●「トカトントン」
少し計り真面目なオハナシを。
最近「幻聴」が耳に衝いて困っています。
別段、心神耗弱な訳では無く、夏バテにも少々早い様なのですが…。
「会話中の一寸した隙間」「タクシー乗車中の静寂」「就寝前の床の中」など等…。
太宰宜しく、ちょっとした間隙を突いては何処からとも無く聴こえて来るのです。
その幻聴は何時も同じもので、不可思議な音律を奏でております。
非常に耳障りで堪らないのですが、奇妙な事に「以前何処かで聞いたよう」な気がしないでもありません。
その幻聴とは…。
「ぽ~にょ ぽぉにょぽにょ さかなのこ~。」
矢張り、余り真面目なオハナシでは有りませんでした。
チャンチャン。