●「バンクーバー」折り返し
13日から始まった冬季五輪、早いもので丁度昨日が折り返し。
そんな訳で前半戦の中から、バンクーバー「Myベストシーン」を選んでみました。
但し私めはスキーヤー。
従い個人的な嗜好に由り、「氷上」より「雪上」競技に占めるウエイトが多くなっておりまする。
次点【フリースタイルスキー 女子モーグル】 上村愛子/4位
四大会12年越しの五輪チャレンジ、残念乍ら今回もメダルに届きませんでした。
「W杯通算九勝」「07/08W杯クリスタルトロフィー」「09世界選手権二勝」の偉業がこれで色褪せる訳ではありませんが、だから尚更表彰台に上がって欲しかったものです。
私事になりますが98NAGANO、白馬でボランティアサーヴィスに参加していたのが懐かしい思い出。
③【アルペンスキー 男子DH&SG】 ボーディ.ミラー/3位.2位
男子アルペン界「お祭りイベント」と云えば矢張りこの人です。
W杯総合優勝二回に種目別優勝(DH.SG)各一回、世界選手権優勝二回のスーパースターにして世界屈指のオールラウンダー。
此処二年はやや不振も「一発勝負」では矢張り結果を残しました。
本命キューシュの失速を尻目に、スピンダルと共に高速系ニ種目で表彰台。
後はド本線SCで、五輪初のゴールドメダルを狙うのみ。
②【フィギュアスケート 男子シングル】 高橋大輔/3位
音楽と相乗効果した見事な演技は観る者を引き込みました。
氷上競技の事は専門外なので良く解りませんが、秀逸な衣装も含め「フェリーニの世界」を素晴しく表現していたと思います。
そんな訳で皆様、「道」は必見にて。
①【ノルディックコンバインド ノーマルヒル】 小林 範仁/7位
なんたって「ノルディックコンバインド」、その名の通り北欧の御家芸。
オギワラケンジ以降、久々に現れた「複合ニッポン」の象徴です。
7位入賞の結果だけでもスゴイ事なのですが、且つその内容が「見せ場充分.興奮十二分」。
最終周で早めのスパートをかけ首位に立ち、残り800メートル地点迄先頭集団を引っ張った「攻めの姿勢」からは、順位以上の存在感。
1分10秒間の「長く楽しい夢」を見させてもらえました。
今週は団体とラージが控えています。
楽しみ楽しみ。