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2009.09.25

●四国漫遊記.「伊予国.松山城」

えー、先日「伊予二名洲」旅行記、一日目松山篇です。
前述ログの通り「酷い」過ごし方をしてしまった旅行初日ですが、正午に松山に着いて以降、数時間は精力的に市街を散策しておりました。
そんな訳で以下は「松山城」のスナップ集です。

松山駅から大街道を経て城下へ到着、取敢えずは東雲神社より山頂迄の登城道を歩いて登る事と致しました。
シカシ当日9月20日の松山市最高気温は約30℃、日差しもトーキョーより厳しいものでしてて「まぁ、暑いアツイ…」。
カメラのシャッターを切るのも面倒臭く、本丸迄は只管「歩く」のみでした。

090920_010【写真左】中ノ門跡より石垣一写。
登城口より徒歩15分、本丸手前迄来て漸くカメラを取り出す事に致しました。
手前は太鼓櫓、奥には小さく天守の姿が伺えます。

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【写真左】本壇石垣下西側より「北隅櫓」「南隅櫓」を眺める。
【写真右】同、南側より「南隅櫓」「小天守」を眺める。

本壇城郭の建物錬のうち、天守より西側のものは殆どが近年の復興建造物。
しかし多くの写真や図面などが残されていたのが幸いし、昭和40年代以降本格的な木造復元が行われ現在の姿となりました。
従って再建建造物も往時の特色を損なう事無く踏襲したものとなり、連立式城郭様式が忠実に復元された全国でも稀有な城跡と云えるでしょう。

まぁその他、城史沿革に就いては公式HPかウィキ様にて調べて下さい。

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【写真上】天守閣三景。
手前の紫竹門、三ノ門~一ノ門を経由して本壇に入ります。

090920_013【写真左】小天守最上階より天守間を望む。
所謂「オリジナル12」の一つ。
天守自体は1852年(嘉永5)の再建。
従い桃山建築様式の面影は薄く、江戸期のそれが色濃く表れています。

「漆喰」「瓦」「黒塀」のコントラストに、「入母屋」「軒唐」「千鳥」破風の三連アクセントが美しい。

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【写真上】天守閣より小天守と松山市街を望む。
左には芝ヶ峠、右には松山港を見渡す事が出来ます。
こういう景色を眺めていると「遠くに来たもんだ」と、漸く旅情に浸れるものにて。

暫く天守の階上で暑さを逃れ一服、その後は萬翠荘へと向かいました。

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