●家の近所
『京都市右京区の車折神社でこのほど、夏越(なごし)の祓(はらえ)に使われる茅(ち)の輪が早くもお目見えし、参拝者たちが、健康や家内安全を祈りながらくぐり抜けている。
茅の輪は、カヤなどを材料に作られた輪で、正月からの半年のけがれを落とすとされる夏越の祓で使われる。市内の神社では6月30日前後に行われることが多いが、同神社は、遠方からの参拝者も多いため、毎年1日から1カ月間、設けている。
同神社の鳥居に、直径3メートルほどの茅の輪が取り付けられ、参拝者たちがくぐっている。高田亘宮司は「茅の輪ができるのが早くて、驚く参拝者もいます」と話している。』 (文.写真ともに京都新聞6/11朝刊より)
大分気の早い水無月祓です。
芸能の神様だけあって御祓も最先端を行っているのでしょう、流石。
沿革は以下の通り。
平安末期の儒者、清原頼業を祀る。この地にあった同族舟橋家の菩提寺領に創祀したとされるが創祀年代は不詳。後嵯峨天皇遊行の際、御車が動かなくなった故事により車折の名がおこったとされる。