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2008.08.04

●グラス新入荷 08年夏

初夏恒例、年二回のグラス購入シーズンです。
今回は現行ものも含め二ヶ月程かけて色々な所処から購入。
結果、例に由って結構な数になってしまいました。
と云う訳で、新アイテムの幾つかを御紹介。

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(左)・アシッド草花文様 (サンルイか.19c後半 フランス)
透明ガラス地に薄緑を被せアシッドにて緻密な装飾、縁部にはギルティング。
女性的なデザインに白ワイン用のフォルムは、恐らくサンルイと思われます。
実は戴き物、有難哉有難哉。

(中)・Rubina Verde/ルビーナ ヴェルデ (モーゼル.1885年頃 ボヘミア)
一見デザートグラスに思える形状も、シャンパン使用のグラス。
ギルド&エナメル彩のゴージャスな装飾は同時期のボヘミアでは多く見られるもの。
ヌーヴォー以前のアラベスク様式の影響が伺えるデザインです。

(右)・VOUGEOT/ヴージョ (ルネラリック.1937年頃 フランス)
ステムの装飾が「ラリックっぽい」です。
名前の通りバルーン型の赤ワイングラスですが、使い勝手は幅広く。
値段が手頃だったので都内某所で勢い購入、同シャンパンクープサイズも有り。

080727_032・フィリグラーナ ア.レティチェロ 
(ジーノ工房か.70年代~現代 ヴェネチア)
アンティーク.現行品問わずヴェネチアンレースはワイングラス形状のものが多く、バーウェアとしては微妙に扱い辛いのが難点です。
そんな中、このシャンパンクープサイズは重宝。
恐らくジーノ.チェネゼーネ工房と思われます。

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・草花紋 金彩三種 (何れもサンルイ.1880年代 フランス)
(左)カードゥーケウス(ヘルメス神の黄金伝令杖)と草花文の折衷。
(中央)ボウル部ギルド装飾の繊細さも然ることながら、ステムのカット技巧が出色。 
(右)同時期サンルイの代表的唐草文様ラインナップ、「CLUNY/クリュニー」。
何れも草花文様をエッチングとギルドで装飾、同社の得意とする技法です。

080727_026
(左)・クリストフル エディション/Christofle Edition 
(バカラ.1937年頃 フランス)

云わずと知れたジョルジョ.シュバリエのデザインによるパリ万博使用モデル。
ボトム底部にはクリストフルとバカラのダブルネーム。
以前持っていたグラスですが、破損してしまい暫く欠番中でした。
先日の東京ビックサイトでサイズ違いを二客再購入。

(右)・噴水/jets d' Eau (バカラ.現代 フランス)  
上記同様、1925年パリ万博シュバリエ作「クリストフルコラボレーション」物。
シンプルなデザインにステムのフロステッドが美しい。
日本未輸入のリ.プロダクトモデル、オークションで購入しました。

080727_024・ティーカップ
(テレジアンタール.現代  ドイツ)
冬に向けてのホットカクテル使用。
上品な幾何学文様デザインはブランデーやカルヴァドスものが似合いそうです。

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