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2009.04.14

●「斎王代」決まりました

「見物は」
見物は、臨時の祭。行幸。祭のかへさ。御賀茂詣で。

と云う訳で「賀茂の祭」迄あと一ヶ月余り、葵祭のヒロインが発表されました。
今年の斎王代は裏千家家元の御息女です。

因みに此処三年、斎王代の御家柄は、
お寺の住職さん→会社の社長さん(お母さんも斎王代)→料亭「菊乃井」さん。
然乍ら「氏素性」の良し悪しで選ばれているのではありません。

祇園祭のお稚児さん程では無いにせよ、斎王代ともなれば入費や拘束時間などの負担も「其也」に掛かるもの。
従い「やんごとナクナイ」一般庶民では務難しく、こんな次第になる訳です。

P2009041300113葵祭、斎王代に千万紀子さん
裏千家家元の長女

京都3大祭りの一つの葵祭(5月15日)のヒロイン、第54代斎王代に立命館大4年・千万紀子(せんまきこ)さん(21)=京都市上京区=が選ばれ、13日に上京区の平安会館で発表された。
万紀子さんは裏千家の千宗室家元(52)の長女。文学部国際プログラムに在籍し、北欧と日本の福祉・社会制度を比較するなど、身近な問題を国際的な視野で勉強している。水泳部に所属し、毎日2-3時間泳ぐという。
この日、万紀子さんは扇面が華やかに描かれた振り袖で記者会見し、「子どものころから(斎王代は)物語の主人公のように感じていました。その大役をやらせていただけ、光栄に思います」と話した。
同席した千宗室家元は「大勢の人から渡されてこられた思いを、娘がしっかりと受け継いで務めさせていただきたい」と述べた。
今年は810(弘仁元)年に嵯峨天皇の有智子(うちし)内親王が初めて「斎王」となって1200年目の節目に当たり、葵祭行列保存会の猪熊兼勝会長は「伝統ある葵祭にふさわしい、日本の伝統文化を代表する家のお嬢さんが斎王代に決まった」と喜んだ。
(文.写真共 京都新聞4/13
より)

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