« ●表構え.皐月 | Main | ●「皐月床」 始まりました »

2008.05.02

●花街のこと 「赤坂」

新橋と並び、芸事の質で東京花街を牽引する此処赤坂。
只、御当地では驚く程認識が無かったりするものです。

まぁ一般大多数の方々からすれば縁遠い「奥座敷」の世界。
況してや赤坂は神楽坂や浅草とは違い「間口を広くする」事の難しい性格の花街(=御贔屓筋の特殊性)なので致し方無いとも云えますが…。
果たして「花街.赤坂」の認知度の低さは別に要因があると思われます。

何時ぞやか木屋町の項でも述べましたが、それぞれの「街」が持ち得る各々「良質の雰囲気.風情」と云うものは、その地域に所縁有る人々の「街」に対する愛情に由って掌られるもの。
祭催事に当たっての尽瘁なぞはその最もたるものです。

バブル崩壊後、何代にも渡り赤坂で商いをされていた(住んでおられた)方々が雲散霧消、その後新規参入してくるのは資本主義経済に則り収利追求の「ビジネスライク」な方々(支店分店)計り。
枝葉のお店が「街の情緒」なんぞ気に懸ける筈も無く、そりゃ花街に対する認識も希薄になるでしょう。(尤も私めも新参者、所謂「よそさん」ですが…。)

然乍ら、矢張りそれはちと寂しかったりもするのです。
誼有ってこの地に暖簾を揚げた者としては、花街の一町衆として微力ながら御手伝いしたいもの。
出来得る事と云えば、それは細やかですが。

「赤坂の花街は最近活気ありますよ」
「芸妓さんも結構居られるんですよ」
「『をどり』も今度やられるんですよ」

0220_001_2そんな閑談も何と無く、「赤坂健在」と触れる位。
若しかしたら「いらんこと」かも知れませんが…。

と云う訳で、「赤坂をどり」迄あと一週間です。

「赤坂をどり」に就いては、カテゴリー「花街彼是」参照の事。
関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/04/post_1431.html

|

« ●表構え.皐月 | Main | ●「皐月床」 始まりました »