●「夜はハイボールから始まる」
えー、何時も御世話になっています、弊亭酒司です。
此処の所処「祇園祭」ネタ計りでしたので、偶には「お酒に纏わる」オハナシでも…。
と云う訳で本日は「ウイスキー昨今事情」に就いて。
先週末のトーキョーは「盛夏」本番と云うに相応しい炎天下、「戻り梅雨」も漸く収まりそうな気配です。
そんな「酷暑到来」の砌ともなると、お酒の需要にも可也偏りが生じるもの。
気温の上昇に伴い、「ウイスキー」の受注が目に見えて減少していくのです。
そりゃ「最高気温35℃.湿度85%」なんて日にハードリカーは飲りたくないものでしょう。
所処が今夏は「そんな傾向」に一寸した異変が。
そう、「ハイボール」です。
どちらの飲み屋さんでも此処の所処「ウイスキー&ソーダ」の需要が著しく増加しているとの談、弊亭でも昨年後半よりハイボールの御用命が可也増えております。
まぁ尤もこの風潮、「小雪ママ」のお陰でいきなりブレイクしたのでは有馬線。
数年前「ハーフロック(byキムタク)」の販促で大ゴケしている某サントリーさんが、その後二年間地道に宣伝してきたのが「(角)ハイボール」。
その効果が今年に入って実を結んだ、と云った所処でしょうか。
で、そんな昨今のブームを象徴するが如く、先日「強烈」なオーダーがありました。
歳の頃三十前、小洒落たクールビズは初見のオニーサン曰く、
「ウイスキーのハイボールをソーダ割りで!」
…、えーっと。
まぁ、云いたい事は判りますのでフツーにお出ししましたが。
要するに「蛇足」なオハナシでした。チャンチャン。