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2008.07.26

●ミヤコ「盛夏歳時記」.二題

七月のミヤコは、民間信仰に由る風変わりな催しが幾つか行われます。
下記はそんな「夏の催事」二題にて。


炊いたん、あんかけ、冷製炊き合わせ…、「ミヤコ夏の味覚」鹿ケ谷南瓜。
ハロウィンかぼちゃに比べ荷崩れしにくくあっさり滋味。
そんな夏野菜で「暑気負け封じ」も兼ねての「かぼちゃ供養」です。

P2008072500173「あっさりとした甘さ、おいしい」
安楽寺で鹿ケ谷カボチャ供養

中風封じで知られる「鹿ケ谷カボチャ供養」が25日、京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺で営まれた。市民や観光客が大勢訪れ、ほくほくに煮付けられたカボチャを味わった。
カボチャ供養は、240年ほど前に当時の住職真空益随上人が病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると「夏の土用のころに鹿ケ谷かぼちゃを振る舞えば中風にならない」とのお告げを受け、始まったという。
今年はカボチャ200個、約1000人分を早朝から檀家が調理した。訪れた人たちは本堂を参拝した後、汗をぬぐいながらカボチャを食べた。初めて訪れた大阪府枚方市の会社員土井和さん(30)は「あっさりとした甘さでおいしい。健康に過ごせそうです」と話した。
(文.写真共 京都新聞7/26より)

我家の菩提寺、鳴滝三宝寺でも「酷暑.邪気祓い」が行われました。
檀越の誼で揚げておきます。

P2008072500061土用の丑に「炮烙灸祈祷」
右京・三宝寺

「土用の丑(うし)の日」の24日、京都市右京区鳴滝松本町の三宝寺で、暑気払いの「炮烙灸祈祷(ほうろくきゅうきとう)」が行われた。
炮烙灸は、呪文(じゅもん)が書かれた陶器製の皿を頭に置き、その上で灸をたいて病気などをもたらす邪気をはらう。同寺は1944年に復活させ、恒例行事となっている。
この日は本堂で、商売繁盛を願う「あじさい祈祷」や悪病封じの「きゅうり封じ祈祷」と一緒に炮烙灸祈祷が営まれた。
経が唱えられる中、参拝者の頭に置かれた炮烙のもぐさに火が付けられると、本堂に煙が立ち上った。僧侶たちは参拝者を囲むようにして法剣で邪気をはらい、参拝者たちは目を閉じて夏の健康などを祈っていた。
(文.写真共 京都新聞7/25より)

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