●続.ミヤコ「観楓状況」
「何とか」と秋の空…。
云うも及ばず『変わり易いもの(序で補足するなら「扱い難いもの」)』の喩えですが、此処数日のトーキョーでは諺通りの「移り気な空模様」が続いております。
梅雨を思わせるかの蒸し暑さに夏を思わせる様な夕立。
かとすれば俄然冷え込み厳しくなり、深秋本番の肌寒さ…。
そんな訳にて、ミヤコでも足早に寒秋気配が進んでいる様子。
洛外山峡ではちらほらと「紅葉.色付き始め」との報でした。
色づく紅葉、秋空に映え
右京・神護寺
京都市内の山沿いの社寺などで、ようやく木々が色づき始めた。右京区梅ケ畑高雄町の神護寺では、27日までに3割ほどが紅葉し、参拝に訪れ人たちが秋晴れとのコントラストを楽しみ、秋の深まりを感じていた。
紅葉は、最低気温が5度以下になると一気に進むとされる。京都地方気象台によると、市内の10月の最低気温は平年より高く、10度台で推移している。
山の中腹(標高約300メートル)にある神護寺は平地より気温が低く、3000-4000本のモミジのうち、金堂の周囲などの木々が10月中旬から赤く染まり出した。
京都市内の紅葉は例年同様、11月中旬が見ごろという。府立植物園は「10月下旬から朝晩に冷え込めば、きれいに色づくのでは」とみている。
(文.写真共 京都新聞10/27より)