« ●「旧」嵐峡館にて | Main | ●参詣「九二四米」 »

2010.08.28

●「くまなき月の渡るに似たり」

今回の帰京は一週間の実家滞在。
従い洛中に出る事も余り無く、暇を見つけては家の近所をほっつき歩いております。
まぁそんな「飲み食い遊び」ガンバラない在京もたまには良い鴨。

037と云う訳での嵐山逍遥記。
今回は嵐山のランドマークにて超ド級観光名所、渡月橋にスポットを当ててみました。

たまにはこういう「俗っぽい企画」も宜しいかと。
まぁ観光客の少ないこの時期じゃないと、こんな企画はキモチ悪くてやってられませんが。

034_2
【写真上】渡月橋北東詰め、三条通り側より一写。
午前中、太陽が雲間に隠れた際に一写。
絵葉書、ポスター、そうだ京都.いこう、るろうに剣心OP…。
所謂「トゲツキョー」の最も見慣れたアングル、まぁ人が居なけりゃ良い眺めです。

050_2
【写真上】中ノ島公園より望む渡月橋。
空は青く、雲は白く、日射しは厳しく、風は無し…。
「残暑」と云うには余りにも「酷暑」な炎天下、こんな昼最中に歩いているのは観光客位のものです。
私めはサイクリング&ラン、休憩がてらにひなたぼっこをしておりました。

063_2_2

065_2_2
渡月小橋から大悲閣に至る大堰川南岸の散策路より二写。
所謂「ウラ渡月橋」と云うやつです。
【写真上】此処一週間、ホントにお天気が宜しい事で…。
大堰川に投影する空彩は「盛夏真っ盛り」、八月下旬と思えません。
因みに中央奥に薄ら窺えるのは「霊峰比叡」で御座います。
【写真下】嵐山鵜飼の屋形船。
宵刻には篝火を揺らし、嵐山夏の風情(&夏の味覚)を彩ります。

035

036_3
日暮れ刻の渡月橋二景。
【写真上】北東橋詰めより、渡月橋を背にして一写。
流石に薄暮の頃ともなると、暑さ和らぎ過ごし良くなって参ります。
流石に人の往来も少なくなり、のんびりと一服するには丁度良い按配。
【写真下】北西橋詰めより眺む渡月橋。
こうして見ると大堰の川面は広いものです。

066_2
地元ネタの「おまけ」二写。
【写真左】嵐電.嵐山駅にて、新手のタイアップ発見。
開業100周年の嵐電と、120周年を迎えるエビスビールによるコラボレーション。
何でも三月下旬から始まっているらしく。
今夏はこの猛暑ですから、結構「当たり企画」ぢゃ無いでしょうか。
只、折角だから「鯛」の代わりに「鮎」でも抱えていればと。
【写真右】嵯峨商店街の「だるま提灯」。
いつからこんなのが出来たのか、さっぱり気付きませんでした。
達磨のモチーフは天龍寺に由るものでしょう。

とまぁ、こんな所処でした。

|

« ●「旧」嵐峡館にて | Main | ●参詣「九二四米」 »