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2009.04.28

●花街の良識

改めて述べる程の事では有りませんが、コンサート会場や演劇舞台なぞでの撮影が禁止なのは当たり前、是即ち「常識」です。

それはミヤコの「をどり」でも当然の事柄なのですが、此処数年「度の過ぎる」所行が目に余るらしく、下記事の様な問題が発生してるとの事。
私めも昨春の「をどり」は四花街に御邪魔しましたが、確かに公演中「パシャパシャ」光るものが散見されました。

要するに倫理観の低下が招いた問題ですが、「時代の趨勢」と云う一言で片付けるには悲しいもので御座います…。

P2009042400097芸舞妓の公演、カメラ御法度
京の4花街「華やかさ台無し」

京都市の花街で開かれている芸舞妓の踊りの公演で、上演中の撮影を禁じる動きが今春、一気に広まった。従来は「黙認」だったが、カメラの液晶画面を光らせたり、マナーの悪い客が増え、5花街のうち4花街が禁止を徹底した。踊りの映像がインターネットに流出し、対策を検討している花街もある。
4月末まで「都をどり」を開催中の祇園甲部歌舞練場(東山区)では、上演中に観客がカメラを構えると、撮影禁止を知らせる札を持った係員が近寄り、注意を呼び掛ける。

祇園甲部は、以前から表向きは撮影禁止だったが、お茶屋や芸舞妓のなじみ客が許可を得て客席から撮影し、それを見たほかの客も撮り始めることがよくあった。今年からは撮影申請があれば、客席後方の照明室から撮ってもらっている。
ほかの花街でも、「鴨川をどり」を5月に開く先斗町(中京区)は昨年から、「北野をどり」を開催中の上七軒(上京区)は今年から、撮影禁止を徹底した。「京おどり」の宮川町(東山区)も今月の公演期間の半ばから禁止にした。「撮影者が立ち上がったりして、ほかの客とトラブルになり、やむを得なかった」という。

コンサートや演劇では公演中の撮影は禁止が常識だ。花街でもカメラの液晶画面の明かりが後ろの席に漏れ、「舞台の華やかさが台無しにある」という苦情が少なくない。また、近年はネットの投稿サイトに踊りの映像が流出し、「肖像権的に問題」と開設者への削除要請を検討する花街もある。
ただ、大相撲など撮影可能な興行もあり、花街でも「おおらかに見てもらうのが一番。とやかく言うのは本意でない」という声が根強い。座敷で写真をもらうのを楽しみにしている芸舞妓もいる。

11月に「祇園をどり」を開く祇園東(東山区)は、これまでは撮影を黙認しており、「撮影が楽しみという客も多く、判断が難しい」としている。
(文.写真共 京都新聞4/24
より)

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