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2009.10.04

●中秋「雨月」

昨日はお月見の日、所謂「中秋の名月」でした。

然乍ら、此処トーキョーでは…。
金曜日の「待宵月」より折から続く秋の長雨に祟られ、「観月本番」の昨晩も相変わらず「どんより」とした曇雲が宵の空を覆っておりました。
そんな訳で、今年の十五夜は「月のカケラ」も覗き見る事が出来ず終い。

下記事は家の近所、大沢池「観月の夕べ」の一コマ。
ミヤコでは、雲間に見え隠れする風流を「何とか」愛でれた様子です。

嵯峨嵐山「中秋の名月」、昨年ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-5d2c.html

P2009100300154満月や、みやびな風情に浸りけり
大沢池周辺で「観月の夕べ」
中秋の名月の3日夜、京都市右京区の大覚寺境内の大沢池周辺で恒例の「観月の夕べ」が開かれた。大勢の観光客らが雲間からのぞく満月や水面に映る月を鑑賞し、みやびやかな風情に浸った。
9世紀初めに嵯峨天皇が池に船を浮かべ月をめでたのが始まりとされ、大覚寺など嵯峨野一帯は現在も月見の名所として知られる。夕べは例年、中秋に合わせて開かれている。
大沢池では竜などを模した2隻の屋形船が浮かび、20分かけてゆったりと周遊した。月は時折雲に隠れたが、観光客らは雲間から現れるのを待ちながらカメラを構えた。境内では箏曲の音色や虫の声も響き、優雅な雰囲気に包まれていた。
夕べは4日まで。午後5時~同9時。有料。
(文.写真共 京都新聞10/4より)

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