●続々.「Bamboo」無くなります
「店子の事情」など全く御構い無しに進められた「土地転売.再開発」。
豈図らんやそんな「地上げ.立ち退き」事情に因り、慣れ親しんだこの路地奥で暖簾を掲げるのも後三ヶ月程となってしまいました。
現在赤坂で新たなる場所を模索中で御座いますが、「もし赤坂にて最低限の基準を満たした物件が見つからなかった場合」はと申しますと…。
恐らく「赤坂を離れる=東京を離れる」事になると思います。
赤坂で暖簾出しして僅か六年間ではありますが、古くからの町衆の方々にも可愛がってもらっており、亦私め個人としてもこの地に愛着も沸いて御座います。
従って赤坂以外の東京他所で店出しする心算は全くありません。
そうなると「Bamboo」再開の選択肢は必然的に「ミヤコ」と云う事になるでしょう。
再び祇園町で「竹の節目」を継ぐのも悪くは無いかとも思えます。
然乍ら…、
トーキョーで飲み屋を始めて延べ十三年弱。
実は未だ遣り残した事も多いもので、帰京には早過ぎると云うのも是亦本音の所処。
あくまで第一希望は「赤坂の路地」である事に変わりは無いのです。
そんな訳で「もし」「たら」「れば」と云った「仮定法未来」のハナシ計りしていても仕方無いのですが、状況は相変わらず何も決まっておりません。
兎に角「何でも良いから早く決めてしまいたい」と云うのが正直な心情でありますが、もう少しは我慢して「果報(良い物件)」を待つと致しましょう。