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2008.04.23

●「赤坂サカス」一ヶ月後 前編

TBS再開発地域.複合商業施設改め「赤坂Sacas」。
三月二十日の開業より一ヶ月が経過、オープン需要も一段落着いた様子です。

亦、「赤坂BIZタワー」入居企業の引越しも博報堂さんを始めとして順次進んでいる具合にて、連休明けにはオフィスビルとして本格的に機能していくらしく。

と云う訳にて「街的(参照.ミーツ リージョナル)」な視点から、「サカス」現状報告と今後の展望なぞを少々駄述してみようかと。

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赤坂Sacasの中核を為す「BIZタワー」入居店舗に就いてですが、「地味に手堅い」テナント戦略をされているのではないでしょうか。

本来の立ち位置が観光集客目的の開発では無く「オフィスビル」なものですから、対象顧客層はあくまでビル内及び周辺の一般会社員の方々です。

従ってヒルズやミッドタウン程の莫迦高い店は見受けらず、週一~二回飲み食いしても負担にならない程度の単価店が大多数。単価マックスが「ざくろ」「マキシム」「赤坂離宮」位ですから、社用の際も領収書で充分賄えます。
要するに「ほどほどの単価」のお店が「ほどほどの店数」入居している感で、用途に立脚した店舗選択をされている様に思えます。

つまり、態々他地域から物見遊山で来る所処では無さそうです。
【飲食.食物販店40.物販店9(マツキヨ.セブンイレブン.ツタヤ含).サービスその他6】と云ったテナント件数.構成が物語っている様に、周遊見物(=時間潰し)する施設は殆ど有りません。
入居区域も三フロアのみで「小1時間」もすれば一通り周遊出来る規模の上、特に物珍しいアイテムが有る訳でも有りません。
従いまして「東京の新名所」と云うには少々厳しいかと。

要約、赤坂周辺に動線の無い方々の「赤坂Sacas」有効活用方法としては、「赤坂BLITZ」「ACTシアター」に来た序で、話ネタがてらに様子見散策&飲食でもする位なのが正しいと云えるでしょうか。

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余談ですが開業一年が経過した「東京ミッドタウン」の運営に就いては、厳しい噂を耳にします。
土日の集客力は然程衰えを見せないものの、平日のそれに関しては可也厳しい様子。
それでも飲食店はまぁ何とか感とか頑張っておられるらしいですが、物販店の惨状は眼を覆う計りだそうです。

そんな「ミッドタウン」のディペロッパーは「サカス」と同じく三井不動産さん。
二施設間に無料シャトルバスやベロタクシーを運行させる等、如何やらサカスの集客をミッドタウンに回し込みたくて仕方が無いのは運営戦略からも伺えます。
以上の事から三井さんが、赤坂の「街」に就いてあまり考えておられない事は明白。
まぁビジネスライクな観点から考えりゃ「しょーがない」のでしょうが。

文章が長くなり過ぎたので「後編」へ続く。

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