●「北野をどり」はじまりました
桜の開花より一足早く、ミヤコからは「春の訪れ」の知らせです。
上七軒では昨日から「花柳のをどり」が開幕致しました。
一昨年迄ミヤコ花街「春のをどり」は甲部が先鞭を着けるものでしたが、去年より開催時期が変更、上七軒からの始まりとなっております。
そんな訳で「天神さんの梅」は散り終えましたが「北野の華」は今真っ盛り。
「平野の桜」も間も無く花開く事でしょう。
被災地思い北野をどり
花街・上七軒の舞踊公演「北野をどり」(3月25日~4月7日)の前夜祭が24日、上京区の上七軒歌舞練場であり、招待客計約800人が、あでやかな芸舞妓(まいこ)の踊りに見入った=写真=。今回は、東日本巨大地震のチャリティー公演として行われ、会場で舞妓が募金箱を持ち、義援金への協力を呼びかけた。
今年は、江戸時代の歌舞伎役者・坂田藤十郎が芸の肥やしに偽りの恋を仕掛ける舞踊劇「元禄京紙衣(げんろくきょうやつし)」などの演目。
開幕に先立ち主催者の上七軒歌舞会は100万円を被災地に送った。公演の収益の一部も義援金にあてるという。毎日午後1時30分、午後4時に開演。茶券付き観覧料4500円。問い合わせは同歌舞会(075・461・0148)へ。
(文.写真共 読売新聞3/26より)