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2008.04.23

●続.「おどり」「をどり」「をどり」

えー、前日記事の続き、「を(お)どり」観劇後記にて。

先ずは帰京当日二十日、公演最終日の宮川町へ。
幼少時代から馴染みの「京おどり」も久方振りです。

No59saga_3毎度の事ながら、総踊り「宮川音頭」扇舞が圧巻。
「花は宮川~ぁ 花は宮川~ぁ ヨォ~イ ヨイ ヨイ~」
舞台上では赤提灯がどんでん返し、所処狭しと計りに舞妓さん24人.芸妓さん16人が勢い宜しく舞い踊る様は壮麗絢爛。
更には舞台と客席の距離感が近しいので圧倒される事請け合い、フィナーレの「見せ方」では一頭地を抜く感が有ります。

立ち回り歌舞伎調の四景でドリフも驚きの大屋台崩しが有りますが、創作を加えながらも舞踊に軸を置いた演目構成は比較的オーソドックスなものです。

四条からタクシーにて急ぎ移動、続いては上七軒へ。
当方実は「北野をどり」初観劇にて。
 
Kitano_img01第一部は「(まんが)日本昔話」雪月花三部より。
台詞付きにて解り易い創作舞踊劇です。
「花いくさ」は華やかにコミカルに、「白鳥の矢」は花柳真骨頂、「だまされ狐」は「狐娘萌え~」てな感じでしょうか。
二部は座敷長唄をベースにした喜劇風鳥獣戯画。
小島よしおもこんな所でネタをパクられるとは想定外でしょう。

総踊りは例に由って「上七軒夜曲」。
色華やかな舞妓さんも微笑ましいですが、果たして黒紋裾引の芸妓さんがより凛美に映えるものです。

翌日は東下前に祇園町、「都をどり」は十五年振り位です。
何故か何時も頂くお皿は白地の団子皿、矢張り今年も白団子でした…。

Miyako_img01「みぃやぁこをぉどぉりぃは~」 「ヨォイヤァサァァ~」
イントロの黄色い掛け声と置歌一景だけで満足満足。
総勢二十名の舞妓さんが件の衣装で件の桜枝舞、成程「チェリーダンス」と訳するのも理由るものです。

此方は所謂御座敷舞にて、静々としたすり足に代表される細やかな仕草の作舞、江戸歌舞伎流舞踊(他の花街)とは趣きが異なります。
五景だけは浄瑠璃色の強いメリハリの利いた演目でしたが、それでも所作の繊細優美な態は流石「京舞」といった感です。


以上、こんな所処ですた。
尚、をどり彼是に就いてはカテゴリー「花街彼是」、
ミヤコ五花街に就いては下記過去ログ参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/04/post_2a91.html

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