●「嵐峡館」現状報告.GW篇
えー、先日帰京の後日談。
以前から数度に亘りお伝えしている嵐山の老舗旅館「嵐峡館」さんに就いてです。
諸事情により一昨年春より休館状態が続いていましたが、昨年六月に軽井沢の「星野リゾート」さんが経営権を取得、業務再開に乗り出す事が決定しました。
プレスリリースでは営業再開は今夏頃との話ですが、上記プロジェクトの責任者(知人)に由ると、実際には秋から初冬頃にずれ込むとの事。
そんな訳でGW帰京の際、散歩序でに改装工事の進捗状況を覗いて参りました。
【写真上】5月5日午後三時、渡月橋より大堰川を望む。
当日は大型連休真っ只中、嵐山一帯は可也の混雑振りでした。
川面に浮かぶは「ボート大渋滞」絵図。
【写真左】「嵐峡館」さんの玄関口。
工事関係の搬入搬出をし易くする為でしょうか、スチール製のアコーディオン扉が設置されています。
連休中と云う事もあり当日は普請お休み中、人の出入りは皆無でした。
【写真右】「建築許可証」と「労災保険関係」の提示板。
事業期間は今年の11月30日迄と、前回訪れた際より工期表示が延びています。
矢張り再開は今冬以降になるのでしょう。
【写真上】大悲閣入口側より母屋を望む。
改装中と云うより、老朽化した不要資材を撤去している段階でしょうか。
何せ明治期創業の古い旅館、その上二年程未使用ですから相当傷みが進んでいる筈です。
以前知人の責任者に聞いた所処、部屋数自体を削減(31室→20室程)するとの話でしたから、間取り変更の基礎工事からして大変そう。
【写真上】保津川側より旅館を望む。
建物全面を防護ネットとスチールパイプが覆っています。
特に目立った外観造作はまだ見られません。
【写真左】嵐峡館さんより保津川を望む。
渡月橋周辺の雑踏が嘘の様な静寂振りです。
渡月橋より嵐峡館迄は徒歩で約20分。
この辺りは「嵐山の奥座敷」と云うに相応しい、鄙びた余情が漂う佳景地です。
地元を離れる迄、私めの散歩ルートでもありました。
とまぁこんな所処にて。
関連過去ログを下記ツリーに纏めてみましたので、興味のある方はドーゾ。↓
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