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2011.07.06

●長刀鉾「吉符入り」

昨日は長刀鉾で吉符入り。
お稚児さん鉾町引き合わせの後、稚児舞「太平の舞」が奉納されました。
7月2日より各山鉾町で始まった「神事始め」もこれにても全て終了です。

気付けば宵山迄あと十日余り、ミヤコの初夏が過ぎ行くのは早いものです。

20110705224249naginata稚児堂々「太平の舞」 
祇園祭・長刀鉾吉符入り

祇園祭の長刀鉾は5日、神事始めにあたる「吉符(きっぷ)入り」を京都市下京区の町会所で営んだ。稚児の白井滉平君(11)が、山鉾巡行で舞う「太平の舞」を市民の前で披露した。
神前には長刀鉾保存会の役員、囃子(はやし)方らが集まり、祭りの無事を祈願した。白井君は禿(かむろ)の白井大督君(8)、野村龍司君(11)と役員の前で舞った後、四条通を見下ろす2階窓に並んだ。
白井君は、ふじ色の振り袖に浅黄色のかみしも姿。囃子の音を背に堂々と身を乗り出して舞い、新調した打楽器「鞨鼓(かっこ)」の音をポンと響かせた。
儀式を終えた白井君は「高い所で体が硬くなったけど、拍手をもらえてうれしかった」と笑顔をみせていた。
元の鞨鼓は1817(文化14)年の作で劣化していた。松竹梅を描いた胴に馬の皮を張り、金地に唐草と華文を施して鮮やかな色合いを取り戻した
(文.写真共 京都新聞7/6より)

因みに今年のお稚児さんは「プラチナ世代」。
長刀鉾では鉾頭のお色直しが行われました。
併せてお稚児さんの「蝶蜻蛉」「鞨鼓」も約200年振りに復元新調との事。
これが本当の「かっこ」イイ、なんてね。

20110704202339004長刀の鉾頭新調、プラチナ輝く 
30年ぶり
祇園祭の長刀鉾保存会(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は、鉾の頂上を飾る鉾頭(ほこがしら)の長刀を修復し、4日披露した。新たにプラチナの箔(はく)を施し、鋭さと輝きを取り戻した。
鉾の名称の由来になっている鉾頭は、平安時代の名工・三条小鍛冶宗近(こかじむねちか)の刀を使ったのが最初と伝わる。真剣では危険として1837年に竹製に変わり、昨年までは1981年に作ったスズ箔の長刀を立てていた。
損傷や色落ちが目立ったため、長刀鉾町内会の企業約30社の寄付で修復した。刃部分は長さ1・2メートル、幅は最大10センチ。輝きはスズ箔とほぼ変わらないが、はがれにくいという。
保存会の川那辺健治理事は「町内会の寄付でシンボルが修理されたのがうれしい。現代の町衆の心意気です」と話していた。鉾建てで長刀を取り付けるのは11日午後の予定。
また、稚児が頭に飾る「蝶(ちょう)とんぼ」と小さな鼓の「鞨鼓(かっこ)」を約200年ぶりに復元新調し、社参の儀の稚児衣装を新たに仕立てた。胴掛の飾り金具18点も修理した。5日の吉符入り以降、各行事で披露する。
(文.写真共 京都新聞7/5より)

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