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2011.01.12

●「三洋-トヨタ」第一ラウンド

一昨日は寒風吹き敷く中「秩父宮」へ。
ラグビートップリーグ.ラウンドロビン最終戦「三洋−トヨタ」を観戦して参りました。
そんな訳で、例に由ってのマッチリポートになります。

トヨタ(4T1G) 22−21 (3T3G)三洋

三洋は「飛銀落ち」のメンバー構成も、何時も乍らの落ち着いたゲームの入り。
前半10分「あっさり」ゴールラインを陥れた時には「矢張り三洋か」とも思わせました。
が、しかし…。

この日のトヨタは兎に角充実。
何時もありがちなアンフォースドエラーや勿体無い反則が殆どありません。
特にブレイクダウンの決め事が整備されていた様に思われ、ラック時のファイト取拾はトヨタらしからぬ冷静さ。

攻撃面でもアイイ.イェーツの個人技に中山菊谷らFW陣の縦突破を交え、度々三洋の一線防御網を崩しにかかります。
水野松下らにボールが渡った際には、外側のスペースが空いている場面も度々見られ、三洋ディフェンスがこれ程破綻するのは可也珍しい光景。
前半終了間際にはオブストにて幻のトライもありましたが、これも完全に崩しきってのもの、後半10分に4トライを挙げる迄、内容はトヨタの圧倒的優勢です。
良く「15点差」で収まっていると云う感さえするものでした。

しかし三洋も後半12分、ヒーナンから山田のトライで嫌な流れを断ち切ると、ブラウン.霜村を投入。
間髪入れずにもう一本返し、気付けばあっと云う間に「1点差」です。
しかし試合は此処から膠着、三洋としてはこれ亦珍しく要所でのミスが目立ち、中々自陣から脱出出来ません。

残り2分となった所で漸くトヨタ陣5mラインアウトのビックチャンス。
逆転の下地が整い「何だかんだで最後は矢張り三洋がうっちゃり切るか」と思わせた直後、何とトヨタがラックでターンオーバー。
勝者のメンタリティを吹き飛ばすと同時に、対三洋戦4年振りの白星を掴みました。

トヨタはアイイのキックが不調だった点と、前半飛ばしすぎか終盤やや雑になった嫌いはありますが、点差以上の内容にて完勝。
一番の収穫は、今迄尽く僅差の試合で敗れていた三洋に「勝ち切った」事でしょう。

逆に三洋は肝心な所でハンドリングミスやターンオーバーが響き、勝ちには至らず。
「らしい」試合運びと「らしくない」ミスが交錯する試合内容でした。

尤も二週間後に再度戦う事が決まっている相手に「目一杯」での戦いを避けたとの見方もありますが、何せ相手は「気分屋」トヨタ。
勝利と云う勢いを与えたのが「吉と出るか凶とでるか」…。
それは再来週の結果を見る迄は解りません。

で、第二試合「東芝−サントリー」なのですが…。
この日は14時より新宿にて外せない用事が入っており、泣く泣く競技場を後に。
スコアだけ見ると意外な結果でしたが、今日にでも録画を見る事に致します。

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