●「祇園祭」終わりました
昨日は八坂さんにて「夏越祓」。
「吉符入り」より始まった祇園祭も、「茅ノ輪潜り」を以って無事に「結び」となりました。
「宵山の喧騒」や「祇園囃子」「売り唄」…。
僅か半月前の事ですが、随分前の事の様に思えるものです。
そんな訳で、ミヤコの七月は「@」云う間に過ぎて行くのでした。
祇園祭終幕 茅の輪くぐり
八坂神社で夏越祭
1カ月にわたる祇園祭を締めくくる「夏越祭(なごしさい)」が31日、京都市東山区の八坂神社境内の疫(えき)神社で営まれた。参拝者は祭りが無事終了したことを感謝し、茅(ち)の輪をくぐって無病息災を願った。
夏越祭は、八坂神社の祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中に蘇民将来にもてなしを受け、返礼にその子孫の疫病を退散する約束をしたという伝承にちなむ。
神事には山鉾巡行や神輿(みこし)渡御の関係者らが参列。森壽雄(ひさお)宮司は「東日本大震災の復興を祈念した今年の祇園祭を滞りなく奉仕でき、感謝申し上げる」とあいさつした。
参列者は鳥居に設けられた直径約2メートルの茅の輪をくぐり、カヤや「蘇民将来之子孫也」と書かれた護符を持ち帰った。
祇園祭山鉾連合会の吉田孝次郎理事長は「切れ目なくお祭りを続けられ、喜んでいる。今日から来年に向けて準備を始める」と気持ちを新たにしていた。
(文.写真共 京都新聞7/31より)