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2011.05.05

●「ほんわかぱっぱ~ほんわかぱっぱ~」

(問1) 「祇園会館」と云ってミヤコ人が思い出すモノは何でしょう。

40歳over遊び人の方々であればバブルの仇花「マハラジャ祇園」を懐しまれるかも知れませんし、白足袋衆の方々であれば「祇園をどり」と答えられるかも知れません。
銀幕好きの方々であれば少し捻った映画を上映する「キネマホール」と仰るでしょうし、利用された事の無い方々は「祇園バス亭前の建物」と答えられるかも知れません。

まぁ「年代其々」「人其々」色々なお答えがあるかとは思いますが、何故こんなハナシを切り出したのかと申しますと、同地にて一昨日より新しい演劇場がオープンしたからでして。

そう、「よしもと祇園花月」です。

私めの年代以上の人間は「ミヤコで吉本」と云うと、嘗て新京極東側にあった「京都花月」を思い出すのものですが、旧京都花月は閉館してから四半世紀。
その存在すらも不存知な市井民も多い上に、場所も変わっておりまする。
従い実質的には、「復活」と云うより「新規開場」と云った方が宜しいのでしょう。

尚余談ですが…。
(問2) 「吉本」と云ってミヤコ人が思い出す番組は何でしょう。

因みに私めは以下の通り。
「お笑い花月劇場(土曜13:00~)」「モーレツ!!しごき教室(土曜14:00~)」「あっちこっち丁稚(日曜12:00~)」「花の駐在さん(日曜13:45~)」。
うーん、歳がバレますね…。

20110503205759yoshimoto「よしもと祇園花月」オープン 
京に24年ぶり復活
お笑いの吉本興業(大阪市)の劇場「よしもと祇園花月」が3日、京都市東山区の祇園会館にオープンした。京のまちでは24年ぶりとなる「花月」復活で初日から500人以上の観客でにぎわった。
祇園花月は会館の映画館部分を同社が借り上げて運営する。この日は記念公演として「笑い飯」や「麒麟(きりん)」ら若手の実力派から、京都市出身の今いくよ・くるよさん、中田カウス・ボタンさんらベテラン漫才師まで9組の人気芸人が登場。満員の客席を沸かせた。
記念公演は5日までで、全席完売。その後、プレオープン期間として週末を中心に公演を行い、7月下旬から連日公演する予定。花月としての営業時間以外は映画館としての営業も続ける。
(文.写真共 京都新聞5/4
より)

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