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2007.10.25

●怪我の功名…?

実は薄々気付いていた事なのですが…。

事の契機は今夏の鎖骨骨折事故。今となっては昔話の感さへありますが手術後二ヶ月が経過し、日常生活には概ね支障無き迄に回復致しました。

但しその期間、振りモノ(所謂シェイカーオペレーション)に関しては骨折仕様の変則技法を余儀無くされ、先週頃より漸く以前の手筋に戻した次第です。

然し二ヶ月もの間、極力左上腕部に負担を掛けずにオペレーションを行い続けていると「変なクセ」が否応無く身体に染み付くものでして、結果空いた時間でシャカシャカと職業的復帰訓練(=リハビリ)をする羽目になる訳です。

で、リハビリも略完了、完全復帰の念押しも兼ねて「一応何かスタンダードモノを二つ三つ試作してみようか。」という按配になる訳ですが…。

「紐育の一区」「早めのチャンドラー」「赤毛のロビンフッド」「エドワード七世王妃」等々、幾つか試作してみるもどーもオカシイと云うかヘンと云うか…。
尤も手筋にもブレは無く、出来上がりもそう悪くはありません。正確に云うと「オカシクてヘン」なのは舌なのです。

そう、「味覚が変わっている」のです。

正確は「嗜好(好みの味)が変わってきている」と云うべきなのでしょうか。(勿論全部が全部そうな訳では無いのですが…)

「基本的には」ですが、作りモノなんてものは、自分の好みの味の最大公倍数目指して作っていくものだと思っています。それが此処二年程精進を怠り、ろくすっぽに己が制作物をフルに試飲しなかったツケが廻ってきた、と云う事でしょう。

果してこれを「怪我の功名」と云うべきや否や…。

兎も角、上記事由にて只今「コクテール」調合、全て「総洗い浚い」中です。

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