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2008.12.11

●花街の「お年玉」

「来年もおきばりやす」
「おかーさん、おおきにぃ~」

と云う訳で花街年の瀬風物、「福玉」に就いて。

紅白のツートンカラーも華やかなこの「餅皮の鞠」、歳尾の折柄に芸舞妓さんがお茶屋さんへ挨拶回りの際に頂く縁起物にて、文字通りの「お年玉」。
因みに中身は、和装小物や干支に因んだ縁起物が入って御座います。

尤も昨今の祇園町では里帰りする芸舞妓さんが多く、大晦日に見受けられる「福玉の佳人」も少なくなっております。
従い年明け帰京時に「福玉」を与る事も有るとか無いとか。

そんな訳にて下記事は切通し「進々堂」さんの「福玉作り」一場面。
学生時分は毎日の様に店前を通っていたので懐かしいものです。
御値段は一番大きい「七寸玉」で大体5000円位だった様な…。

Kn20081210105200793l1祇園で「福玉」作りピーク
京都の花街・祇園甲部(京都市東山区)で、年末のあいさつ回りに来た芸舞妓(げいまいこ)にお茶屋やお客から手渡される「福玉」作りがピークを迎えている。
直径約20センチ。餅でできた紅白の半球を張り合わせ、来年の干支(えと)・丑(うし)の置物など縁起物を入れる。除夜の鐘が鳴り終わった後に中身を見るのが習わしという。
NHKの連続テレビ小説「だんだん」にも登場。祇園の老舗喫茶店「切通し進々堂」では全国から注文が相次ぎ、約800個を手作りしている。店主の藤谷攻(おさむ)さん(65)は「花街ならではの華やいだ師走の雰囲気を楽しんでもらえれば」。
(文.写真共 読売新聞12/10
より)

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