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2010.01.29

●「四条河原町」東南角の変

水曜夜のニュースで有楽町の西武百貨店が閉店するなんて話を小耳に挟み、「ふーん、そうなんだ」なぞと聞き流していた矢先の翌日。

今度はミヤコで「河原町阪急」さん撤退の発表です。
何の前触れも無いイキナリの話、いやいや本当にびっくりしました。

阪急さんと云って、先ず市井民が御世話になっているのが「待ち合わせ」。
私め学生時分の頃、河原町で待ち逢わせ場所と云えば「三条京阪.ドゲザ前」「河原町丸善一階」そして「河原町阪急前」が三大集合所処でした。
亦バブル時代の当時、「BAL」「河原町ビブレ」「マイジャービル」と並んで、バーゲンの頃は御世話になったものです。

尤もこの撤退話、事情を考えると致し方無いのかもしれません。
元々河原町阪急さんは一般大手の百貨店に較べ売り場面積が半分以下、従って商品構成も「とあるジャンル(若者向けファッション)」に特化せざるを得ませんでした。
所処が比較的毛色の似ている「伊勢丹さん」が京都駅に出店。
ミヤコ人は意外と「トーキョーモノ」が好きなので、商圏は違えど多少の影響はあったと思われます。

そこに「百年に一度」のナントカが襲来、百貨店業界は未曾有の景気低迷。
更には2011年迄に経営統合する予定の「高島屋さん」が真向かいにありますので、同資本の百貨店が間近にあっては生産効率も良くありません。

そんな訳でこんな顛末になってしまったのではないかな、と。


P2010012800198_3河原町阪急、今秋閉店へ
34年の歴史に幕

阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは28日、京都市下京区の百貨店「四条河原町阪急」の営業を今秋で終了すると発表した。1976年の開店以来、京都市中心部で若者向けファッションをリードしてきたが、消費低迷で業績不振に歯止めがかからず、34年の歴史に幕を閉じる。
百貨店業界は2008年秋以降の不況で売り上げ減が続き、西武有楽町店(東京都)が閉店を決めるなど撤退が相次いでいる。京都市内の百貨店の閉店は07年2月の近鉄百貨店京都店以来となる。
中京区のホテルで記者会見した新田信昭・阪急阪神百貨店社長は「断腸の思いだが、売り場面積の狭さがネックとなり収益改善を見込めないと判断した」と説明した。勤務する正社員40人は他店に配置転換する。H2Oの別子会社が運営する7、8階のレストランフロアは営業を継続する。

同店は四条河原町南東角の住友不動産所有のビル地階から6階までの8900平方メートル。京都高島屋(約4万7千平方メートル)や大丸京都店(4万6千平方メートル)に比べ小規模だったが、開店当初から若者向け先進的ファッションで人気を集めた。1991年度の売上高171億円をピークに売り上げが低迷。周辺で低価格の衣料店進出も相次ぎ、本年度売上高は50億円を割り込み、営業赤字5億円の見通しという。阪急撤退後のテナントは未定。
(文.写真共 京都新聞1/28より)

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