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2007.12.14

●歳時記 花街「事始め」

「おめでとぅさんどす~」 
「おことぅさんどす」
と云う訳でミヤコ花街より、一足早い新春の御挨拶。

この「事始め」。学生時分にこの界隈で仕事していた頃は何のこっちゃら解らず終いでしたが、着物姿のオネーさま方々が大挙移動される様は壮麗と云うか圧巻と云うか…。
巽新橋辺りは百花繚乱、正に「華の賑わい」だったのを覚えています。

赤坂でもやって欲しいな、と思うものでもありました。

P2007121300066_2芸舞妓ら「おめでとうさんどす」
花街で事始め 迎春の雰囲気


京都の花街や旧家などで今年一年の感謝を込め、本家や得意先などを回る伝統行事「事始め」が13日、京都市内であった。東山区では、祇園の芸舞妓たちが芸事の師匠宅やお茶屋を訪れ、一足早く、「おめでとうさんどす」と新年のあいさつを交わした。

京舞井上流家元、井上八千代さん宅(同区)のけいこ場では、弟子たちから届けられた鏡もちがひな段にずらりと並び、迎春の雰囲気を醸した。  
午前10時ごろから、京舞を習う芸舞妓らが次々に訪問。彼女らは順に1人ずつ丁寧に両手をつき、「来年もおたの申します」と頭を下げた。にこやかに応じた八千代さんは、弟子の体調などを気遣いながら「これからも頑張りよしや」などと声をかけ、祝いの舞扇を手渡していた。
(文.写真共 京都新聞12/13より)

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