストレスフリーです。

13時を過ぎると削られたザラメ雪が層となって浅い吹き溜まり、エッジの引っ掛かり易いコンデションとなって参りました。
それでも下地は捉えられ許容範囲の荒れ、板の走りも悪くありませんでした。

で、この日は日光~帝釈山脈/南会津~大佐飛山地の山景パノラマも絶好調。
以下、アクティビティの合間のヤマコレ集で御座います。

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日光連山。
左より最高峰の男体山/女峰山/太郎山の日光三山。
右奥に冠雪が目立つのは、関東以北の国内最高峰、日光白根山。

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ズームにて、前女峰/女峰山/帝釈山の険峻群。

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太郎山の右奥に聳える溶岩ドーム(日光白根山)。
この一週間後にはあそこの裏側(丸沼)で滑ってるのでした。

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帝釈山脈からは、岩屏風の山容が目を惹く大嵐山。

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南会津のランドマーク.七ヶ岳。

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北東には中級山群からなる大佐飛山地の南端部。
左より日留賀岳/鹿又岳/男鹿岳。

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15ː50、〆。
この日は今季初めてとなる、ツアーバス使ってのアクセス。
滑走時間は実質約5時間と短いので、休み無しの「ぶっ通し」アクティビティ。
31本/約30㎞の滑走スタッツ、滑りの調子も良く充実満足の一日でした。
(この4時間後のオシゴトが待っている事を除いては…)

と、こんな感じの半日ハンタマ滑走記。
因みにこの翌々日、石打丸山で同じ事(日帰りスキー&オシゴト)をしているのでした。
おしまい。

 

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2025.03.03

●嫌がらせ (Weather harassment)

えー、本日は五節句の一「上巳」。
緋毛氈に内裏雛を段飾り、節句の桃花や左近右近の風流を愛でる。
所謂「雛祭り」の日で御座います。

でもってそんな歳時記とは無関係に、月曜日は定休日の武蔵野口の場末のバァ。
冬場のオヤスミは全てスノーライフに全振りの私め。
「赤」では無く「白」のスロープにて、「雛」ならぬ「雪」祭りに興じておりました。

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今日の片品村は予報通りの大雪。
しかも標高の割には湿って重たい雪、まぁ雨じゃ無いだけ良しとしますか。

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午後に入ると強風でゴンドラは減速運転。
モサグサの荒れたバーンでしたが、ガスが掛って無いので視界は良好。
大雪/強風の悪コンデションの割には楽しめた一日でした。

ただ、コレ(↓)はないよなぁ…。

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16ː15、アクティビティ終了すると同時に、
「晴れました」。

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ゲレンデ営業終了の時刻を見計らった様に「広がる青空」「降り注ぐ陽射し」。
「何の嫌がらせだ、コレは…💀」。

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そんな訳で今日のゲレンデは、今季で開場50周年となる丸沼高原でした。
滑走記は亦後日にDemo。

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2025.03.02

●2024/25.二十二滑目「白馬五竜&47」

えー、もう二週間前のハナシですが、遅蒔き乍らの滑走記up。
先々週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
今回の白馬遠征は大型寒波襲来のタイミングとバッティング。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっていました。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征三日日.2月19日(水)の滑走記になりまする。

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7ː15、とおみ着/定点観測。
多分(つーか確実に)今日もテスト入るので、ゆっくり目のゲレンデイン。
ガスに覆われた沢の上部から「パーン」と発破の音が聞こえて来ました。

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雪は思ってたほど乗ってません。
山麓部で約10㎝程度の新雪堆積、予報よりは大分少な目です。

マテリアルを「パウ板にするか」「スラ板にするか」微妙な積雪量。
シアンクレールの結果、後者をチョイスする事に致しました。

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今日もとおみからスタート。
「やぁ、おはよう」と声を掛けて来たのは「TEAM RESCUE」の御主人。
五竜で滑ってると何処や彼処かで知り合いに出会います。

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8ː00「業務連絡、トップ15番」。
とおみゲレンデを1本回し、いいもりへGo。

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810、コスモ乗車。
「おっ、ストレートウイスキーにピステン入ってる」。
圧雪車の故障で、此処数日ナチュラルバーン状態だったコス4からの各コース。
ピステンプーリー、やっと直ったみたいです。

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それじゃ早速パウGet。
放射冷却で「カチン」と締まった圧雪上に約10㎝のシャローパウ。
ノートラックに板を走らせている分には心地良い新雪フィーリングも、二層の雪質が乖離して交わらず「フワッ」と「ガリッ」が混在するコンデション。
アイシーな下地にスキッドする事も屡々でした。

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それでも裾広がりのコースボトムにはノートララインがタダ残り。

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ポールバーンもイイぞっ。
斜度の緩い後半は減速気味も、タテ目/ルーズ目のパウダーターンが気持ちイイっ。

線下/ポールバーン/丸山を各2本づつ回し、至福の「朝Pow」「浅Pow」タイム終了。
ゴンドラ搬器が流れ出したのを確認し、キャビン駅舎に向かいました。

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9ː15、グランプリへ。
キャビン駅舎に着くと、意外やゴンドラ待ちは無くスンナリ乗車。
如何やら今日はゲストの出が少ないみたく。

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サイドカントリーには20~25㎝のドライスノーがON。
パウキチ達が狂喜乱舞、雪煙と歓喜の雄叫びを上げてのPowder-carnival。

こっちはスラ板なのでターゲットはグランプリのシャローパウ。
一枚バーンにはピステ上に約10㎝の新雪が乗り、SL機には丁度良い積雪量。
ルーズに浮遊感を楽しむも良し、下地にエッジ噛ましてスプレー上げるも良し。
至福のブレックファーストタイムは約1時間続きました。

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こっちは「Powワーク」。
大雪の影響でアル2は運休、パトさんと索道さんが線下の除雪に四苦八苦中。

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公式で積雪量「5m超え」の続くアルプス平。
因みにこの時期の平均値は2m後半、3m超えたら大雪の当たり年。
ブナ疎林帯脇の沢もすっかり雪に埋没、フラットスロープと化しています。

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10時を回ると風が強くなって来ました。
昨日の爆風祭よりマシなものの体感気温は「寒い」から「冷たい」を経て「痛い」に。
一番美味しい時間帯は堪能した事だし、一旦下山する事に致しました。

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いいもりには未だ食べ残しの脇パウ有り。
7本回してほぼ完食、少し早めの休憩取ります。

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11ː00、とおみゲレンデより望むダイナミック。
ダイナミックは夜圧雪の深雪コンデション…つーか殆どオフピステ状態。
この時間になると「モッサモサ」「グッサグサ」の修羅バーンと化していました。
遠見から遠目に見ても、動いている豆粒は無く「みんな止まってます…」。

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11ː55、ヨンナナ移動。
R1は「ややモサ」レベルの軽微な荒れ。
ゲストの姿も数える程、これなら高速ミドル~ロングで回せるコンデションです。

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R1ボトムも絶好調。
動線的に回すゲストが少ないので、殆ど荒れ無しのフラットバーンを維持。
Line-8使って「ボトム専回し」する程でした。

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正午を回ると嬉しい誤算。
終日曇り/雪の予報に反して青空が覗き始めました。

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以後、御覧の様に晴れ基調のスキー日和に。

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東面には荒倉山(砂鉢山)と虫倉山も望める様になりました。

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さて、何処に居るでしょう。
Line-8では今シーズン初のカモシカちゃん発見。

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最後はいいもり、楽~に丸山回し×5で〆
この日は遠征最終日、帰路の都合上15時半での板納め。
この後は松本でアフタースキー、食って飲んでの遠征打ち上げ(↓)に向かうのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/02/post-e775e6.html

と、こんな感じの第七次白馬遠征.3days。
次回の白馬雪旅は二週空けての3/10~12を予定しています。
おしまい。

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2025.03.01

●創業「寛永元年」

えー、本日より月替わり弥生。
「季春」の異名通り、此処数日のトーキョーはまるで桜の頃を思わせる暖かさ。
梅の季節も桃の季節も一足飛び、春うららのポカポカ陽気で御座います。

そんな陽春の候のウィークエンド、武蔵野口の場末の酒場は通常通りの商い。
月末週末の昨夜の商いは流石にソコソコ忙しく、今日は少し早めのお店入り。
仕込みやら仕入れやら、看板出しの支度に取り掛かるのでした。

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所処で中野の丸井さんでは今日から新規テナントがオープン。
昨日、前を通り掛かった際に知ったのですが、そのお店ってのが…、

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びっくりドンキー、まさかの「四方」さんです。

赤坂で飲食店を営んでいる(た)方なら、知らない人は居ない「四方酒店」。
嘗てみすじ通りでお店やってた頃、大変お世話になりました。
あとはもう無くなっちゃったけど、吉池さんなんかもありましたね。
嗚呼、何か懐かしいなぁ…。

折角なのでお店を覗こうかと思ったものの、時間が押しており今日は断念。
またの機会にする事と致しました。

そんな訳で豈図らんや、「武蔵野の地」で「赤坂」との邂逅なのでした。
とさ。

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2025.02.27

●「Refresh?」「Wacky?」

えー、一昨日に引き続き、本日もオシゴト前に「軽い運動」をしてからのお店入り。
そんな訳で通時より1時間遅れ、20時からの商い開始です。

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5ː10起床、軽い運動に向かいます。

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8ː30、軽い運動開始。

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軽い運動中(午前)。

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軽い運動中(午後)。

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16ː30、軽い運動終了。
この3時間半後にオシゴト開始の基地外スケジュール。
「ハッピーワーク」の後には「ハードワーク」が待っているのでした。

まぁ毎冬何度もやってる事なので、もう慣れっこですけどね。

 

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2025.02.26

●2024/25.二十一滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征二日日.2月18日(火)の滑走記になりまする。

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6:50、エスカル坂は除雪で寄せられた「雪の大谷」。
昨日は村ベースでも日中降雪15~20㎝、プラス夜間降雪訳20㎝。
雪壁の高さは約2.5m、横を流れる犬川は深雪に埋もれて暗渠と化していました。

この日は何時もより遅めのゲレンデイン、キャビン駅待機も無し。
どーせテストスキーでゴンドラの営業開始は大幅に遅れるでしょうしね。

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7ː50、とおみゲレンデからスタート。
身内情報で今日のテストは3本、キャビン運行開始は9時半~10時頃の見込み。

朝イチのとおみは「コキュコキュ」と雪鳴きするコットンスノーも斜度不足で板走らず。
2本回して「飽~きた」ので、いいもり道場に向かいました。

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8ː20、丁度コス4が動き始めた時刻にいいもり着。
線下は一面の新雪バーン、パウキチ達には垂涎の面ツルが広がっています。

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早速スプレー上げての「パウ祭」開幕。
こんな日(ゴンドラ営業大幅遅延日)はいいもりパウを狙うに限る。

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この日はパウ板使う予定も取り止め、スラ板でのパウ喰い。
圧雪車の故障で直近の数日、ピステンの入ってないコス4からの各コース。
多分、単日の降雪だとリセットには至らず「底付きガコガコ」と予測。
だったら脇パウの新雪喰った方が良いや、とのマテリアルチョイスです。

右側のサニーから丸山の脇パウを頂いた後は、ポールバーンのシャローパウ喰い。
SL機には丁度良い新雪量(7~10㎝)で、美味しいブレックファーストタイムでした。

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しかも時折青空も覗けます。
雪良し/天気良し/滑りの調子も良し。
今日の午前中は「いいもり専」でも良いかなぁ、と思わせる良コンディションでした。

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9ː10、キャビンの様子を見に、一旦とおみゲレンデに戻ります。
未だ搬器が射出されていない(=営業開始は当分先)にも関わらず、駅舎にはパウキチ達が長い列を成しています。
今から30分~1時間並ぶ気にはなれず、いいもりへ蜻蛉返り。

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9ː40、「そろそろ営業開始かな」と読んで行列参加。
この5分後にキャビン運行スタート、待ち時間は15分程でした。

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1005、キャビン乗車。
終日の「雪/曇り予報」に反して、青空の広がっているグランプリ。

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蒼天の空に舞い散る粉雪。
此処一ヶ月「大雪」か「豪雪」か「爆雪」か「濃霧」の日ばかりに当たってる白馬遠征。
ゲレンデトップのブルーバードって、思い出せない位久し振りです。

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グランプリでは既にパウ祭開催中。
アル3側も何時もよりオフピステを多く残しています。

テクニカルや線下/樹林帯の非圧雪エリアには30㎝のディープパウ。
グランプリの脇パウでも10㎝超の新雪が乗っていました。

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パウ祭ゾーンの「パフパフ」とは対照的に、中央の一枚バーンは「ガリガリ」。
この日のアルプス平は予報通りの強風🌀が荒ぶっています。
オンピステに乗った雪は根こそぎ飛ばされて下地が露出。
地吹雪で叩かれたバーンは、ラギッドでアイシーなウインドパックになってました。

10時時点でアル1は運休、アル3/アル2も約5㎞(通常は約7㎞)の減速運転。
体感気温気温はマイナ12~13℃、この気象状況で鈍行運転のリフト乗車は辛い…。

5本回すと「暖を求めて」一旦下山、珈琲タイムを挟んで47に向かいました。

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12ː00、R1は大して風立ってません。
爆風祭なのはグランプリとパノラマだけらしく。
先程の晴れ間は何処へやら、予定通りの天候下降線。

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13時頃からガスって来ましたが、滑走には支障無いレベル。
多少の荒れはあるものの、R1のコンディションは良好。
下地のガリ感や吹き溜まりのモサ感は無く、雪面コンタクトも安定しています。

以降R1専のアクティビティ、14時半の△バスでいいもりに戻りました

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足元と雪面のクリアランスは30㎝。
今夜は20㎝積もるとの予報、下手すると明日のLine-Cは営業遅れるかも…。
(思ってたほどの積雪は無く、無事通常営業でした)

記録的豪雪に恵まれ、そして苛まれている今季の白馬。
各スキー場共、雪大杉で線下の安全確保に四苦八苦されています。
基本的にリフトの線下は重機が入れないので、100%人力での除雪。
パトさんと索道さんにとっては仕事量「三倍増し」のシーズンです。

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ミノスの1階は塹壕掘って入口確保。
ゴンドラ降場側のトーチカ(入口)は雪大杉で放棄されていました。

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Alps360の1階は完全に埋没。
右奥に塹壕掘って辛うじての入口確保、もう殆ど「雪のトーチカ」です。

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タクガ沢の堰堤も埋まりかけです。

結局この日も主戦コースのグランプリは5本しか回さず。
コスモ(15本)とLine-C(11本)をメインに取ったアクティビティでした。
三日目につづく。

 

 

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