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2009.02.07

●「世も末」な話

先日記事の続篇にて。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/02/post.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/10/post-ff95-1.html

此処の所処、ミヤコでは「仏さん」が受難の憂き目に遭っておられます。

拝観料を徴収して参観する境内庭園を除き、寺院一般山内は基本的にパブリックスペース、市井民は「お寺さん」を日常通行路に使用しておりまする。
倫理観や信心のカケラも持ち合わせていない「百鬼夜行」窃盗団の計画的犯行だとすれば、そんなミヤコ寺院は文字通り「宝の山」なのでしょう。

此等「嘆かわしい事件」が今後後を絶たない様であれば、寺社文化財の奉祀方法そのものを考え直さなければならないかも知れません。
愈々仏像様にもICチップでも埋め込まればならぬ御時世になったのでしょうか。

嗚呼、仏像様に神仏の御加護が有ります様に…。

Kn20090206154927788l1京の寺院 昨年以降 盗難11件
文化財未指定狙う同一犯?

京都市内の寺院で相次いでいる仏像などの窃盗事件で、京都府内で同様の被害が昨年以降、計11件に上っていることが、府警の調べでわかった。被害に遭った仏像などは、いずれも文化財指定を受けていない小型のものばかりで、府警は、同一犯の可能性もあるとみて、各事件の手口分析を進め、関連を調べている。

府警によると、昨年の被害は8件。京都市右京区の仁和寺では、同寺西側の巡拝コース「御室八十八ヶ所」の四十四番札所「大宝寺」に安置されていた江戸時代末期作の本尊十一面観音像(高さ約20センチ)が盗まれた。10月に、扉の鍵が壊され、観音像がなくなっているのに参拝者が気づき、同寺が府警に通報した。9月中に盗まれたとみられるという。
御室八十八ヶ所では、2000~01年に40体以上の仏像が盗まれる事件があった。

昨年にはこのほか、9月に等持院(京都市北区)で足利尊氏や義晴の木像の左手首、10月には毘沙門堂(同市山科区)本堂に安置されていた毘沙門天像が盗まれ、12月には東寺(同市南区)で不動明王立像が被害に遭った。今年も、建仁寺(同市東山区)の木造十一面観音坐像など3件の被害が発生した。いずれも、高さが1メートル前後の仏像などで、持ち出しやすい状況にあったという。

盗まれた仏像などは、古美術商やブローカーの間で転売されたり、国内の収集家などに売りさばかれたりすることが多く、仏像の収集家が多い海外に売り飛ばされるケースもあるという。府警は、こうしたルートに被害品が流れていないか確認を進め、東寺と建仁寺の防犯カメラに映った不審な男の行方を追っている。
(文.写真共 読売新聞2/6より)

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