●続.「お茶に纏わる話」
随分と前ですが「ペットボトルのお茶」に就いて綴った事がありました。
で、本日はその続篇とも云うものです。
何時の頃からか、お茶もすっかり「買うモノ」となってしまいましたが、「急須と湯呑」でお茶を頂く事が文字通り日常「茶飯事」の私めにとりまして、ペットボトルのお茶は相変わらず縁遠いものです。
従い、「よく解ってない」と云うのが実情でも有馬して…。
そんな訳にて、紫煙を燻らしつつ「雁ヶ音.光悦」を啜りながら、でした。
「お茶に纏わる話」過去ログ及び関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/10/post_46ea.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/23_fc74.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/post_1144.html
緑茶の販売拡大へ新戦略
京の茶舗 ペットボトル好調
京都の老舗茶舗が、飲料メーカーと商品化したペットボトル入り緑茶飲料の好調を受け、本業の茶葉の販売拡大に力を入れている。知名度を生かした商品展開に加え、幅広い茶の楽しみ方を紹介する店舗を開くなど、すそ野が広がった緑茶ファンを愛飲家に引き上げたい考えだ。
サントリーのペット緑茶「伊右衛門いえもん」を出す福寿園(京都府木津川市)は9月に改築した京都本店(京都市下京区)に茶葉だけでなく、茶わんや急須、抹茶をひく石臼まで取りそろえた。日本茶に合う仏料理のレストランも併設する熱の入れよう。福井正憲社長は「伊右衛門のペットボトルが浸透した今、今度は福寿園ブランドそのものを高めたい」と話す。
一方、高級ペット緑茶として日本コカ・コーラと「綾鷹上煎茶(あやたかじょうせんちゃ)」を開発した上林春松本店(宇治市)は、同じ「綾鷹」名の茶葉を今春に発売した。急須でいれ慣れていない人も失敗せず楽しめるといい、上林秀敏社長は「従来の人気商品の1・5倍から2倍の売り上げが期待できる」と手応えを話す。
近年、ペット緑茶人気の一方、急須でいれる茶葉の需要は低迷し、全体の栽培面積も減少している。茶業界は、手軽に親しむ緑茶ファンの拡大を好機ととらえ、茶葉販売につなげられないかと知恵をしぼっている。 茶どころ宇治で茶のいれ方体験施設「匠の館」を運営する府茶業会議所(宇治市)は「ペットボトルの販売はほぼピーク。急須で飲む伝統的な習慣のよさをアピールし、お茶人気をさらに盛り上げたい」としている。
(文.写真共 京都新聞11/24より)
抹茶と京舞楽しむ
サントリー 東山で催し
サントリーが21日、緑茶飲料PRの一環として、秋の京都で緑茶と京舞を楽しむ催しを京都市東山区の大雲院龍池会館で始めた。観光客らが抹茶を味わい、芸舞妓の舞を観賞した。
同社のペットボトル入り緑茶飲料「伊右衛門」宣伝のため、茶会として2年前から秋に催している。初日は関係者向けを合わせて計3回に約300人を招待した。
参加者は祇園甲部の芸妓や舞妓の舞を楽しんだ後、芸妓の点前で薄茶を堪能した。会場には5月に米国で発売された瓶入りの「IYEMONCHA」なども並べられた。茶会は23日まで。事前予約者が対象。
(文.写真共 京都新聞11/21より)