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2009.05.31

●「嵐峡館」再開綱領発表

以前より数次に亘りお伝えしている「嵐峡館」さんの最新情報です。

先日のプレスリリースに由ると、開業日を始め営業再開要旨が決定したとの事。
但し「嵐峡館」と云う屋号は消滅し、「星のや 京都」と云うナンダカ素敵な名前に改称するそうです。
明治期創業以来の由緒ある名前が無くなるのは、地元民として「ちと」淋しいもの。

その他部屋数や宿泊金額等、施設概要も発表されました。
十数年来続いている「京都観光バブル」も弾けつつある昨今ですが、宿泊料金は結構強気の設定です。
尤もこの類の営業再建には定評のあるホシノさん、勝算は充分におありでしょう。
狙う獲物は勿論「(勘違いラグジュアリー)トーキョー人」。

私めも一泊3万円位なら一度泊まってみようかと思っていたのですが、流石に家の近所で一泊5~15万は莫迦莫迦しいので止める事にしました。

尚、「嵐峡館さん」関連ログ総まとめは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/bamboo-wp3.html

「嵐峡館」改め「星のや 京都」HPはコチラ。↓
http://kyoto.hoshinoya.com/

P2009053000041“嵐峡館”高級和風旅館に改装
星野リゾート 12月開業へ

星野リゾート(長野県軽井沢町)は、京都・嵐山で買収した老舗旅館「嵐山温泉・嵐峡館」(京都市西京区)の本館を改装し、高級旅館「星のや京都」を12月12日に開業する。客室を広げて内装の高級感を高め、1泊5万5000円-15万6000円の富裕層向け和風リゾート施設として再生する。
嵐峡館は明治期創業の老舗旅館だったが、2006年に当時の経営者が亡くなった後、休業していた。渡月橋近くの大型旅館再生は嵐山観光の活性化につながりそうだ。
星野リゾートは、外観をほぼそのままに、全室が川に面した好立地を生かして客室を全面改装する。部屋数を31室から25室に減らして1室当たりの面積を広げる。音楽や映画を楽しめる書斎などを備えた2-4人部屋(広さ約120平方メートル)やツイン(約35平方メートル)などがある。投資額は25億円。
「星のや京都」は星野リゾートが軽井沢町で運営する旅館「星のや」の2号店で、高級リゾート施設運営の手法を持ち込む。宿泊の予約受け付けはすでに始めている。
(文.写真共 京都新聞5/30
より)

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