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2007.08.16

●盛夏「無鄰庵」

日本庭園及び建築物には鑑賞に最も適した季節、
即ち「季語」というものが存在します。
で、此方の季語は間違い無く「夏」。
しかも「盛夏の日中から夕方」に限定して構わないと思います。

炎天下の日差と蝉時雨の降り注ぐ中、縁側に腰を降ろして止め処無く流れ落ちる汗を拭い一息の涼。不図目線を擡げると其処には…。

此処「無鄰庵」は日本的な自然風景.露地式要素を機軸としながら、西洋整形式の伸びやかな明朗さも併せ持った秀作。有朋.植治によるコラボ近代庭園です。

まるで山麓の田舎家に居る様にて夏の夕暮れ、軽装にて縁側だらりと寛ぎたい所処。
出来れば冷たいお煎茶(麦酒とは云いませんので…)と灰皿、京都新聞夕刊なんぞがあれば、毎日の様に足繁く通う事でしょう。

市役所さん、善処してはもらえませんかねえ…。

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上三写は母屋床間辺りから。
エキストラの方々の緩い感じと、日本家屋盛夏の風合いが良く出ていると思います。

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