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2010.07.02

●「嵐山鵜飼」始まりました

チャチャッ チャチャチャッ 「鵜ッ!」

そんな訳で「地元夏の風物」、嵐山鵜飼が昨日から始まりました。
「洛中」の夏が「二階囃子」と共に訪れるのだとしたら、「鄙.嵐山」の夏は「宵闇の篝火」と共にやってくるのです。

この鵜飼、一番の上玉は何と云っても「夏の味覚.香魚」。
何せ大堰の鮎は、古よりの大宮人御用達。
今風に云うならば「セレブの食卓.お取り寄せ」なんて所処でしょうか。

20100701210812鵜匠の手縄さばき、見物客魅了
京都・嵐山の鵜飼始まる

京都・嵐山の鵜飼(うかい)が1日夜、京都市右京区にある渡月橋上流の大堰川で始まった。かがり火が真っ暗な川面を照らし、素早く魚をとらえる鵜と鵜匠の鮮やかな手縄(たなわ)さばきが大勢の見物客を魅了した。
黒装束に腰みの姿の鵜匠2人がそれぞれ6羽の鵜を従え、鵜は川に潜ってアユやフナをつかまえた。鵜匠として今年本格デビューした山口庄三さん(58)は「絡まる手縄をほどくのが難しいが、修業の成果を見せたい」と懸命に鵜を操った。
河岸では四条町大船(おおふね)鉾保存会による祇園囃子(ばやし)の音色が響き、見物客は夏の風情を満喫していた。鵜飼は9月15日まで行われる。
(文.写真共 京都新聞7/2より)

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