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2008.10.13

●「神無月」に「神在月」の地より

神無月つまり旧暦の十月、八百万の神々が出雲へ集まって諸国がお留守になるということは多くの人が知っていよう。
(中略)そこで私が疑問に思っていたのは、それだけの神様をわざわざ出雲へ集めて、いったい何を話し合っているのかということであった。

(中略)その日、下宿の辞典を調べてみて、恐るべき事実を私は目の当たりにした。

そこには、八百万の神々は出雲で侃々諤々の論争の末に、男女の縁を決めるということが書いてあった。たかが運命の赤い糸を結んだりほどいたりするために、諸国の神々がわざわざ一堂に会するという。
思わず私は神々に対する怒りで震えた。


もっとほかにすることはないのか。
(森見登美彦「四畳半神話大系」より抜粋)



…と云う訳で私め、現在「神在月」の地は出雲に訪れております。

081014_008出雲大社、美保神社、神魂神社、大神山神社…。
神祠巡礼三昧の三日間にて。
櫨、葦海老、蜆、出雲蕎麦…。
舌鼓三昧の三日間でもあります。

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