●「鴨東」立夏風情
先日帰京の後日談。
私めミヤコに帰った折、「如何にゆとりを持って」在京しているか否かは「鴨川と御所と広沢池」の滞在時間にその儘正比例するものです。
と云う訳で上洛三日目の月曜日は「チャリンコ逍遥」がてら、鴨川で「のんびり」を決め込む事と致しました。
勿論「三種の神器(葉巻.珈琲.文庫本)」は必須持参にて。
【写真上】大橋より見る鴨川デルタ。
「四月五月の鴨川」と云えば黄色一面のセイヨウカラシナ。
因みに地元では単に「芥子菜」と呼んでおります。
【写真上】同、寄州と中州を二写、左は鷺も被写体に入れてました。
この三角州周辺の咲きっぷりは特に見事です。
しかし「菜花色」は写真に収めるのが難しいもの、色合いが飛んでしまいます。
【写真上】京都市美術館より東山連峰を一写。
黄緑色と新緑のまだら模様、原因は年々増殖が目立つシイの木。
松や楢が枯死していく一方で繁殖力の強いシイは急激にその分布を拡げており、特にこの時季はシイの開花時期の為、その影響が露骨に見て取れます。
観光で来られた方々も、京都駅新幹線ホームから東福寺方面を見て頂くとお解り頂けると思います。
まぁ「恣意(シイ)」だけに「自分の思うが儘に振る舞って」繁殖するのでしょうか。
…。おアトの宜しいようで、チャンチャン。