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2009.11.30

●「顔見世」はじまりました

あと数時間で師匠も走る「十二月」。
毎年の事乍ら「歳月去来」するのは早いものでして、特に年の下半期は加速度付いて過ぎて往くかの如しです。

そんな訳でミヤコ師走の風物詩「南座顔見世」が始まりました。
観光客も疎らな師走の京都、歌舞伎見物を兼ねて上洛と云うのも宜しいんぢゃ無いでしょうか。
実は斯く言う私め、興行を観たのが一回きり。
しかも大昔、南座改修前の頃でした。

P2009113000057華競い 東西役者が熱演
南座で顔見世始まる

京の師走の風物詩「當(あた)る寅歳(とらどし)吉例顔見世興行」が30日、南座(京都市東山区)で開幕した。東西の大看板や花形役者が、舞台で華を競い、大入りの歌舞伎ファンを魅了した。
顔見世は、江戸時代から続く「歌舞伎の正月」と言われる特別な行事。正面には「まねき」や芝居絵の看板が並び、客席には着物姿も目立つなど、劇場全体が「京の年中行事」を楽しむ、華やいだムードに包まれた。
幕開けは、武将の苦悩を描く中村梅玉さんの「佐々木高綱」。続く「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」では、人間国宝の尾上菊五郎さんが、平家の世を「作り阿呆(あほう)」で生きる公家・大蔵卿の柔らかさとりりしさを演じ分け、大向こうからは、役者の屋号の掛け声が飛んだ。
夜の部は、片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さんのコンビと、文化勲章を受章した坂田藤十郎さんらによる「助六曲輪初桜花(すけろくくるわのはつざくら)」など。26日まで。
(文.写真共 京都新聞11/30より)

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