●追悼「My better half」
長年に亘り「我が良き片足」としてウィンターシーズンを共に戦ってきた愛機、「LANGE X9ZERO EXTREAM」。
しかし去る一月某日、遂に経年劣化から長過ぎた「寿命」を迎えました。
14年間の総滑走日数は約400日。
寧ろこれだけのハードワークによく持ち堪えたものです。
彼是十数年前、初めてラングを履いた時のフィット感や軽量感、滑走時の足裏感覚の鋭さは衝撃的でした。
同時に「履けない」「脱げない」「痛い」「冷たい」と云った無慈悲な迄の非快適性にも閉口したものですが、御陰でブーツにその類の性能は全く求めなくなりました。
更に当時は欧州使用の足型のみの為、五竜の某ショップにて数次に於けるシェル出し、インナー調整…とブーツ整形に苦労したことを覚えています。
加えて長年使用しているとインナーのヘタリは当然避けられないものでして、型落ちの同社ブーツを購入したり、将又ヤフーオークションで新古品の同型を入手調整して凌いでおりました。
【写真上】リアプレートは気付かぬうちに破損、見事に両足とも粉砕していました。
【写真中】左足首のシェルには皹が入っています。
シェルが割れるまで履き続ける心算だったのですが、本当に割れてしまいました。
これ等破損がほぼ同日に起こったと云うのも、ある意味奇跡に近いものです。
【写真下】左足のフロントバックルは三年前に破損。
尤も「カツカツ」のサイズを選んでいたのでフロントバックルの有無は何ら問題ではありませんでした。
で、次なる我が「My better half」なのですが…。
流石にこの時期に適正サイズ&フレックスのラングが売れ残っている筈も無く、先日ログ(http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/01/rexxam-8293.html)に話が戻る訳です。
そんな訳で新たな愛機は国産レグザム。
若干微調整の余地はあるものの、まぁ良い感じで付き合っております。