●嵯峨野逍遥記 4
一昨日(11/25)の地元紅葉散策記、【広沢池.後宇多天皇陵】編です。
早朝起床から三時間弱の観楓散策、大変良い風趣を愛でる事が出来ました。
然し昼前より混雑具合が増してきたので取敢えず帰宿、朝餉と休憩を経て再度出立と致しました。
尤も「観楓の擾乱」の危険性の有る景勝地は既に来訪済み、これよりは「日中でも確実に空いている所処」を残すのみにて、のんびり訪れる手筈です。
↑一条通りより「嵯峨富士」遍照寺山を望む。
池面の倒影具合も素晴しく、宛ら其の姿絵合わせの呈。
穴場と云うには余りにも著名な広沢池。
平安の御世より雅人に詠われてきた観月の名所。
桜花紅葉の時季でも混雑は少なく、しづこころにて風趣を楽しむ事出来ます。
但し西日がかなり強く、池面の照り返しも厳しいので午前中の来訪と致しました。
↑大沢池横、児神社から北嵯峨を外周道路沿いに北上、後宇多天皇陵へ。
雪月花に写真家の愛好者も多い知る人ぞ知る穴場です。
例によって三連休の日中にも関わらず貸切状態。
行楽シーズン真っ只中にでも、人出の無い景勝地は探せば有るものです。
以上、この辺りにて嵯峨野紅葉行脚は終了。
この後は「鄙里逍遥」する事と致しました。
続編は亦後程。