« ●「赤坂サカス」一ヶ月後 後編 | Main | ●室礼 「賀茂祭」 »

2008.04.25

●「河原町」のこと

近年における河原町界隈の変貌振りには眼を覆う計り。
見渡す限りファッションビルと遊技場関係ビル、所謂流行の複合商業施設と云うやつで、その没個性さは果たしてミヤコに居るのかトーキョーに居るのか判らない程。
往時の「河原町」らしさは、日々駆逐されていってます。

オーム社書店と京都書院はファッションビル(OPA)に。

駸々堂河原町店はボーリング&ゲームセンタービル(ラウンドワン)に。

鳴り物入りで開業したゼスト御池は閑古鳥、累積赤字は増加の一途。

バブルの徒花マイジャービルはドンキホーテを経由してゲームセンタービル(ナムコ)に。同、BALはジュンク堂に乗っ取られる寸前。

丸善河原町店はカラオケビル(ジャンカラ)に。

京阪特急の看板も懐かしい四条河原町北東角は複合商業ビル(コトクロス)に。 

そして駸々堂京宝店跡地(ブックファースト経由)はユニクロビル「ミーナ京都」となり、本日目出度くグランドオープンとの事だそうです。


街の新陳代謝の観点から再開発自体が悪い事とは思いませんが、何処にでも有る様なショッピング&アミューズメント施設計りで何の魅力も感じられません。
寺町某本屋さんの言葉を借りれば、再開発が進む程「河原町下流化」の流れは促進されていくように感じます。
事実、
「魅力ある通り」の中心はどんどん西側へシフト進行中で、風俗化の進む木屋町と共に「通り」としての質的劣化は進む一方。

何れにせよ、此処迄くると「転がる石」は止め様無いのかもしれません。

P2008042400200河原町三条―四条間変ぼう
大型商業施設、相次ぎ誕生
京都市を代表する目抜き通りの一つ、河原町通(三条通-四条通間)の街並みが大型商業施設の相次ぐオープンで変ぼうしている。25日には、河原町通沿いの映画館跡地に20代の女性をターゲットにしたファッションビルが誕生する。京都駅周辺や四条烏丸などとの集客競争が激しさを増す中、河原町通はこれまで以上に若者に魅力を発信しようとしている。

■「ユニクロ系」きょうオープン 客足回帰に期待

「京都といえば河原町。伝統と歴史のある商店街の一員になれて大変うれしい」。24日、カジュアル衣料のユニクロを展開するファーストリテイリング(山口市)が運営する関西初の複合商業施設「ミーナ京都」(中京区河原町通三条下ル)のオープニング式典が開かれた。同社の柳井正社長は「もっと商業施設ができれば、ファッション通りになる」と25日のオープンに期待を込めた。
ミーナ京都は、映画館があった京宝ビル跡地に新築された。地上10階地下1階建てで、京都最大規模のユニクロを核店舗にアクセサリーや雑貨、飲食店など49の店が入る。
河原町通では、昨年8月に米国カジュアル衣料の「ギャップ」がオープン。同10月には、女性向けファッションブランドや書店、カフェなどが入る商業施設「コトクロス阪急河原町」が完成し、若い女性の注目を浴びた。

近年、河原町通は、百貨店や家電量販店などが入った駅ビルを中心とした京都駅周辺、海外の有名ブランドの路面店が並ぶ四条烏丸周辺に客足を奪われていたとされる。それだけに、商業施設の相次ぐ完成が、河原町通の復活につながるとの期待も高まっている。
河原町商店街振興組合の西川勲副理事長は「商業施設の開業は大歓迎。これをきっかけに開発が動きだし、多面的に楽しめる通りにしていきたい」と話している。
(文.写真共 京都新聞4/25より)

|

« ●「赤坂サカス」一ヶ月後 後編 | Main | ●室礼 「賀茂祭」 »