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2011.01.12

●嵯峨野「拾遺集」

昨日、デジカメの写真を整理していた際の事。
新年ミヤコ滞在中に撮った「箸にも棒にもかからない」、どーでもよさげな画像が幾つか残っておりました。
しかしこの儘捨ててしまうのも口惜しいもの。

そんな訳での「新春.嵯峨野」拾遺集で御座います。

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【写真上】「朽木と残雪」広沢池東岸にて。
ミヤコは大晦日から元旦にかけて、結構な降雪だったらしく。
そんな訳で年明け暫くの間、所々に「白化粧の跡」が見られました。

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【写真上】奥嵯峨にて。
「嵯峨野城」跡、嵐山城と並ぶ貴重な洛西城郭遺構。
戦国期細川氏により築城されるも天文年間に火災落城、現在では一部城郭と石組だけが残る。

…と云うのはウソ、石材屋さんの玄関に積まれている庭石です。
周辺は「清滝石」「宇多野石」「保津川石」と良石の産地も多く、亦遠く亀岡からは「九頭竜石」、丹波かは「新鞍馬石」も運ばれて来ます。
従い嵯峨野から宇多野に至る一帯は、庭園用の石材屋さんが多い訳でして。

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【写真左】後宇多天皇陵付近にて。
此処は美山でも丹波でもありません。
一応150万都市.京都「市内」で御座います。

なのに「熊」…。
看板一つとっても矢張り嵯峨は「洛外」、鄙びの場所なのだと実感するのでありました。

因みに私め、この周辺で「猪」「狸」は見た事ありますが、未だ「熊」は御座いません。

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【写真上】旧嵯峨御所.大覚寺。
大沢池西南岸より。
真面目な写真も「一葉」くらいはね、と思いつつ「葉」の無い朽木の写真でした。

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【写真左】「清滝道新丸太町」東南。
創業1969年「ヤマモト」。
学生時代から通っている喫茶店、帰京の折は必ず立ち寄ってます。
今年も元日からフツーに営業、三日続けて通ってしまいました。

と、こんな所処にて。

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