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2009.05.07

●立夏の嵯峨野にて

先日帰京の後日談。
私めミヤコに帰った折「如何にゆとりを持って」在京しているか否かは「鴨川と御所」、そして「広沢池」の滞在時間にその儘正比例するものです。

と云う訳で上洛最終日の火曜日は嵯峨野路をジョギングしておりました。
ルートは広沢池西岸から後宇多天皇陵.大覚寺を経由し一条通から児神社へ。
一周3kmの程好い距離を三周、クールダウンがてらにウォーキング一周。

その後はチャリンコにて、のんびり「嵯峨野逍遥」へと赴く事と致しました。

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【写真上】児神社より望む広沢池と遍照寺山。
云わずと知れた「観月の名所」ですが、「春には野花」「初夏には新緑」「晩夏には送り火と灯籠流し」「秋には紅葉」「冬には涸池」…。
大宮人も愛した「四季折々の景趣」が未だ残されています。

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【写真左】後宇多天皇陵辺りより望む嵯峨野。
北嵯峨から宇多野一帯は庭園業者さんが多く、資材の庭石が至る所処に山積みされています。
【写真右】同、北嵯峨外周道路の竹林。
野々宮周辺の竹林に比べ、手が行き届かないのか荒林が目に付きました。
因みにこの辺りの竹林は良質の筍畑でもあります。

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【写真上】北嵯峨.野焼き風景二態
田園の鄙びた風情は「さらなり」と謳われた嵯峨野の原風景。
関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/4_f896_1.html

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【写真上】立夏の野花、蓮華草と蒲公英。
大覚寺は名古曽滝跡にて。

090505_030【写真左】
奥嵯峨「端午の風情」

洛中でもすっかり見掛けなくなった鯉幟ですが、此処嵯峨野の農家ではよく目にする事が出来ます。

矢張り「空」の狭い所処では鯉も泳ぎ難いものにて。

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