●冬の「ジビエ」
先日白馬遠征の後日談。
3月1日の八方尾根は「天気晴朗ニテ風弱シ」、絶好のスキー日和。
当日のルーティーンは7時半より「朝イチ」リーゼンを堪能、一時間半程する混雑してきたのでリーゼングラードからスカイラインを経て、11時からは兎平へと向かいました。
「兎平」云わずと知れた名物コブバーン。
思い起こせばスキーを始めた頃、この「性悪兎」には散々「非道い仕打ち」を受けてきたもの。
そんな私怨も相俟って、コヤツを「素通り」する訳にはいかないのです。
当日はピーカンの天気にて雪質も視界も良好、コブの凹凸も然程ではありません。
「ウサギ料理には御誂え向き」と計り、暫くコブ斜面を楽しんでおりました。
しかし昼頃になると此処も混み始め、コース取りが難しくなってきました。
そんな訳で「前門の兎」から「後門の黒菱」に移動したのですが、流石に日本屈指のハードバーン、中々厄介なもので悪戦苦闘。
更には早朝からの高速リーゼン、加えて兎平での数時間で足腰には相当「ガタ」が来ていたのです。
…で、お約束通りの「大クラッシュ」となったものでした。
要するに「ウサギ料理」をしていた心算が、実は調理されていたのはこっちの方。
差し詰め「塩.胡椒」で下味を付けられていたと云った所処でしょうか。
と云う訳での「表題」でした、とさ。