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2008.07.31

●「祇園祭」結びの神事+余話

本日は八坂さんにて「夏越祓」。
祇園祭も「茅の輪くぐり」を以ってフィナーレ、七月も終わりとなります。
明日から月代わり、ミヤコの「茹だる」暑さも愈々本格化。

所処で祇園祭が「世界無形文化遺産」登録を目指す旨の発表をしたのは昨夏の事。
首尾順調に進行中の様子です。
今更ユネスコさんの御墨付きも要らないと思いますが…。

関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/4_434e.html

P2008073000216ユネスコ無形遺産に14件
京から祇園祭と木造彫刻修理

文化庁は30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が無形文化遺産保護条約に基づき来年作成する世界の代表的な無形文化遺産のリストに、日本からは第一弾として、「京都祇園祭の山鉾行事」(京都市中京区・祇園祭山鉾連合会)、「木造彫刻修理」(下京区・美術院)など14件の登録を提案すると発表した。

■文化庁提案へ 来秋に正式決定

世界遺産と異なり、登録の可否を決める厳密な審査はなく、すでにユネスコから「傑作宣言」を受けて登録が内定した「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」と合わせ、来年秋のユネスコ政府間委員会で17件の登録が正式決定する。
祇園祭は、起源が1100年以上前にさかのぼり、「日本三大祭り」の一つ。疫病退散を祈願して、当時の国の数に当たる66本の矛を立てたことに由来する。応仁の乱と昭和の戦時中に一時巡行を中止したが、町衆の力で受け継がれた。巡行する山鉾のうち29基は重要有形民俗文化財にも指定されている。
美術院は1898年岡倉天心が創設した日本美術院から国宝修理部門が独立、1968年に文部科学省所管の財団法人となった。職員は40人。東大寺南大門の木造金剛力士立像(奈良市)や三十三間堂(東山区)の木造千手観音立像(千一体)など国宝・重要文化財のすべての木造彫刻修理を手がける。
文化庁は選定理由について、「重要性の判断は行わず、文化財指定の古い順に、地域バランスも考慮して決めた」としている。
文化庁はユネスコに対し、9月末までに1回目の登録提案を行う。今後(1)伝統工芸などの重要無形文化財(2)民俗芸能など重要無形民俗文化財(3)文化財修理に伴う選定保存技術-の計430件すべての代表リストへの登録を目指す。

【無形文化遺産】ユネスコが、2006年に発効した無形文化遺産保護条約に基づき、生活の変化で失われつつある伝統的な芸能や祭礼行事などから、締約国が提案する「代表リスト」と、消滅の危機にある遺産を集めた「危機リスト」を作成し、国際的な保護の枠組みをつくる。
(文.写真共 京都新聞7/31より)

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2008.07.30

●盛夏.嵯峨野

昨夜デジカメの写真を整理していたら、こんなのが残っていました。

080714_012我が地元、旧嵯峨御所は大覚寺。
大沢池畔北東の水門での一コマにて。
先日帰京の折、写したものです。

「空蝉」ならぬ「空蜻蛉」。
「夏」風情っぽくて宜しいんぢゃ無いかと。

うつせみの みをかへてける きのもとに
なほひとがらの なつかしきかな

特に深意は御座いませんが「源氏物語千年紀」の誼で揚げておきます。

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2008.07.28

●「千日詣り」のこと

「愛宕さん.千日詣り」迄あと三日。

所処で愛宕神社へ参詣される皆様は殆どが「清滝表参道ルート」を御利用になりますが、実は山頂へは三つの登山道があります。
下記記事は清和天皇御由緒の地、「水尾の里」からの登山コース販促活動の一コマ。

「水尾ルート」を使うと三十丁目で参道に合流します。

下山後、柚子湯で汗を洗い流し「雛風情」の里で一泊するのも宜しいかと。

「愛宕詣.傾向と対策」詳細はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_2506.html

「火迺要慎 阿多古祀符」詳細はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/05/9_dc84.html

P2008072800085千日詣りは“最短”水尾から
バス利用増へ地元自治会PR

愛宕神社の「千日詣(まい)り」(31日-8月1日)を前に、表参道の反対側にある京都市右京区嵯峨水尾地区の住民たちが、「公共交通機関を使った最短ルートは水尾」と登山客の誘致に力を入れている。山頂までの距離が短く、JR駅に近いことをアピールし、自治会が運営するバスの利用増につなげたい考えだ。
■愛宕山に表参道より40分早く
愛宕山(標高924メートル)は、右京区清滝地区の表参道から山頂まで約4・5キロ、2時間10分ほどかかる。一方で、水尾地区からは約3・5キロと距離がやや短く、1時間半ほどで登れる。
水尾自治連合会は、JR保津峡駅と集落を結ぶ自治会バスを存続させるために利用者を増やす必要があり、年々増加する愛宕山の登山客に着目した。
1日で1000日分の利益があるとされる千日詣りには、例年多くの参拝者が訪れるとあって、水尾ルートの登山道を整備したり、自治会バスの臨時便を設けるなどして受け入れ態勢を整えている。9月には、登山客向けにバスの運行時間を変更することも予定している。
表参道と違い、夜間は途中まで照明がないことや、傾斜がきついことがやや難点というが、松尾史弘・同自治連会長は「スタート直後にある浄水場で一度休憩して体をほぐすのがコツ。千日詣り以外でも、登りは清滝、下りは水尾といった形で水尾の四季を味わってほしい」と呼び掛ける。
自治会バスは8人以上で臨時便も運行する。問い合わせはTel:075(861)9953へ。
(文.写真共 京都新聞7/28より)

080714_001

おまけ一写。
今月より嵯峨周辺で張られている「愛宕さん.千日詣り」ポスターです。
先日帰京の折、カメラに納めたものにて。

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2008.07.27

●「お台場」初見参

「赤土ローム層」は広いもの。
私めトーキョーに居所を移して十五年近くになりますが、未だ「未開の地」が多々有るものです。
と云う訳で、そんな「帝都白地図」を埋めるべく、昨日は初めて「お台場」なる所処へ足を踏み入れてまいりました。
目指すは骨董ジャンボリー、於「東京ビッグサイト」。

ザギン線にて新橋到着、「東京臨海新交通臨海線(所謂ゆりかもめ)」に乗り換えるのですが、少し計り「胸躍って」まいりました。
実は私め「ゆりかもめ」初利用。序で「モノレール乗車」も人生初めてなのです。

そんな「初カモメ」乗車でしたが「乗るもの見るもの」皆、物珍しいもの。

  ・乗車切符の色がアクアマリンブルー!
  ・「ゆりかもめ」は小さい。
  ・「ゆりかもめ」は遅い。
  ・臨海副都心にはオサレなビルヂングが沢山ある
  「うっ、海海海。海ー!!」
  「レインボーブリッジー!! フジテレビー!!」

殆どオノボリさん状態です…。
何せ私めの地元ミヤコに「うみはみず」。
現在も「港区民」でありながら「港無し」な赤坂在住なものですから、海はメズラシイものなのです。

そうこうしてるうちにカモメは「国際展示場駅」に到着致しました。
勿論此処も初見なのですが、「東京ビッグサイト」全容を見て唖然。

 何故「▲サンカク」なのだー!
 然も「▼ひっくり返って」いるのだー!
 更に「▼▼▼▼タクサン」あるのだー!

…恥を晒すのは是位にしておきます。
とまぁ心中驚きながらも平静を装い、アンティークフェア会場に向かいましたとさ。

続編は亦後程。

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2008.07.26

●ミヤコ「盛夏歳時記」.二題

七月のミヤコは、民間信仰に由る風変わりな催しが幾つか行われます。
下記はそんな「夏の催事」二題にて。


炊いたん、あんかけ、冷製炊き合わせ…、「ミヤコ夏の味覚」鹿ケ谷南瓜。
ハロウィンかぼちゃに比べ荷崩れしにくくあっさり滋味。
そんな夏野菜で「暑気負け封じ」も兼ねての「かぼちゃ供養」です。

P2008072500173「あっさりとした甘さ、おいしい」
安楽寺で鹿ケ谷カボチャ供養

中風封じで知られる「鹿ケ谷カボチャ供養」が25日、京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺で営まれた。市民や観光客が大勢訪れ、ほくほくに煮付けられたカボチャを味わった。
カボチャ供養は、240年ほど前に当時の住職真空益随上人が病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると「夏の土用のころに鹿ケ谷かぼちゃを振る舞えば中風にならない」とのお告げを受け、始まったという。
今年はカボチャ200個、約1000人分を早朝から檀家が調理した。訪れた人たちは本堂を参拝した後、汗をぬぐいながらカボチャを食べた。初めて訪れた大阪府枚方市の会社員土井和さん(30)は「あっさりとした甘さでおいしい。健康に過ごせそうです」と話した。
(文.写真共 京都新聞7/26より)

我家の菩提寺、鳴滝三宝寺でも「酷暑.邪気祓い」が行われました。
檀越の誼で揚げておきます。

P2008072500061土用の丑に「炮烙灸祈祷」
右京・三宝寺

「土用の丑(うし)の日」の24日、京都市右京区鳴滝松本町の三宝寺で、暑気払いの「炮烙灸祈祷(ほうろくきゅうきとう)」が行われた。
炮烙灸は、呪文(じゅもん)が書かれた陶器製の皿を頭に置き、その上で灸をたいて病気などをもたらす邪気をはらう。同寺は1944年に復活させ、恒例行事となっている。
この日は本堂で、商売繁盛を願う「あじさい祈祷」や悪病封じの「きゅうり封じ祈祷」と一緒に炮烙灸祈祷が営まれた。
経が唱えられる中、参拝者の頭に置かれた炮烙のもぐさに火が付けられると、本堂に煙が立ち上った。僧侶たちは参拝者を囲むようにして法剣で邪気をはらい、参拝者たちは目を閉じて夏の健康などを祈っていた。
(文.写真共 京都新聞7/25より)

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●書架彼是 19

今回は地元本の御案内にて。

現在愛宕、野々宮両社の例祭である「嵯峨祭」。
同書は表題通り、その起源から今日に至るまでの祭祀構造の変遷を綴った一冊です。

『すべてさが野は、いにしへより上皇の仙居、雲客の別荘かずかずありて、名所.旧跡数ふるに際限なし。されども名あって伝記詳らかならざるはしるさず。』
(都名所図会 拾遺巻之三 後玄武.右壱白虎より)

秦氏入植爾来「山背国」の時世よりの有史を持ち、平安遷都後も嵯峨離宮造営を嚆矢とし大規模な寺社町を形成、洛外都市として屈指の隆盛を誇ってきた嵯峩。
しかし同地のみに焦点を絞り、時系列に歴史を追って記述した文献は非常に少ないもの、「嵯峩史研究」にとっても有り難い文献です。

02嵯峨祭の歩み
京都新聞出版センター(2008)

古川修著

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2008.07.25

●「おかえり」「ただいま」

昨宵は還幸祭。
七泊八日の御旅行を無事終わられ、本宮に「おかえり」になられました。

「神幸祭.還幸祭」詳細に就いては関連過去ログをどーぞ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_4b7d.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_128e.html

P2008072500043勇壮神輿、八坂に戻る
祇園祭・還幸祭

祇園祭の還幸祭が24日に行われた。八坂神社(京都市東山区)の四条御旅所(おたびしょ)(下京区)に鎮座した3基の神輿(みこし)の渡御(とぎょ)が同日夕に始まり、勢いを付けた輿丁(よちょう)が神輿を担いで氏子地区を練ったあと、深夜に八坂神社に戻った。
午後5時すぎ、中御座(なかござ)、東御座、西御座の3基の神輿が御旅所を順次出発した。渡御のコースは異なるが、もう一つの御旅所、御供社(ごくうしゃ)(中京区)などには3基とも参った。
午後10時ごろから、神輿が次々と八坂神社境内に入り、3基そろうと境内の電灯がすべて消され、神輿に乗った神々を本殿に戻す御霊遷(みたまうつ)しの神事が行われた。
28日には神輿洗いがあり、31日に八坂神社境内の疫(えき)神社である夏越祭(なごしさい)で祇園祭を締めくくる。
(文.写真共 京都新聞7/25より)

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2008.07.24

●「後の祭」

…と云っても「時機遅れで無駄な事」ではアリマセン。
早いもので山鉾巡行から「@」云う間の一週間、本日は花傘巡行です。

この「後の祭」毎年好天に恵まれ…、
と云うより炎天下に苛まれて、巡行御一同様は流汗三斗の態。
童.女子衆との多い巡行なのでお疲れ尚の事でしょう。

今宵の還幸祭を終えると七月も後一週間。
神輿洗いや夏越祓など残す神事ももう僅か、祇園祭も愈々終盤です。

P2008072400124盛夏彩る 花傘模様
祇園祭

祇園祭の花傘巡行が24日、京都市東山区の八坂神社を発着点に行われた。花傘をつけた女性と子ども神輿(みこし)や獅子(しし)舞の行列が繁華街をにぎやかに練り歩いた。
総勢840人の一行は午前10時に八坂神社前を出発した。先頭は7基の子ども神輿。暑さ対策に氷を口にしながら、子どもたちが「ワッショイ」と元気な掛け声を響かせた。その後に白い衣を着た若い女性約20人が頭に花傘をかぶってしずしずと歩き、花車が続いた。
花傘巡行は山鉾巡行の前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)が1966年から1本化されたのに伴い、24日の後祭に代わる行事として始まった。
夜には還幸祭があり、四条御旅(おたび)所にある3基の神輿が氏子地域を練って八坂神社へと戻る。
(文.写真共 京都新聞7/24より)

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2008.07.23

●続.「嵯峨駅」のこと

先週帰京の後日談。
地元は馴染みの料理屋さんに伺った序で、先月目出度く新装改悪成った「嵯峨駅」へ立ち寄ってみる事に致しました。

080714_009
嵐山方面の玄関口、南側出口。
古趣漂う旧駅舎はすっかり解体され、建設予定図通り「何の色気も無い」新駅舎が出来上がっておりました。
切妻造.禅宗庫裏風にすれば風情が出ると云うものぢゃありません。
「JR山陰本線複線.高架化事業」の為とは云え今回の駅舎改装、旧駅舎を一部でも保全しての再活用は出来なかったものでしょうか…。
嘗て「藤棚」のあった旧駅前ロータリーは安全柵で覆われた儘、重機の姿もあり依然として工事継続中です。

080714_013
橋上通路二写。右は南口側、左は北口側より。
…殺風景と云うか何と云うか、まぁ無機質極まりありません。
まるで最近建設された田舎の新駅みたく。
安普請かつ無見識で設えられた円窓や格子窓が却って痛々しさを誘います。

因みに「駅南北を自由に行き来出来るの様になるのが便利」の謳い文句にて建造された駅舎橋上通路ですが、お役所さんは地域事情を余り御存知で無い様子。
地元の「おっちゃんおばちゃん」の主要交通機関は「ママチャリ」であり、自転車の通行出来ない高架通路に用事は有りません。
結局今迄みたく、駅を迂回して移動しておられます。

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橋上通路中央にある改札口。
自動改札機は増設され構内構外も広くなっており、「利便性」と云う意味に於いて可也向上しているのは間違い有りません。桜花紅葉期の観光弩級シーズンには其也に便利な事でしょう。
但し「鄙京都.嵯峨嵐山」来訪に相応しい「旅情を誘う」かどうかは話が別ですが。

080714_014橋上通路中央より西側を望むと、眼下には解体中の旧駅跨線橋の姿が。

幼い折よりこの陸橋を何百、何千回通った事かと思うと、一抹の寂しさが…。
馴染みの施設が取り壊されてるのを見ると、矢張り感傷的になるものです。

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今回の駅改装事業で新たに敷設された北側出口。
駅線路北側の住民にとっては駅へのアクセスが至極便利になり、件の新駅舎建設で唯一、地元民にとって恩恵を蒙るものです。
尤も住宅地の合間に無理矢理拵えたらしく、「地元民でなければ発見するのが難しい」と云う不思議な駅入口ではありますが。
此方も只今工事進行中、駅前広場等のインフラ整備は来春三月頃完成の予定。

最後に、散々記述済みですが…。
94年秋に駅名が「嵯峨駅」から「嵯峨嵐山駅」へと改称されましたが単にまどろっこしくなっただけで、地元住民は今でも「さがえき」と呼んでいます。
只、今回の駅舎改装事業で上記の様に姿を変えた今、名実共に「嵯峨駅」では無く「嵯峨嵐山駅」になってしまったもの、と実感するのでありました。

「嵯峨駅」関連過去ログは下記にて。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/post_9614.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/06/post_1f66.html

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2008.07.22

●「トカトントン」

少し計り真面目なオハナシを。

最近「幻聴」が耳に衝いて困っています。
別段、心神耗弱な訳では無く、夏バテにも少々早い様なのですが…。

「会話中の一寸した隙間」「タクシー乗車中の静寂」「就寝前の床の中」など等…。
太宰宜しく、ちょっとした間隙を突いては何処からとも無く聴こえて来るのです。
その幻聴は何時も同じもので、不可思議な音律を奏でております。
非常に耳障りで堪らないのですが、奇妙な事に「以前何処かで聞いたよう」な気がしないでもありません。

その幻聴とは…。

「ぽ~にょ ぽぉにょぽにょ さかなのこ~。」

矢張り、余り真面目なオハナシでは有りませんでした。
チャンチャン。

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●夏野菜「奉納」

夏真っ盛りのミヤコでは「きゅうり封じ」の時宜到来。
この「きゅうり封じ」、上高野は蓮華寺さん(23日より)の方が著名ですが、先駆け昨日より神光院さんで行われております。
「疾病封じの御利益」として名高い祭事ですが、胡瓜との御縁柄「木瓜家紋」の御宅も参詣されては如何でしょうか。

25日からは東山安楽寺で「かぼちゃ供養」が執り行われます。
夏京都の「お野菜祭事」もこれからが佳境にて。

P2008072100119キュウリに病魔 封じ込め
北区・神光院 息災祈る

病気平癒や無病息災を祈願する「キュウリ封じ」が21日、京都市北区の神光院で営まれた。京阪神から訪れた参拝者が心身の健康を祈った。
キュウリ封じは、弘法大師が中国から持ち帰った秘法といわれ、体内の病魔を封じ込めたキュウリを地中に埋め、キュウリが土にかえるのと同時に病気も治るとされる。
本堂では、参拝者の名前が書かれた紙を巻いたキュウリが供えられ、副住職が祈願の読経。その後、キュウリを受け取った参拝者は、肩や腰をキュウリでさすって、願いを込めていた。
夫婦で訪れた神戸市垂水区の会社役員八木源司さん(81)は「病気が治るように信じたい」と話していた。
24日にも営まれる。有料。
(文.写真共 京都新聞7/21より)

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2008.07.21

●二者択一の果て

三連休&夏休みの始まりと合わせたかの様に梅雨も空け、愈々夏模様も本番です。
世間では海に山に夏行楽へと誘われた方も多い事だったでしょう。

弊亭でも日祝休みで二連休、従い久方振りに「江ノ島~三浦」辺り迄自転車で出掛けてみようと予定を組んでおりました。
但し余りにお天気が宜しすぎるのも体力の消耗甚だしく、ツーリングには不向きです。
其処で連休二日間の天気予報を調べた所処。
【20日(日)時々】【21日(月)時々
結果、曇リ予報の月曜日にツールを決行する事と致しました。

で、「見事に寝坊しました」…。

「矢張り連休初日に行っておけばよかった…」と後悔するも後の祭り。
然乍ら無作為な連休を過ごすのは勿体無いものにて、自転車で走るのを自脚で走るのに変更する事に。
赤坂御用地を三周、約十㎞のランニングで程々に良い汗を流し、取敢えずは低鱈苦な休日消化だけは免れたものにて。

そんな訳で、来週こそは「ツール.ド.エノシマ」決行を深く心に誓ったのでありました。

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●小刀屋忠兵衛さんの「ミニ山鉾」

・マスターピース その27

創業明暦二年、今年で352年(!!!)になる有職京人形のお店。
市井民には屋号より寧ろ
「三条小橋横の古いお人形屋さん」と云った方が、「ああ、あそこの」と心当たりが付くでしょう。

衣装人形から節句物まで様々な京人形を扱っておられる老舗ですが、手頃なものとして季節物の「かぁわーいぃーい」ミニチュア人形も数多く取り揃えておられます。

例えば「桃の節句」「端午の節句」「十五夜」…。
うちでも歳時折々を彩る室礼として重宝していますが、中でも殊に御贔屓なのが「ミヤコ.夏の風情」を装うコチラ。
祇園祭の木製ミニチュア山鉾、全三十二基。


0807120_003弊亭では開店以降、年に一基づつ購入していますが、山鉾が全て勢揃いするのは2035年…。
私めは67歳になっておりまする。
其処までうちが続いているか、と云うか私めが生きている事やらヒビョーな所処。

そんな次第で、来年からは「二基づつ揃えようか」と思っています。

0807120_001
左より長刀鉾、太子山、伯牙山、孟宗山、函谷鉾。
因みに購入序次は弊亭開店年(2004年)の巡行順です。

「小刀屋忠兵衛さん」HPはコチラ。↓
http://www.kogatanaya.com/

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2008.07.20

●松尾さん「御田祭」

今日は松尾さんにて豊稔祈願。
同社氏子地域の三地区(桂・松尾・嵐山)から選ばれた植女が五穀豊穣を祈願するもので、室町期より続く由緒正しき神事です。
今様に云うなれば「植女萌え~」てな感じでしょうか。

今でこそ「日本第一酒造神」として醸造神の名高い松尾さんですが、元来その起源は大堰川の「水伏神」。
故に祭神は、大堰川開拓と水上守護を神格化した秦氏の氏神二柱です。
従いまして「防葛野河」→「農耕神」→「五穀豊穣祈願」は至極当然な流れかと。

P20080720001213植女、鮮やかな衣装で豊作願う
西京・松尾大社で「御田祭」

地域の女児が色鮮やかな衣装の植女(うえめ)にふんする「御田祭(おんださい)」が20日、京都市西京区の松尾大社で営まれた。3人の植女が額に汗をにじませながら、儀式の大役を務め米の豊作を願った。
御田祭は室町時代以前から続く神事で、夏場の田に害虫が来ないよう祈る。3人は、神前から授かった苗を両手に握り、父親の肩に座って拝殿を3周する間、左右の苗が水平になるよう我慢した。
植女役を務めた笹川明日香ちゃん(7)=松尾小2年=の祖父明彦さん(72)は「3人とも立派でかわいらしく、実り多い秋を呼んでくれそうだ」と目を細めていた。
(文.写真共 京都新聞7/20より)

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●「酒司」のこと

例に由って矢庭な話ですが…。

「名刺」には「役職欄」為るものが存在します。
「代表取締役」「営業本部長」「次長課長」など等…。

亦、最近ではカタカナのややこしいものが流行っている様でして。
「第三ビジネスデベロップメントチーム シニアリサーチディレクター」
「マーケティングプロモーショングループ クリエイテイブプロデューサー」
「ファイナンシャルシステム事業部 システムソリューションプランナー」
殆ど何だか解りません…。

扨々、本題です。
私めの様な生業の者、所謂「酒場の亭主」なる職業に於いても結構様々な「肩書き」があるものでして。
「bartender/バーテンダー」を初めとし、
「owner/オーナー」「master/マスター」「manager/マネージャー」…。
複合形として、「master bartender」「owner bartender」等々。
亦、意外と多数派を占めているのが「肩書き無し」だったりも致します。

で、ウチはと云うと…。
私めの肩書きは「酒司」。
「何じゃそりゃ」と思われるかも知れませんが是れ、造語でも何でも無いのです。

「司」の語源は、律令制の時世に迄遡ります。
古代に於いては「省に属し寮の次に位した役所(主に現業部門)」を指すもので、まぁ要するにその表意は今で云う「お役所」に概するものでした。
亦、現代では上司.宮司など、ある役目を受け持つ「人」そのものに対して意味するものでもあります。

従い酒場の亭主は「お酒」を「取り仕切る」職分であるが故、肩書きが「酒司」にて何ら不自然無い訳でして。

事実今日でもミヤコでは「菓子司」「染司」「紙司」「人形司」「蕎麦司」等々、屋号に付随する形で様々な「司」が存在しており、勿論「酒司」なるサブネームを持つお店も一軒御座います。
云わずも哉、木屋町高瀬川沿いの「あの」お店です。



と云う訳で「酒司」に纏わるお話でした。擱筆。

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2008.07.19

●「梅雨」明けし日「朝顔市」

「梅雨明け」です。

東海も北陸も甲信越もトーキョーも東北も纏めて「梅雨明け」です。
何だか十把一絡げの感もありますが、気象庁さんも面倒臭くなったのでしょうか。
まぁ、列島恙無く「スッキリ」した事ですし、宜しいと致しましょう。

そんな深碧の夏色空が広がる土曜日昼下がり、とある「夏風物」を買い求めに「東京メトロ」でお出かけしてまいりました。
目指すは台東区、入谷の朝顔市です。

帝都トーキョーに居を構えて彼是十四年、考えてみれば私め「お江戸の祭事」に伺うのは初めての事。
日比谷線の入谷駅を出ると目の前は早や「朝顔市」催場、入谷鬼子母神周辺は炎暑にも関わらず結構な人出でした。
矢張り縁日と云うのは幾歳になっても楽しいもの、少し計りウキウキするものです。

080719_009
アキバの件もあってか、歩行者天国入口は警備も仰々しく。
炎天の下、流石にお巡りさんもお疲れの模様。   

    -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

取敢えずは「お祭り気分」宜しく、鉢植えで埋め尽くされた露店を漫ろ歩く事に。
然乍ら朝顔を物色しているうちに、忽然ととある疑念が湧いてきました。
「朝顔を買い入れてどうしよう?」
そう。私めの生業は飲み屋さん。
ツマリ商いの都合上、朝顔観賞とは全く無縁の生活を営なんでいるのです。
 
   【私めの一日】         【朝顔の一日】
    ・昼間起床            →    ・花弁萎む
    ・夕刻暖簾出し      →    ・葉朝顔
    ・深夜暖簾仕舞い    →    ・花芽綻ぶ
    ・早朝就寝             →      ・開花華やぐ

…。どー考えても接点がアリマセン。
自分で買った朝顔を自分で見れないと云うのも癪に障るもの。

と云う訳で急遽「夕顔」を買い求める事と致しました。

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080719_008

帰宅後、早速格子戸に「蔦を伝わす」事に。
こーいう「室礼の游び」は心楽しいものです。

夕刻には、早や一輪の白花が咲きつつありました。
弊亭「夏の風情」が亦一つ、と。

因みに夕顔の花言葉は「夜の思い出」「儚い恋」。
艶しくって宜しいんぢゃないかと。

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●「水出し煎茶」始めました

此処数日のトーキョーは七日連続の夏日。
昨日は久方振りの俄雨も、その降脚はすっかり「夏」のそれ。
「もう梅雨明けでもいいんじゃないの?」
てな具合、盛夏本番を思わせる暑さが続いております。

080719_005そんな酷暑到来の砌、一服の涼を得るべく
「ミヤコ.夏の甘露」の支度が調いました。

夕暮れ時の小憩にでもどーぞ。

水出し煎茶 
(寺町二条「涼泉」)

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●「アイスコーヒ」始めました

此処数日のトーキョーは七日連続の夏日。
昨日は久方振りの俄雨も、その降脚はすっかり「夏」のそれ。
「もう梅雨明けでもいいんじゃないの?」
てな具合、盛夏本番を思わせる暑さが続いております。

080717_002そんな酷暑到来の砌、一服の涼を得るべく
「ミヤコ.夏の喫茶」の支度が調いました。

深夜の酔覚ましにでもどーぞ。

アイスコーヒ 
(堺町三条「アイスブレンド」)

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2008.07.18

●七泊八日の「お出かけ」

昨日は神幸祭。
八坂神社の祭神様が三基の神輿に乗り、洛中氏子地区を練り歩きながら四条新京極前.御旅所に「お渡り」になるこの神事、「八坂神社例祭.祇園祭」としては語るに外せないものです。
宵山や山鉾巡行が「ミヤコ市井民の祭事」とするならば、神幸祭は「八坂氏子衆の神事」とも云うべきものでしょうか。

因みに神社例祭基礎用語。
神輿(神様)を本宮の外にお連れする「お出かけ」祭事が神幸祭。
神輿(神様)を本宮にお戻しする「お帰り」祭事が還幸祭。
お出かけ中に神輿が仮留、お休みになられる「みこしやど」が御旅所。

「お出かけ」になられた八坂さん祭神様はこのまま御旅所に「お留まり」になられ、24日の還幸祭で神社に「お帰り」になります。
三基の神輿が逗留されるこの間、御旅所では禰宜さんが不寝の番。
お疲れ様です。

P2008071700194「ホイットホイット」 3神輿勢ぞろい
祇園祭・神幸祭

祇園祭の神幸祭が17日夜、京都市東山区の八坂神社などであった。3基の神輿(みこし)が八坂神社の神さまを奉じて市内中心部の氏子地域へ渡った。
午後4時からの神事の後、中御座、東御座、西御座の神輿が神社を出発した。石段下では、改修されてひときわ朱色の映える西楼門を背に、3基がそれぞれ差し上げを披露した。
神輿は「ホイットホイット」という担ぎ手の輿丁(よちょう)の掛け声と飾り金具を響かせ、祇園かいわいや寺町通、河原町通などを進んだ。夜遅くに下京区の四条通寺町東入ルの御旅所へ到着、安置された。
24日の還幸祭で3基の神輿は八坂神社へ戻る。
(文.写真共 京都新聞7/18より)

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●「アマンニワ」情報.最新版

以前本稿でも記述していた「アマンニワ」の件です。

「アマン」の日本初進出地が「京都」と発表されたのは2006年秋頃の事でした。
しかしそれ以降…。
用地の選定.買収から着工.竣工計画に至る迄プレスリリースもろくすっぽ無い儘、徒に時間だけが経過して行きました。
で、先日帰京の折に一寸小耳に挿んだ情報なのですが…。

どーやら、「お流れ」になった模様です。

但し幾つかある情報筋のうち、とある所処からのみの事情入手なので未だ確定的とは云えませんが…。
縦しんば引き続き建設計画が継続されるとしても、開業の大幅な遅延は疑うべくの無い所処でしょう。
新情報入手し次第、亦アップ致しまする。

「アマンニワ」関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_58c8.html

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2008.07.17

●山鉾巡行

祇園祭も山鉾巡行を迎えました。
何時もの事ながら、吉符入りからの半月は「@」云う間に過ぎて行くものです。

巡行が終わると今宵は神幸祭。
丁度今時分、八坂さんでは「三社御神輿差上」の頃。
西楼門石段下ではスゴイ事になっているでしょう。

是より東.中.西三基の神輿が市井氏子地域を練り歩き、御旅所へおいでになります。
宵山や巡行とは趣の異なる、「地元ミウチ」のお祭りです。

P2008071700068伝統の重み、山鉾ずしり
祇園祭 32基、初の重量測定

梅雨明けの夏空の下、祇園祭は17日、山鉾巡行を迎えた。「動く美術館」と形容される豪華な山鉾32基が京都市中心部を進んだ。祭り史上、今年は山鉾の重量測定が初めて実施された。
午前9時、「エンヤラヤー」と音頭取りの掛け声を合図に、長刀鉾が四条通烏丸から車輪をきしませて動きだした。稚児の岡澤一規君(9)が太刀で注連縄(しめなわ)を両断、結界を解き放った。巡行順を確認するくじ改め、豪快に交差点を90度回る辻回し…。変わらぬ祭りが今年も町衆の心意気に支えられた。気温は午後1時に33・2度を記録、厳しい暑さの中、山鉾が進んだ。

一方、初の重量測定は囃子(はやし)方や豪華な懸装品を乗せたまま、河原町通御池下ルであった。その結果、巡行中の長刀鉾は11・10トン、月鉾11・88トンと判明した。登録を目指すユネスコの世界無形文化遺産の基礎資料にする。
沿道には昨年より2万人少ない18万人(午後1時現在、京都府警発表)が詰め掛けた。

■山鉾の重さ
長刀鉾11・10トン、孟宗山0・54トン、油天神山0・55トン、保昌山0・67トン、函谷鉾11・39トン、太子山0・59トン、四条傘鉾0・40トン、占出山0・51トン、鶏鉾9・42トン、白楽天山0・71トン、霰天神山0・65トン、山伏山0・60トン、月鉾11・88トン、芦刈山0・64トン、綾傘鉾0・36トン、蟷螂山1・22トン、菊水鉾10・31トン、木賊山0・67トン、伯牙山0・52トン、郭巨山0・69トン、放下鉾10・32トン、岩戸山8・25トン、船鉾8・41トン、北観音山9・27トン、橋弁慶山0・80トン、黒主山0・67トン、八幡山0・75トン、鈴鹿山0・70トン、役行者山0・84トン、鯉山0・81トン、浄妙山0・78トン、南観音山9・54トン (重さは人や懸装品を含む。巡行順)
(文.写真共 京都新聞7/17より)

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●「四つ葉のクローバー」活動状況

今月24日で終了となるヤサカさん特別企画、「桃色四つ葉タクシー」情報の続篇です。

「ピンクの四つ葉」は市内を巡回営業しつつも、路上ライブなどの企画で特定時間特定場所に出没するとの事。
「安心」「快適」「信頼」に加え、「相愛」御所望の方々は試しに足を運んでみるのも宜しいかと思われます(詳細は下記記事を参照にされたし)。

因みに私めは先週帰京の三日間、「桃色四つ葉」はおろか「ノーマル四つ葉」に出会う事も出来ませんでした…。

ヤサカさん「桃色四つ葉タクシー」関連過去ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/06/post_43a8.html

1216090990_photoタクシーとコラボのシンガーソングライター、
京都市内で路上ライブ

ヤサカタクシーとのコラボレーション企画を実施中のシンガーソングライター・石野田奈津代さんは、6月21日のキャンペーン開始以降、京都市内各所で路上ライブを行っている。
石野田さんは、ニューシングル「クローバー」のキャンペーンとして期間中京都を中心に活動し、市内のレコード店でのインストアライブや四条大橋周辺などでの路上ライブを行っている。時には浴衣姿で現れることも。
イベントや路上ライブで出会った人に「出逢い記念証」や四つ葉のクローバーマークと「724(ナツヨ)」の文字が入ったオリジナルの飴を手渡しており、キャンペーン開始から約3週間で延べ1,000人に配布した。
7月12日には、ヤサカタクシーの「四つ葉タクシー」に特別仕様を施した「724クローバー号」で京都市内を巡り、嵐山で路上ライブを行った。レストランの駐車場で約1時間にわたり「クローバー」をはじめとする自身の楽曲をギターの弾き語りで歌い、周辺では立ち止まってライブを見る人や自転車を降りて歌に聴き入る人の姿が見受けられた。石野田さんのライブと1,400分の1台という「幻」のタクシーを見つけ、バスや車から写真を撮る人の姿も。
キャンペーンが終了する今月24日まで、JEUGIA四条店(下京区四条通東洞院長刀鉾町)でのインストアライブ(20日13時~)やゼスト御池(中京区河原町御池)でのフリーライブ(21日13時~)のほか、市内各所で路上ライブを行う。
(烏丸経済新聞7/15記事より借載 http://karasuma.keizai.biz/
 )

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●「深海魚たち」

『京都の三大祭知ってる?』
『そないなこと知らへんの。百万遍(知恩寺)の青空、下鴨(糺の森)の納涼、そんで勧業館(みやこメッセ)の即売会……そやろ』
(林哲夫「古本屋を怒らせる方法」京洛犬歩当古本屋記より)

なんて冗談も書かれる程、ミヤコは「古書のミヤコ」であったりも致します。

080714_027と云う訳で毎夏恒例「下鴨納涼古本市」迄あと四週間、幣亭でもポスターの貼飾を始めました。
先日帰京の折、寺町其中堂さんで頂いたチラシです。

尚表題は森見登美彦氏著「夜は短し歩けよ乙女」
第二部サブタイトルに因んだものです。

京都古書研究会のホームページはコチラ。↓
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html

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●宵山

昨日は近畿地方も梅雨明け(したらしい)との発表。
ミヤコも昼過ぎから「曇りのち晴れ」、愈々夏本番の訪れでしょうか。

そんな時候節目に行われた祇園祭宵山は平日と云う事もあり、行楽人出も幾分少な目の様子。
それでも三十六万人で「混っ多返し」の四条界隈でしたとさ。

P2008071600208_2梅雨明け、祭り気分最高潮に
祇園祭宵山
祇園祭は16日夜、宵山を迎えた。京都市中心部は、夏の夜風で蒸し暑さが若干和らぐなか、梅雨明け直後の歩行者天国には午後9時までに36万人(京都府警発表)が押し寄せて祭り気分は最高潮になった。
山鉾の近くでは、子どもたちが「ろうそく一本献じられましょう」「常は出ません、こよい限り」とかわいい声を響かせてろうそくやちまきを売った。囃子(はやし)方は宵山が終わるのを惜しむように祇園囃子を懸命に奏でた。
四条通にある長刀、函谷(かんこ)、月の各鉾周辺はにぎわい、中心部から離れた太子山や油天神山では、見物客は祭りの風情をゆっくりと楽しんでいた。
(文.写真共 京都新聞7/17より)

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2008.07.16

●宵々山

P2008071500242

昨夜は宵々山。
しかしお天気は生憎の雨模様、人出も程々だったらしく。

毎年、三日間のうち一日は雨に祟られるものです…。

コンチキチンに28万人
雨の祇園祭宵々山

祇園祭は15日夜、宵々山を迎えた。京都市中心部に建った山鉾は雨のなか、夕暮れ時から駒形提灯をともして夏の風情を醸し、コンチキチンのお囃子(はやし)が通りに響いた。
夕方から大雨になり、その後も降ったりやんだりが続いたため、懸装品を飾った鉾には透明の防水シートが付けられた。見物客は祇園囃子を聞いたり、豪華な懸装品を間近に見せる会所飾りを楽しんだりしながら雨をしのいだ。新町通では八幡山、北観音山、南観音山、放下鉾、船鉾、岩戸山の6つの山鉾が路上に建ち、両側に露店が軒を並べて多くの見物客が押し掛けた。
四条通や烏丸通が歩行者天国となった午後11時までに28万人(京都府警発表)の人出があった。日曜と重なった昨年より14万人少なかった。
(文.写真共 京都新聞7/16より)

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2008.07.15

●宵々々山

「粽どーですかー 御守りどーですかー」
「御信心の御ん方様は ろーそく一本献じられましょー♪」

と云う訳で各山鉾町にて「売り歌」唱和される中、ギオンマツリーも愈々本番。
昨日は宵々々山でした。
私めは14日昼頃に帰東したのですが、平日週始めと云う事もあり人出は例年より少なめの様子。
寧ろ13日は日曜日の方が込み合っていた感も致しまする。

P2008071400155警戒強め、宵々々山
祇園祭

祇園祭は14日夜、宵々々山を迎え、京都市中心部の山鉾町界わいでは歩行者天国が始まった。午後9時現在の人出は11万人(京都府警調べ)。秋葉原事件を受け、京都府警が例年以上の厳重な警備体制をしいた。 午後4時ごろの降雨で気温は下がったが、湿度は上がり、蒸し暑い夜となった。祇園囃子(ばやし)が響くなか、人々はうちわを振り、タオルで汗をぬぐいながら山や鉾を見て回り、厄よけのちまきや手ぬぐいを買い求めていた。
平日ということもあって四条通は人の流れは比較的スムーズ。しかし、露店が並ぶ新町通や室町通は込み合っていた。
(文.写真共 京都新聞7/15より)

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2008.07.14

●「蘇民将来子孫也」

080714何は扨置、ミヤコより戻りて真っ先に遣らねばならぬ事。
それは「防犯装置の備え付け」です。

と云う訳で二日間丸腰だった弊亭軒先に、新しい「厄除け粽」がお目見えとなりました。
今年も一年御守り下さいませ。なむなむ。

祇園祭「粽」関連過去ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/05/post_97d1.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/post_baba.html

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●「山鉾」彼是

えー、只今帰東しました。
で、宵々々山を控えた此処数日のミヤコがどんな状況だったかと云うと…。

P2008071400052暑さ連日 うだる京
京都市内は14日、太平洋上の高気圧の影響で強い日差しが照りつけ、午後1時までの最高気温が34・2度まで上昇。13日には今年初めて気温が35度以上の猛暑日となり、連日の暑さが続いている。
京都地方気象台によると、13日は午後3時44分に最高気温35・0度を記録。昨年より14日間早く初の猛暑日を迎えた。このほか舞鶴市の最高気温は34・1度、彦根市は32・3度といずれも平年を上回った。
また京都市内では熱中症の疑いで、13日に5人、14日午後1時までには4人が病院に搬送された。
14日は午前中から30度を越える暑さに、山鉾見物に訪れた観光客も疲れ気味。京都地方気象台によると、午後からは湿った空気が流入するなど、所により雨や雷雨になるという。今後、数日間の気温も30度台で推移し、蒸し暑い日が続きそう。
(文.写真共 京都新聞7/14より)

と云う訳で、土日のミヤコは盛夏を思わせるか如くの灼熱地獄 …。
頭上からは暴力的な日差しが照り付け、脚下よりアスファルトの放射熱が蜃気楼の様に襲ってきます。
挙句無風状態ときたもんですから溜ったもんぢゃ有馬線。
そんな炎天下の中を自殺行為宜しく、山鉾町を幾つか見物してまいりました。

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12日(土)夜、三条新町で飲んだ帰り、見物がてら室町より四条に南下する事に。
流石に日没後は涼しくなるもので漫ろ歩きにも丁度良い塩梅です。
烏丸周辺の大型鉾は組立も完了、祇園囃子も奏でられ早や宵山の風情にて。
左より菊水鉾、月鉾、鶏鉾、函谷鉾。

080714_006_3
因みにこの後祇園町へ移動、御多分に漏れず飲みすぎでキモチワルイ翌日を迎える破目となりました…。

080714_022 080714_026 080714_027_2
翌13日(日)、昼中各山町の様子。小型の山組みは一日で行われます。
左より黒主山、鯉山、山伏山。

080714_030 080714_029 080714_028 080714_025

080714_031十四時頃に長刀鉾さんへ「粽」お返しと授与に伺った際の事です。
烏丸の向こう側で「何やら」賑やかな様子、覗いて見ると新町通にて「試し曳き」が行われていました。
五m計りの狭い道幅に五基の山鉾が巡行する様は臨場感に溢れ、迫力満点です。
昔の山鉾巡行はこんな感じだったのでしょう、とも思うものでありました。
以上、こんな感じの「プレ宵山」にて。擱筆。

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2008.07.12

●御留意

本日土曜日はズル休みと成増ので御注意下さい。

三条新町に飲みに行く為に
ミヤコ夏の味覚を食する為に

粽を戴く為と水汲みの為にに帰京ゐたしまする。

お仕事お仕事…。

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2008.07.11

●「神輿洗い」

昨年は強雨の中での催行でしたが、今年は天候にも恵まれ宜しかったかと。

因みに「神輿洗い」は、山鉾巡行後の神幸祭(お出かけ)に出る3基の神輿のうち、「中御座」を鴨川の水で洗い清める神事です。

神幸祭は市井氏子に由る祭事、観光客も皆無な「祭りの後の祭り」です。

P2008071000189鴨川の神水で清め
祇園祭「神輿洗い」

祇園祭で鴨川の水の神様を「中御座」の神輿(みこし)に迎える神事「神輿洗い」が10日夜、京都市東山、中京区の四条大橋で行われた。神輿を担ぐ輿丁(よちょう)の威勢よい掛け声が祇園界わいに響き渡った。
古来、水害と疫病を恐れる人々は、鴨川の荒ぶる水の神様を神輿に迎えて丁重にもてなすことで、自分たちの守り神とした。
午後8時前、神幸祭、還幸祭を練る3基の神輿のうち、素戔嗚尊をすさのおのみこと奉じる中御座の神輿が八坂神社を出発し、松明に先導されて四条大橋へ進んだ。橋の上では、神職が鴨川の神水をひたした榊(さかき)を神輿へ向けて振って清めた。神水をかけてもらいたい輿丁や市民が神輿をぐるりと取り囲み、熱気に包まれた。
(文.写真共 京都新聞7/11より)

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●「鉾建て」始まりました

「カァン カァーン カァーン 」
「コン コン コーン」

昨日から鉾建てが始まりました。

先ずは烏丸周辺、大きい鉾の櫓組みから。
この風景を見ると祭り気配も愈々本格化、「祇園モード」は急激に加速します。

P2008071000091雲間の青空、響くつち音
京都市中心部、祇園祭の鉾建て始まる

祇園祭の山鉾巡行まで1週間となった10日、京都市中心部で鉾建てが始まった。時折、青空がのぞく梅雨空の下、四条通や室町通では、やぐらを組む際のつち音が響き、祭り気分が高まってきた。
早朝から、長刀鉾や函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾の4基の鉾が路上で組まれ始めた。大工方や組み立て方などと呼ばれる職人が、くぎを使わない「縄がらみ」の技法で、豪華な懸装品を掛けたり囃子(はやし)方を乗せる土台になるやぐらをしっかりと組んで路上の所定の位置に固定した。
12日と13日の午後、鉾と曳山(ひきやま)の曳初(ひきぞ)めがある。14日までにすべての山鉾が建つ。
(文.写真共 京都新聞7/10より)

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2008.07.10

●お千度

ぞろぞろぞろぞろ…。

「おはようさんどすぅ~」「おはようさんどすぅ~」「おはようさんどすぅ~」

ぞろぞろぞろぞろ…。

と云う訳で、昨日は夏の祇園町風物詩「お千度」。

この催事、学生時分に祇園界隈で仕事していた縁もあって何度か出遇した事があるのですが…。
揃い白浴衣のオネーさんが大挙移動される状景は「華麗」と云うより寧ろ「圧観」。
八坂さん南楼門前で記念撮影の行われる様や、四条河原町まで大挙移動される様には蓋し圧倒されたのを思い出します。

百花繚乱「艶花」も、余りに多過ぎると却って「おっかない」ものでして。

P2008070900090芸舞妓らそろいの浴衣で涼風運ぶ
八坂神社で京舞井上流「お千度」

京舞井上流の師弟一同が芸の上達や無病息災を祈願する恒例の「お千度」が9日午前、京都市東山区の八坂神社であった。家元の井上八千代さんや祇園甲部の芸舞妓ら約100人が新調したそろいの浴衣で勢ぞろいし、夏の風情を境内に漂わせた。
午前9時半ごろから日傘を手にした芸舞妓が続々と集合。「おはようさんどす」とあいさつを交わし、本殿でおはらいを受けた。
今年の浴衣は、白地に水の流れをあしらった「流水」で、いかにも涼しげ。井上八千代さんは「みなさん夏を無事に過ごし、秋をにぎにぎしく迎えられるようお願いしました」と話し、参拝後は芸舞妓たちも和らいだ表情を見せていた。
「お千度」は、井上流の門下生でつくる「みやび会」が毎年、祇園祭のこの時期に行っている。
(文.写真共 京都新聞7/9より)

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2008.07.09

●来月の定休日 【葉月】

  • 8月3日(日)  定休日  
  • 8月10日(日)  定休日  
     
  • 8月16日(土)  盆休み
  • 8月17日(日)  定休日      
  • 8月18日(月)  盆休み
     
  • 8月24日(日)  定休日
  • 8月31日(日)  定休日
  • ※8/13(水).8/14(木).8/19(月)は土曜日ダイヤにての運行です。
      閉店目安は25時を目安にして下さい。
           
    以上です。宜しくお願い致します。

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    2008.07.08

    ●「酒ほがひ」 赤坂

    地元赤坂に於いて別格の存在感を有する酒場。

    初めてお邪魔したのが何年前だったのかはもう失念してしまいましたが、トーキョーで商いを始めて間も無い頃です。
    当時は、まさか十数年後に赤坂で店を構えるなぞ想像も付きませんでした。
    況してや此方とご近所になるとは尚更の事です。

    私め如きが敢えて多くを語る立場でも御座いませんが、僭越乍ら一言だけ…。
    年に一回平日にズル休みして此方に伺うのは、この上無い幸せなのです。

    080627_005・世界標準時天文台
    【北緯51º28' 38".経度0º 0' 0"】

    港区赤坂新町2

    グリニッチ

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    2008.07.07

    ●「1/1461」の逢瀬

    今日は節句「七夕」。
    織姫彦星、年に一度の「あひびき」の夜でありまする。

    尤もこの時期は梅雨最中、七月七日の晴天確率は24%程度との事。
    雨量が多いと「かささぎのわたせるはし」も決壊してしまいます。
    四年に一度しか逢えないのも可哀想なものでして。

    果たして本日夕刻からも降水確率50%、ポツポツと「催涙雨」の気配。
    と云う訳で、今宵の逢瀬もビミョーな様子です…。

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    2008.07.06

    ●長刀鉾「神事始め」

    七月に入り、ミヤコでは五日連続の三十℃越え。
    茹だる暑さも愈々本格化してまいりました。

    そんな中、長刀鉾町では昨日吉符入り。
    お稚児さん鉾町引き合わせの後、稚児舞奉納となりまして。

    今年の「お稚児さん」関連過去ログは下記にて。↓
    http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/06/post_f4ee.html

    P2008070500141「太平の舞」優雅に
    祇園祭 長刀鉾吉符入り

    祇園祭の山鉾巡行で先頭を進む長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は5日、神事始めにあたる「吉符入りの儀」を行った。稚児の岡澤一規君(9)が巡行の際に鉾の上で舞う「太平の舞」を市民に披露した。
    町会所には保存会の役員、囃子(はやし)方のメンバーらが集まり、神前で祭りの無事を祈願した。役員の前で岡澤君と禿(かむろ)の乾満希君(10)、植村龍登君(8)が「太平の舞」を舞ってみせ、OKをもらった後、四条通側の窓から市民の前へ姿を見せた。
    岡澤君は鶴のクジャクの羽がついた「チョウトンボ」の冠を頂き、青海波に鶴模様のふじ紫色の振り袖に、若草色の紗(しゃ)のかみしも姿。時折、前に身を大きく乗り出しながらゆったりと舞い、天下太平と五穀豊じょうを願った。岡澤君は「緊張した。練習よりもうまくいかず60点。巡行は頑張ります」と話していた。
    (文.写真共 京都新聞7/5より)

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    2008.07.05

    ●続.「BAMBOO」の受難 

    家の近所「嵯峨野竹林」の芳しくない現状、続篇です。

    件に就いては仔細前述していますので省略致しまするが、一諫言申状。
    目に余る悪行には必ず「ばち」があたります。
    「しっぺがえし」は「竹(の)箆返し」と書く事をお忘れ無き様。

    「嵯峨野竹林落書き」関連過去ログはコチラ。↓ 
    http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/04/post_3acb.html

    P2008070400164僧侶ら落書き防止啓発
    右京・嵯峨地域

    イタリア・フィレンツェの世界遺産地区の大聖堂の落書きなどが問題になる中、右京署員や僧侶たちが4日、世界遺産の天龍寺など貴重な文化財の多い京都市右京区の嵯峨地域で落書き防止の街頭広報を行った。ビラを配り「軽い気持ちでも落書きは犯罪です」と観光客に呼び掛けた。
    嵯峨地域では、観光名所の「竹林の小径(こみち)」で、竹が刃物のようなもので落書きされる被害が続いている。右京署は4月から警戒を強めており、7月1日にも自転車の鍵で竹に落書きした韓国人観光客を厳重注意した。
    この日は、署員と天龍寺、大覚寺の僧侶、嵐山保勝会の会員たち約50人が「文化財や国宝は国民の財産です落書きは恥ずべき行為です」と書かれた看板を持ち、観光客にビラを配った。
    横浜市から観光に来た通訳ガイドの中村由美子さん(47)は「以前に案内したポーランド人も鎌倉の竹林で落書きをしようとした。私たちが落書きは駄目だと教えてあげないと」と話していた。
    臨済宗天龍寺派の栂承昭宗務総長は「嵯峨一帯は修行をしたり、景観を楽しむ大切な場所。心ない行為はやめてほしい」と話した。
    (文.写真共 京都新聞7/4より)

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    ●49,445,000

    京都市の昨年度「年間観光客数」調査結果が発表されました。

    「東山.嵐山花灯路」を筆頭に各種催しを閑散期に遍く段取りした上、上洛に小熟れてきた重度リピーターは意図的に混雑期(桜花紅葉.宵山周辺等)を外して来られる様になりました。
    最早ミヤコ観光にシーズンオフは無い様子です。
    強いて挙げるならば…。

     ④万遍無く二月 (底冷えしますが、我慢出来ない程じゃありません)
     ③連休明け以降の五月 (意外に穴。新緑のミヤコは可也お勧めです)
     ②成人の日三連休以降の一月 (枯れた感じのミヤコも宜しくて)
     ①8/17(送り火翌日)以後の八月 (死ぬ程蒸し暑いですが…)

    流石の「ミヤコ」もこの辺りは空いております。

    「2006年度.観光客数」調査結果は下記にて。↓
    http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/post_c4de.html

    京の観光客、7年連続最多
    07年 4944万人

    京都市は3日、2007年に市内を訪れた観光客数が7年連続で増加し、過去最多の4944万5000人(前年比2・2%増)となった、と発表した。オフシーズンの冬場に大きく伸びたほか、外国人宿泊客も初めて90万人を超えたことが原動力となった。市は、2年後に目標年を迎える「観光客5000万人構想」の達成を視野に、さらに観光誘致に力を注ぐ。

    1月は前年より7%、2月も7・4%増えた。暖冬や天候に恵まれたことや特別拝観事業の定着が原因とみている。外国人宿泊客は、米国や台湾など海外情報拠点5カ所での誘致活動強化などにより、前年より15・5%増の92万6000人。
    また、修学旅行生は02年以降、微減が続いていたが、学校や旅行代理店に働きかけを強めた結果、0・2%増の100万5000人となり、増加に転じた。
    観光消費総額は6491億円で前年比1・9%増となったが、1人当たりの消費額は0・3%減の1万3128円。
    同日、京都府が発表した京都市を含む府内観光客数は過去最多の7462万人(同2・8%増)で、12年連続の増加。観光消費額は2%増の6970億円。京都市を除く観光客数は4%増の2518万人で、観光消費額は3・3%増の479億円だった。
    地域別では宇治市が「源氏物語千年紀」を追い風に9%増の493万人。山城地域全体でも4・1%増の1070万人となった。
    (文.写真共 京都新聞7/4より)

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    2008.07.04

    ●盛夏の兆し

    七月に入り、列島の南から徐々に梅雨明けの知らせが届くようになりました。           

    此処数日間のトーキョーも梅雨を忘れさせる好晴日和が続いていましたが、本日は今季初の真夏日です。
    燦々と照り付く日射しに蒼々とした空色。
    愈々「夏本番」到来を思わせるのに充分なお天気でした。

    080704_003
    と云う訳で、弊亭表構えも本格的に夏使用。
    玄関引戸も取っ払ってしまいました。

    080704_001夏の「豚香炉」。
    彼も今日からのお目見えです。

    二ヶ月程ですが、頑張って働いてもらいましょう。

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    ● さぁさ~のは さらさら~

    のきばにゆれる~ おほしさま きらきら~ きんぎん すなご~
    織姫彦星、年に一度の逢瀬迄あと三日です。

    080703と云う訳で、弊亭「七夕飾り」も昨日から。
    天神さんの符冊は七夕祭のご縁故。

    屋号柄「笹」では無く「竹」にてのお飾りです。

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    2008.07.03

    ●「巡行順」決まりました

    昨日は「くじ取り式」。
    長刀鉾他「くじ取らず」の八基を除き、十七日の巡行順を籤引きにて決定します。
    今年の巡行順は次の通りにて。
    何にせよ「竹」が山一番なのはヨカッタヨカッタ。

    各山鉾町代表者はこの後、市役所から八坂神社に参詣。
    祭礼の無事斎行を祈願する「山鉾連合会社参」の儀が行われました。

    P2008070200064「山一番」は孟宗山
    祇園祭 山鉾巡行くじ取り式

    祇園祭に32基ある山鉾の巡行(17日)の順番を決める「くじ取り式」が2日、京都市役所の市議会議場(中京区)であった。先頭の長刀鉾に続く「山一番」は、11年ぶりに孟宗(もうそう)山が引き当てた。
    くじ取りは、巡行順をめぐり山鉾町の争いが絶えなかったため、1500(明応9)年に始まった。江戸時代は六角堂、明治時代は京都府庁や市役所など、終戦直後は八坂神社で行われたが、1953年からは市議会議場が会場になっている。
    議場には、32の山鉾町の代表が羽織はかま姿で座り、門川大作市長や祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長、八坂神社の森壽雄宮司らが見守った。
    午前10時、慣例で巡行順が決まっている「くじ取らず」の8基を除く24基の代表が、予備くじの順に登壇してくじを引き、立ち会いの門川市長に見せた後、順番を読み上げた。さきの祭の「山一番」がなかなか出ず、孟宗山の代表が引き当てると、議場がどよめいた。
    今年の巡行順は次の通り。

    【さきの巡行】
    (1)長刀鉾 (2)孟宗山 (3)油天神山 (4)保昌山 (5)函谷鉾
    (6)太子山 (7)四条傘鉾 (8)占出山 (9)鶏鉾 (10)白楽天山
    (11)霰天神山 (12)山伏山 (13)月鉾 (14)芦刈山 (15)綾傘鉾
    (16)蟷螂山 (17)菊水鉾 (18)木賊山 (
    19)伯牙山( 20)郭巨山
    (21)放下鉾 (22)岩戸山 (23)船鉾

    【あとの巡行】
    (24)北観音山 (25)橋弁慶山 (26)黒主山 (27)八幡山 (28)鈴鹿山
    (29)役行者山 (30)鯉山( 31)浄妙山 (32)南観音山

    (文.写真共 京都新聞7/2より)

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    2008.07.02

    ●器敷.七代目

    御馴染み、うちの「つなぎ団子」コースター。
    弊亭では器敷の図柄色をロット毎に差し替えています。

    と云う訳で、本日より代替わり新色となりました。
    「蓬」「濃茜」「藍墨」「萓草」「藤紫」「白土」と続き、これで七代目。
    今回のつなぎ団子は煤竹茶、仄かに紫味を帯びた茶褐系色です。

    080703_003

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    ●「ビアガーデン」 in 上七軒

    上七軒「夏の風物」が昨日から始まりました。
    白地浴衣の芸舞妓さんも眼に艶やかなもの、流石ミヤコと云った感でしょうか。
    因みに協賛はアサヒビールさん(中ジョッキ\900)です。

    どーせなら和装にて御邪魔するのが小粋なものでして。

    P2008070100221風情たっぷり、舞妓と乾杯
    上七軒でビアガーデンオープン

    梅雨の晴れ間となった1日、京都五花街の一つ、上七軒の歌舞練場(京都市上京区)で恒例のビアガーデンがオープンした。仕事帰りの会社員や観光客が芸舞妓のもてなしで暑気払いを楽しんだ。
    京都地方気象台によると、1日は最高気温が30・4度に達し、平年を1・6度上回る「真夏日」となった。
    和風庭園に座席を並べたビアガーデンでは、夕暮れとともにちょうちんに明かりが入り、京の風情たっぷりに。浴衣姿の芸舞妓たちが交代でテーブルを回り、客を喜ばせた。
    舞妓の市照さん(18)は「普段の座敷より気軽に花街の雰囲気を楽しんでおくれやす」とPRしていた。9月10日まで。
    (文.写真共 京都新聞7/2より)

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    ●室礼.文月

    080702昨日より風鈴出し。

    二更も過ぎる頃になると程好い涼音を奏でてくれます。

    と云う訳で、爾余室礼もすっかり夏仕様。
    毎年恒例「祇園さん」一色の弊亭でありました。

    昨年と同様、こんな感じです。↓
    http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/post_8ad0.html

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    ●「祇園祭」始まりました

    愈々「祇園さん」の時節到来、「ミヤコの夏」の始まりです。
    是より前儀祭礼から宵山.巡行を経て神幸祭.還幸祭、後儀各事祭礼に夏越祓と至る、長くも短い一ヶ月の幕開けとなります。

    下記事は昨朔日、「お千度の儀」と「吉符入り」の様子。

    P2008070100086「お千度の儀」や「吉符入り」
    京の夏彩る 祇園祭幕開け

    日本三大祭りの一つ、祇園祭が1日、幕を開けた。京都市東山区の八坂神社では長刀鉾(下京区)の稚児らによる「お千度の儀」があり、また、市中心部にある山鉾町の半数近くでは神事始めの「吉符入り」が行われ、1カ月にわたる祭りの無事をそれぞれ祈った。
    お千度の儀は、稚児を務めることを神に報告し、祭りの安全を祈る儀式。午前10時、白塗りで口元に朱を差す化粧を施した稚児の岡澤一規 君(9)、補佐役の禿(かむろ)の乾満希君(10)、植村龍登君(8)=いずれも下京区=が、長刀鉾保存会の役員らと八坂神社本殿に参拝した。続いて父親らに手を引かれ、本殿の周囲を3周した。
    水色と黄色の色合いの稚児の装束は「涼(すず)み衣装」と呼ばれ、今年新調して初めて使われた。
    山鉾町の吉符入りでは、各町会所に設けた祭壇前で神事が行われた。夜には「二階囃子(ばやし)」と呼ばれる祇園囃子の稽古(けいこ)が始まり、夏の風情を盛り上げる。
    (文.写真共 京都新聞7/1より)

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    2008.07.01

    ●歳時記「家の近所.夏」

    扨々今日から七月、早いもので一年ももう折り返しです。

    そんな「文月」だけあって、家の近所から夏風物の「文」が届きました。
    嵐山は大堰川の鵜飼、前日試乗会の様子です。
    尤も香魚にとっては災難でありますが。

    P2008063000183_2かがり火の幻想ゆらり
    嵐山の鵜飼 大堰川で試乗会

    7月1日から始まる京都・嵐山の鵜飼(うかい)を前に、渡月橋上流の大堰川で30日、関係者を招いた試乗会があった。
    まだ肌寒さが残る川面にかがり火の明かりが揺れた。参加者は自在に6羽を操る鵜匠の手綱さばきを眺め、水しぶきを上げて魚をとる鵜の動きを楽しんだ。
    今年は源氏物語千年紀にちなみ、平安貴族の船遊びを再現した「宮廷鵜飼」船もお目見え。白い装束の船頭が御簾(みす)や灯篭(とうろう)をつるした見物船を操った。
    9月15日まで行われる。
    (文.写真共 京都新聞7/1より)

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    ●みそぎぞなつの しるしなりける

    水無月晦日は「夏越祓」。
    と云う訳で、昨日は夕刻より氷川神社の大祓式に伺ってまいりました。

    神事斎行は午後五時から約一時間。
    弊亭開店時刻に被ってしまうもので、暖簾出し準備を早々に終わらせ参詣の途へ。
    前日から降り続いていた長雨も止み、お天気も良い按配でした。
    まぁ、罪穢を「洗い流す」という意味では雨も却って宜しかったかと。

    Chinowa本殿にて笙と龍笛が奏でられる中、神事は滞り無く静粛に営まれ、御祓い.境内三廻茅ノ輪くぐりにて結びとなりました。
    参列者は約二百人程で、殆どが近隣居住の氏子さん。
    「地元の祭儀」の趣にて、「鄙赤坂」風情も宜しい感じでした。

    是にて半年間の「積もりに積もった」罪業も、取敢えずは清められた…と思います。

    (写真は氷川神社HPより借載)http://www.akasakahikawa.or.jp/index.html

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