●「蛍如す」
疎水辺りから、早や源平宵絵の便りが届きました。
祇園巽橋の白川蛍もそろそろでしょうか。
百五十万都市の町中で蛍狩りが出来るのはミヤコならでは。
因みに表題は「ほのか」に掛かる枕詞にて。
ホタルふわり、光のダンス
左京・琵琶湖疏水
京都市左京区北白川の琵琶湖疏水(そすい)分線で、ホタルの淡い光が初夏を彩っている。ふわりふわりとした黄色い光跡が水面に描かれ、幻想的な光景を浮かび上がらせている。
27日夜も疏水分線沿いに数10匹のホタルが飛び交った。近所の親子やカップルが次々と訪れ「うわー光ってる」「かわいい」と喜びながら、ホタルの動きを眺めた。
美化活動やホタルの保護に取り組む地元の「白川源流と疏水を美しくする会」によると、今年は昨年より3日早い5月15日に飛び始めた。6月初めごろまで見られるといい、会は「マナーを守って楽しんでほしい」と呼びかけている。
(文.写真共 京都新聞5/28より)