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2011.01.09

●「帝京17-12早稲田」

えー、本日は正午過ぎより国立へ。
ラグビー大学選手権決勝「帝京-早稲田」を観戦して参りました。

戦前、個人的には「27-16」位で早稲田かな?。
と思っていたのですが結果は周知の通り、拙い予想は大幅に覆されました。
そんな訳で試合を振り返っての総括を。

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Teikyo_3

帝京サイドから見れば、見事な迄の「ゲームプラン完遂」。
言い換えると帝京が早稲田に勝つには「これしか無い」試合運び、立ち上がりの前半10分で作った試合の流れを最後迄「押し通し」きりました。
若しかすると首脳陣ですら、此処迄上手く「話が進む」とは考えていなかったでしょう。

【ブレイクダウンとスクラムの圧倒】
まぁ「圧巻」でした。
この部分では多少帝京が優位だろうとは見てましたが、これ程の差が出るとは。
あと、接点で帝京らしからぬ反則の少なさも大きな勝因、早稲田の「P→G」封じ込めに成功する結果になりました。

【終始一貫したFWによるボールポゼッション】
ボール支配率は7割近かったんじゃ無いでしょうか。
上記同様、自分たちの強みを「シンプル」に生かした訳ですが、結果それが「ミスの少ないゲームプラン」の選択となった上、予想以上にツボに嵌ったのでした。
実はビッグゲームでは最も重要なファクターでして。

【キックで無闇にボールの支配を放棄しないが、切るべきタッチは確りと切る】
相手は10番から15番迄「一発で取り切れる」BKを擁している早稲田。
敵陣であれ自陣であれ、スクランブルでボールを渡すと碌な事がありません。
亦、何度か織り込まれたハイパントも見事に意図されたもので、「無為無策」なキックは試合中殆ど見られませんでした。

【貰ったペナルティは、試合の状況下で最善な方向に結び付ける】
「エリア&時間を取るか」「得点(3点)を取るか」「得点(5点+2点)を狙いに行くか」の選択は今日に関して全く間違ってなかった様に思えます。
その辺に疑問符が付いた早稲田と「5点の差」になったのかも知れません。

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Waseda早稲田から見れば、結局殆ど自分達のラグビーをさせてもらえませんでした。
対抗戦は帝京が早稲田の戦い方に「お付き合いした」感でしたが、今日は早稲田が帝京の戦い方に「お付き合いさせられた」感。
残念ながら相手の土俵で戦って、圧倒出来る程の力差は無かったと云う事です。
因みに対抗戦観戦ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2010/11/post-6512.html

【ブレイクダウンの劣勢】
上記同。
多少の劣勢は兎も角、まさか此処迄圧倒されるとは。
只、この部分に関してだけなら試合の趨勢を決める「致命傷」では無かった筈でした。

【セットプレーの誤算】
前半の要所でラインアウトが尽く奪われ、スクラムでも圧力を受け後手を踏む。
今迄磐石のセットプレーを誇っていた早稲田からすれば、これだけで「流れに乗り切れない」理由として充分ですが、更に後半はスクラムの完全崩壊(TOが3回程続いたでしょうか)。
ボール支配率が低い試合の中、セットプレー(攻撃の起点)がこれでは決定力のあるBKを生かすも儘為りません。
結果、数少ないチャンスも個人技に頼る場面が目立ちました。
加えてペナルティからのクイックリスタートも帝京に対策を講じられており、対抗戦程の効果は見られません。
尤も「その機会」すら少なかったですが。

【スコアメイクの選択】
幾つかあったPGの機会を全て放棄、トライを狙いに行った選択にも若干の疑問が。
前半のそれは兎も角、後半は得点差と残り時間を考え「3点(orエリア)」を狙うべき所処は狙うのが定石です。
ビッグゲームで「この相手」が「この戦い方」をしてきた場合…。
当り前ですが「ワンチャンスで逆転出来る点差にいる事」一番嫌な筈でして。
況してや「リード」してしまえば、相手としも戦術の変更を余儀無くされる訳ですから。

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尚本日のMOMは…難しいですね。
スタンドから見ていて目に付いたのは②⑰④⑤⑥⑦、⑨⑩⑭。
うーん、矢張りヘンドリック.ツイでしょうか。

と、そんな訳で「東京メトロ」内での記事更新。
家に帰ったら、も一回録画を観てみます。

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