●「花火大会」余話
「隅田川」「江戸川」「東京湾」と続いた宵闇の煙花も、今日の神宮外苑にてひと段落。
お江戸夏の風物「花火大会」も、大規模なものは一通り終わった様子です。
所処で…。
今更乍らではありましが、私めの生まれ育ちはミヤコ洛外「嵯峨嵐山」。
その我が地元でも嘗て「花火大会」が開催されておりました。
確か名称は「嵐山花火大会」。
罧原堤に陣取り、大堰川に打ち上げられる花火を愛でるのは我が家毎夏の恒例行事でした。
尤もそんな歳時記も彼是35年位前のおハナシ、40代以下の方は存知無いでしょう。
私めも朧げにしか記憶にありませんが、1978年の消防法改正により嵐山の花火大会は開催出来なくなったと聞いた事があります。
然乍ら、小学校に入学する頃には既に無くなっていたので、中止されたのは恐らく1974年前後だと思われます。
何故に今頃そんな話を、と申しますと…。
当方今夏、初めて「あづまの花火」を見物したのですがそんな折、ついつい幼少頃の「地元花火」を思い出した次第でありました、とさ。