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2011.01.04

●年ヲ数エ、月ヲ読ム

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目(その2)。

昨日は「松尾さん」へ初詣。
その後何と無く思い付き、久方振りに「月読神社」へ足を運んでみました。

因みに以下、「月読神社」の極々簡単な沿革。
創建は平安遷都より遥か以前の顕宗3年(487)。
その由緒は日本書紀にも記されている、京都でも有数の古社。
延喜6(906)には正一位勲一等.、「延喜式内社」に於いても名神大社に叙せられています。
亦、全国でも数少ない「月読尊」を主祭神とした神社で、その数は摂社末社を含めても80社余りしか存在しません。

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【写真上】月読社.鳥居二写。
松尾大社から南に数百mの所処に所在する月読神社。
住宅地と児童公園の挟間にひっそりと御鎮座おはせまする。

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【写真左】鳥居を潜り、祈祷殿越しに見る本殿。
【写真右】本殿近景。流造.檜皮葺.方三間、江戸期(詳細不明)の造営。
境内にはこの他、摂社.聖徳太子社と社務所がある位、蕭やかなものです。

で亦、何故久方振りに此方へ足を運んだのかと申しますと、まぁ単なる思い付きなのではありますが…。
若しかすると「天照大神」「素戔嗚尊」と三兄弟でありながら、三貴子で唯一不遇を託つ「月読神」と今の己の身を重ね合わせていたのかも知れません。

なんて、筋立てがキレイ過ぎますかね。
ちゃんちゃん。

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