●「嵯峨駅」のこと
家の近所、「嵯峨駅」の事です。
地域事情無理解な市政の元、旧国鉄時代の趣ある駅舎を解体し工事現場のプレハブ宜しく無惨な姿を晒している嵯峨駅。
そんな新駅舎への改修工事も一区切り着いた様子、駅の橋上化が完了し昨日から南北通路は行き来出来る様になったらしいです。
尤も工事は未だ継続中。橋上駅舎は一部完成し使用開始となったものの、ホームや駅前広場等のインフラ整備完了はもう暫く先の様子です。
駅北側の広場や駐輪場の竣工は来春三月頃、上下各2線×4線式の新ホームは複線化整備完成に伴って予定されています。
因みに嵯峨野線の複線化事業完了(京都~二条駅間及び花園~嵯峨駅間)は当初計画より一年遅れの再来年春になる見込みとの事。
兎に角この新駅舎、来月帰京の折に様子を覗いてこようと思います。
尚、余談ですが94年から「嵯峨嵐山」と変わった駅名に就いて。
単に長ったらしくなっただけで、地元では未だ「さがえき」と呼ばれております。
「嵯峨駅」関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/post_9614.html
「嵯峨嵐山.ハコ物濫造事情」に就いてはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/08/post_acf8.html
和風外観に通路、橋上化駅舎発進
JR嵯峨嵐山駅
JR西日本と京都市が一昨年末から進めていたJR嵯峨嵐山駅(右京区)の橋上化工事が完了、14日朝から供用が始まった。新駅舎は南北自由通路を備え、乗降客や住民が自由に往来できるようになった。
この日朝、駅構内で安全運行を祈る式典があった。JR西日本の役員ら約20人が出席し、同社京都支社の大橋幸之助支社長が「橋上化を機に、歴史的観光地域である嵐山の発展に一層貢献したい」とあいさつした。
JR嵯峨嵐山駅の旧駅舎は線路南側にあり、南北に行き来できなかった。新駅舎は南北自由通路(85メートル)を設け、街並みと調和する切り妻屋根の和風の外観に仕上げた。09年3月末までに南北の駅前広場なども整備する。総事業費は18億5900万円。
(文.写真共 京都新聞6/14より)