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2007.08.10

●書架彼是 10

紺、縹、青黛、褐、鉄紺、納戸、青鈍、瑠璃…
例えば「藍色」一つとってもそれは種々様々なもの。

古昔伝来の色見本帳であると同時に、その所以をも詳細に著された逸冊。
「色」を媒体として、直接間接的に日本文化の様式総体を学べます。

時には朝に夕に、時には野に山に河に、時には春に夏に秋に冬に…。
換言すれば日本の花鳥風月は、その折々に醸し出される「色彩り」の表現に集約されているのかも知れません。

染司よしおか主宰の出版社だけ在り、此方の美術書は何れも出色。

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・日本の色辞典
 紫紅社(2000)

 吉岡 幸雄著

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