●「曳初め」
ミヤコ烏丸周辺では「鉾建て」も粗方終了、本日より「曳初め」が始まりました。
今日試し曳きされた五基は「32」ある山鉾の中でも名うての大型鉾、総重量にして約8~12t御座います。
鉾車が「ギシリギシリ」軋みながら廻る様は中々圧巻なものでして。
と云う訳で明後日からは愈々宵々々山。
そこで恒例、今年の人出予想なぞを…。
14日(木)宵々々山() 15~18万人
15日(金)宵々山() 25~30万人
16日(土)宵山() 50~55万人
17日(日)巡行() 20~23万人
今年は三連休に絡む上、四日間通して「からっ」と晴れる予報。
そんな訳で多目に見積もってみました。巨大鉾“動いた”
5基が曳初め 祇園祭
祇園祭の山鉾建てが進む京都市の中心部で12日、鉾の「曳初(ひきぞ)め」があった。地元の小学生らが参加し、巨大な山鉾がギシギシと車輪をきしませて動く迫力を味わった。
曳初めは長刀鉾、函谷(かんこ)鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾の5基で行われ、「鉾の辻(つじ)」と呼ばれる四条室町に多くの観光客や市民が集まった。
鶏鉾には池坊短大の1年生約120人と洛央小の5年生約90人が綱を手に並んだ。合図で鉾が動きだすと、子どもたちに笑顔が広がった。洛央小の古川みかのさん(10)は「みんなで協力すると勢いがついて体が引っ張られるようだった」と声を弾ませた。
曳初めは13日には放下鉾、船鉾、岩戸山、北観音山、南観音山であり、14日は橋弁慶山で舁初(かきぞ)めがある。
(文.写真共 京都新聞7/12より)